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zoom RSS 好きなもの目録 その200 デビルマン

<<   作成日時 : 2017/03/20 19:14   >>

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湯浅政明監督のアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』が
今年(2017年)に立て続けに公開されると聞き、精力的だなぁ。と思ってたんですが、
(企画や制作は何年も前からしていて、偶然重なっただけかもしれないけど)
デビルマンの新作アニメ(『DEVILMAN crybaby』)も湯浅監督が手掛けるとか……期待大!
(『ケモノヅメ』っぽくなるのかな? ちょっと不安)

私は小中学生の頃、
手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎、つのだじろう、
横山光輝、水木しげる、白土三平、松本零士の漫画単行本を少し集めていました。
(私の行動範囲内の本屋で買えるモノだけっす)
時代は、『週刊少年チャンピオン』の絶頂期から『週刊少年ジャンプ』の黄金期なんで、
当時でも古臭い(流行遅れの)ベテラン漫画家の漫画に興味を示す人は
私の周りでは少数だったっす。
(松本零士はアニメの影響で流行っていたかな)
その後、私も古い漫画から(当時の)新しい漫画に興味が移ったので、
手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎、水木しげるなどの漫画を買わ(読ま)なくなりました。
そのまま古い漫画を集めていたら、赤塚不二夫(と古谷三敏)、楳図かずお、ジョージ秋山、
そして永井豪(と石川賢)などを集めていたかも……。
(赤塚不二夫、古谷三敏、楳図かずお、石川賢の単行本は数冊持っていた)
大人(25歳以上くらい)になってから、楳図かずおの単行本を集めとけばよかったなぁ。と思ったり、
ジョージ秋山の漫画も、子供の頃はなんか嫌いだったんですが、今は面白いなぁ。と思ったり、
価値観が変わったっす。
(子供にはよく理解出来なかった内容が、大人になって理解出来るようになったのかも)

んで、子供の頃の私は純真?なのか、
漫画の中に女の人の裸が出てくるのが、なんか恥ずかしくて嫌でした。
(別に女の人の裸が嫌いとかではなく、実物ではなく漫画なのがなんか……)
石森章太郎などの大人向けの漫画は、単行本の表紙や内容に女の人の裸が出てくるけど、
(『009ノ1』とか)コレクションとして買うけど、
いやらしい(エロい)目では読んでいなかったっす。
(まだ純真だったんで、漫画を読んでエロいことを考えるのが不純に思えたのかも)
なんで、エロい永井豪の漫画にはあまり興味がなかったっす。
子供の頃はギャグ漫画が好きだったので、劇画調だったり雑な絵(作画)より
シンプルなデフォルメされた絵(作画)が好きだったこともあり、
『へんちんポコイダー』『へんき〜んタマイダー』とかには興味あったけど。

んでんで、私は小学校高学年の頃に、
『マカロニほうれん荘』『未来少年コナン』など、
今でも大好きな(影響を受けた)モノに出会ってるんですが、
同じ頃にトラウマを受けたのが『デビルマン』!
上記のとおり、子供の私はギャグ漫画が好きで、
劇画とかストーリー漫画とかスポーツ漫画とかに興味がなかったし、
『週刊少年チャンピオン』や『週刊少年ジャンプ』や『コロコロコミック』を読むけど、
『週刊少年マガジン』は読んでいなかったので、
講談社コミックスから出ている漫画は全然読んでませんでした。
(後で松本零士とかの単行本を買って読んだけど)
小学生の私には三人の漫画好きの親友がいて、
(例えると、ノッポとチビとデブ)その内の太った親友の家に遊びに行った時、
親友には兄がいたせいか、『週刊少年マガジン』とかちょっと大人向けの本があって、
漫画の『デビルマン』もあったんですよ。
私はアニメの『デビルマン』を知っていたかな?
とにかく、親友の家で『デビルマン』を初めて読んだ時の衝撃は、なんか凄い強烈だったかな……。
(悪夢に魘される感じで)読んではいけないモノを読んでしまった……みたいな。
悪魔や妖怪、オカルト的なモノに興味を持ち始めていた頃なんですが、
ホラー(恐怖)系の漫画や小説や映画などは、まだそんなに読んだり観たりしていなかったし、
怪物(悪魔)同士のバトル、ハルマゲドン的な物語も初めて読んだかな。
(特撮では『ウルトラマン』シリーズや『仮面ライダー』シリーズなどを観ていたけど)
妖鳥シレーヌの恐美しさ、ジンメンの甲羅の気持ち悪さ、
悪魔(デーモン)と合体した少女(ミーコ)の裸、
ヒロイン(牧村美樹)の残虐な最後、
両性のサタン(飛鳥了)と、
戦い敗れた(死んだ)主人公(デビルマン)の二人が横たわる美しい最後の場面などが
強烈に印象に残りトラウマなんで、
「好きなもの目録」のその200を記念して『デビルマン』を目録に。


標題:永井豪のデビルマン

分類:漫画>少年漫画>SF / ホラー

■題名:デビルマン

作者:永井 豪 (永井 豪とダイナミックプロ)

発表年:1972年〜1973年

製作国:日本

評価:S ★★★★★★

■内容・雑記:

「悪魔復活編 (誕生編)」
不動明は突然、親友の飛鳥了から、
死んだ飛鳥の父が残した恐怖の遺産を一緒に受けてもらいたいと連れ出される。
飛鳥の話によると、人間以前に地球を支配していた
氷に閉じ込められたデーモン(悪魔)が甦ろうとしているという。
デーモンに対抗するため、二人(不動明と飛鳥了)は自らデーモンと合体することを決意する。
デーモンはあらゆる動植物と合体する能力を持つが、
人間とだけは普通の状態では合体できないという。
サバトにより理性を捨てデーモンとの合体を試みるが失敗し、
デーモンに食い殺される恐怖で理性のタガが外れ本能だけになった明は
デーモンの勇者アモンと合体しデビルマンになる。

「妖鳥死麗濡編 (激闘編)」
不動明のデビルマンを倒すべく、妖鳥シレーヌが舞い降りる。
シレーヌの部下・アグウェルとゲルマーを倒し気を抜いた瞬間を襲われ、
シレーヌの鉄のツメに掴まれた明はデビルマンに変身できない。
飛鳥の狙撃により鉄のツメから解放された明はデビルマンに変身し、
シレーヌを半殺しにするが、シレーヌはカイムと合体し最後の力を振り絞って襲ってきた。

「魔獣人面編 (激闘編・夢幻編・暗黒編)」
魔将軍ザンが蜘蛛を操り学校の生徒達をコントロールし、
明や美樹に襲い掛かる。
明が前に住んでいた家の隣の娘・サッちゃんがジンメンに食われ甲羅の瘤になる。
タレちゃんの親友・ススムくんの話や、デビルマンになってしまったミーコの話。
悪魔王ゼノンが人類に宣戦布告し、
明は世界中のデビルマンを集めデビルマン軍団を組織する。

大国(ソ連)の要人がデーモンにすり替わり、
核戦争寸前までいくが奇怪な光の球が出現し回避。
「(黙示録編)」
人間の中に紛れ込んでいる悪魔を一掃するため悪魔特別捜査隊が創設され悪魔(人間)狩りへ。
自分が人間になったサタンだと自覚した飛鳥は明を裏切り、
明がデビルマンであることを世間に公表し牧村一家と一緒にいられないようにする。
牧村夫妻は悪魔特捜隊の悪魔狩りで拷問死、
美樹とタレちゃんは暴徒と化した人々に……。

二十年の時が流れ、
デビルマン軍団対デーモン軍団の最終戦争(ハルマゲドン)が――。
(『強殖装甲ガイバー』『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』『ベルセルク』なども、
迫力あるイラスト(絵)数枚とナレーションで物語を端折り、
二十年の時が流れ云々……最後。でいいんじゃないかと思う)

※愛蔵版では加筆され、夢幻編に『新デビルマン』の話が挿入されている。


<登場人物>
不動 明:
デビルマン。
強い意志と善良で純真な心を持ち、正義を愛する若者なので、
デーモンと合体しても人間の心を持ち続けることができる少年。
両親が海外にいるため、知り合いの牧村家にやっかいになっている。

飛鳥 了:
不動明の親友。
明と一緒にデーモンと合体しようとしたができなかった。
その正体は大魔神サタン。両性生物。
不動明を愛していたのでデビルマンにしたのが裏目に出る。

牧村 美樹:
不動明が居候している家の女子中高生?の少女。
ショートボブにカチューシャ?って髪型。
勝気な性格で、平手打ちが得意で平手美樹(平手造酒からか?)といわれる。
エル・ボンデージっていうSMエロ漫画家になる。うそ

タレちゃん:
美樹の弟。恐がりでオシッコを漏らす(ションベンたれ)。

プロレス野球部:
明の子分の不良達。
木刀政、カミソリ鉄、ドス六、メリケン錠、チェーン万次郎。

ミーコ:
女子中高生?の少女。ネンネのくせに万引きのウデは天下一品。
デーモンと合体してデビルマンになったミーコは捕らえられ、
北海道生物科学研究所に送られ人体実験される。
カプセル内に全裸で手足を固定され、刺激により体液を噴射する場面は
子供の私の記憶に強烈に印象づけられたんすが、
『ネオデビルマン』で江川達也がミーコのエピソードを描いていて、
『BE FREE!』から大好きだった(今は微妙な)江川達也も
私と同じ場面が印象に残ってたんだぁ。と
なんか嬉しかったような……。

妖鳥シレーヌ:
「サモトラケのニケ」の翼みたいなのが顔から生えている美女デーモン。
(※サモトラケのニケはアモンの恋人)
鉄のツメから流れる電流により不動明がデビルマンになるのを封じる。
腕の鉄のツメをロケットパンチのように飛ばし触覚でコントロールしている。
瀕死状態になりシレーヌを慕うカイムと合体する。
(『釣りバカ日誌』的な合体ではない)

ジンメン:
ガメラみたいな亀型のデーモン。スッポンみたいに首が伸びる。
甲羅に20くらい瘤があり、食われた人間の顔になる。

サイコジェニー:
巨顔の女性デーモン?
精神攻撃により並外れた強い肉体を持つデビルマンも赤子同然。ホホホ
被るとデーモン族の歴史が体験できる悪魔の像も実はサイコジェニーの仕業。


最初は、デビルマン対デーモンの戦いだったのが、
デビルマン対デーモンに操られる人間、デビルマン対人間、人間対人間、
そしてデビルマン軍団対デーモン軍団と重層的に拡大していく。

人間同士が疑心暗鬼になり悪魔(人間)狩りを始めるのが、
現在の世界情勢を連想させる。
ひょっとして、某国の大統領もデーモンにすり替わっているのかも……。

『デビルマン』の影響力は凄くて、
後の『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』『ベルセルク』などや、
ゲームの『女神転生』とか、
神と悪魔、合体、ハルマゲドンなどを取り入れたストーリーや、
残酷な描写や主人公が最終的に負けるバッドエンドなど、
大勢の漫画家(漫画・アニメ作品、クリエーター)に直接・間接を問わず
なんらかの影響を与えたと思う。
今現在に『デビルマン』みたいな漫画を描くと、
『ベルセルク』みたいに長編になって終わらず、
連載を読んでも、戦いの場面ばかりで
今回は台詞がほとんど無いって感じになると思うけど、
『デビルマン』は意外と、
不動明と飛鳥了の対話とか説明台詞が多いので読むところが多い。(密度が濃い)

『デビルマン』の不動明と飛鳥了の関係が、
『日出処の天子』の蘇我毛人と厩戸王子、
『ベルセルク』のガッツとグリフィス、
『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジと渚カヲル
などと似ている。


■題名:魔王ダンテ

作者:永井 豪

発表年:1971年

製作国:日本

評価:S ★★★★★◎

■内容・雑記:
『デビルマン』のプロトタイプ。

怪物(悪魔)の悪夢に悩まされる宇津木涼は、
ヒマラヤの氷の中に閉じ込められた魔王ダンテに呼び寄せられ、
ダンテを解放するが、エサとして食われてしまう。
しかし涼は逆にダンテの意志を乗っ取り、自分が魔王の姿になってしまう。
悪魔崇拝者(サタニスト)の黒ミサにより甦った魔王ダンテは、
自分の家に帰ろうと都市(ビル街)に降り立つが
自分の醜い姿に絶望し軍の攻撃により殺されることを望む。
しかし、それが叶わぬと逆ギレし人間を一人残らず消してやると大暴れ!
その前に立ちはだかるのが神に魂を売った裏切り者の魔獣ゼノン。
ダンテに倒されたゼノンは絶命寸前に
「ソドムとゴモラの最後の日……。アダムとイブに気をつけろ」
と謎の言葉を残し、悪魔軍団を作り神(全人類)に対抗することをダンテに託す。

<登場人物>
宇津木 涼:
結城高等学校の山岳部。沙織という妹がいる。

魔王ダンテ:
神のエネルギーを逆に吸い取り、
憎しみと戦う意志を持った人間と二匹の恐竜と
あらゆる兵器を積んだ戦闘機が合わさってできた怪物。
二千年前、神に敗れヒマラヤの氷の中に閉じ込められた時に、
体はイスカリオテのユダに預け、精神は二千年後に飛ばし宇津木涼に宿る。

魔女メドッサ:
魔王ダンテの忠実な部下。
長髪が蛇(ゴルゴーンのメドゥーサ)のようになる。
紀元前百万年のソドムでは魔王変身前のダンテの恋人?

神:
宇宙からの侵略者。精神エネルギーだけで体がない。
人間の肉体に宿る魂(エクトプラズム)が神。


『デビルマン』の謎の奇怪な光の球は、
『魔王ダンテ』の神(意志と心を持ったエネルギーの怪物)なのかな?


■題名:ススムちゃん大ショック

作者:永井 豪

発表年:1971年

製作国:日本

評価:S ★★★★★△

■内容・雑記:
大人に子供たちが殺される……。
オス熊が子連れのメス熊を発情させるため小熊を殺すことってあるし、
悲しいことに人間でも、義親や親の愛人に殺される連れ子っているんですが、
何の理由も予兆もなく、突然、親達(大人)が子供を殺し始め、
それが何の社会的問題にもならない不条理を描く。
親の子供への無償の愛とは何なのか考えさせる。

『デビルマン』に、タレちゃんの親友としてススムくんが登場する
「ススムちゃん大ショック」と同じようなエピソードがある。
『デビルマン』のススムくんとは髪型などがちょっと違う。



中学生頃の私は『週刊ヤングジャンプ』を読み始めていて、
『花平バズーカ』がなんか好きで印象に残ってるんすが、
永井豪の漫画には、それ以上興味を持たなかったっす。
永井豪の漫画は1980年代には時代遅れになっていて、
『週刊少年宝島』が創刊されて永井豪の漫画が顔(表紙や巻頭)になってたんすが、
やっぱ週刊少年漫画雑誌として失敗して……。
私は永井豪の漫画は、
石森章太郎の影響が残る1970年代前半頃までの作品が好きだけど、
1980年代以降の作品は画力も落ち、粗製濫造っぽく感じるので
あまり評価してないです。


分類:アニメ>OVA

■題名:デビルマン OVA
誕生編
妖鳥死麗濡編

監督:飯田 つとむ

キャラクターデザイン:小松原 一男

作画監督:
安藤 正浩
小松原 一男 (※「妖鳥死麗濡編」のみ)

色指定:保田 道世 (※「誕生編」のみ)

音楽:川井 憲次

声優:
速水 奨
水島 裕
澄川 真琴 (高野槇 じゅん)


発表年:
1987年
1990年

製作国:日本

評価:C ★★☆
(アニメの評価は辛めに付けているので、
C だからといって評価が低いわけではありません)

■内容・雑記:
テレビアニメ版とは違い永井豪の漫画(愛蔵版?)準拠のストーリー。
作画は素晴らしく、演出も丁寧……だけど、
なんか漫画版『デビルマン』っぽくないような。
漫画から漂う緊張感、絶望感、荒々しい暴力的な迫力、
狂気などが感じられないかな。
デーモンの作画とアクションは見所。
デビルマンとデーモンの戦闘以外の話の進みがゆっくりに感じる。
不動明のキャラデザや性格が丸っぽいというか柔和で、
デビルマンになってしまった明の性格が以前と比べて激変してない。
髑髏を踏んで驚いたり、美樹に後ろから押されてビクッとしたり、
ちょっと情けない。
漫画とOVAでは、
明の父母は登場しないのが、父母が氷の中に閉じ込められたデーモンを発見し、
ジンメンに食われるのが、サッちゃんから明の母に変更されてる。
明を鉄のツメで捕らえたシレーヌ、それを飛鳥了が狙撃して助ける場面が、
山中だったのが街中(ビルの鉄骨の上)に変更されてる。
美樹の髪型はカチューシャしてるのかと思ったらヘアバンド(布)だった。

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