好きなもの目録 その198 フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

チャンネルNECOで、
『フランケンシュタイン対地底怪獣 (バラゴン)』
を視聴したっす。
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』
は前に観たことあるので、今回は録画して後で観るっす。
「好きなもの目録 その84 ゴジラ」に
『サンダ対ガイラ』について書いたのを、こっちに転載しました。

鈴木清順監督がお亡くなりになりましたが、
チャンネルNECOとかで追悼・鈴木清順特集みたいなのがあった時に何か書きます。
(私がチャンネルNECOを観始めた頃に、鈴木清順特集みたいなのやっていて、
それで何作品かは観てるけど、あまり内容を憶えていないので……。
『けんかえれじい』は録画してあるけど)

んで、
『フランケンシュタイン対地底怪獣 (バラゴン)』を初めて観たっす。
映画の内容(物語)的に、テレビ放送に不適格なのか
(ナチスの秘密兵器(人体実験)、広島の原爆(放射能)、
浮浪児(フランケンシュタイン)に対する迫害、キチガイやめくらなどの用語、など)
日米合作なので権利関係が複雑なのか、
(地上波)テレビ放送とか滅多にされてないと思う。(私は観たことない)

私は前から『フランケンシュタイン対地底怪獣』を観たかったんすよね。
『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 - 今川 泰宏』が好きなんですが、
シズマドライブの入っている黒いアタッシュケースの元ネタが、
『フランケンシュタイン対地底怪獣』の戦時下にドイツから日本に運ばれた
フランケンシュタインの心臓の入ったケースだとかいうので。
あと、子供の頃に怪獣のソフビ人形を何体か持っていたんすが、
なぜかバラゴンのソフビ人形を持っていたんすよ。
私が欲しがったというより、親とかが買い与えたと思うんですが。


標題:本多猪四郎と円谷英二と伊福部昭のフランケンシュタイン

分類:映画>邦画>特撮

■題名:
フランケンシュタイン対地底怪獣 (バラゴン)
フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

監督:本多 猪四郎

特技監督:円谷 英二

音楽:伊福部 昭

出演:
水野 久美
佐原 健二
田島 義文
中村 伸郎
田崎 潤

(※『フランケンシュタイン対地底怪獣』)
高島 忠夫
ニック・アダムス
藤田 進
志村 喬

声優:
納谷 悟朗
熊倉 一雄

(※『サンダ対ガイラ』)
ラス・タンブリン


発表年:
1965年
1966年

製作国:
日本
アメリカ

評価:
A ★★★★△~B ★★★☆
A ★未確定

■内容・雑記:
『フランケンシュタイン対地底怪獣』

<地底怪獣 バラゴン>
地底にもぐって氷河期を生きのびた古代恐竜の一種。
群馬県白根山の火口から現われ、人家をおそって人間をたべてしまう。
富士山の樹海で、フランケンシュタインと激闘し、
その怪力で初代はノックアウトされた。
顔にある一角を発光させて、口からマグマ光線をはく。
ジャンプ力がある。

<大ダコ (2代目)>
富士山のすそ野にある湖から現われて、
地底怪獣と戦って疲れたフランケンシュタインをおそって、
湖に引きずり込んでしまうが、どちらが勝ったかはわからない。
8本のふとい足で相手にからみついて、強大な力でしめつける。
(TV放送版のみに出演)

『大怪獣ブロマイド図鑑』徳間書店
『講談社のポケットカード① ゴジラ大怪獣』
より
(※フランケンシュタインについては何も載ってない)

第二次世界大戦末期、(ナチス・)ドイツから日本の広島に、
不死身の兵士を作る研究のため、不死のフランケンシュタインの心臓が運ばれる。
しかし原爆投下によりフランケンシュタインの心臓は消滅したと思われた。
十五年後、浮浪児が犬や兎を襲って食べていると話題になる。
洞窟に住み、落とし穴で猪を獲る野生児は成長し、
山菜や野生の蘭を売りお金を稼ぎ、河川に移住し鰻を売り、
知り合いのホームレスから文字を習い、それなりに充実した生活を送っていたが、
河川を追い払われ金に困り、自販機荒しをして捕まってしまう。
更生のため支援施設で働くことになったフランケンシュタインは、
そこで水野久美とめぐり合う。うそ
途中から『洞窟おじさん』が混じったっす。
心臓から成長したフランケンシュタインは放射能の影響からか巨大化し、
研究のため拘束されていた国際放射線医学研究所を逃げ出す。
同じ頃、地底怪獣バラゴンが人々を襲っていたが、
フランケンシュタインの仕業と思われフランケンを処分することになる。
フランケンを助けようと探していたジェームス・ボーエン(ニック・アダムス)博士と
戸上季子(水野久美)と川地(高島忠夫)の三人の前にバラゴンが現われ絶体絶命のピンチ!
三人を助けるためフランケンはバラゴンに向かっていく――みたいな話。

フランケンシュタインは身体の一部分からでも再生できる生命力を持ってるんすが、
『強殖装甲ガイバー』を初めて読んだ時、
主人公が死ぬんすが、残った細胞片から再生するってのが斬新で驚いたんすが、
特撮のフランケンシュタインからアイデアを思いついたりしたのかな?

最後、バラゴンになんとか勝ったフランケンシュタインが、
バラゴンの掘った地下空間に落ちていくんすが、
親指を立てながら沈んでいく場面が感動的。うそ『ターミネーター2』かよ
テレビ放送版の最後は、突然、現われた大ダコに湖に引きずり込まれて終わりらしいっす。
(湖に蛸って棲めるのか?)

ボーエン博士が食事に呼ばれて戸上季子のアパートに行くんですが、
飾ってあるこけしを手にとって見て、
「ワタシのこけし(マタンゴ)もコレくらいの大きさだよ」
とかアメリカンジョークを飛ばさないかな。と思ったっす。

『フランケンシュタイン対地底怪獣』は、
『ウルトラQ』の「変身」での巨人と森林(山中)や、
「1/8計画」での巨人と市街地(街中)とかの描写に繋がっていったのかな。


『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』

このブログの2009/08/15の記事の再録(抜粋、一部修正)を――

サンダ対ガイラ
名前の憶え方は、
山にいるのがサンダ(山だ)。
海にいるのがガイラ(海ら)。

<サンダ>
フランケンシュタインの心臓から生まれた不死身の怪獣。
人間に育てられたので、やさしい性格をもつ。
怪力と頭脳的な戦いが武器だ。弟のガイラをいさめ、対立してしまう。

<ガイラ>
サンダの細胞から分裂し、成長した弟怪獣。海で育った怪獣で、
性格は凶暴で残忍。肉食で、人間を好んで食べる。
武器は怪力とキック攻撃。
光に弱く、自衛隊のメーサー作戦に苦しめられる。

『大怪獣ブロマイド図鑑』徳間書店より

最初からガイラが悪さして、
それをいさめるサンダって構図かなと思っていたんですが、
(兄より優れた弟などいないって感じに)
いきなり大ダコが漁船を襲うシーンにビックリ。
大ダコの足の動きとかいいなぁ。と
船員の身体に纏わりつく蛸足、船員の命も風前の灯……。
しかしなぜか大ダコが引き上げてゆく、
ガイラが現れたのだ!
そしてガイラと大ダコの格闘! 迫力あるっす!!
大ダコをかる~く料理してカルパッチョにするガイラ。うそ
ありがとうガイラ。助けてくれてありがとうガイラ……
と思っていたら、手で掴まれる……。
いやぁ、そんな陸まで運んでくれなくてもイイッスよガイラの旦那……。
パクッ
それが生き残った船員が見た、仲間の船員の最後でした。

ガイラは光に弱いので、夜や曇りの日に行動します。
どっかに美味い人間いないかなぁ。と
だから夜にガイラが現れると、街中灯りを点けて明るくするんですけど、
後半は、明かりがある所には美味しい人間がたくさん居ると知恵をつけ、
逆に明かりが、ガイラを惹きつける結果に。

メーサー殺獣光線車っていう、特殊車両がカッコいいんですが、
いつの間に、そんなモノ開発していたんだ自衛隊。

あと、人間を食べ、街を破壊するガイラを殺そうとする
自衛隊上層部に対して、スチュワート博士が、
「研究のために殺さず捕獲せよ。細胞さえ手に入れば……」
とかフランケンシュタインの研究のためなら、
人間は餌になってもいいんじゃねってな冷血漢なんですけど。
(そこまで酷くはなかったですが)

サンダとガイラは兄弟というか、
サンダの細胞から生まれたのがガイラなんで
クローンなんですよガイラ。
んで兄のサンダに隠れて、
人のつまみ食いしてんのがバレて兄弟喧嘩に。
でも怪獣図鑑なんかみると、
<サンダ>
身長30メートル 体重1万5千トン
<ガイラ>
身長25メートル 体重1万トン
で勝負にならないと思うんですが、
けっこうガイラが押していて五分五分の勝負っす。
最後、海の中でプロレスしていて、
どーなるのかなぁ。とワクワクしていたら……
突如、海底火山が噴火して、
それにサンダとガイラがのみこまれ生死不明に。完
と、唐突すぎる。

日本神話の海彦山彦の話をモチーフにしてるみたいなんですが、
海彦(ホデリノミコト)が兄で、
山彦(ホオリノミコト)が弟。
ホオリノミコトの奥さんがトヨタマヒメなんですが、
出産の時、見るな! と言われたんで見たら、
奥さん、なんとワニとか龍とか蛸とかの海洋生物だったんです。
あ~だからガイラ、最初に大ダコと戦ったのかぁ。と納得(ウソ)

子供サンダが人間に育てられていた場面が、
『北京原人~Who are you?』に影響を与えたのかな?
ウパー

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