好きなもの目録 その352 岩井俊二の花とアリス

岩井俊二監督の『花とアリス』は、
物語が凄い面白いってことはないんですが、
映像と世界観が良くて好きなんで目録にッつって!


標題:岩井俊二の花とアリス

分類:映画>邦画>青春映画

■題名:花とアリス

監督・脚本・音楽:岩井 俊二

撮影監督:篠田 昇

出演:
鈴木 杏
蒼井 優
郭 智博
平泉 成
相田 翔子
阿部 寛
キムラ 緑子
坂本 真
木村 多江
黒澤 愛
篠原 さや
池永 亜美
相坂 真菜美
石川 伸一郎 (石川 シン)
ふせ えり
大沢 たかお
広末 涼子
叶 美香
伊藤 歩
児玉 真菜
松尾 れい子
松田 一沙
中野 裕之
大森 南朋
虻川 美穂子
梶原 善
笠原 秀幸
吉岡 秀隆 (※音声のみ)
森下 能幸
ルー 大柴
アジャ・コング
城 明男
テリー 伊藤
寺十 吾
猫田 直
細山田 隆人


発表年:2004年

製作国:日本

評価:S ★★★★★○

■内容・雑記:
荒井花(鈴木杏)と有栖川徹子(蒼井優)は、
いつも一緒の仲の良い親友同士で同じバレエ教室に通っている。
いつもより早い朝、花はアリスについて行き、普段は降りない駅に行く。
そこで、アリスが片思いしている留学生のデイヴを遠目から確認した花は
デイヴと一緒にいる宮本雅志(郭智博)に一目惚れする。
花とアリスは宮本と同じ高校に入学し、
花は宮本と同じ落語研究会に入部する。
花が宮本をストーカーしていると、落語の本に夢中の宮本が頭を打ち気絶する。
宮本が花のことを忘れているのをいいことに、
宮本が貧乏な売れない役者で恋人だったアリスにフラれ自殺未遂した……
とかじゃなく、
宮本先輩は記憶喪失で自分は先輩の恋人だと花は嘘を教える。
偽りの付き合いをする二人だったが、
花のパソコンにあった宮本の隠し撮りがバレ、
花は咄嗟にソレは宮本の前の彼女のアリスが撮ったモノだと嘘を重ね、
花とアリスと宮本は奇妙な三角関係になる。

昔観た時は、舞台は東北のどこかだと勘違いしてたんすが、
なんか神奈川みたいっす。
私は子供の頃、当時でも少し時代遅れの漫画家、
手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎、赤塚不二夫、つのだじろう、水木しげる、白土三平、
などが好きで単行本を集めたりしてたので、
花とアリスの生活圏の地名(駅名標)に、
北廊(Kitaro)⇔水木(Mizuki)⇔塗壁(Nurikabe) 白土方面
木会田(Kieda)⇔石ノ森学園(Ishinomori)⇔来田(Raida)
野比田(Nobita)⇔藤子(Fujiko)⇔須根尾(Suneo)とあったり、
花とアリスが入学するのが手塚高校で、
バレエ教室の他の少女が入学するのが藤子高校や赤塚高校、
落研部長の洩津当郎(坂本真)の高座名が猛烈亭ア太郎、
宮本先輩が爆発家五郎、花が花の子亭ルンルンじゃなく花家ピュンピュン丸、
とかなんで私の好みにピッタリで、
テヅコーなんで文化祭の時、鉄腕アトムやブラック・ジャックやマグマ大使のコスプレ、
演劇部の『ジャングル大帝』と手塚治虫推しで、
特に教室の窓の外から覗く鉄腕アトムの巨大バルーン場面が大好き。
あと、花と宮本がデートで観る映画が『鉄男』『寄生獣』とかじゃなく
『太陽の王子 ホルスの大冒険』ってのもセンスが良い。
『ホルスの大冒険』って公開当時人気なかったみたいなんすが、
私は子供の頃、テレビ放送されたのを観た記憶があり、
なぜか『ホルス』の絵本(映画のフィルムから抜き出した絵?)を持っていたんすよね。
小学校に上がる前に親が買い与えたモノだと思うんすが、
なぜ不人気な『ホルス』だったのか?
近くの本屋で売れ残ってたから……とか?

花が宮本をラブホテル野猿に連れ込み、ここで初体験したでしょ!
と記憶改竄すると思ったっす。うそ
バレエ教室が一緒で写真好きの矢上風子(黒澤愛)
フーちゃんが「ケンカしちゃダメだよ」と
花とアリスの仲を心配するんですが、
フーちゃんの髪型や顔がフワちゃんみたい。
アリスが離婚した父の黒柳健次(平泉成)と駅で別れる時に、
フラダンスを踊るのが感動的なんすよ……それは『フラガール』。
本当は中国語で「ウォーアイニー(愛してます)」と別れの挨拶をするっす。
アリスは楠木れんこ(ふせえり)にスカウトされ、
映画やCMなんかのオーディションに参加するんすが、
実際の面接や審査や参加者ってこうなんだろうなぁ。っていう
デフォルメされているんだろけどなんか説得力がある。
オーディションに受かるにはパンチラが有効とか。うそ



分類:アニメ>映画

■題名:花とアリス殺人事件

監督・脚本・音楽:岩井 俊二

キャラクター原案:森川 聡子

作画協力:磯 光雄

CGディレクター:櫻木 優平

ロトアニメーションディレクター:久野 遥子

美術監督:滝口 比呂志

実写撮影監督:神戸 千木

声優:
鈴木 杏
蒼井 優
平泉 成
相田 翔子
キムラ 緑子
木村 多江
清水 由紀
鈴木 蘭々
黒木 華
郭 智博
勝地 涼

発表年:2015年

製作国:日本

評価:B ★★★○

■雑記:
黒柳徹子……じゃなくて両親が離婚して母に引き取られた
有栖川徹子は、荒井花の住む花屋敷の隣に引っ越してくる。
アリスの通う中学のクラスは、去年殺人事件があり異様な雰囲気に包まれていた。

花とアリスの出会いと仲良くなるまでを描いているんすが、
花は引きこもりなんで40分くらいまでほとんど登場しません。
『花とアリス』の前日譚なんすが、キャラ設定が微妙に違うように感じるかな。
なにより、花が中学を留年していてアリスより一学年上の年齢なんすよ。
『花とアリス』の花もヤバイ性格だったんすが、中学からヤバかったんだな、
宮本先輩と同学年と考えると『花とアリス』の見方が変わるかも。
自堕落なアリスの母・有栖川加代が実は小説家だとわかる。
黒澤明の『生きる』の
ハッピーバースデートゥーユーとブランコの名場面がオマージュされている。

今作も、
手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎、赤塚不二夫、水木しげる、
関係の名称が出てきます。
花とアリスが通う市立石ノ森学園中学校、
水木商店街の河童三平堂、
三ツ目なんとかっていう看板、
花が着ているスウェットかトレーナーのロゴが BAKADA UNIVERSITY、
湯田光太郎の父の会社がコバルト商事で近くの喫茶店が Cafe SORUN、
アリスが尾行で乗るのが鉄腕タクシー(株)で黒孔雀総合病院に行き、
花とアリスが行くコンビニが wonder3、ラーメン屋が天竺らあめん悟空、
交通機関では、トキワ鉄道(トキワ線)の安孫子線や藤本線とか
黎明線火の鳥(火乃鳥)駅など。

『花とアリス殺人事件』は、ロトスコープのアニメなんすが
私はけっこう好きなんすが『惡の華』とかも
いまいち評判悪いんすよね。
私は萌え系のキャラデザよりリアル系のキャラデザの方が好きなんで、
ロトスコープのアニメがもう少し制作されてもいいんじゃないかな……
売れない(人気でない)だろうけど。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント