好きなもの目録 その260 クリムゾン・キングの宮殿

NHK-FMの『夜のプレイリスト』を聴いているんすが、
だいたい、冒頭で放送されるアーティストとアルバム名を確認したら、
予約録音してんで寝ちゃうんすが、昨日(今日かな?)は待望の
キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』が放送されたので……。

土屋昌巳さんの週なんで、選曲(選アルバム)はきっと良いだろうとは思ってたんすが、
有名なモノ(アーティストとアルバム)ばかりだろうから、
(他のアルバムは
『ジギー・スターダスト - デヴィッド・ボウイ』
『ラバー・ソウル - ザ・ビートルズ』
『レッド・ツェッペリン登場 - レッド・ツェッペリン』
『アンノウン・プレジャーズ - ジョイ・ディヴィジョン』)
私が聴いたことのない(よく知らない)モノは期待出来ないなぁ。
と思ってたんすが、さすが土屋昌巳!
自分で用意したと思われる長文コメントを淡々と読み上げるのも素敵。

だいぶ前に、『夜のプレイリスト』では、
私が思ってたよりプログレのアルバムがかからない。
プログレは人気ないのか?
『クリムゾン・キングの宮殿 - キング・クリムゾン』
『危機 - イエス』
『狂気 - ピンク・フロイド』
『呪われし地球人たちへ - マグマ』
『自由への叫び - アレア』
などを選ぶパーソナリティーが登場しないかなぁ。
――って書いたんすが、
伊藤なつみさんの週で『狂気』、
そして今回『クリムゾン・キングの宮殿』が放送されて嬉しかったっす!
(マグマやアレアは無理だと思うので、あとは『危機』が放送されれば……)
なもんで、寝ないで聴き入ってたんすが、
「風に語りて」の途中で……
「緊急地震速報です。 長野県で地震。次の地域は強い揺れに警戒して下さい――」
と放送が中断されて録音失敗したんで、再放送を録音してから追記するつもりなんで未完成っす。
地震は中信(諏訪あたり)地方が震源地みたいだったので、
私の住んでいる北信はそれほど揺れなかったっす。
しかし、フォッサマグナやべぇ……。
緊急地震速報や全国瞬時警報システム(Jアラート)とかビクッとするんすが、
北朝鮮が11月29日未明に弾道ミサイルを発射したじゃないっすか、
その時、Jアラートは流れなかったんすが、
その数時間前に私の住んでいる地域の上空を
夜中なのにアメリカ軍の航空機かなんかが飛行している騒音がしたんで、
また北朝鮮がミサイルを飛ばすのかな?と思ったらそうだったので、
Jアラートより早くミサイル発射がわかるっす。
わかっても逃げられないけど……。

評価基準を甘くしているので最高ランクのS ★★★★★★を乱発していますが、
S ★★★★★★を超える好きなものがあります。
漫画だと『マカロニほうれん荘』、アニメだと『未来少年コナン』なんですが、
音楽はたくさんあって、『クリムゾン・キングの宮殿』も
S ★★★★★★を超える好きなものなので目録に。


標題:キング・クリムゾンのクリムゾン・キングの宮殿

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ

■題名:
IN THE COURT OF THE CRIMSON KING
クリムゾン・キングの宮殿
IN THE WAKE OF POSEIDON
ポセイドンのめざめ

名前:
KING CRIMSON
キング・クリムゾン

メンバー:
ROBERT FRIPP
ロバート・フリップ
GREG LAKE
グレッグ・レイク
IAN MCDONALD (※『クリムゾン・キングの宮殿』のみ)
イアン・マクドナルド
MICHAEL GILES
マイケル・ジャイルズ
PETER SINFIELD
ピート・シンフィールド
MEL COLLINS (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
メル・コリンズ
PETER GILES (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
ピーター・ジャイルズ
KEITH TIPPETT (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
キース・ティペット
GORDON HASKELL (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
ゴードン・ハスケル

アートワーク:
BARRY GODBER (※『クリムゾン・キングの宮殿』のみ)
バリー・ゴッドバー

発表年:
1969年
1970年

製作国:イギリス

評価:
S ★★★★★★
S ★★★★★○

■曲目:
『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』
『クリムゾン・キングの宮殿』
01. 21ST CENTURY SCHIZOID MAN (INCLUDING MIRRORS)
_____21世紀の精神異常者 (21世紀のスキッツォイド・マン) (インクルーディング:ミラーズ)
02. I TALK TO THE WIND
_____風に語りて
03. EPITAPH
_____エピタフ (墓碑銘)
_____A) MARCH FOR NO REASON
________理由なき行進
_____B) TOMORROW AND TOMORROW
________明日又明日
04. MOONCHILD
_____ムーンチャイルド
_____A) THE DREAM
________ドリーム
_____B) THE ILLUSION
________幻想
05. THE COURT OF THE CRIMSON KING
_____クリムゾン・キングの宮殿
_____A) THE RETURN OF THE FIRE WITCH
________帰ってきた魔女
_____B) THE DANCE OF THE PUPPETS
________あやつり人形の踊り

『IN THE WAKE OF POSEIDON』
『ポセイドンのめざめ』
01. PEACE - A BEGINNING
_____平和 / 序章
02. PICTURES OF A CITY (INCLUDING 42ND AT TREADMILL)
_____冷たい街の情景 (インクルーディング:踏み車の42番目(トレッドミル42番地))
03. CADENCE AND CASCADE
_____ケイデンスとカスケイド
04. IN THE WAKE OF POSEIDON (INCLUDING LIBRA'S THEME)
_____ポセイドンのめざめ (インクルーディング:リブラのテーマ)
05. PEACE - A THEME
_____平和 / 主題 (テーマ)
06. CAT FOOD
_____キャット・フード
07. THE DEVIL'S TRIANGLE
_____デヴィルズ・トライアングル
_____A) MERDAY MORN
________マーデイ・モーン (デヴィルズ・トライアングル PART I)
_____B) HAND OF SCEIRON
________ハンド・オブ・セイロン (デヴィルズ・トライアングル PART II)
_____C) GARDEN OF WORM
________ガーデン・オブ・ワーム (デヴィルズ・トライアングル PART III)
08. PEACE - AN END
_____平和 / 終章

??. GROON
_____グルーン

■雑記:
キング・クリムゾンの前身といえる
『チアフル・インサニティ・オブ・ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ』
を聴いて、このほのぼのとしたサイケ風ポップから
どーなったらキング・クリムゾンになるのか理解不能なんですが、
やっぱイアン・マクドナルドとピート・シンフィールドの加入が大きかったんだなと。
ジャイルズ・ジャイルズ&フリップに、イアン・マクドナルドと
当時イアン・マクドナルドの恋人だったジュディ・ダイブル
(フェアポート・コンヴェンションやトレイダー・ホーン)
が加入して「風に語りて」とかやってたんすがジュディが抜け、
ピート・シンフィールドとグレッグ・レイクが合流して、
ピーター・ジャイルズが抜けてキング・クリムゾンのオリジナル・メンバーが揃った。
アルバム・デビュー前のキング・クリムゾンのリハーサルを見たムーディー・ブルースが
ツアーへのクリムゾンの同行を恐れてキャンセルしたとか、
感激したドノヴァンがステージに上がってきたとか、
共演したデヴィアンツやティラノザウルス・レックスのファンがクリムゾンの演奏を妨害したとか、
デビュー前から衝撃を与えていたみたいっすが、
1969年10月10日(か12日)頃に、時代を変える『クリムゾン・キングの宮殿』が発売され、
ビートルズの『アビイ・ロード』を蹴落としてNO.1に……と昔は言われてましたが、
宣伝の謳い文句で実際には蹴落としてないみたいっす。

私が『クリムゾン・キングの宮殿』の曲で初めて聴いたのが
テレビやラジオで耳にした「21世紀の精神異常者」だったと思うけど、
そのイメージ(インパクト)で、
アルバム(『クリムゾン・キングの宮殿』)全曲が
ディストーションの効いたハードな曲ばかりだろうと勘違いして、
プログレとか知らないのでキング・クリムゾンはハードロックなんだと思ってたかな。
(昔の私はポップな洋楽が好きで、ハードロックとか苦手で忌避していた)
んで、『クリムゾン・キングの宮殿』をまともに全部聴いたら、
「風に語りて」「エピタフ」「ムーンチャイルド」のリリカルさ(叙情性)に驚き、
ハードロックではなく、これがプログレなんだな……と思ったかどうかは、
そーとー昔のことなんで憶えてないっす。

『ポセイドンのめざめ』は、
『クリムゾン・キングの宮殿』で重要な役割を担っていたイアン・マクドナルドが抜け、
グレッグ・レイクやマイケル・ジャイルズも準メンバー扱いの過渡期なんで、
『宮殿』の焼き直し(二番煎じ)で、
一般の評価もあまり高くないと思うんすが私は好きなアルバムです。
ライブで演奏されていた「ア・マン・ア・シティ」が「冷たい街の情景」に、
「マーズ」が(ホルストの権利関係がうるさいから)
「デヴィルズ・トライアングル」になったみたいで、
「ケイデンスとカスケイド」が
『マクドナルド・アンド・ジャイルズ』の「アイビスの飛行」に似ているので
脱退したイアン・マクドナルドの影響を感じる。
『ポセイドンのめざめ』と『マクドナルド・アンド・ジャイルズ』と
『エマーソン、レイク&パーマー』を聴いて、
もしもオリジナル・メンバーで『ポセイドンのめざめ』が制作されたら……といつも夢想する。

プログレッシブ・ロックのバンド・メンバーは、
『クリムゾン・キングの宮殿』のメンバー
(ロバート・フリップ、グレッグ・レイク、イアン・マクドナルド、マイケル・ジャイルズ、ピート・シンフィールド)
『太陽と戦慄』のメンバー
(ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、デヴィッド・クロス、ビル・ブルーフォード、ジェイミー・ミューア)
そして、イエスの『危機』のメンバー
(ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、スティーヴ・ハウ、ビル・ブルーフォード、リック・ウェイクマン)
が演奏技術面で考えると最高だと思う。
(メンバー間の実力が伯仲している。
デヴィッド・クロスはちょっと実力が落ちる気がするけど……)
どれも短期間だけで瓦解するのは、メンバー全員のエゴが強くぶつかるからか?


■題名:
MCDONALD AND GILES
マクドナルド・アンド・ジャイルズ

名前:
MCDONALD AND GILES
マクドナルド・アンド・ジャイルズ

メンバー:
IAN MCDONALD
イアン・マクドナルド
MICHAEL GILES
マイケル・ジャイルズ

ミュージシャン:
PETER GILES
ピーター・ジャイルズ
STEVE WINWOOD
スティーヴ・ウィンウッド
MICHAEL BLAKESLEY

作詞:
PETER SINFIELD (※「バードマン」のみ)
ピート・シンフィールド

発表年:1970年

製作国:イギリス

評価:S ★★★★★◎

■曲目:
01. SUITE IN C (INCLUDING TURNHAM GREEN, HERE I AM AND OTHERS.)
_____組曲ハ長調
02. FLIGHT OF THE IBIS
_____アイビスの飛行
03. IS SHE WAITING?
_____イズ・シー・ウェイティング
04. TOMORROW'S PEOPLE - THE CHILDREN OF TODAY
_____明日への脈動
05. BIRDMAN
_____バードマン
_____(INVOLVING)
_____A) THE INVENTOR'S DREAM (O.U.A.T)
_____B) THE WORKSHOP
_____C) WICHBONE ASCENTION
_____D) BIRDMAN FLIES!
_____E) WINGS IN THE SUNSET
_____F) BIRDMAN - THE REFLECTION

■雑記:
キング・クリムゾンの北米ツアーで心身ともに疲れきった
イアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズがクリムゾンを抜けて作った
前向きで暖かみのある明るいプログレ。
方向性(コンセプト)はクリムゾンの真逆に思えるんすが、音はクリムゾンに通じていて、
「アイビスの飛行」は「ケイデンスとカスケイド」を思い起こすし
『ポセイドンのめざめ』にイアン・マクドナルドがいれば……と夢想する。
マイケル・ジャイルズのきちっと明確で弾けるジャズ系のドラミングが好きなんすが、
「明日への脈動」「バードマン」でおもいっきり堪能できる。

トロンボーンの MICHAEL BLAKESLEYって誰?と思ったら、
TRENDSETTERS LIMITED や THE TREND で
ジャイルズ兄弟と一緒のメンバーだったみたい。

プログレっていうと暗くて重くて厳しく難解で神経質なイメージなんすが、
『マクドナルド・アンド・ジャイルズ』は牧歌的で優しいプログレ。
ヒッピー的能天気ファンタジーのゴングや、
『おもちゃの歓び - ケヴィン・エアーズ』
『グレイとピンクの地 - キャラヴァン』
なども緊張感がないほのぼのとしたプログレ。


■題名:
EMERSON LAKE & PALMER
エマーソン、レイク&パーマー (エマーソン・レイク&パーマー)

名前:
EMERSON LAKE & PALMER
エマーソン、レイク&パーマー (エマーソン・レイク&パーマー)

メンバー:
KEITH EMERSON
キース・エマーソン
GREG LAKE
グレッグ・レイク
CARL PALMER
カール・パーマー

エンジニア:
EDDY OFFORD
エディ・オフォード

発表年:1970年

製作国:イギリス

評価:S ★★★★★☆

■曲目:
01. THE BARBARIAN
_____未開人
02. TAKE A PEBBLE
_____石をとれ
03. KNIFE EDGE
_____ナイフ・エッジ
04. THE THREE FATES
_____運命の三人の女神
_____A) CLOTHO
________クローソー
_____B) LACHESIS
________ラキシス
_____C) ATROPOS
________アトロポス
05. TANK
_____タンク
06. LUCKY MAN
_____ラッキー・マン

■雑記:
キング・クリムゾンの北米ツアーがオリジナル・メンバー瓦解の原因みたいっすが、
グレッグ・レイクも北米ツアーで一緒になったナイスのキース・エマーソンと意気投合して
新しいバンドを結成しようとクリムゾンを抜けてエマーソン、レイク&パーマーへ。
グレッグ・レイクはキング・クリムゾン在籍時にリハーサルとかで
既に「ラッキー・マン」を歌っていたみたい。
「未開人」は、バルトークの「アレグロ・バルバロ」
「ナイフ・エッジ」は、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」とバッハの「フランス組曲第1番」
などクラシックからの引用。
まだキース・エマーソンは、シンセサイザーをそれほど使ってない。
「運命の三人の女神 (クローソー、ラキシス、アトロポス)」は、
永野護の『ファイブスター物語』のファティマの名前に使われる。

私がエマーソン、レイク&パーマーのアルバムで初めて買った(聴いた)のが
『エマーソン、レイク&パーマー』で、一発で気に入り大好きな作品。
キング・クリムゾンで知ったグレッグ・レイクのボーカルに惚れて
私はELPを聴くようになったんすが、そのおかげでキース・エマーソンに出会えて良かった!
(アニメ『幻魔大戦』とかでキース・エマーソンの音楽に接していたけど、
まだプログレとか意識していなかったので)



※キング・クリムゾンなどの情報は、
古い雑誌などからの受け売りなんで信用しないでください。

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