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PSYGRESSIVE ANIMANG
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サイグレッシヴ・アニマン

このように、時の流れはあらゆるものの運命を変える。
かつて尊ばれていたものが何の名誉も受けなくなり、
別のものがこれのあとをつぎ、軽蔑の中から抜け出して、
日増しに人々に争い求められ、
やがて見いだされれば誉め讃えられて栄え、花と咲き、
人々の間に驚くほどの名誉を獲得する。

ルクレティウス
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好きなもの目録 その292 梅津泰臣のキャラクターデザイン

2019/01/15 21:53
去年は、私の住んでいる地域には
あまり雪が積もらなかったので雪かきも数えるくらいですんだんですが、
今年は例年並みというかけっこう雪が積もるんで雪かきが面倒っす。
特に朝方に雪が積もると大変っす。
雪国に住んでいる身としては
都会などから雪かきのツアーやボランティアに来る人は
よくやるな……と思うっす、腕や腰が痛くなるし……。
去年から今年も続いているんすが
家電製品やパソコン周辺機器が壊れたり不調によくなるっす。
電磁波攻撃を受けているのかも……うそ。

私はアニメーター(キャラクターデザインや作画監督)の中では
昔から梅津泰臣が大好きなんで目録に。

何度も書いているんすが、若い頃(十代)の私は漫画至上主義で
宮崎駿作品以外のアニメ(特にテレビアニメ)を評価していなかったので
アニメのスタッフの名前とかあまり知らなかったっす。
(監督で名前を知っていたのは
宮崎駿、高畑勲、富野由悠季、出崎統、押井守、くらいかな。
キャラクターデザインや作画監督で名前を知っていたのは
安彦良和、湖川友謙、杉野昭夫、美樹本晴彦、くらいで、
あと当時のオタク仲間がいのまたむつみ好きだったので知っているくらい)
漫画好き(オタク)な仲間とつるんでいたんすが、
私以外の人間は漫画と同時にアニメも好き……っていうか、
アニメの方が好きな人間の方が多くて、その影響もあってか
漫画やアニメに興味の無い同年代の普通の人間に比べれば
私はアニメのことを知っていたとは思うっす。
それで、当時のオタク仲間の集まりではよくアニメの鑑賞会というか
アニメ映画やOVAをレンタルビデオで借りてきてダビングをしてたっす。
私の所持しているビデオデッキを友人宅に持って行ってダビングしたりするので、
アニメ好きの仲間が借りてきたビデオをダビングするついでに私もダビングして貰ってたっす。
なもんで、1980年代当時の有名なOVAはけっこう観てたっす。
(ダビングしなかったけど、『DAICON IV OPENING ANIMATION』とかも観てた)
んで、『超時空要塞マクロス』のスタッフが作ったOVAの名作
『メガゾーン23』も当然観てて良かったので、
続編の『メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い』も観たっす。
当時の私は『メガゾーン23』を観てもキャラクターデザインの
美樹本晴彦と平野俊弘の違いもよくわからなかったんすが、
『メガゾーン23 PART II』の美樹本晴彦と梅津泰臣の違いはさすがにわかったっす。
『メガゾーン23』とあまりにも違う『PART II』のキャラデザは
アニメ好きの仲間にはあまり評判がよくなかったかな。
私は平野俊弘のキャラデザも好きだったんすが、
それ以上にリアルで劇画調な梅津泰臣のキャラデザに魅了されて、
あまりアニメーターの名前などを注目しないのに
『メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い』を観て
私の頭の中に梅津泰臣の名前がインプットされたっす。
(それまでに『幻魔大戦』や『機動戦士Ζガンダム』を観てたけど
梅津泰臣を意識することはなかった)
20年以上前、初めてDVDプレーヤーを手に入れて
最初に購入したソフトが『A KITE VOL.1』と『黄星(※恥ずかしいんで匿名)』の二本だったくらい
梅津泰臣が好き。

梅津泰臣の代表作は
『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』
だと思うんすが……すんません、うそっす。
代表作は『A KITE』『KITE LIBERATOR』や『MEZZO FORTE』
だと思うんすが……ちょっとエロいんで後にして、
キャラクターデザインをしたマイナーなOVAのメモ。


標題:梅津泰臣のキャラクターデザイン

分類:アニメ>OVA

■題名:ロボットカーニバル
プレゼンス

監督・脚本・キャラクターデザイン:梅津 泰臣

美術:山川 晃

音楽:久石 譲

声優:森次 晃嗣

発表年:1987年

製作国:日本

評価:B ★★★☆
(「プレゼンス」のみ)

■内容・雑記:
主人公は妻と娘のいる幸せそうな家庭を持つサラリーマン。
唯一の不満は妻がキャリアウーマンで女性的な魅力に欠けること。
なもんで隠れ家で密かに美少女ロボットを工作。
そしたら美少女ロボットが自我を持って自分に迫ってきたんで
怖くなって破壊。
孫娘を持つ老人になった主人公は昔の思い出――
美少女ロボットのことを回想。
すると美少女ロボットの幻影が現われ主人公を天国に誘うのであった。
みたいな感じかな。

作画は当時の最高レベルで、手の動きや服の皺など
この難しいキャラクターデザインを動かすのか……って驚嘆する。
美術も壁紙や絨毯に細かい模様が描かれていて
普通のアニメでは観られない精緻なモノ。
ストーリーは意味があるようでないようなおまけって感じ。
主人公の声をモロボシ・ダンがやってる。

人間に混じってロボットが普通にいる世界みたいなんすが、
ロボットのおっさんが子供たちに悪戯されても周りは騒がないし、
ゴミ置き場に廃棄されたロボットがあったりと
ロボットに対する扱いがぞんざい。
ロボットの首が取れたりするんで、
主人公が則巻千兵衛で少女を則巻アラレと考えると
『Dr.スランプ』の影響がある……わけないか。
主人公は『ファイブスター物語』のファティマ・マイスターや
谷崎潤一郎の『青塚氏の話』に憧れていたのかも。うそ
『現代の音楽』の「21世紀の様相 ▽作曲家・久石譲を迎えて」を聴いたんすが、
『ロボットカーニバル』の話を期待していたんすが……うそっす、
(ミニマル・ミュージックなどの現代音楽を放送する番組なんで)
当然何も語ってません。


■題名:LILY-C.A.T.

監督:鳥海 永行

キャラクターデザイン:梅津 泰臣

デザイン:
森木 靖泰
天野 喜孝

脚本:星山 博之

声優:
沖田 浩之
勝生 真沙子
阪 脩
榊原 良子
田中 秀幸
千葉 繁
大竹 宏
大塚 周夫
玄田 哲章
山田 栄子


発表年:1987年

製作国:日本

評価:C ★★○

■内容・雑記:
惑星探査のためコールドスリープについた宇宙船の乗員達が目覚めると、
何者かによって勝手に漂流物が収集されていた。
その漂流物は未知の人喰いバクテリアで既に船内は汚染されていた。
乗員達の中に身分詐称の人物が二人紛れ込んでいるという情報に疑心暗鬼になる中、
次々に乗員達は発病もしくはバクテリアに襲われる!

ネタバレっすが、
社長令嬢ナンシーの飼い猫リリィとそっくりのドラえもん……じゃなくて
恐ろしく精巧なネコ型ロボットが別にいて宇宙船をコントロールしてるんすが、
ミスリードされているんで途中までわからないっす。
話はほとんど『エイリアン』や『遊星からの物体X』っす。
ネコ型ロボット登録番号23703 LILY-C.A.T.は、
『エイリアン』のアッシュ(アンドロイド)や
『2001年宇宙の旅』のHAL 9000(人工知能)みたいな役割。
最後にジローとナンシーの二人がスペースシャトルで脱出するんすが、
向かった惑星に無事着陸できるかわからないし、
(『インターステラー』の水の惑星や氷の惑星みたいのだったら最悪だし)
二人もいつバクテリアが発症するかわからない状態だしで
あまり希望のない終わり。

ジローの声が下手だなと思ったら沖田浩之で、
アーノルド・シュワルツェネッガーみたいなキャラがいるなと思ったら声が玄田哲章。
服の着替えや銃器などの小物の演出や作画が丁寧。
梅津泰臣のキャラデザを完全には再現されていないけど、
当時としては良くできたアニメだと思う。


■題名:夢枕獏 とわいらいと劇場
夢蜉蝣

キャラクターデザイン・作画監督:梅津 泰臣

声優:
山寺 宏一
鶴 ひろみ


発表年:1991年

製作国:日本

評価:D ★☆
(「夢蜉蝣」のみ)

■内容・雑記:
文緒をストーカーする永室の行動とか、
ちょっとだけ山岸凉子の「ハーピー」を連想したっす。

「四畳半漂流記」は、
橋本晋治のキャラデザがキモくて、
なんか『笑ゥせぇるすまん』みたいな雰囲気。
ルシフェルのキャラデザと動きがディズニーアニメのヴィラン(悪役)みたい。

「深山幻想譚」は『ゆるキャン△』

「骨董屋」は、
キャラデザが地味だけど監督・脚本など大平晋也なんで出来が良い。
クズの芸術家崩れが昔の女との修羅場を再び体験。
骨董屋の店名が縁奇堂なんすが
『ギルガメシュ叙事詩』のエンキドゥとの関係は不明。


■題名:KI・ME・RA

監督:横田 和

キャラクターデザイン・作画監督:梅津 泰臣

音楽:鷺巣 詩郎

発表年:1996年

製作国:日本

評価:C ★★△

■内容・雑記:
種の存続が危機的な宇宙人ヴァンパイアのマザー(キメラ)が地球で繁殖しようと大奮闘! うそ
『スペースバンパイア』みたいな感じかも。
キメラは両性なんすが外見が美少年なんでホモアニメっぽい。
「夢蜉蝣」もそうなんすが、美少女とかに精気や血を吸われるのが定番だな。
作画は梅津泰臣を堪能できて良いんすが、話はあまり面白くない。
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好きなもの目録 その291 WITH ANGELS AND ARCHANGELS

2018/12/23 15:43
ここ数年、11月終わりから12月初めくらいの寒くなり始め頃に調子が悪くなる……。
今年中に「好きなもの目録」をその300までやりたかったんすが無理なんで
来年に持ち越しっす。

フランスのパリのデモの状況とかで、
ちょっと不謹慎に思われるかもしれないけど
アトールの「パリは燃えているか?(零落したパリ)」
を連想したんで「好きなもの目録」にアトールを記そうとCDを聴いていて、
聴き終わってラジオに代えたら
『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』
にスターレス嶋(高嶋政宏)がゲストでユーミンと変態話をしてました。
プログレ好きの二大有名人が夢の対談って感じなのか?
ユーミンの金沢にプログレ割烹がある話とか、
スターレス嶋のキング・クリムゾンの今回の来日公演には4回しか行けなかった話など。
最後に高嶋兄のリクエストで「スターレス」が流れる。(当然、曲の途中でフェードアウトしたけど)

NHK-FMでバイロイト音楽祭やN響「第9」演奏会が放送されると年末って感じなんすが、
クリスマスが近いんで
荘厳なシンフォニック・ロックを目録に。


標題:TRINITY CHURCH IN THE CITY OF NEW YORK WITH ANGELS AND ARCHANGELS

分類:音楽>洋楽>クリスチャンミュージック>ロック>シンフォ

■題名:WITH ANGELS AND ARCHANGELS

名前:TRINITY CHURCH IN THE CITY OF NEW YORK

発表年:1974年?

製作国:アメリカ

評価:B ★★★△〜C ★★☆くらい

■曲目:
01. PROCESSION
02. MISSA ARCHANGELUS
03. THE CREATION
04. INTROIT FOR A FEAST DAY
05. THE PEOPLE'S MUSIC
06. THREE HYMNTUNES

■雑記:
ニューヨークのトリニティ教会で行われたロックなミサ曲?
壮大なパイプオルガンの響きと合唱が神への感謝を呼び起こし心を浄化するかも。
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好きなもの目録 その290 E.T.

2018/11/20 22:20
このブログのアーカイブというか、
十年経って書きたいことも気力もないんで
削除した昔の記事の再録っす。
(年数経って昔の記事を読み返してみると、
自分で書いたのにギャグの意味がわからない……)

スティーヴン・スピルバーグは凄い監督だと思うんすが、
私は1980年代くらいまでの作品が好きで、
1990年代以降の作品をあまり観ていないのでよく知らないっす。
(『激突!』『ジョーズ』『未知との遭遇』『1941』
『プライベート・ライアン』などが好きかな)
誰にでも受け容れられる良く出来た
レベルの高い映画を当たり外れが少なくたくさん撮るな。とは思うんすが、
私はビザール度が強い映画が好きなんで、
スタンリー・キューブリックやテリー・ギリアムやティム・バートンの方が
監督としては好み。


標題:スティーヴン・スピルバーグのE.T.

分類:映画>洋画>SF

■題名:
E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL
E.T.

監督:
STEVEN SPIELBERG
スティーヴン・スピルバーグ

音楽:
JOHN WILLIAMS
ジョン・ウィリアムズ

発表年:1982年

製作国:アメリカ

評価:A ★未確定

■内容・雑記:
このブログの2012/11頃の記事の再録(抜粋、一部修正)を――
実のあることを何も書いてないので、
時間に余裕がある人だけ読んでください。

映画がけっこう好きなわりには、
『E.T.』を初めて観る。
日本公開時、家族で『E.T.』を観に行こうって誘われたんすが、
もう子供じゃないっ! みたいな中二病で行かなかったっす。
その後テレビ放送なんかで観れる機会が何度もあったんすが、
なんか観る気がしなくて、
(どーしても観たい! ってな感じもなく、子供向けだとバカにしていたのかも)
あと、そこらじゅうで『E.T.』の名場面やパロディをやってるので、
本編観なくてもなんとなくストーリーがわかってるってのも
無理して観なくていいかぁ。ってな心境に。

まぁ大ヒット作で名作の誉れが高いんで、
面白かったっすが、やっぱ映画って
その映画を観る年齢(年代)も大事だなぁ。と
小学生くらいに観たら大感動で最高の映画だと思っただろうけど。
年取って観ると、良い映画だけど……。ってのが率直な感想かな。

あとスピルバーグ嫌いじゃないんすが、
スピルバーグの映画って、観終わったあとに何も残らないっていうか
スピルバーグの映画がトラウマになるとか、凄い影響を受けるとか
(初期の作品、『激突!』『ジョーズ』『未知との遭遇』などは抜かす)
あまりないような……。
演出とか映像とか上手いんで、観て損が無い作品ばかりなんですが
いまいち突き抜けないっていうか、
私がカルトな映画が好きなせいもあるとは思いますが。

んで『E.T.』は――
最初けっこうホラー映画っぽいっす。
E.T.の容姿が不気味なわりに、
人間に危害を加えないのでハートウォーミング映画になってるっすが、
これ普通は子供達が次々に惨殺される展開だろ。

なんかE.T.は地球に立ちション(お花摘み)しに寄ったんすが、
立ちションを咎めに警官が大勢来たんで
E.T.の仲間が、足止めの囮としてE.T.を置き去りにして逃げちゃった。
(E.T.は自転車とか触媒がないと空飛べないのか?
空飛んでUFOに帰還しろよ)
「ホーム、お家に帰りたいよぉ……」とホームレスになったE.T.は、
ボロボロになりながら、一軒の家(ホーム)にたどり着く。
そこの家のガキンチョ(子供)を魅力的な肢体で誑かし、
お風呂でくつろぐE.T.だったが、開放感から持ち歌の「雨に唄えば」を歌ったせいで
E.T.が地球外生命体だとバレてしまうのだが……。
みたいな映画(うそっす、それは『時計じかけのオレンジ』っす)。
※バスタブのシーンやハロウィンのシーンは追加映像みたいっす。

『E.T.』を観て意外なキャラの正体が判明したっす。
オバケのQ太郎って、中身が謎っていうか不明なんですが
中身は実はE.T.だとわかりました。犬が苦手だし。うそ

E.T.の生態がよくわからない、っていうか能力が歪かなぁ。
人間より知能が高いみたいなのに、行動は幼児並。
超能力があるようで運動能力が劣る。
一度死ぬ(冬眠?)のに復活するし。
人間と違って命が二つあるのか? ゾフィーに貰ったとか。
(死からの復活とかキリストっぽい)
最後のE.T.が、ダンシングフラワーをお土産に
「おらといっしょにぱらいそさいくだ!!」
とUFOで帰っていく場面は名シーンだよなぁ……。うそ

E.T.無事に帰れたからよかったけど、帰れなかったら
『第9地区』みたいになってたかも。
E.T.の乗ってたUFOはやっぱ侵略のための先遣隊(調査隊)で、
何年後かには地球が征服されてるんだろうなぁ。

『河童のクゥと夏休み』的に『地球外生命体のE.T.とハロウィン』
てなタイトルで原恵一がアニメ化しないかな。

E.T.の故郷はメキシコ
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好きなもの目録 その289 ソウル・ボサ・ノヴァ

2018/11/16 17:20
「好きなもの目録」は、
私が大好きなモノを上から順番にメモするってのより、
テレビやラジオやネットなんかで目や耳にした気になるモノをメモする備忘録
(大好きなモノのことを書くのは時間がかかり面倒くさいけど、
気になるモノを忘れないようにメモするのは楽)
って感じになっちゃってるんすが、
ラジオからクインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサ・ノヴァ」が流れてきて、
昔から色々なところで知らず知らずに耳にする定番の名曲を
あらためて凄い良い曲だなと思ったので目録に。


標題:クインシー・ジョーンズのソウル・ボサ・ノヴァ

分類:音楽>ジャズ>サンバ>ボサノヴァ

■題名:
BIG BAND BOSSA NOVA
ソウル・ボサ・ノヴァ

名前:
QUINCY JONES AND HIS ORCHESTRA
クインシー・ジョーンズ

発表年:1962年

製作国:アメリカ

評価:A ★★★★★以上

■曲目:
01. SOUL BOSSA NOVA
_____ソウル・ボサ・ノヴァ
02. BOOGIE BOSSA NOVA (BOOGIE STOP SHUFFLE)
_____ブギー・ボサ・ノヴァ (ブギー・ストップ・シャッフル)
03. DESAFINADO (SLIGHTLY OUT OF TUNE)
_____デサフィナード
04. MANHA DE CARNAVAL (MORNING OF THE CARNIVAL)
_____カーニヴァルの朝
05. SE E TARDE ME PARDOA (FORGIVE ME IF I'M LATE)
_____フォーギヴ・ミー・イフ・アイム・レイト
06. ON THE STREET WHERE YOU LIVE
_____オン・ザ・ストリート・ホエア・ユー・リヴ
07. SAMBA DE UNA NOTA SO (ONE NOTE SAMBA)
_____ワン・ノート・サンバ
08. LALO BOSSA NOVA
_____ラロ・ボサ・ノヴァ
09. SERENATA
_____セレナータ
10. CHEGA DE SAUDADE (NO MORE BLUES)
_____ノー・モア・ブルース

■雑記:
「ソウル・ボサ・ノヴァ」は、クイーカの音色が耳に付く。


分類:音楽>サントラ>ドラマ

■題名:
IRONSIDE
アイアンサイド (鬼警部アイアンサイドのテーマ)

名前:
QUINCY JONES
クインシー・ジョーンズ

録音年:1967年?

製作国:アメリカ

評価:A ★★★★★以上



クインシー・ジョーンズというと私は
マイケル・ジャクソンの『スリラー』などのプロデューサーってイメージが強いんですが、
性に興味を持ち始めた子供の頃、
『テレビ三面記事 ウィークエンダー』をエロい再現フィルム目当てに観てた時に
とてもインパクトのある効果音(BGM)として使われていたのが「アイアンサイド」。
「ソウル・ボサ・ノヴァ」もテレビやラジオなどでBGMに使われて耳にしていたけど
クインシー・ジョーンズの曲だって知ったのは、そーとー後だったかな。



若い(子供の)頃は、音楽(曲)ってのは歌の入ったポップなモノって認識だったので
クラシックやBGMには興味を示さなかったんですが、
プログレッシブ・ロックを聴くようになったくらいから、
(プログレのアーティストが関わっていたり、プログレと曲調が似ていたりするんで)
映画やドラマやアニメやゲームのサウンドトラック、ライブラリー・ミュージック、
アンビエント・ミュージック、ニューエイジ・ミュージック、ヒーリング・ミュージック、
クラシックや実験音楽や電子音楽や民族音楽などなどの歌の入ってない長い曲を聴くようになったっす。

――んで、
『アフター6ジャンクション』で俗流アンビエントミュージック特集をしていたので聴いたっす。
番組内で紹介された曲は、
「ビヨンド・ザ・カルチャー」コーナー最初の
「ストレスを無くし、あなたの心に栄養を与えましょう……」っていう『ほんとにあった!呪いのビデオ』の曲っぽいの(不明)。
以下、正統派アンビエントミュージック
『アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ - ブライアン・イーノ』の「1/1」
『サラウンド - 吉村 弘』の「サムシング・ブルー」
『FLORAL SHOPPE (フローラルの専門店) - MACINTOSH PLUS』の「リサフランク420/現代のコンピュー」
以下、俗流アンビエントミュージック
『MUSIC FOR SUPERMARKET - BEST MUSIC』の「サマークリアランスセール」
『瞑想 MEISOU - 宮下 富実夫』の「水織音 MIORINE: THE SOUND OF WATER WEAVING」
『ソフロロジー式分娩 - 松永 昭』の「イメージトレーニングのためのBGM」
『PSYCHIC ENTERTAINMENT SOUND - MR. MARIC WORLD』の「IMAGINATION -発光夢想-」
『アンビエント・リラクゼーション - ダイソー (作者不詳)』(の『VOL.1 ナチュラル・ハーモニクス』『VOL.2 ネイチャー・シンフォニー』のどの曲か不明)
以下、話題のみ
『アルファ波分析によるストレス解消の音楽 - 知的生活のために - VARIOUS ARTISTS』
『スタジオジブリのオルゴール(不明)』の「ルージュの伝言(『魔女の宅急便』)」など。

俗流っていうんで、
誰も知らないゴミみたいなアレなアンビエント・ミュージックを紹介するのかと思ったんすが、
ブライアン・イーノは当然として、吉村弘や宮下富実夫は有名なんで知ってたっす。
勘違いか思い違いだと思うけど、
『MUSIC FOR SUPERMARKET』『PSYCHIC ENTERTAINMENT SOUND』や
ダイソーのアンビエント・リラクゼーションCDなどは、
なんかのラジオ番組とかネットで紹介されたのを聴いたことがあるような、ないような……。
(同じ提唱者さんが曲を紹介したのかも?)

アンビエント繋がりっていうか、
「アトロク」のK2A2(血圧報告)のコーナーのBGMって
マニュエル・ゲッチングの『E2-E4』だと思うんすが、
K2A2とE2-E4で掛かっているのか?

「アトロク」には、Base Ball Bear の小出祐介さんがよく出演するんですが、
俗流アンビエントミュージック特集が出来るのなら、
Base Ball Bear の関根史織さんを呼んで
プログレ特集をしてほしい……無理だろうけど。
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11月11日11年目

2018/11/11 20:50
このブログを始めたのが
2008年11月11日なんで10年経ったんですが、
この頃はブログに駄文を書く精神的な余裕が無く放置ぎみなんで
一区切りつけようかな……。

私のブログはまだ始まったばかりだ!
ご愛読ありがとうございました。
PSYGRESSIVE ANIMANG (ぱんはトゥチュ)の次回記事にご期待ください。

第三部 完



――というわけで、
今日から第四部が始まります。
(このブログは、2010/03/20に第一部が終わり、2010/05/02に第二部が始まり、
2012末に第二部が終わり、2013/09/08に第三部が始まる)
今まで通りダラダラと適当に駄文を書いていきます。

『今日は一日“クイーン”三昧』を聴き流しながら書いてるんすが、
『今日は一日“プログレ”三昧』の第五弾をやってくれないんで、
ジャンルじゃなく単体(アーティストやグループ)でいいのなら
『今日は一日“キング・クリムゾン”三昧』
『今日は一日“ピンク・フロイド”三昧』
とかNHK-FMでやってくれないかな。
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好きなもの目録 その288 KUKL

2018/11/08 22:51
NHK-FMの『夜のプレイリスト』の
近藤春菜……じゃなくて角野卓造さんがパーソナリティーの週で、
『BANDES ORIGINALES DES FILMS DE CLAUDE LELOUCH MUSIQUES DE FRANCIS LAI:
VIVRE POUR VIVRE / UN HOMME ET UNE FEMME』
(『A MAN AND A WOMAN / LIVE FOR LIFE - FRANCIS LAI』)
クロード・ルルーシュ監督の映画『男と女』と『パリのめぐり逢い』のサウンドトラックが
放送されたのを聴いたばかりなのに
フランシス・レイの訃報を知る。

話変わって
ビョークが『デビュー』の前に参加していたバンドの、
TAPPI TIKARRASS、KUKL、シュガーキューブスの中で、
KUKL が良いんで目録に。


標題:ビョークのKUKL

分類:音楽>洋楽>ポップス?

■題名:BJORK

名前:BJORK GUDMUNDSDOTTIR

発表年:1977年

製作国:アイスランド

評価:B ★未確定

■曲目:
01. ARABADRENGURINN (THE ARAB BOY)
02. BUKOLLA (YOUR KISS IS SWEET)
03. ALTA MIRA
04. JOHANNES KJARVAL
05. FUSI HREINDYR
06. HIMNAFOR
07. OLIVER
08. ALFUR UT UR HOL (THE FOOL ON THE HILL)
09. MUSASTIGINN
10. BAENIN (CHRISTOPHER ROBIN)

■雑記:
ビョーク・グズムンズドッティルが12歳の頃に出した
アイスランド童謡やポップスをカバーしたデビュー・アルバム。
「BUKOLLA」は、スティーヴィー・ワンダー・プレゼンツ・シリータの「ユア・キス・イズ・スウィート」、
「ALTA MIRA」は、エドガー・ウィンター・グループ、
「ALFUR UT UR HOL」は、ビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」、
「BAENIN」は、メラニー・ソフィカの「クリストファー・ロビン・イズ・セイイング・ヒズ・プレイヤーズ」のカバー。
ビョークにも子供の頃があったんだなっていう幼さの残る歌声が微笑ましい。
「JOHANNES KJARVAL」では、ビョークが作曲してリコーダーを吹いてる。


■題名:
THE EYE
HOLIDAYS IN EUROPE (THE NAUGHTY NOUGHT)

名前:KUKL (K.U.K.L.)

発表年:
1984年
1986年

製作国:イギリス

評価:A ★未確定

■曲目:
『THE EYE』
01. ASSASSIN
02. ANNA
03. OPEN THE WINDOW AND LET THE SPIRIT FLY FREE
04. MOONBATH
05. DISMEMBERED
06. SEAGULL
07. THE SPIRE
08. HANDA TJOLLA

『HOLIDAYS IN EUROPE (THE NAUGHTY NOUGHT)』
01. OUTWARD FLIGHT (PSALM 323)
02. FRANCE (A MUTUAL THRILL)
03. GIBRALTAR (COPY THY NEIGHBOUR)
04. GREECE (JUST BY THE BOOK)
05. ENGLAND (ZRO)
06. HOLLAND (LATENT)
07. AEGEAN (VIALS OF WRATH)
08. THE HOMECOMING (THE NIGHT)

■雑記:(保留)
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好きなもの目録 その287 イニシエーション・ラブ

2018/10/25 22:45
テレビの番組改編期になるとドラマ放送の空白期間というか
ドラマがあまりやってないので代りに映画を何本か観たっす。
その中で、堤幸彦監督の『イニシエーション・ラブ』が面白かったので目録に。

堤幸彦というと、
『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』『TRICK』など
ドラマは面白いのに映画になると面白くない……って感じなんすが、
『イニシエーション・ラブ』は堤幸彦の映画なのに構成がしっかりしていて、
最後にどんでん返しというか仕掛けのネタバレに(ある程度、予想出来るけど)驚いて
良く出来ているなと思ったっす。
1980年代の登場人物達の年齢設定が私よりちょっと上なんすが、
1980年代の風俗や流行が郷愁を誘うし。

――なんすが、観たのが一ヶ月くらい前なんで(若年性アルツハイマーとかではないけど)
あまり語れないので関係ない雑談を……。
最近の漫画に疎いんすが、
『火ノ丸相撲』
『響 〜小説家になる方法〜』
『ザ・ファブル』
『蟻の王』
『リボーンの棋士』
なんかが私は面白いと思うっす。
『火ノ丸相撲』はアニメ化が楽しみだったんすが、
少し原作改変していて作画もそんなによくないんで視聴継続しないと思う。
『響』は映画化されたんすが、ドラマ化やテレビアニメ化とかしないかな。
私は基本、絵が下手な漫画は嫌いなんすが、
絵が下手でも読んで話が面白い漫画は好きです。
『響』の小説家になる方法は、天才か狂人に生まれることって感じなんでタイトル詐欺なんすが、
天才の周りで苦悩する少し才能がある人々って描写がなんか良い。
んで、響が突発的な暴力(恐怖)で周りを信奉者にしていくのを見て、
なんか能條純一の『翔丸』を連想したっす。
翔丸にカッターナイフで切りつけられた相手がなぜか臣従するのが、
響に殴られたり蹴られたりした相手がなぜか心服するのを。
秋ドラマをちょろっと観たんすが、
『文学処女』の加賀屋朔(城田優)とか
『大恋愛 〜僕を忘れる君と』の間宮真司(ムロツヨシ)とか
恋愛対象が小説家なんすが、『響』に出てもいいような人物背景。
『けものフレンズな私たち』じゃなくて『獣になれない私たち』が
野木亜紀子の脚本なんで楽しみにしていたんすが、
ドラマの出来は悪くはないんすが、今のところあまり面白くない。
ドラマが始まる前の概要とか読んで『凪のお暇』みたいな話かと思ったんすが、
深海晶(新垣結衣)は会社を辞めて長門朱里(黒木華)みたいになるわけじゃなさそうだし。
晶が、いくら彼氏の花井京谷(田中圭)がいるからといって
前に務めていた会社の焼肉パーティに行く強心臓になんか冷や汗をかいたんすが、
根元恒星(松田龍平)の「よく行くな……」って台詞が私の感想まんまだったっす。
野木亜紀子がNHKのドラマで脚本やるのを知っていたんすが観逃して
でも再放送があったんで
『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』前編
を視聴したっす。
『獣になれない私たち』とか、
野木亜紀子は社会問題を取り入れるのが好きなのか?
それでドラマが面白ければ問題ないけど……と、
『フェイクニュース』も途中までは心配だったんすが、
(前編の)後半は光石研の追い詰められての暴走で話にぐいぐい引き込まれたっす。
鶴亀うどんで具が青虫の『亡霊学級』風味とか、
「チョコの贈りもの・竹取の里 国民総選挙2018」とかやればいいのに。うそ
(雑談終わり)


標題:堤幸彦のイニシエーション・ラブ

分類:映画>邦画

■題名:イニシエーション・ラブ

監督:堤 幸彦

音楽:ガブリエル・ロベルト

出演:
前田 敦子
木村 文乃
松田 翔太
森田 甘路


発表年:2015年

製作国:日本

評価:C ★★★以上

■内容・雑記:
AKB48グループに興味ないし、前田敦子にも興味ないんすが、
『あしたの私のつくり方』『もらとりあむタマ子』とか、
けっこう面白い映画に出演してる。
『イニシエーション・ラブ』の成岡繭子役の前田敦子は魅力的なんですが、
それより石丸美弥子役の木村文乃の方に私は惹かれたっす。
『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』の石森章太郎の姉役も良かったし。
なんかいつも名前だけ見ると、木村文乃と木村佳乃を混同するし、
なんかいつも顔だけ見ると、木村佳乃と木村多江を混同する。

繭子が二股しているのはなんとなくわかるし、
便秘ってのも妊娠・堕胎だなと思ったんすが、
最後で見事に騙されたっす!
種明かしでクリスマスのホテル予約とかよく出来ているなぁと感心。
叙述トリックなんで映像化は難しいと思うんすが、
side-Aの鈴木を松田翔太、side-Bの鈴木を松田龍平にして時間経過を錯覚させるとか……。
そうしないと繭子の好み(外見)の守備範囲が広すぎるんすが……。
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好きなもの目録 その286 MALACHI の HOLY MUSIC

2018/09/27 18:26
口琴(ジョーズ・ハープ)の響きがなんか奇妙で好きなんで、
口琴がフィーチャーされたどんよりとダウナーなのを……。


標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>サイケ / ニューエイジ>メディテーション

■題名:HOLY MUSIC

名前:MALACHI

発表年(録音年):1967年(1966年)

製作国:アメリカ

評価:B ★★★△くらい

■曲目:
01. WEDNESDAY - SECOND
02. WEDNESDAY - SIXTH
03. WEDNESDAY - FOURTH
04. WEDNESDAY - FIFTH
05. WEDNESDAY - EIGHTH

■雑記:
MALACHI (JOHN MORGAN NEWBERN)って人が、
1966年8月17日水曜日に録音。
THE RED CRAYOLA (THE RED KRAYOLA)の STEVE CUNNINGHAM が
口琴で参加している。

「SECOND」の最初の方とか、
ほんのちょっとだけドアーズの「ジ・エンド」の最初の方みたいな雰囲気で
不穏な空気。
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MHKさん、コメントありがとうございます。

2018/09/17 23:20
もう、ブログに記事を書くネタも気力もないので、
更新頻度が落ちてるんですがダラダラと続けています。
たまにコメントを貰ったり、記事の参照数が多かったりすると嬉しいので
ありがたいです。
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好きなもの目録 その285 石森章太郎のリュウ三部作

2018/09/06 19:46
西日本を縦断した台風21号や、震度7の北海道地震……、
日本に住んでいるかぎり他人事ではなく
私の住んでいる地域もいつ災害に遭ってもおかしくない状況なんで、
ブログの更新が出来るときにしとこうかなと……。

何度も書いてますが、
私は小学校高学年から高校二年の初めくらいまで
当時でもちょっと古い漫画家の単行本を少し集めていました。
手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎、つのだじろう、
横山光輝、水木しげる、白土三平、松本零士などなんすが、
1960年代中頃から1970年代までの藤子不二雄と
1960年代の水木しげるは今でも大好きなんですが、
それ以外の漫画家は、子供の頃は大好きだったのに大人になって
それほどでもないって感じに変化してます。
子供だったからネームバリューで価値があると思い込んでいたのかも……。
(大人になって感受性が衰えただけで、上記の漫画家の作品は面白いです)
私が大人になってから、手塚治虫と石森章太郎の評価が下がり、
楳図かずおの評価が上がってます。
手塚治虫と石森章太郎の漫画はあまり面白くないと私は思うんですが、
他人が手塚治虫と石森章太郎の漫画は面白くないと発言したら怒るという
アンビバレントな好きだけど好きじゃないみたいな感情です。
手塚治虫と石森章太郎は漫画表現とキャラクターや世界観作りが凄くて
後世に多大な影響を与えたんすが、多作のせいか物語(ストーリー)が弱く感じて
大人になって読み返すと話がそれほど面白くないってことに……。
否定的なこと書いてますが、手塚治虫が漫画の神様で、
石森章太郎が漫画の王様なのは揺るぎないっす。

石森章太郎は『サイボーグ009』『佐武と市捕物控』
『章太郎のファンタジーワールド ジュン』『リュウの道』
「きりとばらとほしと」などが代表作だと思うんですが、
私は『番長惑星』『魔法使いの弟子』とかがなんか好きだったので、
『リュウの道』『原始少年リュウ』『番長惑星』のリュウ三部作を目録に。
(※私が石森章太郎の漫画をよく読んでいたのが
石ノ森章太郎に改名する前だったので、表記を石森章太郎にしています)

リュウの三部作は、
第一部 太古編『原始少年リュウ』
第二部 現代編『番長惑星』
第三部 未来編『リュウの道』
みたいっす。

たまたま『原始少年リュウ』『番長惑星』を読み返しただけで
(『恐怖新聞』と同じダンボール箱に収納していたので)
『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』
『100分de石ノ森章太郎』に影響されたとかではないっす。
2018年が石森章太郎の生誕80周年なのを知らなかったっす。


標題:石森章太郎のリュウの道と原始少年リュウと番長惑星

分類:漫画>少年漫画>SF

■題名:リュウの道

作者:石森 章太郎 (石ノ森 章太郎)

発表年:1969年〜1970年

製作国:日本

評価:S ★★★★★◎

■内容・雑記:
<登場人物>
リュウ:
柴田リュウ。

マリア:
マリア・ヘンダーソン。
石森章太郎は早逝した姉が大好きだったので、
弟のいるお姉さんキャラがヒロインの理想なのかも。

ジミイ:
本名は大西秀明……うそ、ジム・ヘンダーソン。
マリアの弟。
容姿は島村ジョーを子供にした感じ。

<話>
第一部 第一章 太陽系第三惑星―地球
@ 長き眠りよりのめざめ
A 見知らぬ星
B 出あい
C 「栄光への脱出(エクソダス)」号
D 新北京原人(ニューペキネンシス)
E トラブル
F ジャングルへ
G 地の底を走る
H 廃墟の町
I 人間たち
J マリア
K 有尾人
L リュウ“神(ゴット)”とあう
第一部 第二章 魔界二千キロ
@ 収穫の塔
A 追跡者(トレーサー)
B 風の谷
C 砂漠 そして……
D ロボット・シティ
E 落人の森
F 神と悪魔の町
G 死と生の物語
ブリッジ(第二部への序章)
第二部 第一章
@ 侵略するもの
A あやつり
B 異常の“時”
C 未来を支配するもの(プロローグ)
D 未来を支配するもの
第二部 第二章
____終末のない終末 始まりのない始まり

<あらすじ>
読み直したんすが内容が濃いんで後で追記予定。


■題名:原始少年リュウ

作者:石森 章太郎 (石ノ森 章太郎)

発表年:1971年〜1972年

製作国:日本

評価:C ★★◎くらい

■内容・雑記:
<登場人物>
リュウ:
猿人キティに育てられた白い肌の少年。
自分を産んだ本当の母を探して旅する。
火起こし、弓矢、犬ぞり、スキー、などを考えつく知性を持つ。

ラン:
オオツノの村に火種と交換に売られた少女。
『リュウの道』のマリアに相当するキャラ?

ドン:
ランの弟。
チコドン(恐竜の子供? テコドンって表記もある)と一緒にいる。
『リュウの道』のジミイに相当するキャラ?

キバ:
ある部落の長だったが、りゅうの王に部落全員(妻も子も)殺され
復讐のためりゅうの王を追い求めている。
体中傷だらけ。

タカ:
キバの弟。
様々な部落を支配統一し、その長になることが目的だったが、
自分の部落を破滅させたリュウを憎み執拗に追う。
白毛長原人の長になる。

ヤム:
ランをリュウに取られ憎んでいる。

トカゲ:
リザードマンやレプティリアンの祖先みたいな生物。
テレパシーを使え、カメレオンみたいな保護色になる。
二匹の対でリュウ達を襲うが一匹が返り討ちになり、
残ったもう一匹がリュウ達を付け狙う。


<あらすじ>
原始時代、キバトラ族で火の中から生まれたという不思議な女性が肌の白い赤子を産むが、
一族から呪われた子だと忌避され、りゅうの王(ティラノサウルス?)の生贄にされる。
しかし、子供を亡くした猿人キティに赤子は拾われリュウと名付けられ育てられる。
十数年後、少年になったリュウはオオツノの村に売られて来たランの前に現われる。
リュウに引き寄せられるようにりゅうの王が現われ村は全滅。
逃げ出したリュウとランはタカの支配する部落に捕まり、
リュウは殺されかけるがキバに助けられる。
リュウはランと弟のドンと合流し自分の母親探しに旅立つが――。

リュウの母親アイは、
祖先は星から降りてきた人という言い伝えがあるアトランチスの人で、
夫婦で探検旅行をしている途中で飛行艇が墜落し、
リュウの父は死に、母は原人達に捕まり、そこでリュウを産んだとか。

猿人や白毛長原人とかネアンデルタール人やデニソワ人のことかも。

光るトリの形状が円盤に白鳥の首と羽が生えているみたいなんで、
白鳥のおまるや白鳥の首が付いたチュチュっぽい。

私は原始時代の話より終盤のアトランチス関連の話の方が面白く感じる。
原始時代だと思っていたのは、実は文明が滅亡した後の未来の時代だった……
未来編に続く……みたいな感じで。
(時代設定は第四氷河期(第四紀氷河時代?)の前みたい)
『リュウの道』のリュウも毛皮着てるし。


■題名:番長惑星

作者:石森 章太郎 (石ノ森 章太郎)

発表年:1975年?〜1976年
(※『週刊少年チャンピオン』1975年2号から連載なんで、
1974年末には雑誌が発売されていたのかも?)

製作国:日本

評価:C ★★☆くらい

■内容・雑記:
<登場人物>
リュウ:
等々力竜。
星城中学校(星城学園)の番長。
お稲荷さんの後ろの大木の穴に落ちた拍子に
パラレルワールド(多重世界)の別の地球に行く。
二つの世界の同一人物が合体した世にも珍しい存在。
ポルノに導かれ超能力に目覚める。

マリッペ:
リュウの幼馴染。
最初は髪型がツインテールだったのが、
久しぶりに登場する「イヌの鼻」からショートボブになっていて、
最後はリュウが元いた地球に帰るとポニーテールになっている。
ショートボブにカチューシャっていう髪型がミヤコと被るので、
あまり登場しないヒロイン二人が合体したのかと思った。
同じ髪型なら顔が良い私の方が上っていうミヤコへの対抗心なのかも?
でも、ポルノの登場でヒロインとしての存在感が完全になくなる。
『リュウの道』のマリアから名前を持ってきてるのかも?

ハカセ:
左巻ツトム。
星城中学校の秀才。SF知識が豊富なリュウの参謀役。
シャドウはマヤ族だと結論づけるが大ハズレ。
『オバケのQ太郎』のハカセが中学生になった感じかも。

バクダン:
伴太郎。
ロボット警察官に父親を殺された復讐からパトカーを爆破し
追われているところをリュウに助けられる。
爆弾作りの名人。

ツギハギ:
五井四狼。
五井財閥の息子で殺人許可証を持つ。
体中傷だらけで改造していて、左腕はロケットパンチ、
右手には電磁メス、左足にはマシンガンを内蔵している。
『リュウの道』のコンドル、
『原始少年リュウ』のキバに相当するキャラ?

ミヤコ:
五井都。ツギハギの妹。
金髪ショートボブで高慢な金持ちの娘。ツンデレ
「夢の底にキツネがいる」まではちょいちょい登場するが、
以降は「鋼鉄番長シャチ」にちょっとだけ登場するだけの負けヒロイン。

ネズミ:
二番屋?忠夫。
貴金属・宝石・時計店の息子で美人の姉がいる。
いつも葉巻を吸っているネズミ使い。
戦闘で片手を失い義手になる。

ニゲアシ:
富田哲朗。
逃げ足が速い。
戦闘で両足を失いロケット付き義足になる。

カタメ:
山奥の村に住んでいたトランスジェンダーの少年。
目ンない千鳥に片目を獲られた。
忍者のように身が軽い。

風祭 一:
片目眼帯の元新聞記者。
対シャドウのゲリラ組織サンシャインに入る。

ポルノ:
秋津久美。
マヤ族の国アトランチスの子孫。
スケバンの色情狂。

イヌ(犬):
二つの世界では犬の姿形が異なっている。

サタン・バード(悪魔鳥)とやみの使い魔:
悪魔鳥が飛ぶ夜はやみの使い魔が現われる。
「イースター島の巨大ロボット」に登場する鳥人(空中戦闘用兵士)
に似ているけど関係あるのか不明。
やみの使い魔は一つ目の巨人で目から円盤眼が飛び出す巨大なロボット型の母船。
『風の谷のナウシカ』の巨神兵や『シュナの旅』のみどり色の巨人っぽい。

八ツ目ネコ:
細長い体に六ツの目のような模様があり、高速で移動して幻惑する。

目ンない千鳥:
目がなくて夜行性で肉食の凶暴な鳥。学名キーラー。
長い鋭い嘴で獲物を刺し殺し、特に目玉が好物。

テツジン:
イースター島に眠る巨大ロボット。
鳥人の岩のタマゴにより意志を通わせる。

シャドウ(影):
世界をやみの世界から操っている第五惑星人。
超空間宇宙の地球型惑星から追放された犯罪者達の子孫。
ドクロのクモみたいなので耳の中から人間を支配する。


<話>
(プロローグ?)
エピソード@ 人狩りマシン
エピソードA 三番目のブレーン
エピソードB 殺人許可証
エピソードC 暗黒の決闘
エピソードD 爆弾革命
エピソードE 知らない約束
エピソードF 地底前世紀
エピソードG 鉄砲玉がとんできた
エピソードH リュウとドラゴン
エピソードI 夢の底にキツネがいる
エピソードJ U・F・O(未確認飛行物体)
エピソードK 夜―明日への闘いの序章
アタック@ 標的は影
アタックA 目ンない千鳥
アタックB ゲリラ対ゲリラ
アタックC 乗っ取り
アタックD イヌの鼻
アタックE 望郷
アタックF 歴史AとB
アタックG たたり
アタックH 父さん母さんわなのえさ
チャレンジ@ スケバン転校生ポルノちゃん
チャレンジA U・F・Oのいろいろ
チャレンジB 鋼鉄番長シャチ
チャレンジC 暴走族
チャレンジD 魔境からの招待状
アーマケドン@ イースター島の巨大ロボット
アーマケドンA インカ帝国のロケット
アーマケドンB バミューダ・トライアングル
アーマケドンC 大ピラミッドの遺産
アーマケドンD 故郷
エピローグ


<あらすじ>
喧嘩で大勢に囲まれたリュウ(等々力竜)が隠れた
お稲荷さんの大木の穴は多重世界の別の地球に繋がっていた。
そこは奇妙な犬やロボット警察官が浮浪者を撃ち殺す
強ければ勝利者になれる弱肉強食の世界だった。
しかし、本当に世界を闇から支配していたのが
シャドウ(宇宙人)であることを知ったリュウは仲間を集め対抗しようと、
ゲリラ組織サンシャインやマヤ族の子孫やシャドウに反乱したロボットなどと手を組む。
反乱ロボットの話では地球人は第五惑星人(シャドウ)によって作られた人造人間だという。
メキシコで超空間を行き来出来るインカ帝国のロケットを手に入れ、
大ピラミッドで全ての秘密と力を手に入れたリュウは
シャドウの基地があるバミューダトライアングルへ攻め込み勝利する。
残党を追い元いた地球に帰るリュウ――。


物語の最初の方は、特徴のある仲間を一人一人集めて、
その仲間達と協力してパラレルワールドの地球の体制に反抗するのかと思ったら、
なんか敵は宇宙人ということになり、
ポルノが登場するとそれまでの仲間達の存在感が一気に薄れ、
リュウが超能力を使えるようになるとパワーインフレになって
仲間達の存在感がほとんどなくなり、ポルノだけがリュウと一緒にいる状態に。
「夜―明日への闘いの序章」が話の盛り上がりのピークで以降は惰性って感じ。
(エピソードまでは面白いけど、チャレンジ以降が面白くないかな)

シャドウ(影)が、マヤ族だったり、
破壊された第五惑星人の生き残りだったり、
超空間宇宙の地球型惑星から追放された犯罪者達の子孫だったり、
設定がコロコロ変わる。

「地底前世紀」の下水道の怪物とか
日野日出志の漫画に登場してもおかしくない。
「リュウとドラゴン」ではブルース・リーが登場。
当時の人気を物語っているのかな。
「イースター島の巨大ロボット」でテツジンが仲間になるのかと思ったら、
テツジン同士が戦って全滅。

宇宙人(レプティリアンなど)が世界を裏から操っていて、
人類は宇宙人によって作られた人造人間で
ロボットに管理されたり虫による洗脳――とか、
シュメール文明に記されたニビルのアヌンナキみたいな感じもするし、
イルミナティとかの陰謀論っぽいし、雑誌『ムー』的なオカルト。
連載当時の時代背景からかリュウ達やゲリラ組織サンシャインなどの言動が
反体制の左翼ゲリラに見える。

一つ目の巨人ロボットや人類が人造人間なのが
ちょっとだけ『風の谷のナウシカ』っぽく感じる。


『リュウの道』の頃の画風が私は一番好きで、
『原始少年リュウ』『番長惑星』と画風が荒く(手抜きに)なっていくように感じる。
『リュウの道』『原始少年リュウ』のリュウは真面目だけど、
『番長惑星』のリュウは石森章太郎のアダルト漫画の主人公の様にけっこうスケベ。

石森章太郎のSF漫画は、最初の設定とか面白いんすが、
途中から、色情狂みたいなエロい女性キャラが登場して、
主人公が超能力に目覚めたら、最後に大爆発して悟って終わりってパターン。

私が石森章太郎の漫画をよく読んでいたのは中学生の頃だったんすが、
まだSFの知識が全然無かったので、石森章太郎のSF漫画の設定とか
よく考え付くな。と感心していたと思うんすが、
大人になり、海外のSF小説などに元ネタがあるとわかると、
SF設定が表層的に使われているだけで設定を上手く生かした内容に思えないのが、
今の私が石森章太郎をあまり評価していない理由かも。
でも、トキワ荘グループの中では一番絵が上手いと思う。
1960年代後半から1970年くらいにかけての石森章太郎は、
斬新なコマ割りやレイアウトや美麗な絵など
当時の漫画家の中でトップクラスの上手さだと思う。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1


好きなもの目録 その284 恐怖新聞

2018/08/29 19:11
なんか久しぶりに、
つのだじろうの『メギドの火』が読みたくなって、
ダンボール箱に収納してある漫画本を取り出そうとしたんすが、
『恐怖新聞』と『亡霊学級』が簡単に取り出せたんでそっちにする。
夏といえば怪談なんで『恐怖新聞』を読んで納涼といきたいんすが、
どっちかといえば『うしろの百太郎』の方を読み直したかったかな。

私が中学生の頃、古い漫画をワイド版で販売しなおしていて、
つのだじろうの『空手バカ一代』『うしろの百太郎』とか、
横山光輝の『時の行者』『闇の土鬼』なんかが本屋に置いてあったっす。
なもんで漫画が連載されていたリアルタイムじゃないけど、
私の中学のクラスでは『うしろの百太郎』を読んでいる人がけっこういて、
同じ作者の『恐怖新聞』も回し読みされていたかな。
それで、つのだじろうの恐怖漫画が私の周りでは話題というか少し流行っていたっす。
私も当時はオカルトやホラーが好きで、
雑誌『ムー』なんかをちょろっと読むようになる前だったと思うので、
『うしろの百太郎』と『恐怖新聞』を読んで恐怖に震えたっす。
……が、『恐怖新聞』を大人になった今読むと、
知識が増えたこともあり、そんなに恐くないしあまり面白くもないかな。
子供の頃に面白かったモノ(漫画など)が大人になると面白くない、
逆に子供の頃に面白くなかったモノが大人になると面白い。
ってことがあるんで、あまりオカルト知識がない子供の頃に
『恐怖新聞』を読んだ方が恐くて楽しめると思う。


標題:つのだじろうの恐怖新聞

分類:漫画>少年漫画>怪奇漫画(ホラー) / オカルト

■題名:
亡霊学級
恐怖新聞

作者:つのだ じろう

発表年:
1973年
1973年〜1975年

製作国:日本

評価:A ★★★★△くらい

■内容・雑記:
『亡霊学級』
<話>
第一話 ともだち
第二話 虫
第三話 水がしたたる
第四話 手
第五話 猫
(※あと『亡霊学級』と関係ない「赤い海」という短編)

「ともだち」は、
自殺した女子生徒の地縛霊が教室の机に取り憑いている話。
理科実験室の骸骨が女子生徒のモノなのかと思ったけど、そんなことはなかったっす。
なんかちょっと設定(雰囲気)を変えればラブコメになりそう。うそ

「虫」は、
虐められている少年が昆虫虐待をしていたら自分の食べ物が青虫になり、
秘密を知った虐めていた少年の食べ物も青虫になる話。
ホラー漫画では、弁当の中身を隠して食べているのを暴くと虫だったってのが
よくある定番なんすが、長野なんでイナゴや蜂の子を食べたことがあるし、
虫は高タンパクって聞くんで、食糧難の時代になるかもしれないし、
虫を食べるのに抵抗はそれほどない……無理して食わないけど。

「水がしたたる」は、
学校のプールで水死した女教師が亡霊となって現われる話。
女教師は溺れた子供を助けようとして溺死して、
プールの水質が悪いからと亡霊になり生徒に警告する良い人。

「手」は、
旧校舎の便所に妖怪が出ると嘘の怪談で脅したら、
脅された方も脅した方も汲み取り式便所に落ちて死んだ話。
便所に出る妖怪ってかんばり入道かな?
未解決事件とかで狭い便槽に嵌って死亡とか読むと恐いっすよね。
私が子供の頃はまだ汲み取り式便所が主流だったんで
臭いし恐いしで嫌だったなぁ。
それに本物の便所コオロギもなぜかいたし……。

「猫」は、
火事で猫屋敷が燃えお婆さんが亡くなる。
屋敷址にいた黒猫に石をぶつけたら死んで
お婆さん(黒猫)の霊に取り憑かれる話。


『恐怖新聞』
<登場人物>
鬼形 礼:
非科学(オカルト)的なモノを信じない中学生の少年だったが、
何の因果か(理不尽にも)読むと寿命が百日減るという恐怖新聞が届く
(ポルターガイストが取り憑く)ようになりオカルトの世界にどっぷり浸かる。
息子の部屋の窓が頻繁に割れたり、
霊に取り憑かれてるから除霊するとか騒いでいるのに両親は無関心なのか存在感が薄い。

恐怖新聞:
深夜12時くらい(色んな時間帯)に生前は新聞配達人だったポルターガイストによって届く
近未来に起こる事件を載せた新聞。
霊能力の無い人には朝田新聞や毎夕新聞などの普通の新聞に見える。

エリナ 松岡:
宇宙連合とのコンタクトマンであると自称する電波系のヤバい女。うそ
円盤や宇宙人の話で鬼形礼を振り回すが、肝心な場面でいつも突然消える。

中神 緑子:
鬼形礼と同じく恐怖新聞が読めるクラスメイト。

中神 洋介:
中神緑子の兄で新聞記者。

小泉 香具耶:
非常に霊格の高い守護霊がついた霊能力者。
うしろの百太郎っぽい顔つきで
外見は五、六歳の幼女だが鬼形礼と同い年。
テレポートできるみたい。


<話>
序章 白の頁(霊の世界) 真夜中に奇怪な新聞が来た
第一話 赤の頁(怪奇の世界) 誰かが噛む
第二話 青の頁(宇宙の世界) 空に光る謎
第三話 白の頁(霊の世界) 自分と自分
第四話 黒の頁(伝説の世界) 真説四谷怪談
第五話 赤の頁(怪奇の世界) 山小屋の怪
第六話 黒の頁(伝説の世界) ファラオの呪い
第七話 白の頁(霊の世界) 百物語
第八話 青の頁(宇宙の世界) 北極点の謎
第九話 白の頁(霊の世界) うらみの火が燃える
第十話 黒の頁(伝説の世界) 黄金百枚
第十一話 白の頁(霊の世界) 不幸の手紙
第十二話 赤の頁(怪奇の世界) 生きていたモナリザ
第十三話 赤の頁(怪奇の世界) 笑う骸骨
第十四話 紫の頁(悪魔の世界) 悪魔のカード
第十五話 赤の頁(怪奇の世界) 名投手怪死
第十六話 白の頁(霊の世界) ピアノ
第十七話 白の頁(霊の世界) 除霊
第十八話 赤の頁(怪奇の世界) 奇妙な妹
第十九話 黒の頁(伝説の世界) 背中がこわい
第二十話 青の頁(宇宙の世界) 円盤着陸
第二十一話 赤の頁(怪奇の世界) ドラフトの星
第二十二話 赤の頁(怪奇の世界) ふとん
第二十三話 赤の頁(怪奇の世界) 風呂
第二十四話 赤の頁(怪奇の世界) 自転車
第二十五話 白の頁(霊の世界) 交霊会
_________________黒の頁(伝説の世界) 竹之市再生
_________________白の頁(霊の世界) 交霊会 (黒の頁 竹之市再生 続き)
第二十六話 白の頁(霊の世界) 他人の顔
恐怖新聞心霊辞典
(※あと『恐怖新聞』と関係ない原作 / つのだじろう、絵 / 居村真二の「地獄村」という短編)


「真夜中に奇怪な新聞が来た」は、
幽霊の存在を信じない鬼形礼のもとに真夜中、
一日読むと寿命が百日減るという恐怖新聞が配達される。

「誰かが噛む」は、
修学旅行中、何者かに噛まれる吸血鬼事件が起こる。
疑われた鬼形礼は貧血の女生徒と共に旅行を途中で帰ることに……。

「空に光る謎」は、
恐怖新聞に空飛ぶ円盤(UFO)が現われると載り、
鬼形礼のクラスで星空観測をすることになる。
現われた円盤から降りてきたエリナ松岡と名乗る少女は
自分は宇宙とのコンタクトマンであるという。
宇宙連合、地球計画とはいったい何なのか?
宇宙連合の敵が猟師のオッサンという
スケールがでかいんだか小さいんだかよくわからん。

「自分と自分」は、
生霊(ドッペルゲンガー)の話かと思ったら、
『ブラック・ジャック』のピノコや
ホラー映画『バスケット・ケース』みたいなシャム双生児の話。

「真説四谷怪談」は、
歌舞伎や芝居や映画やドラマの脚色された四谷怪談ではなく、
真実(実話)に近い四谷怪談が恐怖新聞に載る。
恐怖新聞に京極夏彦の『嗤う伊右衛門』が連載されているとかではない。

「山小屋の怪」は、
スキー場に来た鬼形礼は馴染みの山荘に泊まるがどうも様子がおかしい。
雪男の伝説を語る見知らぬ山荘のおやじは指名手配の殺人犯だった。
恐怖新聞が直接登場しない話なんですが、
スキー靴に詰めた古新聞で殺人犯の顔を知るのなら、
いつもどおり恐怖新聞で知らせればいいのに。

「ファラオの呪い」は、
王家(ツタンカーメン)の呪いの話が恐怖新聞に載る。
現在では懐疑的な古い情報による話。
山岸凉子の『ツタンカーメン(封印)』を読んだ方が為になるかな。

「百物語」は、
クラスで怪談会(百物語)をやることになり、低級な動物霊が現われ悪さをする。

「北極点の謎」は、
鬼形礼が『泣くな!十円』の聖徳湯(銭湯)に入っていると
円盤が着陸しエリナ松岡が現われる。
火星に行ったはずのエリナ松岡は
実は北極の穴から地球内部へ行ったと言うのだ。
恐怖新聞が登場しない地球空洞説の話。
ファー・イースト・ファミリー・バンドに『地球空洞説』ってアルバムがある。
めぐっちゃんが北極点の穴から、
キマリや報瀬達が南極点の穴から地球内部へ入る
『宇宙よりも遠い場所』の続編とかないかな……。

「うらみの火が燃える」は、
鬼形礼の同級生が連続放火事件を起こすが、
それは一家に怨みを持つ少女の霊が取り憑いたせいだった。
新興宗教の教祖に除霊をしてもらうが……。
放火で何軒も焼失してるのに、同級生の親は息子が犯人だと警察へ言うなと身勝手。

「黄金百枚」は、
徳川埋蔵金みたいな話で、埋蔵金狂の糸井重里が出てくる。うそ

「不幸の手紙」は、
鬼形礼の同級生が悪戯で作った不幸の手紙に本物の悪霊が取り憑き
同級生は他人がばけものに見えるようになり暴れまくる。
恐怖新聞のポルターガイストが親切にも同級生に解決法を教える。

「生きていたモナリザ」は、
モナリザ盗難事件の真相が語られ、
犯人がモナリザの生まれ変わり(再生)の女性を愛したことが原因というトンデモ。

「笑う骸骨」は、
人見蕉雨の『黒甜瑣語』の「髑髏の謡(歌い骸骨)」とかが元ネタ。

「悪魔のカード」は、
映画『エクソシスト』みたいな悪魔憑きの話。
カトリック教会なのに牧師(神父だと結婚できないから?)がパパという女生徒の妹が
悪魔アイニに取り憑かれゴキブリ飯を食う。
悪魔憑きを科学的に分析すると『震える舌』みたいに破傷風のことかな。うそ
聖水の威力が強力なんすが破傷風ワクチンなのかも?うそ
ポルターガイストがタロットカード占いのお婆さんに変身して悪魔祓いに協力。
せっかく貰ったタロットカードをすぐ捨てる鬼形礼。

「名投手怪死」は、
有名プロ野球選手が試合中に次々と怪死する事件が起こる。
それは自殺した元プロ野球選手の妻による丑の刻参りの呪いだった。
壁村神社ってのが出てくるんすが、
『週刊少年チャンピオン』の編集長・壁村耐三から名付けたのかも。
恐怖新聞が読める中神緑子が転入してきて兄の新聞記者・中神洋介と共に
レギュラー出演するようになる。
山崎ハコの「呪い」を聴きながら読めば恐さ倍増。うそ
恐怖新聞につのだじろうのマスコミ批判の記事が載ってる。
当時マスコミから叩かれたのかな。

「ピアノ」は、
音楽室に霊が取り憑いたピアノがあり、
なぜかムソルグスキーの『展覧会の絵』しか弾けない。
(キース・エマーソンや冨田勲の霊が取り憑いたモーグ・シンセサイザーとかないかな)
音楽室でショック死していた帆立涼子のキャラデザ(髪型)が
佐倉魔美(『エスパー魔美』)っぽい。

「除霊」は、
優れた霊能力者のお坊さんに
鬼形礼が除霊してもらうことになるが失敗。
ポルターガイストが強力で偽の朝日を出したりする。
(確かめてないけど、『孔雀王』とかホラー系の作品で
夜明け前に外を明るくさせて誘き寄せるってパターンがあったような)

「奇妙な妹」は、
鬼形礼の妹だと言い張る少女が押しかけてくる。
お兄ちゃんと一緒に寝かせて――と布団に潜り込もうとしたり、
設定を変えれば妹萌えラブコメ。

「背中がこわい」は、
お婆さんのおんぶおばけの話。子泣き爺みたいに重くなる。

「円盤着陸」は、
鬼形礼がエイリアンにアブダクションされる話。
矢追純一の本を資料にしてる。

「ドラフトの星」は、
甲子園のヒーローが意中のプロ野球球団に入るため
謎の老人の力を借りるが、父親の強欲や周りのプレッシャーに潰される。

「ふとん」は、
学校の生徒の何人も同時にお爺さんが布団の上にいる悪夢を見る。
原因は寝たきり老人の孤独死だった。
鬼形礼や中神緑子や恐怖新聞などが登場しないので、
『恐怖新聞』と関係ない短編だったのかも?
語り手の主人公を鬼形礼に描き換えてもいいような。

「風呂」は、
鬼形礼の新しいクラスメイトの引越し先の屋敷のお風呂に
ソープ嬢の地縛霊がいて体を洗ってくれるサービス憑き。うそ

「自転車」は、
『弱虫ペダル』の巻島裕介みたいな顔の女性の霊が
自転車に取り憑いてるんで坂道を楽々登れて便利……当然うそっす。

「交霊会」と「竹之市再生」は、
鬼形礼と中神兄妹が交霊会に参加すると、
中神家に因縁を持つ按摩の竹之市の霊が現われ
取り憑かれた中神緑子は車に飛び込み死亡、
兄の中神洋介は乱心して暴れ警察に捕まるという
レギュラー・キャラなのに最悪のバッドエンド。
按摩は七代祟るらしいんすが、
交霊会に参加してない中神家の人(中神兄妹の両親)には危害を加えてないんで、
面白半分に霊を呼び出すもんじゃない。
時代劇や怪談なんかで座頭は執念深く悪辣な金貸しっていうのが定番で
西洋のユダヤ人金貸しと同じ役割。

「他人の顔」は、
写真に撮った自分の顔が老人に見えることに驚いた鬼形礼は、
死期が近いことを守護霊に告げられる。
抗う決心をした鬼形礼はポルターガイストを除霊するため
高い霊能を持つ小泉香具耶と霊場に篭るが……。
地震で行方不明になった鬼形礼が学校に現われ、
不審に思い後をつけたクラスメイト五人は墓場で惨殺される。
クラスメイト全員をバス事故で殺すように悪霊の霊団に鬼形礼が命令されるが、
既の所で裏切ってクラスメイトを救う。
そのことにより、死んでしまった鬼形礼は地獄行きを回避し
幽界に行ったはずだった。
しかし、その鬼形礼が恐怖新聞の配達人となって現われる衝撃の結末!
鬼形礼の葬式に後百太郎からの花輪がある。



「自分と自分」「名投手怪死」「ドラフトの星」
などの野球を題材にした話はあまり面白くない。

「真説四谷怪談」「ファラオの呪い」「北極点の謎」「生きていたモナリザ」
などの内容が雑誌『ムー』の内容とそうかわらないので、
『ムー』を一月読むと寿命が一日くらい減っているかも……。

エリナ松岡(UFO)の話になるとポルターガイストが絡んでこないんすが、
宇宙人に霊や悪魔の存在とかについて訊いてほしい。
霊場に篭ってる時にテレパシーでエリナ松岡を呼んで、
エイリアンとポルターガイストを闘わせるとか。
案外、エリナ松岡や円盤もポルターガイストが化けていたのかも?うそ

主要キャラ以外(鬼形礼の両親や中神洋介など)の絵を
アシスタントが描いているみたいなんすが、
つのだじろうと違う劇画調っぽい画風なんで統一したキャラデザじゃないのがマイナス。

『恐怖新聞』をオカルトやホラーの知識が無い状態で読むと新鮮に感じるだろうけど、
ストーリーはありきたりかな。
(『恐怖新聞』がオカルトやホラーの基本になり、
昔は斬新だったのが、今は当たり前になったせいなので、
『恐怖新聞』が面白くないということではないっす)

『恐怖新聞II』と『恐怖新聞 平成版』については
後で追記するかも、しないかも。
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猛暑三昧

2018/08/27 19:17
扇風機、電話機、プリンターと電化製品が続けざまに壊れる。
扇風機なんて保障期間(購入から一年)を二週間くらい過ぎてから
計ったようにウンともスンとも言わなくなる……。
品質データ偽装とか関係ないと思うけど、
安物の電化製品は保障期間を過ぎるとすぐ動かなくなる……。
電化製品ごとにだいたい壊れる箇所というか部品が同じなんすよね、
初期不良やリコールとまではいかないけど保障期間中さえ持てばいい
品質が悪い部品などを使ってるから……。
直すと技術料などで高くつくから、新しく買い換えた方がいいってことに。
ほとんど使わない機能を削って、
普通に使っていれば何年かは絶対に壊れないって電化製品を出してほしい。

NHK-FMで放送された「三昧フェス2018」を飛び飛びで流し聴き。
今日のNHK-FMはサザンがよく流れるなぁ。と思ったら
『今日は一日“サザンオールスターズ”三昧』だった……。
桑田佳祐(サザンオールスターズ)とエルヴィス・コステロは
凄いアーティストだと思うけど、私は昔からなんか苦手……。
『今日は一日“ユーミン”三昧』は、佐野史郎のオタク(マニア)の悪い部分が目立ったような。
『今日は一日“久石譲”三昧』は、『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』感がする。
久石譲は北信出身なんで尊敬してるんすが、音楽文化不毛と思われる田舎からよく才能が花開いたなぁ。
『風の谷のナウシカ サウンドトラック』に「A RAINBOW IN CURVED AIR」っぽい曲があるんすが、
やはり「A RAINBOW IN CURVED AIR」に衝撃を受けてミニマル・ミュージックの方に進んだみたいっす。
「エレクトリック・ヴァイオリンと室内オーケストラのための室内交響曲, Mov. 1.」
とかチェンバー・ロックみたい。
鈴木さんの逸話により高畑勲監督の神格化が始まってる印象。
『今日は一日“ありがとう!ヒデキ”三昧』は、
私は新御三家の中では西城秀樹が好きかな。
リクエスト・ザ・ベストテンの途中で風呂に入ろうとしたんすが、
第4位の曲が8分もある――とかいうんで、ひょっとしてと思って聴き続けたら
やっぱ「エピタフ」だったっす。
雨天のライブで途中に雷鳴が轟くんすが、自然の演出みたいっすが、
タイミングが良すぎるんでオーバー・ダビングしているのかも?
『今日は一日“ジャパニーズ・ミュージカル”三昧』は、内輪話が長い。
『今日は一日“ホラーソング”三昧』は、
ホラー映画などのサントラがかかるのかと思ったらネタ中心っぽい。
拷問ってホラーとなんか関係があるのか? 恐怖を感じるからか?
「衝撃のメッセージ これが宇宙人の声だ」は、
オーケン(大槻ケンヂ)のラジオで聴いたことがある。
「花 - ASA-CHANG&巡礼」が流れたみたいっすが、
アニメ『惡の華』を久しぶりに観返したくなる。
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好きなもの目録 その283 VICTOR BRADY の BROWN RAIN

2018/07/31 21:19
台風12号が日本列島を東から西へ横断する
今までの常識を覆す状況になってるんで、
西から昇ったお日様が東に沈む
みたいな状況が絶対起こらないとはいえないこの頃。

NHK-FMの『世界の快適音楽セレクション』を聴き流していたら、
ピーター・アイヴァースの「BLUE HAVANA MOON」が放送されて、
スティールパン(スチールドラム)の音が響いていて南国って感じ。
スティールパンはトリニダード・トバゴが本場なんすが、
同じカリブのハバナ(キューバ)ってことで使ったのかな。

スティールパンは、なんか暖かみがある金属の響きなんすが、
そのスティールパンをハードに敲きまくる異色サイケを目録に。


標題:スティールパン・オブ・カリビアン

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>カリビアンサイケ / ファンク

■題名:BROWN RAIN

名前:VICTOR BRADY

発表年:1970年

製作国:アメリカ

評価:B ★未確定

■曲目:
01. GLASS HOUSE
02. HALLUCINODREAM
03. SOUL FUNGI
04. ONCE UPON A CANDLE
05. BROWN RAIN
06. IT'S A GOOD WORLD OUTSIDE
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好きなもの目録 その282 COSMIC CIRCUS MUSIC

2018/07/26 16:33
アツイ……。
暑くてブログを更新する気も起きないんすが。(書くネタもないし)
春は毎週、アニメは『ひそねとまそたん』が楽しみで、
ドラマは『シグナル 長期未解決事件捜査班』と
『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』を最後まで観たんすが、
2018年の夏はアニメもドラマも不作というか、
ちょろっと観た感じだと私好みのモノが無い……。
『シグナル』は設定が面白かったんすが残念な感じで終わり、
『モンテ・クリスト伯』は、山本美月が好きなんで観たんすが、
凄く面白かったっす。
守尾信一朗(高杉真宙)が、自分が助けたホームレスと
柴門暖とモンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)が同一人物だと気づく場面で、
私は感情を抑えられないほど大号泣しちゃったっす。
南条幸男(大倉忠義)と神楽清(新井浩文)は友人を売った悪いヤツって感じだけど、
暖がテロリストの手紙を預かっているのは本当なんで密告するのはまだわかるけど、
暖に罪を擦りつけ冤罪にする入間公平(高橋克典)が一番酷いと思う。
まあ、暖が引っ越してこなかったら、どこにでもある地方の漁業の町で
波風を立てない閉塞した人間関係の中みんな人生が終わるって感じだろうし、
クローン技術の発達や精巧なアンドロイドの開発による
すみれ(山本美月)のそっくりさんで暖か幸男が満足すれば
悲劇は起きなかったと思うけど。うそ
あと、『モンテ・クリスト伯』を観て、
話の構造が『嘘の戦争』と似てると思ったっす。

もう20年以上前から、気になる曲があったんすが、
曲名もアーティスト(バンド)名もわからなかったっす。
私が洋楽を聴き始めた1980年代前半に初めて聴いて、
1990年代中頃にFEN(Far East Network:極東放送。今は AFN らしい)
を聴いていた時によく流れた曲なんすが、
ヒット曲なんでいつかわかるだろうと甘く考えていたら、
めぐり合わせが悪いのか昔の洋楽を放送するFMなどの番組を聴いても、
その後まったくその曲を耳にすることがなかったっす。
1980年代前半のアメリカのヒットチャートの曲で、
ボーカルの声がドン・ヘンリーっぽく、(FENでドン・ヘンリーって言っていたような記憶)
寂の歌詞が「ゲット・メニー・アップ、ゲット・メニー・ダウン……」みたいなの。
それが、やっとわかったっす!
「『坂崎さんの番組』という番組」を聴き流していたら
聴き覚えがある曲が流れてきて、やっと会えたね状態。
「『坂崎音楽堂』人に歴史ありダニー・コーチマー輝かしい裏方人生」
で少しだけ流れたんすが、
探していたのはドン・ヘンリーの「ダーティ・ラウンドリィ」だったっす!
1980年代前半でドン・ヘンリーってのは合ってたんで
もっと早く探していれば……。
「ゲット・メニー・アップ、ゲット・メニー・ダウン……」と思ってたのは、
「KICK'EM WHEN THEY'RE UP, KICK'EM WHEN THEY'RE DOWN……」らしいっす。
私のヒアリングが悪いために遠回りをしたっす。
「ダーティ・ラウンドリィ」はベースというかシンセのリズム(メロディ)が、
ちょっとだけホール&オーツの「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」の
ベース・ラインっぽくてなんか耳に残るんすよ。
(雑談終わり)


まったく関係のない雑談の方が本題より長いんすが、
暑いんで、ぼんやりまったりトリップする曲を――。


標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ>クラウトロック

■題名:WIESBADEN 1973

名前:COSMIC CIRCUS MUSIC

録音年:1973年

製作国:ドイツ

評価:C ★未確定

■曲目:
01. STERNENMASKERADE, TEIL 1
02. STERNENMASKERADE, TEIL 2

■雑記:
即興演奏のライブ。
初期アシュ・ラ・テンペルっぽい。
(ギターはマニュエル・ゲッチングほどブルース色は無いけど)
ゲストのフルートは、XHOL の TIM BELBE。
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好きなもの目録 その281 青塚氏の話

2018/07/08 16:44
大阪北部地震、
ワールドカップロシア大会で日本代表が活躍、
西日本を中心とした大雨、
オウム真理教死刑囚の死刑執行、
大口病院の連続中毒死容疑者逮捕など、
平成も終わりに近づき大変な事が次々と起こってるんすが、
私は傍観者というか何も出来ない無力感を感じるだけで、
ラジオから流れてくる谷崎潤一郎の『青塚氏の話』の朗読を聴き入る……。

NHKラジオ第2の『朗読』の時間をたまに聴いているんすが、
朗読「谷崎潤一郎作品集」の『青塚氏の話』が面白かったので目録に。
私は、谷崎潤一郎作品の『痴人の愛』『卍』『蓼喰ふ虫』あたりを
何十年前くらいに読んだか、途中まで読んで挫折したかって感じで、
増村保造監督の『卍』や市川崑監督の『鍵』なんかを観てるくらいで
谷崎潤一郎には興味があるけど、どの作品が面白いのか皆目見当がつかなくて、
朗読「谷崎潤一郎作品集」の『魔術師』も聴いたけど、
そちらは何とも思わなかったんすが
『青塚氏の話』は私の琴線に触れたっす。


標題:谷崎潤一郎の青塚氏の話

分類:文学>小説

■題名:青塚氏の話

作者:谷崎 潤一郎

発表年:1926年

製作国:日本

評価:保留

■内容・雑記:
若き映画監督の中田は
無名のグラビアアイドルだった由良子を見出し自身の映画の主演女優に抜擢し、
由良子をアイドル的な人気を博す肉感的な女優として育てたうえ、
彼女と結婚し妻の映画を何本も撮っている。
ある日、由良子の新作映画公開後に酒場に行った中田は
偶然同席した中年紳士に話しかけられる。
酔っ払った紳士(青塚氏?)は由良子の大ファンだといい、
由良子の出演作品のソフトは全部所持し、
新作やソフト化されていない作品を観るため日本中の上映会に足を運び、
何百回も由良子の映像を視聴し
頭の天辺から足の爪先まで体の全てを記憶しているという。
そればかりか、由良子の体の部分部分は日本中の風俗店にいる
どの風俗嬢の体の部分に瓜二つか知っているというのだ。
そして、その紳士は自分の妻も由良子と瓜二つだと言い放つ。
紳士は中田を自分の妻に会わせるからと強引に連れ出し
郊外の一軒家に案内するが、そこで中田が目にしたモノとは……!
――みたいな話っす。

中田が目にしたモノとは、みなさん予想がつくと思いますが、
由良子に生き写しのオリエント工業製のリアルラブドールっす。
カッパハゲ(トンスラみたいなの)の紳士はファティマ・マイスターで、
由良子ソックリのファティマを30体も製造したとか。
(ちゃんと体臭もあり排泄もする)
夫の自分(中田)より由良子を知り尽くしている青塚氏に驚愕した中田は
実体と虚像が曖昧になり憔悴して亡くなる。


関係ないけど、
ミケランジェロ・ブオナローティって、
粗彫りとかしなくて3Dプリンターみたいに大理石から直接彫像
(全体を粗彫りしていくんじゃなく、彫像の一部分からの直彫り)
してることに今更驚愕して、
レオナルド・ダ・ヴィンチより凄いんじゃね……と思う今日この頃。
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好きなもの目録 その280 イタリアン・ヘヴィ・シンフォ

2018/06/21 17:20
私はプログレッシブ・ロックが好きなんですが、
プログレ以外のサイケやクラシックやジャズなども聴くし、
プログレも(キング・クリムゾン、イエス、ELP、ピンク・フロイド、ジェネシス、
ソフト・マシーン、キャラヴァン、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター、ジェスロ・タル、
などは何度聴いても厭きないので定期的に聴いているけど)
変な(捻くれた)モノを優先して聴いているので、
王道というかプログレ然とした
一般的にイメージする(シンフォ系)プログレを何年もまともに聴いていないなと思い、
久しぶりにイタリアのプログレを集中的に聴いたっす。
(アレアとPFMは好きなんで定期的に聴いているけど)

私が本格的にプログレを聴き始めたのは、今から20年くらい前になるんすが、
始めの一年半くらいはイエスとキング・クリムゾンとELPなど
イギリスのプログレを追うのに手一杯で
イギリス以外のヨーロッパにも凄いプログレがあることなど知らなかったっす。
んで、その頃、ELP関連のマンティコア・レーベルのシリーズから
PFM (プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)と
バンコ (バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)が発売されていたのを買ったのが
私のイタリアのプログレとの出会いなんすが、PFMは凄い気に入ったんすが、
イタリアのプログレは他にどんなものがあるのかまったくわからず、
他に興味があるサイケやプログレのアルバムが山ほどあったので
それ以上追求しなかったっす。
(ニュー・トロルスの『UT』とイ・ジガンティの『犯罪の歌』などは買ってた)
んでんで、それからまた一年半くらい経って、
「ヨーロピアン・ロック・レジェンド・シリーズ イタリアン・ロック・パート1」
ってのが発売されて、そこで
ジャンボ、レ・オルメ、ラッテ・エ・ミエーレ、イビスなどを知ったんすが、
その中で私が一番衝撃を受けたのがイル・バレット・ディ・ブロンゾの『YS』!
イタリアのプログレは凄い! レベルが高い……と思ったかな。
でもその頃はもう、ドイツやフランスのプログレも並行して聴いていたので、
イギリスのプログレを叙情的にしたようなイタリアの正統なプログレより、
ドイツやフランスの変なプログレの方に惹かれていて、
(アレアとPFM以外の)イタリアのプログレにはあまりのめり込まなかったっす。

イル・バレット・ディ・ブロンゾの『YS』は、
イタリアン・ヘヴィ・シンフォっていわれてるんすが、
ヘヴィとかシンフォニックの定義とかよくわからないっす。
わからない私が勝手に選んだイタリアン・ヘヴィ・シンフォっぽいのを紹介。
(あまりヘヴィじゃないものや、ハードロックっぽいのも混ざってます)
イタリアのプログレは、その当時の不況(オイル・ショック)の影響なのか、
それほど人気が出なくて続かなかったのか
アルバム一枚だけしか残してないバンドが多いっす。
(後から、ライブや未発表や再編してアルバムを出す場合も多いけど)

『YS - IL BALLETTO DI BRONZO』
『PER... UN MONDO DI CRISTALLO - RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO』
『IO NON SO DA DOVE VENGO E NON SO DOVE MAI ANDRO' UOMO E'IL NOME CHE MI HAN DATO - DE DE LIND』
『PALEPOLI - OSANNA』
『MELOS - CERVELLO』
『ZARATHUSTRA - MUSEO ROSENBACH』
『DEDICATO A FRAZZ - SEMIRAMIS』
『CAMPO DI MARTE - CAMPO DI MARTE』
『ALPHATAURUS - ALPHATAURUS』
『BIGLIETTO PER L'INFERNO - BIGLIETTO PER L'INFERNO』
――あたりがヘヴィ・シンフォかなと思うんすが、
シンフォ系やハードロック系の
『IL PAESE DEI BALOCCHI - IL PAESE DEI BALOCCHI』
『CONTAMINAZIONE - IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA』
『SUN SUPREME - IBIS』
――なんかも好きなんで選んでます。
音楽的なことは何もわからないので書いてません。

<YS団十傑集> (10以上あるけど)
子供達のバロッキ
水晶のリトルノ
流離人デ・デ・リンド
汚染されたメダーリャ
すばやいオザンナ
天才チェルヴェッロ
超人ローゼンバッハ
ガラスのセミラミス
カンポ・ディ・マルテ
駆け抜けるアルファタウラス
至高のイビス
地獄へのビリエット
(※カンポ・ディ・マルテは思いつかなかったのではなく
マスク・ザ・レッドみたいな感じっす)


標題:イタリアのヘヴィ・シンフォニック・プログレ

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ

■題名:
YS
YS (イプシロン・エッセ)

名前:
IL BALLETTO DI BRONZO
イル・バレット・ディ・ブロンゾ

発表年:1972年

製作国:イタリア

評価:A ★★★★☆

■曲目:
01. INTRODUZIONE
_____イントロダクション
02. PRIMO INCONTRO
_____第1部
03. SECONDO INCONTRO
_____第2部
04. TERZO INCONTRO
_____第3部
05. EPILOGO
_____エピローグ

(BONUS TRACK)
06. LA TUA CASA COMODA
_____安息の家
07. DONNA VITTORIA
_____ヴィットリア夫人

■雑記:
『シリウス2222』ではハード・プログレだったのが、
オザンナの母体となったチッタ・フロンターレから
ジャンニ・レオーネ(レオ・ネロ)が加わりヘヴィ・シンフォに変貌。
『YS』のキーボードプレイが気に入った人は、
レオ・ネロの『真実の檻』の後半をお勧め。


■題名:
IL PAESE DEI BALOCCHI
子供達の国

名前:
IL PAESE DEI BALOCCHI
イル・パエーゼ・デイ・バロッキ

発表年:1972年

製作国:イタリア

評価:B ★★★★

■曲目:
01. IL TRIONFO DELL'EGOISMO, DELLA VIOLENZA, DELLA PRESUNZIONE E DELL'INDIFFERENZA
_____夢の国へ
02. IMPOTENZA DELL'UMILTA E DELLA RASSEGNAZIONE
_____あきらめ
03. CANZONE DELLA SPERANZA
_____希望の唄
04. EVASIONE
_____逃亡
05. RISVEGLIO E VISIONE DEL PAESE DEI BALOCCHI
_____子供達の国
06. INGRESSO E INCONTRO CON I BALOCCANTI
_____子供達との出会い
07. CANZONE DELLA CARITA
_____愛の調べ
08. NARCISISMO DELLA PERFEZIONE
_____自己陶酔
09. VANITA DELL'INTUIZIONE FANTASTICA
_____虚栄
10. RITORNO ALLA CONDIZIONE UMANA
_____夢から覚めて

■雑記:
ヘヴィっぽさはあまりないけど、
良く出来た夢心地(悪夢っぽいけど)なシンフォ・プログレ。
イル・パエーゼ・デイ・バロッキって意味は、
諸星大二郎の「子供の王国」とかではなく、
ピノキオのおもちゃの国(プレジャー・アイランド?)のことみたいっす。


■題名:
PER... UN MONDO DI CRISTALLO
水晶の世界

名前:
RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO
ラコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ

発表年:1972年

製作国:イタリア

評価:B ★★★☆

■曲目:
01. NULLA
_____無
02. SU UNA RUPE
_____断崖
03. IL MONDO CADE SU DI ME
_____落下する世界
04. NEL MIO QUARTIERE
_____私の住む区域
05. L'OMBRA
_____影
06. UN PALCO DI MARIONETTE
_____あやつり人形の舞台
07. SOGNI DI CRISTALLO
_____水晶の夢

■雑記:
ラコマンダータ・リチェヴータ・リトルノって意味は、
到着返信書留郵便のことみたいっす。
アルバムジャケットのインナーのイラストが、
惑星着陸後に滅びた都市を見下ろす宇宙飛行士って感じかな。
静寂と喧騒の差が激しい演奏。
ボーカルとギターのメンバー二人は、
イ・テオレミやルオヴォ・ディ・コロムボのメンバーなどとサマディを結成。


■題名:IO NON SO DA DOVE VENGO E NON SO DOVE MAI ANDRO' UOMO E'IL NOME CHE MI HAN DATO

名前:DE DE LIND

発表年:1972年

製作国:イタリア

評価:B ★★★△くらい

■曲目:
01. FUGA E MORTE
02. INDIETRO NEL TEMPO
03. PAURA DEL NIENTE
04. SMARRIMENTO
05. CIMITERO DI GUERRA
06. VOGLIA DI RIVIVERE
07. E POI

■雑記:
ヘヴィっぽさもあるハードなシンフォ・プログレでフルートが躍動。
ちょっとだけザ・フーっぽく感じるような……気のせいかな。
選んだ他のアルバム(バンド)に比べてマイナーだけど良作。
私はどこから来て、どこへ行くのか?……認知症かな。


■題名:
IO COME IO
我思う故に (イオ・コーメ・イオ)
CONTAMINAZIONE (CONTAMINATION)
汚染された世界

名前:
IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA
ロヴェッショ・デッラ・メダーリャ

発表年:
1972年
1973年 (1975年)

製作国:イタリア

評価:
C ★★★くらい
A ★★★★○くらい

■曲目:
『IO COME IO』
『我思う故に』
01. IO
_____自我
02. FENOMENO
_____現象
_____A) PROIEZIONE
________投影
_____B) RAPPRESENTAZIONE
________心像
03. NON IO
_____非我
04. IO COME IO
_____我思う故に
_____A) DIVENIRE
________生成
_____B) LOGICA
________条理

『CONTAMINAZIONE』
『汚染された世界』
01. ABSENT FOR THIS CONSUMED WORLD
_____消滅した世界
02. ORA NON RICORDO PIU'
_____忘却の彼方へ
03. IL SUONO DEL SILENZIO
_____静寂なる響き
04. MI SONO SVEGIATO E...HO CHIUSO GLI OCCHI
_____目覚め…そして再び夢の中
05. LEI SEI TU: LEI
_____貴女への熱き想い
06. LA MIA MUSICA
_____君に捧げる歌
07. JOHANN
_____ヨハン・セバスチャン・バッハ
08. SCOTLAND MACHINE
_____スコットランド・マシン
09. CELLA 503
_____独房503号室
10. CONTAMINAZIONE 1760
_____汚れた1760年
11. ALZO UN MURO ELETTRICO
_____電波障害
12. SWEET SUITE
_____絢爛豪華な部屋
13. LA GRANDE FUGA
_____終焉のフーガ
※『CONTAMINATION』 英語バージョン。
01. ABSENT MIND
02. ORPHAN ME
03. JOHANN'S ROCK
04. ANOTHER NAME AM I
05. CRAZY BABY
06. LOST MYSELF TODAY
07. JOHANN
08. SCOTCHED
09. I CAN FLY
10. CONTAMINATION
11. ISOLATION WORD
12. FOR THE LOVE OF ANNA
13. BACH LIVES

■雑記:
『我思う故に (イオ・コーメ・イオ)』は、
シンフォニックの欠片もないけど荒々しい(ハードな)ギターとベースの音が良いんで。
フィヒテの哲学的思想をコンセプトにしたみたい?

『聖典 (ラ・ビッビア)』『我思う故に』の前二作がヘヴィでハードだったのに
『汚染された世界』はルイス・バカロフにより華麗に洗練。
ルイス・バカロフがオーケストレーションを施している
ニュー・トロルスの『コンチェルト・グロッソ』
オザンナの『ミラノ・カリブロ 9 (ミラノ・カリブロ・ノヴァ)』
ロヴェッショ・デッラ・メダーリャの『汚染された世界』
の中では『汚染された世界』が一番良く出来ていて好きなんで、
ヘヴィっぽさはあまりないけどシンフォ・プログレの代表として。
英語バージョン『CONTAMINATION』もある。
ロヴェッショ・デッラ・メダーリャって意味は、
メダルの裏側のことみたいっす。


■題名:
PALEPOLI
パレポリ

名前:
OSANNA
オザンナ

発表年:1973年

製作国:イタリア

評価:A ★★★★△くらい

■曲目:
01. ORO CALDO
_____熱いとき
02. STANZA CITTA
_____スタンツァ・チッタ
03. ANIMALE SENZA RESPIRO
_____すばやい獣たち

■雑記:
『パレポリ』はイタリアのプログレの名盤としてよく挙がるし、
キング・クリムゾンに例えられることが多いので
凄い期待して聴いたんすが、いまいち私には良さがわからず……。
土着的で分裂ぎみな混沌さが良いのかな。
ナポリの古代都市パレポリで暗黒舞踏って感じかな……。うそ
オザンナのパンダメイクみたいなのってキッスより早いのかな?
ヒデとオザンナ


■題名:
MELOS
メロス

名前:
CERVELLO
チェルヴェッロ

発表年:1973年

製作国:イタリア

評価:B ★★★★以上

■曲目:
01. CANTO DEL CAPRO
_____野羊の歌
02. TRITTICO
_____三部作の絵
03. EUTERPE
_____女神エウテルペ
04. SCINSIONE (T.R.M.)
_____解放 (無言歌表現の試み)
05. MELOS
_____メロス
06. GALASSIA
_____ガラッシア
07. AFFRESCO
_____壁画
08. LUCE DIVINA

■雑記:
オザンナより洗練されている弟分。
私は『パレポリ』より『メロス』の方が好み。
太宰治じゃなくてギリシャ神話がコンセプトみたい。


■題名:
ZARATHUSTRA
ツァラトゥストラ組曲

名前:
MUSEO ROSENBACH
ムゼオ・ローゼンバッハ

発表年:1973年

製作国:イタリア

評価:B ★★★◎

■曲目:
01-05. ZARATHUSTRA
________ツァラトゥストラ組曲
_____A) L'ULTIMO UOMO
________最初の男
_____B) IL RE DI IERI
________昨日の王
_____C) AL DI LA'DEL BENE E DEL MALE
________善悪の彼方に
_____D) SUPERUOMO
________超人
_____E) IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE
________砂時計の宮殿
06. DEGLI UOMINI
_____女について
07. DELLA NATURA
_____自然
08. DELL'ETERNO RITORNO
_____永遠の回帰

■雑記:
『ツァラトゥストラ組曲』は
イタリアのヘヴィ・シンフォ・プログレの幻の名盤とか隠れた名盤としてよく挙がるし、
ニーチェの『ツァラトゥストラ――』のコンセプト・アルバムだというんで
凄い期待して聴いたんすが、いまいち私には良さがわからず……。

『RARE AND UNRELEASED』では、ヘヴィっぽさが薄い叙情的な
『ツァラトゥストラ組曲』のオルタナティブ(デモ?)・バージョンが聴ける。


■題名:
DEDICATO A FRAZZ
フラッツに捧ぐ

名前:
SEMIRAMIS
セミラミス

発表年:1973年

製作国:イタリア

評価:B ★★★☆

■曲目:
01. LA BOTTEGA DEL RIGATTIERE
_____古物商の店
02. LUNA PARK
_____ルナ・パーク
03. UNO ZOO DI VETRO
_____ガラスの動物園
04. PER UNA STRADA AFFOLLATA
_____街の雑踏 (交通渋滞)
05. DIETRO UNA PORTA DI CARTA
_____紙の扉の向こう側 (トランプの門)
06. FRAZZ
_____フラッツ
07. CLOWN
_____道化師

■雑記:
ヴィブラフォン特集 第五弾!
イタリアに数あるヘヴィ・シンフォ・プログレの中で、
なぜか私が好きなのがセミラミス。
セミラミスとは、アッシリア帝国の伝説上の女王で、
美貌と英知を兼ね備え、贅沢好きで好色でかつ残虐非道。
世界の七不思議の一つ、バビロンの空中庭園を造らせたといわれる――
らしいっすが……アルバムジャケットが美貌のセミラミスの顔……なのか?
インナーのイラストも幻想的(シュルレアリスム)でなんか恐いし。


■題名:
CAMPO DI MARTE
カンポ・ディ・マルテ

名前:
CAMPO DI MARTE
カンポ・ディ・マルテ

発表年:1973年

製作国:イタリア

評価:B ★★★☆くらい

■曲目:
01. PRIMO TEMPO
_____第一楽章
02. SECONDO TEMPO
_____第二楽章
03. TERZO TEMPO
_____第三楽章
04. QUARTO TEMPO
_____第四楽章
05. QUINTO TEMPO
_____第五楽章
06. SESTO TEMPO
_____第六楽章
07. SETTIMO TEMPO
_____第七楽章
※アーティストが意図した曲順と曲名。
01. PROLOGO PARTE I (V TEMPO)
_____序章 パート1 (第五楽章)
02. PROLOGO PARTE II (VI TEMPO)
_____序章 パート2 (第六楽章)
03. PROLOGO PARTE III (VII TEMPO)
_____序章 パート3 (第七楽章)
04. RIFLESSIONE PARTE I (I TEMPO)
_____黙想 パート1 (第一楽章)
05. RIFLESSIONEPARTE II (II TEMPO)
_____黙想 パート2 (第二楽章)
06. EPILOGO PARTE I (III TEMPO)
_____終章 パート1 (第三楽章)
07. EPILOGO PARTE II (IV TEMPO)
_____終章 パート2 (第四楽章)

■雑記:
かなりかっこいい!
カンポ・ディ・マルテって意味は、
フィレンツェのマルテ広場のことみたいっす。
軍神マルスに関係あるみたいなんで、
アルバムジャケットの自身の武器を体に直に刺している男達(兵士?)
の意味がわかるような、わからないような……。
ドラムがバタついてると思ったらツイン・ドラム。


■題名:
ALPHATAURUS
アルファタウラス

名前:
ALPHATAURUS
アルファタウラス

発表年:1973年

製作国:イタリア

評価:B ★★★○くらい

■曲目:
01. PECCATO D'ORGOGLIO
_____高慢は罪 (傲慢の罪)
02. DOPO L'URAGANO
_____暴風の後に (ハリケーンの後)
03. CROMA
_____クローマ
04. LA MENTE VOLA
_____飛行 (駆け抜ける精神)
05. OMBRA MUTA
_____変遷の影 (無言の影)

■雑記:
ヴィブラフォン特集 第六弾?
平和の象徴の白い鳩が爆撃している三面アルバムジャケット。
キーボードの比重が大きい。
当時未発表の『DIETRO L'URAGANO』では
完全にELP系のキーボード・プログレになってる。


■題名:
CANTI D'INNOCENZA - CANTI D'ESPERIENZA
子供たちの唄、大人たちの唄 (クエスチョン・マーク)
SUN SUPREME
サン・シュープリーム (至高の太陽)

名前:
NICO, GIANNI, FRANK, MAURIZIO
ニコ・ジャンニ・フランク・マウリツィオ
IBIS
イビス

発表年:
1973年
1974年

製作国:イタリア

評価:B ★★★★くらい

■曲目:
『CANTI D'INNOCENZA - CANTI D'ESPERIENZA』
『子供たちの唄、大人たちの唄』
01. INNOCENZA, ESPERIENZA
_____子供たち、大人たち
02. SIGNORA CAROLINA
_____夢のカロリーナ
03. SIMONA
_____シモーナ
04. L'AMICO DELLA PORTA ACCANTO
_____門際の友
05. VECCHINA AMICA
_____旧友
06. ANGELO INVECCHIATO
_____老いた天使

『SUN SUPREME』
『サン・シュープリーム』
DIVINE MOUNTAIN / JOURNEY OF LIFE (SWIFT RIVER RUSHING, FLOWING):
神の山 / 生命の旅:
01. PART 1 - VISION OF MAJESTY
_____パート1:皇帝の幻影
02. PART 2 - TRAVELLING THE SPECTRUM OF THE SOUL:
_____パート2:魂の旅路
_____A) FLOW OF THE RIVER OF THE MIND
________精神の奔流
_____B) A MAGICAL CAVERN
________魔法の洞窟
_____C) ON THE EDGE OF IT ALL
________万物の淵にて
03. PART 3 - THE VALLEY OF MISTS:
_____パート3:霧の渓谷
_____A) SONG OF THE VALLEY DEEP
________深き渓谷の歌
_____B) THE ELEMENTS CLASH - STORM OF LIFE
________エレメンツ・クラッシュ〜生命の嵐
04. PART 4 - VISION FULFILLED:
_____パート4:満たされた幻影
_____A) JUNGLE - RYTHM COLOUR (STEAM, SWEAT, PULSE, THROB, VIBRATE)
________ジャングル〜リズム・カラー
_____B) OVER THE CREST
________頂を越えて
DIVINITY (DEDICATED TO SATGURU MAHARAJI AND HIS FOLLOWERS):
神:
05. PART 1
_____パート1
06. PART 2
_____パート2
07.PART 3
_____パート3

■雑記:
イタリアのプログレでオザンナはあるのに
ニュー・トロルスがないってのは不完全なんすが、
ニュー・トロルスのアルバムでヘヴィ・シンフォっぽいのがわからないので、
(『UT』はハードロック系で、『アトミック・システム』はジャズ・ロック系なんで)
ニュー・トロルス派生のイビスを。
『サン・シュープリーム』は、歌詞は英語で
ドラムはアトミック・ルースターなどのリック・パーネル。


■題名:
BIGLIETTO PER L'INFERNO
地獄への乗車券

名前:
BIGLIETTO PER L'INFERNO
ビリエット・ペル・リンフェルノ

発表年:1974年

製作国:イタリア

評価:C ★★☆くらい

■曲目:
01. ANSIA
_____苦悶
02. CONFESSIONE
_____告白
03. UNA STRANA REGINA
_____奇妙な王女
04. IL NEVARE
_____降雪
05. L'AMICO SUICIDA
_____友は死ぬ

■雑記:
オザンナやムゼオ・ローゼンバッハと並ぶイタリアン・へヴィ・シンフォのバンドが
ビリエット・ペル・リンフェルノらしいので、
凄い期待して聴いたんすが、いまいち私には良さがわからず……。
『パレポリ』と『ツァラトゥストラ組曲』を私は評判どおりだと思わないので、
『地獄への乗車券』も合わないんだな……。
(ハードロック系があまり好きじゃないってのもあるけど)
ツイン・キーボード。
当時未発表の『IL TEMPO DELLA SEMINA』は、あまりへヴィじゃないかな。
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好きなもの目録 その279 アーサー・ブラウンとクレイグ・レオン

2018/06/15 23:09
森田童子が四月に亡くなっていたことに少し驚いたんすが、
コロシアムのジョン・ハイズマンも亡くなったみたいです。

ジョン・ハイズマンとも少しだけ関係があったアーサー・ブラウンなんすが、
アーサー・ブラウンといえば
クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンの「ファイア」や
アーサー・ブラウンズ・キングダム・カムなどが有名で面白いと思うんすが、
『ジャーニー』の延長線上にある1980年代のシンセポップもなんか良いんで目録に。

アーサー・ブラウンを知ったのは、
カール・パーマーがアトミック・ルースターの前に
クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンにいたからだったかな……。
「ファイア」が代表曲っていうんで私はてっきり、
水野英子の「ファイヤー!」はアーサー・ブラウンをモデルにした漫画だと思ってたんすが、
スコット・ウォーカーをイメージしてたみたいっす。
アーサー・ブラウンは、どこかおバカというか狂っているというか
道化師(ジョーカー)的なんで違うに決まってますが……。
アーサー・ブラウンの声質や歌い方なんかはイアン・アンダーソンや、
低い声を出しているデヴィッド・ボウイって感じに思えるときもあるんすが、
どこか変でおまぬけな感じがする。


標題:アーサー・ブラウンとクレイグ・レオン

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ>シンセサイザー音楽 / シンセポップ

■題名:
SPEAK NO TECH (SPEAKNOTECH : THE COMPLETE TAPES OF ATOYA)
REQUIEM

名前:
ARTHUR BROWN
アーサー・ブラウン

発表年:1982年

製作国:イギリス

評価:B ★未確定

■曲目:
『SPEAK NO TECH』
01. KING OF ENGLAND
02. CONVERSATIONS
03. STRANGE ROMANCE
04. NOT FADE AWAY
05. THE MORNING WAS COLD
06. SPEAK NO TECH
07. NAMES ARE NAMES
08. LADY LOVE
09. BIG GUNS DON'T DIE
10. TAKE A PICTURE
11. YOU DON'T KNOW
12. OLD FRIEND MY COLLEAGUE
13. LOST MY SOUL IN LONDON
14. JOINED FOREVER
15. MANDALA
16. DESERT FLOOR

『REQUIEM』
01. CHANT
02. SHADES
03. ANIMAL PEOPLE
04. SPIRITS TAKE FLIGHT
05. GABRIEL
06. REQUIEM
07. MECHANICAL MASSEUR
08. BUSHA- BUSHA
09. THE FIRE ANT AND THE COCKROACH
10. TEAR DOWN THE WALL
11. SANTA PUT A SPELL ON ME
12. PALE STARS
13. CHROMATIC ALLEY
14. FALLING UP

■雑記:
『SPEAK NO TECH』は、クレイグ・レオンが関わっている。

『REQUIEM』は、アルバムタイトルからかダークな雰囲気で始まる。
「GABRIEL」は、バグパイプっぽい旋律。


クレイグ・レオンは、
ラモーンズ、ブロンディ、トーキング・ヘッズ、スーサイドなどのプロデューサー。


分類:音楽>洋楽>テクノ>ミニマル / アンビエント

■題名:ANTHOLOGY OF INTERPLANETARY FOLK MUSIC VOL.1 (EARLY ELECTRONIC WORKS)
NOMMOS
VISITING

名前:CRAIG LEON

発表年:
1981年
1982年

製作国:アメリカ

評価:
A ★★★★○くらい
B〜C ★未確定

■曲目:
『NOMMOS』
01. RING WITH THREE CONCENTRIC CIRCLES
02. DONKEYS BEARING CUPS
03. NOMMO
04. FOUR EYES TO SEE THE AFTERLIFE
05. SHE WEARS A HEMISPHERICAL SKULL CAP

『VISITING』
01. ONE HUNDRED STEPS
02. REGION OF FLEEING CIVILIANS
03. THREE SMALL COINS
04. VISITING
05. DETAILS SUGGEST FIDELITY TO FACT
06. THE CUSTOMS OF THE AGE DISTURBED

■雑記:
『NOMMOS』は、アフリカのマリ共和国のドゴン族の神話からインスピレーションを得たものらしいっす。
シリウスのニャントロから飛来した魚みたいなノンモが人類の祖先らしいっす。
『シェイプ・オブ・ウォーター』とかの半魚人なのかも?
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好きなもの目録 その189のおまけ インナー・スペース

2018/05/31 20:37
サッカーのワールドカップロシア大会が迫ってるんすが
日本代表が不甲斐ないというか期待がもてないせいか
いまいち盛り上がらないんすが、
それより、イニエスタがヴィッセル神戸(Jリーグ)に入るっていう信じられないニュースが
日大アメフト問題や米朝首脳会談の行方などに隠れて
それほど大ニュースになってない印象なんすが、
キンクリ(KING CRIMSON)のロバート・フリップが
キンプリ(KING & PRINCE)に加入するような凄い出来事なのに!
ヴィッセル神戸には昔、短期間だけミカエル・ラウドルップがいたんすが、
すぐヨーロッパに帰っちゃったんすよね。
(昔、TVK(テレビ神奈川)が観れる地域に住んでいた時、
神奈川県内のJリーグチームの試合をよく放送していて、
ラウドルップの国内最後の試合、横浜フリューゲルス戦をテレビで観た覚えが……)
イニエスタはJリーグで無双して長く居てほしい。
(雑談終わり)


インナー・スペースはカンの前身グループで、
『ヴァーツヤーヤナのカーマ・スートラ』
『アジ郎とブル坊 〜レーニンはヴィーナスに接吻を』
など映画のサウンドトラックを制作してたみたい。


標題:イルミン・シュミットの初期カン

分類:音楽>洋楽 / サントラ>ロック>サイケ / プログレ>クラウトロック

■題名:
KAMASUTRA: VOLLENDUNG DER LIEBE
AGILOK & BLUBBO
アジ郎とブル坊

名前:
IRMIN SCHMIDT / INNER SPACE PRODUCTION
THE INNER SPACE
インナー・スペース

メンバー:
HOLGER CZUKAY (※『AGILOK & BLUBBO』のみ)
ホルガー・シューカイ
IRMIN SCHMIDT
イルミン・シュミット
JAKI LIEBEZEIT
ヤキ・リーベツァイト
MICHAEL KAROLI
ミヒャエル・カローリ
MALCOLM MOONEY (※「THERE WAS A MAN」のみ)
マルコム・ムーニー
DAVID JOHNSON
デヴィッド・ジョンスン


発表年(録音年):1968年〜1969年

製作国:ドイツ

評価:B ★★★○くらい

■曲目:
『KAMASUTRA: VOLLENDUNG DER LIEBE』
01. INDISCHES PANORAMA I
02. I'M HIDING MY NIGHTINGALE
03. THERE WAS A MAN
04. IM TEMPEL
05. IN KALKUTTA III
06. INDISCHES PANORAMA II
07. IN KALKUTTA I
08. IM ORIENT
09. INDISCHES PANORAMA III
10. MUNDHARMONIKA BEAT
11. INDISCHES PANORAMA IV
12. INDISCHES PANORAMA V
13. INDISCHES PANORAMA VI
14. INDISCHE LIEBESSZENE
15. IN KALKUTTA II
16. IM ORIENT II

『AGILOK & BLUBBO』
01. AGILOK AND BLUBBO
02. ES ZIEHT HERAUF
03. DIALOG ZWISCHEN BIRKEN
04. MICHELE IST DA
05. MAMA MAMA
06. KAMERASONG
07. ZWISCHEN DEN BAUMEN
08. ZWEIGE UND SONNE
09. REVOLUTIONSLIED
10. DER LETZTE BRIEF
11. PROBLEME
12. FLOP POP
13. MEMOGRAPHIE
14. APOKALYPSE
15. HEXAPUSSY

■雑記:
友人が提供してくれたケルン郊外のネルフェニヒ城を借り受け、
インナー・スペース・スタジオと名付けて作品制作を始めたみたい。

東洋的雰囲気を感じる変態サイケ、即興実験的なプログレ、
アシッドで気だるく能天気な歌など、音楽のごった煮。
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好きなもの目録 その278 夕鶴

2018/05/29 17:10
NHK-FMの『クラシックの迷宮』で
「ラジオドラマ「夕鶴」〜歌劇「夕鶴」の起源をさぐる〜」
を聴いたのでメモ。

NHK-FMの『ベストオブクラシック』
2018年3月22日と4月4日の放送で
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団演奏会の
歌劇「夕鶴」を聴いていたんですが
(ラジオドラマ「夕鶴」を聴いた後に、
歌劇「夕鶴」を録音してたのをもう一回聴き直したっす)
ラジオドラマと歌劇の脚本というか歌詞(台詞)がほぼ同じだったっす。
ラジオドラマ「夕鶴」は、歌劇「夕鶴」の雛形(プロトタイプ)かな。
与ひょうが傷ついた鶴(つう)を助け、
恩返しのため人間の女性に姿を変えた鶴が押しかけ女房になる前段階とか飛ばして、
仲睦まじい(与ひょうとつう)夫婦だったが
悪人(惣どと運ず)に唆され
金に目が眩んだ与ひょうがつうに織物(鶴の千羽織)を強引に織らせ、
その場面を約束を破って見てしまいつうが去っていく二日間の話。

「夕鶴」というか鶴の恩返しの話は、
私が小学生の頃に教科書か『まんが日本昔ばなし』なんかで知ったと思うんすが、
「夕鶴」の登場人物の名前と親友のあだ名が同じだったので記憶に残ったっす。
んで『ガラスの仮面』を初めて読んだ時、
「紅天女」の月影千草と尾崎一蓮の関係が、
「夕鶴」の山本安英と木下順二の関係をモデルにしてるんだなと思ったっす。


標題:木下順二と團伊玖磨の夕鶴

分類:ラジオ>ラジオドラマ

■題名:ラジオドラマ「夕鶴」

名前:木下 順二

作曲・指揮:團 伊玖磨

演出:
岡倉 士朗
梅本 重信

声優:
山本 安英
宇野 重吉
清水 将夫
加藤 嘉
大阪放送子供会

音楽:大阪放送管弦楽団

放送年:1949年

製作国:日本

評価:保留

■内容・雑記:
1949年4月27日か5月6日、NHK大阪放送局の制作で放送。
声優陣は山本安英が客演していた劇団民藝が主体。

木下順二が山本安英のために書いた戯曲「夕鶴」を発表したのは『婦人公論』1949年1月号。
ラジオドラマ「夕鶴」は、舞台での上演に先駆けて戯曲「夕鶴」をそのまま演っている。
團伊玖磨が音楽を担当したラジオドラマの「夕鶴」は、
オペラ(歌劇「夕鶴」)の発表より三年早い。

演出家の岡倉士朗の「夕鶴」の解釈は、
鶴の化身のつうと夫の与ひょうには欲得抜きの純粋な愛があったが、
つうが労働して作る毛織物に高値がつくことで
資本主義の利益追求のメカニズムにつうと与ひょうが組み込まれて
愛が欲得ずくになって家庭という愛の共同体が崩壊してしまう。
日本近代の主産業は繊維産業(軽工業)であり、
敗戦を経て戦後も日本を復興させていく主産業の一つは繊維産業であり、
つうというのは搾取されてずたぼろにされる繊維産業の労働者階級の象徴であり、
つうの最後の名台詞
「私はもう人間の姿をしていることが出来ないの……」
とは、マルクス主義の人間疎外のことをいっている。
ヤマトタケルの白鳥伝説が死を象徴しているように、
つうが最後に空に帰るのは、この世にもう逃げ場がない追い詰められての自殺。
一方、人間を金の亡者に変えてしまう資本主義の象徴が運ずと惣ど。

戯曲「夕鶴」は、日本の古い昔話ではなくて資本主義批判の寓話で、
戦後の左翼的な新劇運動の中で受けた。
与ひょうがつうの機織を覗き見して秘密を探ることで信頼が壊れていくのは、
管理社会、監視社会、治安維持法や憲兵・秘密警察、密告といったことと関係がある。
(片山杜秀談)


分類:音楽>クラシック>オペラ

■題名:歌劇「夕鶴」

名前:木下 順二

作曲:團 伊玖磨

歌:
腰越 満美
小原 啓楼
谷 友博
峰 茂樹

音楽:
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
江東少年少女合唱団

指揮:高関 健

録音年:2017年

製作国:日本

評価:保留

■内容・雑記:
2017年9月30日、東京・ティアラこうとう大ホールで収録。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の
第50回ティアラこうとう定期演奏会 オペラ「夕鶴」(演奏会形式)。

歌劇「夕鶴」は、團伊玖磨の代表作であり日本を代表するオペラで
国内・国外で800回以上演奏されている。
第1部が一日の出来事で1時間25分くらいで、
第2部が翌日の出来事で30分足らずと全体としてのバランスが悪い。



「夕鶴」を、今日の(現代社会に)読み替え演出すると、
運ずと惣どはグローバリズム時代の資本家、
つうは契約社員とか時間外労働を強いられる底辺の女性労働者、
与ひょうは没落する中産階級――(片山杜秀談)
らしいんすが私的には、
運ずと惣どはネット時代の転売ヤーや動画の個人特定、
つうはエロいイメージビデオを強いられる地下アイドル、
与ひょうはビットコイン投資家――とかかな。

つうは織物(資産)が作れる自分を
与ひょうにとって手放せない価値ある存在だと思わせ、
普通の生活をするのに十分な資産を与え、
働かないで二人でラブラブの生活をするはずだったのが裏目に。
与ひょうはバカなんで、つうは正直に鶴の化身だって打ち明ければ、
そんなこともあるかな……と受け容れたと思うんすが。
仕事(や趣味)を男から取り上げ、
自分だけを愛して他のモノに目もくれるなってのも悪かったかも。うそ

子供たちがつうを「おばさん、おばさん――」
って呼んで遊びに誘うんすが、
現代なら「おねえさんでしょ!」って訂正するな。
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好きなもの目録 その160のおまけ2 タルカス

2018/05/24 20:38
■おまけ
「好きなもの目録 その160 タルカス」のおまけ2。

BS-TBSで、
『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』
「タルカス」エマーソン・レイク&パーマー
を視聴したのでメモ。

カール・パーマー (ELP、エイジア)
リック・ウェイクマン (イエス)
リー・ジャクソン (ナイス、レフュジー)
スチュワート・ヤング (ELPのマネージャー)
アンドリュー・レーン (ELPのツアー・マネージャー)
へのインタビューと、
生前のキース・エマーソンとグレッグ・レイクの
「タルカス」についてのインタビューが少し。

私が興味を持った部分を勝手に要約。
(※インタビューの字幕に句読点を入れたり、編集や省略したりしてます)


■リー・ジャクソン
キース・エマーソンは THE V.I.P.'s というバンド、
リー・ジャクソンはクロムウェル・クラブのハウスバンドで演奏していた頃に
「いろいろな音楽の要素をクロスオーバーした
間口の広いサウンドをつくりたい」と話したことがある。
一緒に演奏するようになって、
後にナイスの代表作になった「ロンド」や「アメリカ」を
ゲイリー・ファー&ザ・T-ボーンズの時代に演奏したんだ。
デイヴ・ブルーベックのヒット・シングル「テイク・ファイブ」のB面の曲だった
「トルコ風ブルー・ロンド」という曲の5拍子を4拍子に変えて
エイゼンシュテインの映画の騎馬隊が疾走する場面の曲をパクった
ベースを弾いて合わせて「ロンド」が生まれた!
ナイスのギタリストのデヴィッド・オリストが薬物問題などで解雇された後、
新たなギタリストを探してイエスからも誘われている
ボダストのスティーヴ・ハウが加わる話もあったが、
スティーヴはキースとはやりたくないと思っただろう。
キースと同じバンドで対等に演奏できるギタリストはジミ・ヘンドリックスだけだった。
キースがナイスを辞めた理由は、
僕がグレッグ・レイクほど歌がうまくなかったからだ。
※リー・ジャクソンは自分の歌声について自覚があったんだな。
年齢を重ねて渋い歌声になってたけど。

■リック・ウェイクマン
キース・エマーソンの素晴らしい貢献は
モーグ・シンセサイザーを表舞台に押し出したことだ。
モーグが登場するまでキーボードの音は全体の音の中に埋もれていた。
モーグのおかげでキーボードの素晴らしいソロ演奏が届くようになり
コードの演奏から解放されたんだ。
キースの左手はELPの音楽の重要な要素だ。
リックは右手の方が左手より弾きやすいがキースは左の方が右より弾けた。
キースとリックでランチをした帰りにファンに質問され
「二人のうち最高のキーボード・プレイヤーはどちらですか?」と訊かれた。
「演奏のスタイルが全く違う。
僕の演奏のベースはクラシックでキースの演奏のベースはジャズだ。
単純な比較はできない」とリックが答えると、キースはこう答えた
「僕の左手とリックの右手を合わせたら完璧なキーボード・プレイヤーができる」
キースの左手の演奏をなくすと全く違うサウンドになりELPの音に聴こえなくなるんだ!
つまりキースの左手のおかげでELPは歴史に残るバンドになったんだ。

■スチュワート・ヤング
ミーティングで最も積極的だったのはグレッグで、次は業界が長かったカール。
だが、キースは音楽のことで頭が一杯で何ひとつ発言しなかった。
グレッグは誰からも好かれ、いつも会話の中心になるタイプ。
笑顔とカリスマ的な魅力を湛える明るい男で
聖歌隊の少年のような澄んだ美しい声を持っていた。
そしてカールの存在が三人を一つにまとめていた。
カールとキースのプレイはしっくり噛み合っていた。
カールのスタイルはジャズの影響を受けていたからユニークだった。
初期は本当にエキサイティングだったよ。

■アンドリュー・レーン
キースと他のメンバー二人との関係が
友人関係ではなくプロフェッショナルな関係だったから
いつも良好とは限らなかった。
「キース・エマーソン・バンドだったらよかった……。
エマーソン・レイク&パーマーにしたのは最大の過ちだ」
民主的なバンドではなく
自分の思う通りにやりたいとキースは思ったんだ。

■カール・パーマー
カールが初めてキースと会って話すと、
キースとカールのレコード(ジャズやクラシック)のコレクションが全く同じだった。
ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」、バルトーク、
初めて買ったジャズのLPデイヴ・ブルーベックの『タイム・アウト』まで一緒だった。

■「タルカス」について
キース・エマーソンがアルベルト・ヒナステラの影響を受けた頃に
「タルカス」を創っていた。
キースが「タルカス」のデモを弾いてグレッグに聴かせたが、
グレッグはまるでループのように5/4拍子のメロディが延々と繰り返されるだけで
曲のコンセプトが全くわからなく歌詞もメロディも湧いてこなかった。
弾き終わってもグレッグの反応が暫くなく
「ぶっ飛び過ぎだ、この変拍子おかしいよ!
そんな音楽がやりたいのならソロ・アルバムでやれば?
「タルカス」を録音したくない!」と言うので、
カールがキースとグレッグの間にレフリーで入り仲裁役を果たしていた。
「タルカス」は、2インチ幅のテープでマルチトラック録音した。
15分間もぶっ通しで演奏すると誰かが必ずミスをしたので
部分録音をすることにして結局17回編集した!


番組で紹介された「タルカス」のカバー
「オーケストラ版タルカス - 吉松 隆」
「タルカス - モルゴーア・クァルテット」
「ゾーン=タルカス - 黒田 亜樹」
「タルカス変奏曲 - KOKOO」
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