好きなもの目録 その161 大魔神
チャンネルNECOで、
THE時代劇 / 【3ヶ月連続企画】生誕50年 大魔神シリーズ
『大魔神 - 安田 公義』
『大魔神怒る - 三隅 研次』
『大魔神逆襲 - 森 一生』
を視聴したっす。
あと
『栄光への挑戦 - 舛田 利雄』
とか視聴したっす。
『栄光への挑戦』は、
元ボクサーの宗吾郎(石原裕次郎)が起業し、
香水店から始まり画廊など次々事業を替え
東銀座に自社ビル(ムネビル)を持つまで成功する。
宗が計画するヘリポート付きのビル建設を快く思わない財界のボスが、
ヤクザを使い宗の事業を妨害し、宗を売春と殺人容疑で陥れようと画策する。
(中略)
色々あって最後は、スケートパレス(スケート場)で
石原裕次郎と浅丘ルリ子が抱き合って大団円。
宗がムネビルの地下駐車場からエレベーターに乗り
7階の会社事務所まで昇って行くシークエンスが凄く良い!
<ムネビル>
RF 屋上 ○○
F9 ホール ○○
F8 スカイラウンジ
F7 ムネ ○○株式会社
F6 トルコ風呂 サウナ風呂 ムネ
F5 キイクラブ ムネ (MEMBER'S CLUB ムネ)
F4 ナイトクラブ ムネ
F3 レストラン ムネ
F2 ショッピング センター
F1 ショッピング センター
B1 ボーリング センター
B2 ムネ 駐車場
※○○は判読不明
――のB2からF7まで各階のフロアとガラスに反射した宗の姿を映す場面。
銀座にあった不二家ペコちゃんの大きな電飾看板とかの風景が観れる。
ムネビルの社長室の窓から銀座の街並み(ビルや電飾看板)が見れるんすが、
社長室がセットっぽいので、窓の外の風景はミニチュアのセットなのかも?
『大魔神』シリーズは、今まで観れる機会があったと思うんですが、
私は何となく(無理して観なくてもいいかと)避けていました。
別に特撮は嫌いではなく、ゴジラやウルトラマンなどは好きなんですが……。
(『ストップ!! ひばりくん!』の海牛一家の親分とかのギャグのイメージが
大魔神にあったせいかも?)
大映の特撮の(昭和の)ガメラは、その造形と子供向けっぽい物語で、
私はあまり好きじゃないかなぁ。
それで同じ大映の特撮なんで、あまり期待しないで『大魔神』観たら、
ちゃんとした時代劇で、特撮も素晴らしかったので観て良かったと。
私は造形や特撮的に、ガメラより大魔神の方が好きっすね。
安田公義監督の『大魔神』が良かったので、
監督が違う『大魔神怒る』と『大魔神逆襲』も観たんですが、
『大魔神怒る』はまあまあで、
『大魔神逆襲』は子供達が主人公なんで、子供向で物語が面白くない。
私的には『大魔神』だけ気に入ったっす。
大魔神の怒った顔が誰かに似ているなぁ。とか思いながら、
『大魔神』に続いてチャンネルNECOで放送された
『13階段 - 長澤 雅彦』を観たら、
土砂崩れで埋もれた寺にある不動明王像の場面を見て、
ああ、大魔神の怒った顔って不動明王なんだ。と思い、
過剰防衛を装って反町隆史に殺される水橋研二の父親役が井川比佐志で、
息子を殺された父の怒りと不動明王を重ねているんだろうと、
大魔神=不動明王=井川比佐志って感じで、
大魔神の顔が井川比佐志に見えてきたっす。
(『13階段』の、レイプされた彼女の復讐のため、
数年後、被害者の彼氏が偶然を装って加害者を過剰防衛で殺すってのが、
『99.9 -刑事専門弁護士-』の第2話でもあったなぁ)
標題:おーい!大魔神 はにゃ
分類:映画>邦画>時代劇 / 特撮
■題名:大魔神
監督:安田 公義
特撮監督:黒田 義之
音楽:伊福部 昭
出演:
高田 美和
青山 良彦
藤巻 潤
五味 龍太郎
遠藤 太津朗
伊達 三郎
発表年:1966年
製作国:日本
評価:B ★★★★
■内容・雑記:
『大魔神』は――
1518年(永正15年)、丹波の国の魔神の伝説がある地域。
地響きがし、魔神の出現に怯える領民が、魔神封じの祭りを行っている夜、
領主の花房家は家老の謀反によって滅びる。
花房家の跡継ぎ、忠文と小笹の兄妹は忠臣の猿丸小源太(藤巻潤)に助けられ
なんとか落ち延びる。
三人は魔神が封じられた山に隠れ住み、お家再興を願い十年の月日が流れた。
逞しく成長した忠文(青山良彦)と、
美しく成長した小笹(高田美和)の花房兄妹。
新領主の大舘左馬之助(五味龍太郎)は京に上るため、
領国の守りを固めるための新しい砦作りに領民を駆り集め酷使していた。
そんな中、花房家残党との連絡や敵情視察もかねて城下に潜入しようとした小源太が捕まってしまう。
小源太を助けようとした忠文も捕まり処刑間近、
武神像も額に鉄杭を打ち込まれ破壊されそうになった時、
小笹の祈りが魔神を呼び起こす!
『大魔神』は特撮というより時代劇なんで、
大魔神の登場する特撮場面は最後の12、3分くらいしかないっす。
でも、そこ(大魔神大暴れ)にいたるまでのカタルシス(復讐劇)がしっかりしている。
最初の20分が忠文と小笹の子供時代なんですが、
一番最初に出てくる農民の一家が十年後にもちゃんと絡んでくる。
大魔神は怒って暴れると、悪い領主も良い領民も関係なく攻撃し、
男の願いに聞く耳を持たないけど、処女の涙に弱い。
なんとなく、小源太役の藤巻潤が役所広司、
花房家残党・中馬逸平役の伊達三郎が寺島進、
巫女・信夫役の月宮於登女が野際陽子っぽいんで、
そのキャストで、20年前くらいにリメイクしてれば……
『大魔神怒る』は――
「おのれ小童!」とか、『真田丸』の室賀正武みたいな台詞が……。
(室賀正武は「黙れ小童!」だけど)
大魔神の武神像が爆破されるのを見て、タリバンが仏像を破壊したのを連想。
『大魔神逆襲』は――
四人の子供達の山越え冒険譚。
「大魔神を見つければ有名になる。英雄になれる」とか、
しつけで山に置き去りとかではないっす。
山や岩場の景色が綺麗。(美術セットもあるけど)
『大魔神』と『大魔神怒る』では、腰の宝剣を使わないので飾りかと思ってたら、
『大魔神逆襲』で宝剣を抜いて使ってる。
■おまけ
2016/07/07に追記――
チャンネルNECOで、
THE時代劇 / 3ヶ月連続 大映妖怪三部作
『妖怪百物語 - 安田 公義』
を視聴したっす。
安田公義監督の『大魔神』が良かったので、
同じ監督とスタッフで作られた『妖怪百物語』も観たんですが、
『大魔神』と同じ感じで、溜めて溜めて最後に妖怪(特撮)が大集合!
時代劇(物語と演技)部分がちゃんとしているので、
妖怪登場場面が引き立つ。
標題:安田公義の妖怪百物語
分類:映画>邦画>時代劇 / 特撮
■題名:妖怪百物語
監督:安田 公義
特撮監督:黒田 義之
音楽:渡辺 宙明
出演:
高田 美和
藤巻 潤
平泉 征 (平泉 成)
坪内 ミキ子
五味 龍太郎
伊達 三郎
毛利 郁子
荒木 忍
浜村 純
神田 隆
ルーキー 新一
発表年:1968年
製作国:日本
評価:B ★★★☆
■内容・雑記:
但馬屋(神田隆)と寺社奉行の堀田豊前守(五味龍太郎)が組み、
社(やしろ)と隣の長屋を立ち退かせ、そこを岡場所にしようと企む。
但馬屋の手下が邪魔な宮守の伍平(浜村純)を袋叩きにし、
但馬屋に借金をしている長屋の大家には、
土地と娘(高田美和)を差し出すように迫る。
但馬屋の宴会の座興に百物語が行われるが、
最後に憑き物落しの呪い(まじない)をしなかったため、
但馬屋と堀田豊前守の周辺に怪異が……。
但馬屋のバカ息子・新吉(ルーキー新一)とから傘お化けの絡みが可笑しい。
ろくろ首役の毛利郁子とかルーキー新一のことをよく知らないんですが、
本人の実話が百物語っぽい。
大首が大迫力!
最後の百鬼夜行が壮観。
THE時代劇 / 【3ヶ月連続企画】生誕50年 大魔神シリーズ
『大魔神 - 安田 公義』
『大魔神怒る - 三隅 研次』
『大魔神逆襲 - 森 一生』
を視聴したっす。
あと
『栄光への挑戦 - 舛田 利雄』
とか視聴したっす。
『栄光への挑戦』は、
元ボクサーの宗吾郎(石原裕次郎)が起業し、
香水店から始まり画廊など次々事業を替え
東銀座に自社ビル(ムネビル)を持つまで成功する。
宗が計画するヘリポート付きのビル建設を快く思わない財界のボスが、
ヤクザを使い宗の事業を妨害し、宗を売春と殺人容疑で陥れようと画策する。
(中略)
色々あって最後は、スケートパレス(スケート場)で
石原裕次郎と浅丘ルリ子が抱き合って大団円。
宗がムネビルの地下駐車場からエレベーターに乗り
7階の会社事務所まで昇って行くシークエンスが凄く良い!
<ムネビル>
RF 屋上 ○○
F9 ホール ○○
F8 スカイラウンジ
F7 ムネ ○○株式会社
F6 トルコ風呂 サウナ風呂 ムネ
F5 キイクラブ ムネ (MEMBER'S CLUB ムネ)
F4 ナイトクラブ ムネ
F3 レストラン ムネ
F2 ショッピング センター
F1 ショッピング センター
B1 ボーリング センター
B2 ムネ 駐車場
※○○は判読不明
――のB2からF7まで各階のフロアとガラスに反射した宗の姿を映す場面。
銀座にあった不二家ペコちゃんの大きな電飾看板とかの風景が観れる。
ムネビルの社長室の窓から銀座の街並み(ビルや電飾看板)が見れるんすが、
社長室がセットっぽいので、窓の外の風景はミニチュアのセットなのかも?
『大魔神』シリーズは、今まで観れる機会があったと思うんですが、
私は何となく(無理して観なくてもいいかと)避けていました。
別に特撮は嫌いではなく、ゴジラやウルトラマンなどは好きなんですが……。
(『ストップ!! ひばりくん!』の海牛一家の親分とかのギャグのイメージが
大魔神にあったせいかも?)
大映の特撮の(昭和の)ガメラは、その造形と子供向けっぽい物語で、
私はあまり好きじゃないかなぁ。
それで同じ大映の特撮なんで、あまり期待しないで『大魔神』観たら、
ちゃんとした時代劇で、特撮も素晴らしかったので観て良かったと。
私は造形や特撮的に、ガメラより大魔神の方が好きっすね。
安田公義監督の『大魔神』が良かったので、
監督が違う『大魔神怒る』と『大魔神逆襲』も観たんですが、
『大魔神怒る』はまあまあで、
『大魔神逆襲』は子供達が主人公なんで、子供向で物語が面白くない。
私的には『大魔神』だけ気に入ったっす。
大魔神の怒った顔が誰かに似ているなぁ。とか思いながら、
『大魔神』に続いてチャンネルNECOで放送された
『13階段 - 長澤 雅彦』を観たら、
土砂崩れで埋もれた寺にある不動明王像の場面を見て、
ああ、大魔神の怒った顔って不動明王なんだ。と思い、
過剰防衛を装って反町隆史に殺される水橋研二の父親役が井川比佐志で、
息子を殺された父の怒りと不動明王を重ねているんだろうと、
大魔神=不動明王=井川比佐志って感じで、
大魔神の顔が井川比佐志に見えてきたっす。
(『13階段』の、レイプされた彼女の復讐のため、
数年後、被害者の彼氏が偶然を装って加害者を過剰防衛で殺すってのが、
『99.9 -刑事専門弁護士-』の第2話でもあったなぁ)
標題:おーい!大魔神 はにゃ
分類:映画>邦画>時代劇 / 特撮
■題名:大魔神
監督:安田 公義
特撮監督:黒田 義之
音楽:伊福部 昭
出演:
高田 美和
青山 良彦
藤巻 潤
五味 龍太郎
遠藤 太津朗
伊達 三郎
発表年:1966年
製作国:日本
評価:B ★★★★
■内容・雑記:
『大魔神』は――
1518年(永正15年)、丹波の国の魔神の伝説がある地域。
地響きがし、魔神の出現に怯える領民が、魔神封じの祭りを行っている夜、
領主の花房家は家老の謀反によって滅びる。
花房家の跡継ぎ、忠文と小笹の兄妹は忠臣の猿丸小源太(藤巻潤)に助けられ
なんとか落ち延びる。
三人は魔神が封じられた山に隠れ住み、お家再興を願い十年の月日が流れた。
逞しく成長した忠文(青山良彦)と、
美しく成長した小笹(高田美和)の花房兄妹。
新領主の大舘左馬之助(五味龍太郎)は京に上るため、
領国の守りを固めるための新しい砦作りに領民を駆り集め酷使していた。
そんな中、花房家残党との連絡や敵情視察もかねて城下に潜入しようとした小源太が捕まってしまう。
小源太を助けようとした忠文も捕まり処刑間近、
武神像も額に鉄杭を打ち込まれ破壊されそうになった時、
小笹の祈りが魔神を呼び起こす!
『大魔神』は特撮というより時代劇なんで、
大魔神の登場する特撮場面は最後の12、3分くらいしかないっす。
でも、そこ(大魔神大暴れ)にいたるまでのカタルシス(復讐劇)がしっかりしている。
最初の20分が忠文と小笹の子供時代なんですが、
一番最初に出てくる農民の一家が十年後にもちゃんと絡んでくる。
大魔神は怒って暴れると、悪い領主も良い領民も関係なく攻撃し、
男の願いに聞く耳を持たないけど、処女の涙に弱い。
なんとなく、小源太役の藤巻潤が役所広司、
花房家残党・中馬逸平役の伊達三郎が寺島進、
巫女・信夫役の月宮於登女が野際陽子っぽいんで、
そのキャストで、20年前くらいにリメイクしてれば……
『大魔神怒る』は――
「おのれ小童!」とか、『真田丸』の室賀正武みたいな台詞が……。
(室賀正武は「黙れ小童!」だけど)
大魔神の武神像が爆破されるのを見て、タリバンが仏像を破壊したのを連想。
『大魔神逆襲』は――
四人の子供達の山越え冒険譚。
「大魔神を見つければ有名になる。英雄になれる」とか、
しつけで山に置き去りとかではないっす。
山や岩場の景色が綺麗。(美術セットもあるけど)
『大魔神』と『大魔神怒る』では、腰の宝剣を使わないので飾りかと思ってたら、
『大魔神逆襲』で宝剣を抜いて使ってる。
■おまけ
2016/07/07に追記――
チャンネルNECOで、
THE時代劇 / 3ヶ月連続 大映妖怪三部作
『妖怪百物語 - 安田 公義』
を視聴したっす。
安田公義監督の『大魔神』が良かったので、
同じ監督とスタッフで作られた『妖怪百物語』も観たんですが、
『大魔神』と同じ感じで、溜めて溜めて最後に妖怪(特撮)が大集合!
時代劇(物語と演技)部分がちゃんとしているので、
妖怪登場場面が引き立つ。
標題:安田公義の妖怪百物語
分類:映画>邦画>時代劇 / 特撮
■題名:妖怪百物語
監督:安田 公義
特撮監督:黒田 義之
音楽:渡辺 宙明
出演:
高田 美和
藤巻 潤
平泉 征 (平泉 成)
坪内 ミキ子
五味 龍太郎
伊達 三郎
毛利 郁子
荒木 忍
浜村 純
神田 隆
ルーキー 新一
発表年:1968年
製作国:日本
評価:B ★★★☆
■内容・雑記:
但馬屋(神田隆)と寺社奉行の堀田豊前守(五味龍太郎)が組み、
社(やしろ)と隣の長屋を立ち退かせ、そこを岡場所にしようと企む。
但馬屋の手下が邪魔な宮守の伍平(浜村純)を袋叩きにし、
但馬屋に借金をしている長屋の大家には、
土地と娘(高田美和)を差し出すように迫る。
但馬屋の宴会の座興に百物語が行われるが、
最後に憑き物落しの呪い(まじない)をしなかったため、
但馬屋と堀田豊前守の周辺に怪異が……。
但馬屋のバカ息子・新吉(ルーキー新一)とから傘お化けの絡みが可笑しい。
ろくろ首役の毛利郁子とかルーキー新一のことをよく知らないんですが、
本人の実話が百物語っぽい。
大首が大迫力!
最後の百鬼夜行が壮観。
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