アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
PSYGRESSIVE ANIMANG
ブログ紹介
サイグレッシヴ・アニマン

このように、時の流れはあらゆるものの運命を変える。
かつて尊ばれていたものが何の名誉も受けなくなり、
別のものがこれのあとをつぎ、軽蔑の中から抜け出して、
日増しに人々に争い求められ、
やがて見いだされれば誉め讃えられて栄え、花と咲き、
人々の間に驚くほどの名誉を獲得する。

ルクレティウス
zoom RSS

好きなもの目録 その238 BRAVE NEW WORLD (プログレ)

2017/08/11 21:00
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

長年の疑問が解けたというと大げさなんですが、
ドイツのプログレで1972年発表の
BRAVE NEW WORLD の『IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY』っていう、
オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』
をモチーフにしたコンセプト・アルバムがあるんすが、
その二年前の1970年発表で
BRAVE NEW WORLD の『OH! CALCUTTA! AND THE BEST FROM SALVATION』っていう
同じバンド名のソフトロック?のアルバムがあって、
『IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY』とは音楽性がまったく違っていて
同名の違うバンド(グループ)なのか、よくわからなかったんすが、
『OH! CALCUTTA! ――』の BRAVE NEW WORLD は、
THE BOSTON SHOW BANDっていうイギリスのグループみたいで、
『IMPRESSIONS ――』の BRAVE NEW WORLD は、
CITY PREACHERS (ダグマー クラウゼやインガ・ランフが在籍したグループ)の
JOHN O'BRIEN-DOCKER が中心になったプロジェクトみたいで、
『IMPRESSIONS ――』と『OH! CALCUTTA! ――』では
スタッフやメンバーもまったく重なってないので関係ない別のバンドとわかったっす。
そんなくだらない事がわかっても、何にもならないんすが……。
(※このブログは適当なんで、間違っているかもしれないので、
あまり信用しないでください)


標題:BRAVE NEW WORLD の IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ

■題名:IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY

名前:BRAVE NEW WORLD

発表年:1972年

製作国:ドイツ

評価:C ★★★以上

■曲目:
01. PROLOGUE
02. ALPHA, BETA, GAMMA, DELTA, EPSILON...FORD
03. LENINA
04. SOMA
05. MALPAIS CORN DANCE
06. THE END
07. EPILOGUE

■雑記:
ドイツのプログレ(クラウトロック)っぽくないというか、
アイルランド人とドイツ人の混成プロジェクトなんで、
なんかイギリスやイタリアのプログレっぽく感じる。

オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』は、
ジョージ・オーウェルの『1984年』とともに
アンチ・ユートピア(ディストピア)小説の傑作らしいっす。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その237 サマー・オブ・ラブ (1967年)

2017/08/06 20:03
土曜の朝はだいたい、
NHK-FMの『ウィークエンドサンシャイン』と『世界の快適音楽セレクション』
を聴き流しているんすが、
2017年8月5日放送の『ウィークエンドサンシャイン』で
「サマー・スペシャル」として1967年を特集することを忘れていて録音予約してなくて、
オープニングのピーター・バラカンさんの「今回は1967年の音楽を特集します――」
みたいな言葉に慌てて録音したんで、最初の一分くらいが録音出来なかったっす。

前にも書いたんすが、
バラカンさんは、ブルースやルーツ・ミュージックやR&Bが好みで、
『ウィークエンドサンシャイン』では、サイケやプログレはあまり流れなくて、
放送される音楽の好みが私とは違うんですが、私が好きな
キャプテン・ビーフハートやフェラ・クティなんかの特集をしたりするし、
洋楽のラジオ番組ってことで、パーソナリティの選曲が私の好みと違うけど、
『ウィークエンドサンシャイン』や『ワールドロックナウ』は聴けたら聴いてます。

んで、1967年から1969年前後の音楽(ロックやジャズなど)が私の大好物なんで
1967年特集の「サマー・スペシャル」を興味深く聴いたんすが、
あまり聴いたことがない(よく知らない)曲が二、三曲あったくらいかな。
私が洋楽を聴き始めたのが1980年代なんで、
サイケやプログレの全盛期の1966年頃から1975年頃のロックって、
それ(1980年代)より、ちょっと(10年から15年くらい)昔の古臭い洋楽って感じで、
ビートルズ以前のエルヴィス・プレスリーや
映画『アメリカン・グラフィティ』で流れる曲なんかがオールディーズって認識だったんすが、
1967年って今(2017年)から50年前ということで、もう完全にオールディーズなんだと驚く。
私はサイケが大好きで、なんで他の人はこんな面白い音楽を聴かないんだろう?
って不思議なんすが、50年前の音楽だとあらためて思うと若い人は聴かないなぁ。と
(今もサイケデリック・ロックを演奏っているバンドやアーティストはいるし、
最新の曲も古い曲も並列して聴ける時代なんで、昔のサイケ聴いている若い人もいるだろうけど)
(バラカンさんみたいに)1967年頃が青春時代で、
その頃の曲(サイケなど)に思い入れがあるわけじゃないけど、
私が生まれる前の音楽なのになぜか惹かれるっす。

んで「サマー・スペシャル」で一番衝撃を受けた話は、
ニューヨークに駐在する領事の息子だった室矢憲治さんが、
日本で唯一ウッドストック・フェスティバルに居たらしいんすが、
(山本晋也監督がホットドッグ売ってたという話もあるので唯一かは疑問)
それより、トム・ウィルソンがプロデュースした謎の日本人サイケ
『HARUMI (1968年)』の HARUMI が室矢さんの兄貴分だったという関係に驚く。

今年(2017年)、初めてヒップホップとR&B全体の売り上げがロックの売り上げを超えて
最も売れたジャンルとなった――らしいんすが、
『ワールドロックナウ』で、ビヨンセの『レモネード』(夫・JAY-Z が浮気したことがテーマ?)
のアンサーソングなのか JAY-Z の曲が放送されたんすが、
世界情勢が不安定な時代に、
浮気とか不倫とか身内との軋轢を歌うような曲が流行ってるのか?
(私は最近のマスコミとかの不倫報道に対する加熱ぶりに辟易してんすよ。
他にもっと社会的で大事な報道があるだろうに……)
個人的な狭い範囲での出来事(悩み)も大事だし、それで良い曲もあるとは思うんすが、
もっと社会的な広い範囲に目を向けた曲が昔はメインストリームだったと思うんすが、
ロックの力が弱まり、ヒップホップが全盛なことに関係しているのかな。
私はヒップホップがそんなに好きじゃないし、JAY-Z とか聴くのなら
サンプリング元のスティーヴィー・ワンダーを厭きるほど聴くっす。
1967年はロックのカンブリア爆発の年なんで、
50年後に残る曲があるかわからない魅力を感じない2017年の新曲より、
100年後にも残る曲があり魅力を感じる1967年の古い曲の方を聴くのが私の価値観っす。

『ウィークエンドサンシャイン』では、1967年だけじゃなく
1968年や1969年の音楽も特集してほしいんすけど、
プログレは(ピンク・フロイドやソフト・マシーン以外)放送されなさそうだしなぁ。
何年か前に、マクドナルド・アンド・ジャイルズの「バードマン」だったかが流れて
珍しいなぁ。と思ったら、バラカンさんは初めて聴いたとか言ってたし……。


標題:ウィークエンドサンシャイン サマー・オブ・ラブ

分類:ラジオ>音楽>洋楽 / 邦楽>サイケ / 色々

■番組名:ウィークエンドサンシャイン
サマー・スペシャル (サマー・オブ・ラブ 1967年特集)

パーソナリティ:ピーター・バラカン

ゲスト:
北中 正和
室矢 憲治

放送年:2017年

製作国:日本

評価:保留

■備考:
2017年8月5日 土曜 午前7時20分〜午前11時00分

■曲目:
01. HEY JOE - THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
_____ヘイ・ジョー - ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
02. I FEEL FREE - CREAM
_____アイ・フィール・フリー - クリーム
03. I NEVER LOVED A MAN (THE WAY I LOVE YOU) - ARETHA FRANKLIN
_____貴方だけを愛して - アレサ・フランクリン
04. RESPECT - ARETHA FRANKLIN
_____リスペクト - アレサ・フランクリン
05. LOVE ME TWO TIMES - THE DOORS
_____ラヴ・ミー・トゥー・タイムズ - ドアーズ
06. SEE EMILY PLAY - PINK FLOYD
_____シー・エミリー・プレイ (エミリーはプレイガール) - ピンク・フロイド
07. YELLOW BRICK ROAD - CAPTAIN BEEFHEART & HIS MAGIC BAND
_____イエロー・ブリック・ロード - キャプテン・ビーフハート&ヒズ・マジック・バンド
08. THE MAD HATTER'S SONG - THE INCREDIBLE STRING BAND
_____ザ・マッド・ハッターズ・ソング - インクレディブル・ストリング・バンド
09. HEROES AND VILLAINS - THE BEACH BOYS
_____英雄と悪漢 - ビーチ・ボーイズ
10. FLOWERS IN THE RAIN - THE MOVE
_____フラワー・イン・ザ・レイン - ザ・ムーヴ
11. 恋のメキシカン・ロック - 橋 幸夫
12. バン!バン! (LPバージョン) - ザ・スパイダース
13. CUPID'S SONG - SADAO WATANABE QUARTET SEXTET
_____キューピッズ・ソング - 渡辺 貞夫
14. 帰って来たヨッパライ - ザ・フォーク・クルセダーズ
15. (THEME FROM) THE MONKEES - THE MONKEES
_____モンキーズのテーマ - モンキーズ
16. MISSION IMPOSSIBLE - LALO SCHIFRIN
_____スパイ大作戦 - ラロ・シフリン
17. ALL YOU NEED IS LOVE - THE BEATLES
_____愛こそはすべて - ザ・ビートルズ
18. PURPLE HAZE - THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
_____パープル・ヘイズ (紫のけむり) - ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
19. ALL ALONG THE WATCHTOWER - BOB DYLAN
_____見張塔からずっと - ボブ・ディラン
20. PATA PATA - MIRIAM MAKEBA
_____パタ・パタ - ミリアム・マケバ
21. SE E TUN DE - FELA RANSOME KUTI & HIS KOOLA LOBITOS
_____セ・イ・トゥン・デ - フェラ・ランサム・クティ・アンド・ヒズ・クーラ・ロビトス
22. TROPICALIA - CAETANO VELOSO
_____トロピカリア - カエターノ・ヴェローゾ
23. PARQUE INDUSTRIAL - TOM ZE
_____パルケ・インドゥストリアル (工業地帯) - トン・ゼー
24. BROKEN ARROW - BUFFALO SPRINGFIELD
_____折れた矢 - バッファロー・スプリングフィールド
25. SO YOU WANT TO BE A ROCK 'N' ROLL STAR - THE BYRDS
_____ロックン・ロール・スター - ザ・バーズ
26. SOMEBODY TO LOVE - JEFFERSON AIRPLANE
_____あなただけを - ジェファーソン・エアプレイン
27. LIGHT MY FIRE - THE DOORS
_____ハートに火をつけて - ドアーズ
28. HAPPY TOGETHER - THE TURTLES
_____ハッピー・トゥゲザー - タートルズ
29. GROOVIN' - THE YOUNG RASCALS
_____グルーヴィン - ヤング・ラスカルズ
30. FOR WHAT IT'S WORTH - BUFFALO SPRINGFIELD
_____フォー・ホワット - バッファロー・スプリングフィールド
31. I CAN SEE FOR MILES - THE WHO
_____恋のマジック・アイ - ザ・フー
32. TRY A LITTLE TENDERNESS - OTIS REDDING (『MONTEREY INTERNATIONAL POP FESTIVAL』より)
_____トライ・ア・リトル・テンダネス - オーティス・レディング
33. MONTEREY - ERIC BURDON & THE ANIMALS
_____モンタレー - エリック・バードン&ジ・アニマルズ
34. A WHITER SHADE OF PALE - PROCOL HARUM
_____青い影 - プロコル・ハルム
35. MORNING DEW - GRATEFUL DEAD
_____モーニング・デュウ - グレイトフル・デッド
36. GET TOGETHER - THE YOUNGBLOODS
_____ゲット・トゥゲザー - ヤングブラッズ

※選曲
01〜10、25:ピーター・バラカン (リスナーのリクエストも含む)
11〜24:北中正和
26〜36:室矢憲治 (リスナーのリクエストも含む)

■雑記・感想:
選曲がアメリカ西海岸のモノが多めに感じて、番組終了後に
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを自主的に聴いたっす。


「ヘイ・ジョー」は、
ジミ・ヘンドリックスがテレビ番組に出演してイギリスの若者達を驚愕させた。
バラカンさんが1967年になって初めて買ったレコード。
「アイ・フィール・フリー」は前年(1966年)のクリスマスに買ったレコード。
ジミ・ヘンドリックスとクリームの活躍によりブルース
(バラカンさんの発音ではブルーズ)の時代になる。

「貴方だけを愛して」は、
ソウル(・ミュージック)の世界にも革命があり、
バラカンさんは、ラジオでこの曲を聴いて寒気がするくらいの衝撃を受ける。
普通の音楽ファンにアレサ・フランクリンが知られていなかった。
「リスペクト」のシングルをイタリア旅行で買う。

「ラヴ・ミー・トゥー・タイムズ」は、
バラカンさんにとって1967年のサウンドトラックはドアーズ。

イギリスでは1967年にメディアの変化があり、
カラーテレビの放送が始まり、海賊ラジオが法律の改正で潰される。

「シー・エミリー・プレイ」は、
アンダーグラウンドのUFOクラブのハウスバンドがピンク・フロイドで、
「アーノルド・レーン」という下着ドロの曲が発売されるが放送禁止に。
ロンドンで開催されているピンク・フロイドの大回顧展を見ると、
初期のピンク・フロイドに関してシド・バレットがいかに不可欠かわかる。
メンバーの誰か(ロジャー・ウォータース?)曰く
「(ピンク・フロイドは)シドがいなければ二流のブルース・バンドで終わっていた」
(ロビー・ロバートソン曰く「ドアーズは二流のブルース・バンド」)

「イエロー・ブリック・ロード」は、
海賊ラジオでジョン・ピールがキャプテン・ビーフハートをイギリスに紹介。

1967年8月5日の某チャート誌TOP10
01. LIGHT MY FIRE - THE DOORS
02. I WAS MADE TO LOVE HER - STEVIE WONDER
03. ALL YOU NEED IS LOVE - THE BEATLES
04. WINDY - THE ASSOCIATION
05. A WHITER SHADE OF PALE - PROCOL HARUM

「英雄と悪漢」は、
海賊ラジオの放送の最後の日に最後から二番目に流れた曲で、
バラカンさんはこれを聴きながら涙した。

「フラワー・イン・ザ・レイン」は、
BBCラジオ1が始まり、海賊ラジオのDJが抜擢され
トニー・ブラックバーンの朝の番組の最初の一曲目。

ここから、ゲストの北中正和さんが登場。
1967年の日本の歌謡曲を数曲紹介――

「恋のメキシカン・ロック」は、
当時人気のあった橋幸夫のノベルティっぽいリズム歌謡。
翌年のメキシコオリンピックに関係?
バラカンさんは初めて聴く曲。

エレクトリック・ギターを中心としたバンド(グループ・サウンズ)が出てくる。

「バン!バン!」は、
シングルのタイトルは「バン・バン・バン」。
かまやつひろしの曲でちょっとラテン・テイスト。

「キューピッズ・ソング」は、
アメリカ帰りの渡辺貞夫がボサノヴァを日本に紹介。

1967年の日本では
セルジオ・メンデス&ブラジル'66の曲(「マシュ・ケ・ナダ」とか)がヒットしていた。
バラカンさんはブラジル音楽に日本人が詳しいのに驚いた。

「帰って来たヨッパライ」は、
テープの早回しを使いノベルティ・ソングっぽいけど
ビートルズの『サージェント・ペパーズ・――』を意識している。
イギリスではピーター・セラーズが同じようなことをやっていた。

1967年頃からアングラ演劇が盛んになる一方
テレビが人気になり、1967年からNHKのラジオの受信料がただ(無料)になる。
当時人気のあった海外のテレビ番組のテーマ曲
「モンキーズのテーマ」「スパイ大作戦」。
映像(テレビ)の力は大きく潜在意識に入り込む。

「愛こそはすべて」は、
全世界同時宇宙中継(世界初の衛星中継のテレビ番組)の
『OUR WORLD 〜われらの世界〜』で流れる。

「パープル・ヘイズ」は、
イントロを初めて聴いた時、誰でも何事かと思う。
ジミ・ヘンドリックスはノイズをアートにした。

「見張塔からずっと」は、
ジミ・ヘンドリックスのバージョンで有名。
バイク事故で隠遁中のボブ・ディランのカントリー寄りの地味な曲で、
歌詞は比喩に富んだ、よくわからない曲。

1967年の世界(英語圏や日本以外)の音楽を数曲紹介――

「パタ・パタ」は、
共作者がソウル・ミュージックのプロデューサーのジェリー・ラゴヴォイ。
元々は南アフリカ共和国の曲をアレンジした。

「セ・イ・トゥン・デ」は、
フェラ・クティがロンドンに居た頃の、
ジャズやハイライフからアフロビートへの変わり目の曲。

当時(1967年)若者の反乱(学生運動、暴動化したデモ)が注目された。

ブラジルではボサノヴァのブームが一段落し、
ビートルズの『サージェント・ペパーズ・――』や、
サイケデリック・ロックの影響からトロピカリア(熱帯主義)が起こる。
「トロピカリア」は、
軍事政権下のブラジルの現実を観察者の目で見ている歌詞。

「折れた矢」は、
当時、バッファロー・スプリングフィールドは売れてなかった。

ニューヨーク・サルサの元になるようなスタイルも1967年に固まる。
ゲストの北中正和さんが退場。

「ロックン・ロール・スター」は、
ロックスターであることを皮肉っぽく歌った曲。

ここから、ゲストの室矢憲治さんが登場するんですが、
話(コメント)が長くて要約出来ないので割愛。
当時の状況については
『'67〜'69 ロックとカウンターカルチャー 激動の3年間』
って本に詳しく書いてあるようです。

リスナーからのリクエストではドアーズが一番多かった。
モントレー・ポップ・フェスティバルについてコメント。など

「モーニング・デュウ」は、
ネビル・シュートの小説『渚にて』から。

※主語は、だいたいピーター・バラカンとゲスト。
(バラカンさんが――と言動した。など)

インクレディブル・ストリング・バンドやトン・ゼーなどについては、
私は好きなんですが、たいしたコメントが無かったものは割愛してます。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その236 THE OUTSIDERS の C.Q.

2017/08/04 17:21
夏バテ解消に元気が出るガレージロックを――。
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

オランダのガレージロックは、
THE OUTSIDERS と Q65 が有名なのかな……よく知らんけど。
ネットなんかの受け売りだと
Q65 はオランダのプリティ・シングスと呼ばれているとか、
いや、THE OUTSIDERS の方がオランダのプリティ・シングスだ……とか、
(オランダのプリティ・シングスだろうが
スモール・フェイセスだろうが、どうでもいいんすが)
よくわからないんすが、だだ言えるのは
THE OUTSIDERS の『C.Q.』最高!ってことだけ。

THE OUTSIDERS は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドや、
初期(ファースト・アルバムや『ダ・カーポ』の頃)のラヴや、
ザ・シーズ、13THフロアー・エレヴェイターズなどに雰囲気が似ているかな。
それでいて、より疾走感がありオリジナリティもあり
英米の有名なガレージロックに引けを取らない。


標題:アウトサイダーズの C.Q.

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>ガレージロック

■題名:C.Q.

名前:THE OUTSIDERS

発表年:1968年

製作国:オランダ

評価:A ★★★★☆

■曲目:
01. MISFIT
02. ZSARRAHH
03. C.Q.
04. DADDY DIED ON SATURDAY
05. IT SEEMS LIKE NOTHING'S GONNA COME MY WAY TODAY
06. DOCTOR
07. THE MAN ON THE DUNE
08. THE BEAR
09. HAPPYVILLE
10. YOU'RE EVERYTHING ON EARTH
11. WISH YOU WERE HERE WITH ME TODAY
12. I LOVE YOU NO. 2
13. PRISON SONG

■雑記:
ガレージロックは、一曲が力強く勢い(パワー)を感じるんすが、
アルバムを通して聴くと、同じ様な曲ばかりで厭きやすいんすが、
『C.Q.』は色々変化があって面白く厭きずに聴ける。

ファースト・アルバム『OUTSIDERS (1967年)』は、前半ライブ・後半スタジオなんで、
当時のライブ演奏に人気と自信があったんだなぁ。
ボーカルやハーモニカの WALLY TAX は、
THE OUTSIDERS の次に TAX FREEってバンドに参加してんすが、
TAX にかけた駄洒落なのか……。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その235 JURGEN KARG の ELEKTRONISCHE MYTHEN

2017/08/03 21:53
八月はブログになんか書く気力がわかないっす。
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

JURGEN KARG はベーシストで、
ウォルフガング・ダウナー(フリー・ジャズのピアニスト)と協演してたらしいんすが、
なぜか電子音楽作品を発表……。

NED LAGIN の『SEASTONES』とかの
モヤモヤと輪郭が定まらない深海の底っぽい音像がなんか好きなんですが、
JURGEN KARG の『ELEKTRONISCHE MYTHEN』も、その系統かな。


標題:(保留)

分類:音楽>実験音楽>エレクトリック / アンビエント

■題名:ELEKTRONISCHE MYTHEN

名前:JURGEN KARG

発表年:1977年

製作国:ドイツ

評価:B ★未確定

■曲目:
01. DIE VERSUNKENE STADT - ATLANTIS
02. VOLLMOND-SELENE

■感想:
静寂の中どこからか無機質な電子音が近づき遠ざかるのが聞こえる。
光の届かない深海で深海生物が不気味に発光しているような、
ホラー映画で闇の中を赤ちゃんのガラガラを持った殺人気が
獲物を求めて蠢くような感じかな。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その234 シュナの旅

2017/07/28 19:15
一ヶ月以上前、夜寝る前に久しぶりに
講談社の『宮崎駿イメージボード集』をチョロッと見てて、
あとがきの宮崎駿へのインタビューが興味深かったので、
「好きなもの目録」にメモしとくか……と思ったんすが面倒くさくて延び延びに。
『宮崎駿イメージボード集』だけだとあれなんで、
私が好きな『シュナの旅』と、
徳間書店から1993年に出たイメージボードをもとにした絵本?『もののけ姫』
(※アニメの『もののけ姫』とは内容が違う)
などを目録に。


標題:宮崎駿のシュナの旅

分類:絵本>イラスト

■題名:シュナの旅

作者:宮崎 駿

発表年:1983年

製作国:日本

評価:S ★★★★★◎

■内容
<チャプター>
01. 旅立ち
02. 西へ
03. 都城にて
04. 襲撃
05. 神人の土地へ
06. テア
??. あとがき

<登場人物>
シュナ:
旧い谷の底の小さな王国を父から受け継ぐべき者(王子)だったが、
異国の男(旅人)から貰った黄金の穀物を求め旅立つ。
ヤックル(角がある偶蹄目っぽい動物)を駆り銃の扱いに優れる。
アニメ『もののけ姫』のアシタカにキャラ設定が似ている。

テア:
奥方にするもよし端女にするもよし、さる王家の血をひく(うそ)ドレイの少女。
シュナに助けられドレイから解放される。
金色の種を手に入れた代償に、
記憶も・ことばも・名まえも・感情すらも失ったシュナに健気に尽くす。

小さな妹:
テアの妹で無口。一度も笑ったことのない子。

老人:
金色の種は、月が生まれ出で死ににもどる神人の土地にあると教える。
アニメ『もののけ姫』のジコ坊にキャラ設定が似ている。

みどり色の巨人:
神人が人買いから集めて来た人々を
奇怪な建造物(生き物)にそそぐことにより生まれ変わった?
緑色のジャミラっぽい。

老婆:
テアと小さな妹が身をよせる家の
働き手をなくしたひとり暮らしの口やかましい老婆。
ケチで意地悪だったが悪い人ではない。

謎のモブ女性:
ドレイの市場がある都城で人々が行き交う中を平然と歩く
シースルー民族衣装(ブルカ、アバヤ、チャードルみたいなの)を着た女性?
裸が丸見えなのに周りの人々は気にも留めない……。


「あとがき」
この物語は、チベットの民話「犬になった王子」が元になっています。
穀物を持たない貧しい国民の生活を愁えたある国の王子が、
苦難の旅の末、竜王から麦の粒を盗み出し、
そのために魔法で犬の姿に変えられてしまいますが、
ひとりの娘の愛によって救われ、ついに祖国に麦をもたらすという民話です。
(後略)

■付録:
このブログの2015/09/25の記事に、
ラジオドラマ「シュナの旅」について少し書いたんですが、
探して読むのが面倒だと思うので再録(抜粋、一部修正)を――

NHK-FMの『今日は一日“ラジオドラマ”三昧』で
ラジオドラマ「シュナの旅」が放送されたのを聴いたっす。
NHKが世界初のPCMサラウンド録音に挑戦した60分のラジオドラマ。
1987年5月2日に『FMドラマスペシャル』で放送。
原作にはいない長老の爺とシュナの妹が出てくる。
ヤックルや、旅の老人との会話とか、主人公の声が松田洋治なのとか、
戦国時代の『美女と野獣』みたいなイメージボード集の『もののけ姫』より、
『シュナの旅』の方がアニメ『もののけ姫』の原案っぽい。
原作では、テアの小さな妹が無口なはずなのに、
『となりのトトロ』のメイみたいに快活に話す。
音楽は、ファー・イースト・ファミリー・バンドの伊藤詳(AKIRA)。
同じファー・イースト・ファミリー・バンドのメンバーだった喜多郎っぽい
ニューエイジ系のシンセサイザー音楽なんですが、
宮崎駿作品なんで、やっぱ久石譲にやってほしかったなぁ。
1987年前後のアニメのサントラ
『銀河鉄道の夜』の細野晴臣、『天空の城ラピュタ』の久石譲、
『AKIRA』の山城祥二なんかと比べると、音が安っぽく弱い。
まぁ、アニメ映画とラジオドラマでは予算が違うからしょうがないけど。
『シュナの旅』は、ル=グウィンの『ゲド戦記』の翻案。鈴木敏夫談

■雑記:
人間が穀物を育てることを忘れ、神人との取引だけに依存している世界なんですが、
狩猟・牧畜・農耕による社会から商業・流通の発展により、
自らは食料の育成に関与しないで、労働(人間)を売り、
その対価として食料を得る近現代社会の疎外を問題にした作品かも?
神人が乗っていると思われる月が、ほとんど空飛ぶ円盤なんで、
神人は宇宙人とか滅亡した超古代文明の生き残りとかかな?
凡人だったら単純に、テアは滅んだ王家の者(王女)とか、
土に根を下ろし風と共に生き種と共に冬を越え鳥と共に春を歌うために地上に降りた
神人の血をひく少女って設定にしただろうなぁ。
言葉を取り戻したシュナが「ウォーター」と叫ぶ場面が泣ける……うそ。
「犬になった王子」をアニメ化したのが『チベット犬物語 〜金色のドージェ〜』なのかな、
観たことないけど……うそっす。


■題名:
宮崎駿イメージボード集
HAYAO MIYAZAKI IMAGE BOARD

作者:宮崎 駿

発表年:1983年

製作国:日本

評価:A ★未確定

■内容
<チャプター>
??. 中表紙 (『天空の城ラピュタ』のパズーが煙突の上でラッパを吹く場面?)
??. もののけ姫 (※アニメ『もののけ姫』の原作ではない)
??. オーニソプターの伝説
??. スクラップブック (戦国魔城)
??. となりのトトロ
??. パンダコパンダ
??. 世界一強い女の子 (長くつ下のピッピ)
??. あとがきにかえて 宮崎駿へのインタビュー


「あとがきにかえて 宮崎駿へのインタビュー」
(前略)
――漫画はどんなものを読まれました?
いわゆるマンガ少年じゃなかったんですが、手塚治虫の単行本は読みごたえがありましたね。
でもお金を出して買った記憶がなくて、『メトロポリス』といったかな、
兄貴が借りてきたのを布団の中でこっそり読んで、えらく感動した覚えがあります。
表紙も取れちゃってボロボロで、何ページ無くなっているのか分からない、
その無い部分が酷く気になったりして……。
手塚さんの初期の作品は、『アトム大使』にしても『ロック冒険記』なんかも、
一種の悲劇性みたいなものがあって、子供の自分には非常に重かった。
でも一番印象に残ってますね。やっぱり一番影響を受けたのは、
手塚さんじゃなかったかと思います。
手塚治虫の作品には、何か文明論のような視点と、
世界にはお前が知らない事がいっぱいあるんだよ、
という風な呼びかけが感じられましたね。
『イガグリくん』とか『赤胴鈴之助』なんかは土着のものを引き摺っているでしょう。
あんまり好きになれませんでしたね。
『ジャングル大帝』にペリシテ人という文字が出てて、その文字だけで目が眩むような
なんて世界には知らない事が多いんだろうって、
それをどうやって学べは良いのか見当もつかないから、
一種絶望感みたいなものを感じたことがありますね。
(省略)
――最近の漫画はどうですか?
あんまり積極的には見てないので、総論としては言えませんが、
鴨川つばめ、柳沢きみお、高橋留美子、少女マンガはほとんど見ないので……。
でも、好きだからといっても買って読もうって方ではないんです。
萩尾望都は「秋の旅」ひとつで、僕には十分なんで、
それ以上見なくても感心してます。
高橋留美子は、あの発想の仕方が面白い。
彼女と同世代の女性アニメーターを知っているんですが、
日常の発想がとても良く似ているのが面白いですね。
ひどくロマンチックなものに憧れる一方で、やたらと現実感覚も鋭くて、
それが等価というか、『うる星やつら』で、それまで大騒ぎしていたのに
最後のコマで突然全員でカレーを食べてる。
生きるの死ぬのの大騒ぎと、カレーが甘口か辛口かが同じ水準で論じられている。
ああいう感覚は僕にはないので愉快ですね。
女性が油断なく生きてるって感じがして面白い。

他人を羨ましいと思わない人間なんですが、
諸星大二郎は羨ましいと思いましたね。
とにかく、貧乏してでもこういう風に出来るというのが、
驚きというか……それも才能なんでしょうが……。
だって、あの人の作品は本当にあの人のものですね。
あの絵、上手く描こうという意志が全然なくて(笑)、
それでも描きたいものをはっきり持ってて、それを的確に表現している。
儲けたいとか、メジャーになりたいとか、そんな邪念がないですね。
通念としての漫画家と違う方向の世代が出て来たという衝撃と、
自分はこういうのを見たかったんだという快感と両方ありました。
大友克洋を最初に見た時、あ、違う方向から絵を描く人が出て来たと思ったんだけど、
衝撃の度合いが違った。
諸星大二郎は好きですね。大好きといっていいな。
――諸星さんでは、どんなものを読まれました?
中国を素材にしたものが一番優れているみたいですね。
でも「失楽園」という作品も良かった。何か根源を問い続ける姿勢が好きですね。
アニメーションでね、よくあるんですが、感動させる為に登場人物を殺すんですよね。
ボクシングやるのも光線銃で撃つのも同じ美意識で平気でやっちゃったり、
感動させる為に殺して、また生き返らせたり。退廃ですね。
物語を作る人間は、登場人物に対して神様であるわけですよ。
殺生与奪の権利を握っているんです。殺人を平気で描いてかっこよがって、
自分は全然痛くも痒くもなくてすむわけですね。
虚構の中の登場人物の生について真剣じゃない態度は嫌ですね。もっとも愚劣です。
アニメーションやってましてね、自分で自己規制している部分があるわけです。
自分の内面のもっと暗がりの部分を前面に出したら子供のためのアニメーションじゃなくなっちゃう。
光の部分で仕事を続けるから、闇の方が溜まっちゃうんですね。
諸星大二郎のは全面的に描いている感じがして、羨ましいんです。
(省略)
――いま、作りたいものあります?
正直言いまして、作りたくて欲求不満でもんもんとしています。
傲慢に聞こえるかもしれないけど、やりたいようにやらせてくれたら、
見た人に喜んでもらえる自信はあるんだけど、
当たるかどうかがまったく保証できない企画ばっかりなんで……(笑)。
作りたいものがだんだんはっきりして来て、漫画の原作があるものとか、
類似品の多い仕事がイヤなんですね。わがままになってるのかな。
――どういう内容の作品ですか?
自分の子供の成長と関係があるんですね。子供がいない時は自分のために作りたかった。
幼児がいる時はチビを楽しませるために作りたい。
少年になると自分がその頃に夢見た物語が湧き出してきちゃう。
今、自己形成期になって、自立と依存の間を揺れている息子を横目で見てると、
なんというか、自分の中に闇が存在しているのに気がついた頃の自分を思い出すわけですね。
闇を持っていながら、だから光を持って進んでいける少年の自己形成の物語をやってみたいです。
昔から僕らの作品を愛してくれる人が、
『パンダコパンダ』みたいな作品を作ってくれというんですが、今はだめですね。
孫でも出来て、足元でキャーッとか言いながら、チビが走り回るようになったら、
また出来るかもしれないけど……。
激しくてエキセントリックなものに、今はどうしても心惹かれてしまう。
――いま描かれている漫画とか……?
イヤ、あれはむしろアニメーションでは出来ないものと考えて始めたから……。
侍を復活させたいと、ひそかに思ってます。映画やテレビによくある時代劇じゃなくて、
ああいうの好きじゃないから……。
もっと土地とか風土とかと密接に関わりながら生きて戦う侍を復活させたいんです。
歴史と違ってしまってもいい。暗い森と異質なものとの出会いもあって、
自分の王国を築いていく者としての侍としての少年というのかな……長年の夢ですね。
運が良ければ出来るだろうし、悪けりゃ出来ない……まあそれ程達観しているわけじゃなくて、
まだ物語が出来ないんです。においだけしてて。
本当はこうやって話さない方がいいんですね(笑)。あっためておいた方がいい。
アニメーションは風俗営業ですから、作家であるなんてのは幻想にすぎません。
入れもの(企画)が決まってから、盛るものをひねり出すわけで、
やっぱり自分はアニメーターだと思うから、風俗営業を続けるつもりでもいます。
(※原文のひらがなを漢字に代えたりしてます)

■雑記:
表紙は、パズーみたいな少年が丸い水槽に閉じ込められた人魚姫?を見上げてる。

「もののけ姫」は下記参照。

「スクラップブック (戦国魔城)」は、『風の谷のナウシカ』の原型?
風の谷のヤラ、土鬼の一族、とか
『風の谷のナウシカ』のガンシップ、トリウマ、ガスマスク(瘴気マスク)、
『天空の城ラピュタ』のオーニソプターみたいなイラスト。
トリウマとチョコボの関連性は……。

「となりのトトロ」は、
メイ(五月)という女の子(5歳?)で、まだ姉妹にキャラがわかれていない。
大トト(1300才)、トトロ(679才)、ミン(109才)とか年齢設定。


■題名:もののけ姫

作者:宮崎 駿

発表年(制作年):1993年(1980年)

製作国:日本

評価:S ★★★★★△
(特に好きな作家やアーティストなどには評価を甘めに付けてます)

■内容
ひたむきで、一生懸命なもののけとけなげで一途な姫の愛の物語。

帯には「劇場用長編アニメーション映画化決定」となってるけど、
アニメ『もののけ姫』とはほとんど関係なく
ド・ボーマン夫人の『美女と野獣』からの翻案。
シェイクスピアの『リア王』(黒澤明の『乱』)とかに設定が似てる。
父にうとまれ、もっとも卑しい醜い者に嫁にやられる娘――とう基本設定。


「あとがき 堂々めぐりの顛末」
(前略)
1980年は、自分のその後の十年間を決定づける年になりました。
当時所属していたスタジオ(テレコム・アニメーションフィルム)の仕事がなくて、
手あき時間にまかせて種々描きためました。
その時はひとつも実らなかったのですが、結局それ以降の作品の源は、
みなその時に描き散らした絵の中にあります。
なかでも、「もののけ姫」はもっとも熱心に描いたもので、
いちばん形としてまとまりもしたのですが、その時は「暗い」の一言で片づけられてしまいました。
駄目と判ったらサッサと退却するのが、この世界でくたびれずに仕事を続けるコツです。
同じ時に提出した「となりのトトロ」も、すぐ退却を決めました。
映画の仕事がなくて鬱々としていましたが、企画としてまとめてしまうと、
その作品自体には妙に未練が残らないものです。
運が良ければいつか決まるだろうと構えることにして、
とりあえず吐き出したことに満足してしまうのだと思います。
それに、「もののけ姫」については、描きあげてから、いくつもの弱点が目につくようになりました。
中でも最大の問題は、物語の世界が、従来の映画や民話からの借物であり過ぎる点でした。
日本史や農耕文化史、大きな歴史観が劇的に変わりつつある時代に居あわせながら、
その成果が少しも反映されていません。こぢんまりし過ぎています。
時代劇を作るなら、もっと本格的なものにしたい。
そう考えて、あれほどやりたかったはずの「もののけ姫」を卒業することにしたのです。
(後略)

■雑記:
『宮崎駿イメージボード集』の「もののけ姫」のイメージボード(イラスト)は
85枚(本編83枚で内三枚連続の深山幽谷。その他2枚)なんですが、
絵本『もののけ姫』は約100枚(本編96枚で内ダブリ1枚。表紙その他3枚)と
描き下ろし?を足したのか多い。(※枚数は適当に数えたので正確ではないっす)

イメージボードの「もののけ姫」ってタイトルは、
もののけ(大山猫)の嫁(三の姫)だからで、
アニメの『もののけ姫』ってタイトルは、もののけ(山犬)に育てられた娘(サン)だから。
サンの名前は三の姫から付けたらしいっす。

湖の底にある悪霊の力を押さえる宝物(青銅の鏡)を手に入れるために、
三の姫が湖に潜る場面が上半身裸なんでアニメ化希望!
城内や襖が『千と千尋の神隠し』の油屋の屋内っぽい。

■ひとりごと・その他:
前に『金曜ロードSHOW!』で『インサイド・ヘッド』観たんすけど、
ビンボンが消えるところで大泣き……この頃、涙もろいので。
『インサイド・ヘッド』は良作だとは思うけど、
キャラデザがもっとダークな感じで変わっていれば良かったんすが、
優等生って感じで私の好みには何か足りないっす。
性的な感情(リビドー)は頭の中にいないのか?
ヨロコビがうざくて、ビンボンが消えることにより悲しみを知るとかあれば……。

『思い出のマーニー』を観たんすが、思い出の婆ちゃんって話だったっす。
ヒロインが暗く、「太っちょブタ」とか口が悪い。
幼少期に婆ちゃんから聞かされた話が潜在意識に刷り込まれてマーニーの幻覚を見たのかも。うそ
『借りぐらしのアリエッティ』とかも作画は良いんですが、
ディズニークラシックス(白雪姫など初期の15作品)以降のディズニーアニメ、
1980年以降の世界名作劇場みたいな、
看板は同じだけど評判の先代から代替わりした凡庸な二代目って感じが……。
前に『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』をチョロッと聴いたら、
米林宏昌監督はアニメの監督はやりたいけど、やりたい話(物語り・原作)が無くて、
鈴木さんが『メアリと魔女の花』の原作を勧めたとか。
(鈴木さんの話は、話半分のところがあるけど)
脚本や演出は他の人にまかせて米林宏昌監督は作画に専念した方がいいんじゃ……。

宮崎駿監督の「あとがき」などから、
物語を作る人間は、登場人物に対して殺生与奪の権利を握っている神様。
感動させる為に殺し、また生き返らせたり――することに否定的なので、
ビンボンが消えることにピクサーが怒られるんじゃ……。
虚構の中の登場人物の生について真剣じゃない態度は嫌ですね。もっとも愚劣です。
――ドワンゴ会長のゾンビのプレゼンに怒るわけだな。
一番影響を受けたのは手塚治虫で、諸星大二郎が好きってのは知っていたんすが、
鴨川つばめや高橋留美子も読んでいたとは……。
日本史や農耕文化史、大きな歴史観が劇的に変わりつつある時代に居あわせ――、
時代劇を作るなら、もっと本格的なものにしたい。
もっと土地とか風土とかと密接に関わりながら生きて戦う侍を復活させたいんです。
歴史と違ってしまってもいい。暗い森と異質なものとの出会いもあって、
自分の王国を築いていく者としての侍としての少年というのかな……長年の夢ですね。
――アニメ『もののけ姫』の制作より十年以上前に構想(企画)があったのを実現したんだなぁ。

BSフジで、ちょっと前に『痛快!河内山宗俊』が放送されていて、
録画して数話観たんすが、第22話「桃の節句に雪を見た」で
由美かおるの姫様がお見合いが嫌で河内山宗俊の元に逃げ込むんすが、
一緒にいたいとすがる姫に宗俊が「俺は強請り集りを生業にする悪党だからダメだ!」
みたいなこと言って断ると姫が「強請りや集りを覚えます」みたいなこと言うんすよ。
シチュエーション(やり取り)が『ルパン三世 カリオストロの城』の
ルパンとクラリスに似ていたっす。

よく(かどうか知らんけど)1990年以降の宮崎駿監督作品を数本観て、
面白くない、なぜ人気があるのかわからないってディスる人がいますが、
宮崎駿監督の全盛期は1980年代までなんで、
その頃の作品をちゃんと観ないと良さはわからないっす。
そう遠くない未来に教科書(歴史や美術)の文化のページに名前が載るような存在と
同時代に生きていることに感謝して宮崎アニメを観ましょう。うそ
(人の好みはそれぞれなんで合わない人には合わないっす)
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その233 ルイーズ・フォレスティエの LA DOUCE EMMA

2017/07/25 17:49
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

ルイーズ・フォレスティエは、カナダのケベックの人みたいなんで、
フランス語で歌ってるんすが、これがシャンソンやフレンチ・ポップスみたいで、
同じロマンス語のポルトガル語に響きが似ているせいか
ブラジルのガル・コスタやナラ・レオンなんかのトロピカリアにも通じる音楽性。


標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ

■題名:LA DOUCE EMMA (L. F.)

名前:LOUISE FORESTIER

発表年:1969年

製作国:カナダ (ケベック)

評価:A ★★★★◎

■曲目:
01. LA DOUCE EMMA
02. FROM SANTA TO AMERICA
03. QUAND T'ES PAS LA
04. TRANSLATION
05. J'T'AIME EN MASSE
06. COMMENT COMMENT?
07. LA CANTIC DU TITANIC
08. LE MONT ATHOS

■雑記:
1970年前後(デビュー当時)の CATHERINE RIBEIRO や
BEATRICE TEKIELSKI (MAMA BEA TEKIELSKI)
なんかと雰囲気が似ているかな。


■題名:ROBERT CHARLEBOIS AVEC LOUISE FORESTIER (LINDBERG)

名前:ROBERT CHARLEBOIS & LOUISE FORESTIER (ROBERT CHARLEBOIS ET LOUISE FORESTIER)

発表年:1968年

製作国:カナダ (ケベック)

評価:不明

■曲目:
01. CALIFORNIA
02. LA MARCHE DU PRESIDENT
03. LINDBERG
04. CPR BLUES
05. JOE FINGER LEDOUX
06. EGG GENERATION
07. ENGAGEMENT
08. DOLORES
09. LONG FLIGHT

■雑記:
ロベール・シャルルボアは、カナダのケベックのミュージシャン(作曲家)で俳優。
『ROBERT CHARLEBOIS AVEC LOUISE FORESTIER』は、サイケデリック・ロックの影響を受けて
伝統的なケベックの音楽を変革したアルバムらしいっす。
同時代に起こった偶然(フラワー・ムーブメント)なのか、
ガル・コスタがカエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルなんかとデュエットしたり、
ムタンチス(ヒタ・リーと男性ボーカル)なんかのトロピカリアに似ている。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その232 THE WOODEN O

2017/07/20 20:55
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

「ウッデン・オー、ショータイム!」
「CAST IN THE NAME OF GOD. YE NOT GUILTY.」
――うそ。


標題:THE WOODEN O の A HANDFUL OF PLEASANT DELITES

分類:音楽>洋楽>トラッド / フォーク

■題名:A HANDFUL OF PLEASANT DELITES

名前:THE WOODEN O

発表年:1969年

製作国:イギリス

評価:B ★★★○

■曲目:
THE LESSON
01. TOYE TUNE
02. PIPE TUNE
03. SAD TUNE
04. DANCE TUNE
05. SICK TUNE
06. WALKING TUNE
07. CONCERTO
LOVER'S PROGRESS
08. MAYPOLE
09. OVERTURE
10. SWEET-BEDDED
11. ARISE
12. FAYNE WOULD
13. IT WAS
14. AWAY

■雑記:
プロデューサーは、
シャーリー・コリンズの元夫?オースティン・ジョン・マーシャル。
リコーダーが前面に出て、マンドリンやハープなどが色を添える
グリフォン(バンド)系のバロック音楽って感じかな。
でも、ベースだけはジャズのベース。
ジェスロ・タルの「ブーレ」を、フルートからリコーダーに代えた感じ。
中南米のフォルクローレ、ケーナっぽく感じる曲もある。


系統違うけど、村岡実や横田年昭とか尺八やフルートなどのインストが好き。
『今日は一日“プログレ”三昧』に、
また栗コーダーカルテットが出ることがあれば
THE WOODEN O の曲をカバーしないかな……マイナー過ぎてダメか。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その231 アメディオ・トマシの SYNTHESISER と SPAZIO

2017/07/19 21:51
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

テレビやラジオやネットなんかで気になったモノをメモしてんすが、
メモしたまま、ほっといた
アメディオ・トマシの『SYNTHESISER』と『SPAZIO』を目録に。

アメディオ・トマシはイタリアのジャズ・ピアニストで作曲家。
『海の上のピアニスト - エンニオ・モリコーネ』のサントラで、
ピアノ演奏したりしてるみたいっす。
ジャズ系のライブラリー音楽を手掛けているんすが、
その中に異色の電子音楽作品があり、
エレクトリック系のプログレが少ないイタリアの中で
電子音楽系のプログレとして聴けるかな。と思うので……。


標題:アメディオ・トマシの電子音楽

分類:音楽>実験音楽 / ライブラリー>電子音楽

■題名:
SYNTHESISER
SPAZIO

名前:
AMEDEO TOMMASI
アメディオ・トマシ

発表年:1973年

製作国:イタリア

評価:保留

■曲目:
『SYNTHESISER』
01. HIROSHIMA
02. SISMOGRAFI
03. CICLO PRODUTTIVO
04. ESTRAZIONE DEL PETROLIO
05. UCCELLI MECCANICI
06. CENTRALE ATOMICA
07. CENTRALE TERMICA
08. TURBINE
09. COMPRESSORI
10. SONDA ABISSALE
11. PERFORATRICI A
12. PERFORATRICI B
13. LABORATORIO INDUSTRIALE
14. GEYSER

『SPAZIO』
01. TELESPAZIO
02. CANTICO ASTRALE
03. ANDROMEDA
04. ECHI COSMICI A
05. ECHI COSMICI B
06. RADIAZIONI
07. ASTEROIDI
08. SATELLITE
09. ANGELI DELLO SPAZIO
10. ONDE SIDERALI
11. TEMPESTA MAGNETICA
12. POLARIS
13. FASCIA ASTRALE
14. METEORITI

■感想:
ドイツのエレクトリック系プログレ(クラウトロック)に通じる硬派な電子音楽。
コンピューター(人工知能)に管理された未来の都市や工場、
宇宙空間や四次元、ヘリコプターなどの飛行音、とかを連想させる音かな。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その230 パーシー・フェイス・オーケストラの夏の日の恋

2017/07/19 21:49
NHK-FM『今日は一日“超絶テクニカル・ギタリスト”三昧』
をチョロッとだけ聴いたんすが、
『今日は一日“ハードロック/ヘビーメタル”三昧』の変名版って感じだったかな。
エドワード・ヴァン・ヘイレンから時代を追って
メタル系の超絶(主に速弾き)ギタリストを紹介する番組かな……。
タイトルからロックやジャズなどの広いジャンルからギタリストを選ぶもんだと勘違いした
私がバカだったっす。
アル・ディ・メオラ、キング・クリムゾン、ジェフ・ベック、
アラン・ホールズワースなども流れたみたいっすが、
メタルばかりっていう批判をかわすためのアリバイ作りに思えるし、
9時から『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』を観たんで
ちょうど聴いてないし……。

能年玲奈がギター弾くのは知っていたんすが、
超絶テクニックを再現出来るほどの腕前だったとはビックリ! うそ
ボイド・ライスって日本語ペラペラだったことにビックリ!! うそ
NON って名前の人って、けっこういるんすね。

私はヘビーメタルは好きじゃないんすよね。
プログレとは親戚関係にあるとは思うんですが、
聴いていて、どれも同じ様な感じがして面白みを感じないんすよ。※個人の感想です。
(メタルにも色々ジャンルがあって同じ様なモノばかりじゃないってのは知ってます)
ブラック・サバスは好きだし、
中学生の頃、恥ずかしながらヴァン・ヘイレンの『1984』を買った黒歴史も……。

私はバンドの楽器の中で、ベースとドラムが一番好きで、次がキーボード、
(フルートやバイオリンがあって)最後にギターという好み。
んで、私が好きなギタリストって、
ジミ・ヘンドリクス、ジェフ・ベック、カルロス・サンタナ、デュアン・オールマン、
トニー・アイオミとか(サイケ、プログレ系のギタリストを除く)なんで、
ギターの速弾きに興味ないんすよね。


「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

んで、同じ日の午前中にAM(ラジオ)から流れた
パーシー・フェイス・オーケストラの「夏の日の恋」がやたら良かったんで目録に。


標題:パーシー・フェイス・オーケストラの夏の日の恋

分類:音楽>イージーリスニング

■題名:
THEME FROM "A SUMMER PLACE"
夏の日の恋

名前:
PERCY FAITH AND HIS ORCHESTRA (THE PERCY FAITH ORCHESTRA)
パーシー・フェイス・オーケストラ

発表年:1959年

製作国:アメリカ

評価:A ★★★★★

■雑記:
映画『避暑地の出来事』のマックス・スタイナー作曲のテーマ音楽のカバー。

どのアルバムに入っている「夏の日の恋」が良いのかわからないっす。
子供の頃から、ラジオやテレビなどから聴こえてくるイージーリスニングの定番で、
(昔は商店街やショッピングセンターで、
この手のイージーリスニングが永遠と流れていて、自然と刷り込まれたなぁ)
気に留めないで聴き流していたんすが、やっぱ良いっす!
美しく透明感のあるストリングスが最高。
パーシー・フェイス・オーケストラは「夏の日の恋」以外の曲も良いんすが、
「夏の日の恋」が突出して好きっすね。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その229 ピエール・アンリ

2017/07/13 20:33
九州北部豪雨で大勢の方が被害に遭い、
お亡くなりになった方もたくさんいてやるせないんですが、
人間というか私の想像力が貧困なため、
九州のことをよく知らないし、(九州出身の)知人が数人いるくらいなので、
どこか他人事になってしまう自分がいます。
これが地元で豪雨や地震などの災害に見舞われたら大騒ぎして、
被害に関係ない他の地域の人達の他人事みたいな態度に怒るんだろうけど。
よく知らない人(一般人)より、ちょっと知っている人(有名人)の死の方が
自分にショックを与えます。
昨年(2016年)は、偉大なアーティストが大勢亡くなったんですが、
(女流電子音楽家のポーリン・オリヴェロスなど)
今年(2017年)もピエール・アンリが亡くなったのを知ったので目録に。

ピエール・アンリは現代音楽の作曲家で、ピエール・シェフェールと並ぶ
ミュジーク・コンクレート(電子音楽)の先駆者。


標題:現代音楽のためのピエール・アンリ

分類:音楽>現代音楽>電子音楽 (ミュージックコンクレート)>バレエ音楽>サイケ

■題名:
MESSE POUR LE TEMPS PRESENT
(LES JERKS ELECTRONIQUES DE LA MESSE POUR LE TEMPS PRESENT ET MUSIQUES CONCRETES POUR MAURICE BEJART)
現代のためのミサ

名前:
PIERRE HENRY / MICHEL COLOMBIER
ピエール・アンリ

発表年:1967年

製作国:フランス

評価:S ★★★★★★

■曲目:
MESSE POUR LE TEMPS PRESENT
現代のためのミサ
01. PROLOGUE
_____プロローグ
02. PSYCHE ROCK
_____サイケ・ロック
03. JERICHO JERK
_____ジェリコ・ジャーク
04. TEEN TONIC
_____ティーン・トニック
05. TOO FORTICHE
_____トゥー・フォーティシュ
LA REINE VERTE
緑の女王
06. MARCHE DU JEUNE HOMME / LA REINE ET LES INSECTES
_____若者、女王、そして昆虫たちの行進
07. ROCK ELECTRONIQUE
_____ロック・エレクトロニック
LE VOYAGE

08. LE COUPLE
_____カップル
09. FLUIDITE ET MOBILITE D'UN LARSEN
_____ラールセン現象の流動性と運動性
10. DIVINITES PAISIBLES
_____穏やかな神々
VARIATIONS POUR UNE PORTE ET UN SOUPIR
扉とため息のためのヴァリエーション
11. BALANCEMENT
_____揺れ
12. CHANT 1
_____歌1
13. EVEIL
_____目覚め
14. CHANT 2
_____歌2
15. ETIREMENT
_____伸び
16. GESTES
_____仕種
17. COMPTINE
_____はやし文句
18. FIEVRE 1
_____興奮1
19. GYMNASTIQUE
_____運動
20. FIEVRE 2
_____興奮2

■雑記:
バレエの振付家モーリス・ベジャールのためのバレエ音楽作品。
「現代のためのミサ」は、ミシェル・コロンビエとの共作。
「サイケ・ロック」はCMに使われたので聴いたことある人は多いのでは。


分類:音楽>現代音楽 (実験音楽)>電子音楽

■題名:MISE EN MUSIQUE DU CORTICALART DE ROGER LAFOSSE

名前:PIERRE HENRY

発表年:1971年

製作国:フランス

評価:S ★★★★★◎

■曲目:
01. LEVITATION
02. PENETRATION
03. CORTISOUK
04. ELECTRO-GENESE
05. VOYAGE
06. SAUTS
07. HELLZAPOP
08. LIMONAIRE
09. FANTASIA

■雑記:
デヴィッド・ローゼンブームの『脳波の音楽』ってのがあったけど、
それと同じような脳波を電気信号に変換し、
その電気信号を音響化した作品(バイオフィードバック・ミュージック)。
しかもオルセー美術館でのライブみたいっす。
エロいこと考えたら、どんな音響になるんだろう?
暴力的なこと考えたら、
ルー・リードの『メタル・マシーン・ミュージック』みたいな音響になったりして……うそ。


分類:音楽>現代音楽>電子音楽 (ミュージックコンクレート)

■題名:LE VOYAGE
(D'APRES LE LIVRE DES MORTS TIBETAIN)

名前:PIERRE HENRY

発表年:1962年

製作国:フランス

評価:A ★★★★☆

■曲目:
01. SOUFFLE 1
02. APRES LA MORT 1 (FLUIDE ET MOBILITE D'UN LARSEN)
03. APRES LA MORT 2 (MOUVEMENT EN 6 PARTIES)
04. DIVINITES PAISIBLES
05. DIVINITES IRRITEES
06. LE COUPLE
07. SOUFFLE 2

■雑記:
サブタイトルが「FROM THE TIBETAN BOOK OF THE DEAD」なんで、
『チベット死者の書』をテーマにした作品。
この頃近所で、さかりのついた猫の鳴き声がうるさいんすが、
荒涼とした墓場から死者が甦ってくるような、
棺桶の中に一緒に埋められた黒猫の鳴き声が聞こえてくるようなダークな雰囲気。
NED LAGIN の『SEASTONES』とかの系統かな。


■題名:MACHINE DANSE

名前:PIERRE HENRY

発表年:1973年

製作国:フランス

評価:S ★★★★★◎

■曲目:
01. MACHINE DANSE
02. VIREVOLTAGE
03. EROTICA
04. SACRIFICE
05. INITIATION
06. TAM TAM DE LA SOURCE
07. DANSE DES FAUSSES BOUTEILLES
08. EXORCISME
09. TAM TAM DE LA VACHE
10. DANSE ELECTROMATIC

■雑記:
電子音が未来的なはずなんですが、原始(太古)や未開の野生的なリズムを感じる。


分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ / エクスペリメンタル>アートロック / 電子音楽 (ミュージックコンクレート)

■題名:
CEREMONY: AN ELECTRIC MASS
CEREMONY (MESSE ENVIRONNEMENT)
セレモニー

名前:
SPOOKY TOOTH / PIERRE HENRY
PIERRE HENRY AVEC SPOOKY TOOTH
スプーキー・トゥース&ピエール・アンリ

発表年:1969年

製作国:
イギリス
フランス

評価:A ★★★★☆

■曲目:
01. HAVE MERCY
_____ハヴ・マーシー
02. JUBILATION
_____ジュビレーション
03. CONFESSION
_____コンフェッション
04. PRAYER
_____プレイヤー
05. OFFERING
_____オファリング
06. HOSANNA
_____ホサナ

■雑記:
スプーキー・トゥースのハードなロックと、
ピエール・アンリの電子音加工が水と油でミスマッチ。
お互い好き勝手にやっている印象。
単品では凄い美味いのに、混ぜると不味い食べ物や飲み物ってあるじゃないですか、
そんな感じ……悪趣味なアートワークも含めてゲテモノ好きにお勧め。

ピエール・アンリは、アーバン・サックスなどともコラボしている。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その228 アスムス・ティーチェンス

2017/07/12 19:01
ある意味、知る人ぞ知るドイツのスーパーグループと言える
リリエンタール(トラッド、フォークロックの LILIENTHAL じゃなくて、
プログレ、クラウトロックの LILIENTAL の方)っていうユニット?があるんすが、
メンバーが、クラウトロックのプロデューサーやエンジニアで有名なコニー・プランク、
クラスターのメビウス、クラーンのメンバー二人、シタール奏者の OKKO BEKKER、
そして謎のアスムス・ティーチェンス。
このブログを読んでる人で
コニー・プランクとディーター・メビウスを知らない人っていないと思うし(うそ)、
クラーンはドイツのジャズ・ロックで、
OKKO BEKKER は『SITAR & ELECTRONICS』ってアルバムがわりと知られているんすが、
私はアスムス・ティーチェンスについてほとんど何も知らなかったっす。
独エレクトロニクス界の裏番長とか仙人とか黒衣の奇人とか呼ばれる重要人物だったとは……。
世の中、知らない音だらけっす。

アスムス・ティーチェンスの作品を聴くと、
コニー・プランクやメビウスに伍(匹敵)する奇才だとわかるっす。
私が好きなコンラッド・シュニッツラーに通じるような面白い電子音を作っていて、
どちらが真の裏番長か迷うほどなので目録に。


標題:独電子音楽裏番長 アスムス・ティーチェンス

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ / テクノ>クラウトロック / エレクトリック

■題名:NACHTSTUCKE
(EXPRESSIONS ET PERSPECTIVES SONORES INTEMPORELLES)

名前:ASMUS TIETCHENS

発表年:1980年

製作国:フランス (ドイツ)

評価:A ★★★★○

■曲目:
01. ERSTES NACHTSTUCK
02. SIEBEN HARMONIATUREN
03. FALTER-LAMENTO
04. VIERTES NACHTSTUCK
05. INTRADA
06. TREKK
07. LICHTERWALD
08. ULTIMA TUNDRA
09. ZWEITES NACHTSTUCK

■雑記:
フランスの EGG レーベルから出た初ソロ作品。
アスムス・ティーチェンスと共同で、ピーター・バウマンがプロデュースしている。
全体的に、ジメジメした日の当たらない(深海や宇宙空間のような)陰鬱さを感じるかな。


■題名:
BIOTOP
SPAT-EUROPA
IN DIE NACHT
LITIA
DER FUNFTE HIMMEL

名前:ASMUS TIETCHENS

発表年(録音年):
1981年
1982年
1982年
1983年
1980年〜1983年

製作国:ドイツ

評価:A ★★★★◎くらい

■曲目:
『BIOTOP』
(省略)

『SPAT-EUROPA』
(省略)

『IN DIE NACHT』
(省略)

『LITIA』
(省略)

『DER FUNFTE HIMMEL』
01. FAST FOOD (※『BIOTOP』)
02. FURURUM DREI (※『BIOTOP』)
03. SOIREE (※『SPAT-EUROPA』)
04. ZUM TEE BEI FRAU HILDE (※『SPAT-EUROPA』)
05. WURGSTOFFE (※『IN DIE NACHT』)
06. NIEDERMACHER (※『IN DIE NACHT』)
07. LEBENDE REGLER (※『IN DIE NACHT』)
08. FLUT (※『LITIA』)
09. HERTZLICHT (※『LITIA』)
10. KREUZE DES SUDENS (※『LITIA』)
11. VOM POL ZUM METROPOL (※『LITIA』)
12. ATOMMACHT INDIEN (※『LITIA』)

■雑記:
SKY RECORDS から出たアルバム。
『DER FUNFTE HIMMEL』は、
『BIOTOP』『SPAT-EUROPA』『IN DIE NACHT』『LITIA』制作時の未発表音源集。
音色とかが、ザ・レジデンツからボーカル部分を抜いたような感じかな……。


分類:音楽>洋楽>エクスペリメンタル>電子音楽

■題名:4K7
MUSIK AUS DER GRAUZONE
MUSIK IM SCHATTEN
MUSIK AN DER GRENZE
MUSIK UNTER TAGE

名前:ASMUS TIETCHENS

発表年:
1981年
1982年
1982年
1983年

製作国:
イギリス (ドイツ)
アメリカ (ドイツ)

評価:A ★★★★☆〜A ★★★★★以上

■曲目:
『MUSIK AUS DER GRAUZONE』
01. RESONANZ 1
02. RESONANZ 2
03. NACH UNTEN
04. SYSIPHOS GLIIM
05. UNTER DER STADT 2
06. IN DER EBENE
07. CLONES
08. TROGLODYTEN

『MUSIK IM SCHATTEN』
01. ELEKTRAUMA
02. UNDINE
03. NOSFERATU
04. DU DARFST
05. ELEKTROLAND

『MUSIK AN DER GRENZE』
01. KONSTRUKT 2
02. ELEKTRAUMA 2
03. KULTMUSIK FUR EIN ALTES LANDLE
04. TITANIC

『MUSIK UNTER TAGE』
01. STRENGE KLANGE
02. DAMMERATTACKE
03. GELBER HIMMEL
04. MASCHINE 6B
05. EINER 5

■雑記:
「ELEKTRAUMA 2」は、狂ったクラフトワークって感じ。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その227 チャーチルズ

2017/07/10 18:51
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

イスラエルのサイケやプログレのことはまったくわからないんすが、
チャーチルズ(THE CHURCHILL'S)の『CHURCHILL'S』が良いんで目録に。

チャーチルズはジェリコ・ジョーンズの前身バンドで、
メンバーにカナダ人やイギリス人がいるんで
純粋なイスラエルのバンドといえるのかは、あなたの心次第。


標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>ガレージロック / ハードサイケ

■題名:CHURCHILL'S

名前:CHURCHILL'S

発表年:1968年

製作国:イスラエル

評価:B ★未確定

■曲目:
01. OPEN UP YOUR EYES
02. SONG FROM THE SEA
03. PICTURES IN MY MIND
04. COMICS
05. WHERE YOU'RE GONE
06. STRANGULATION
07. STRAIGHT PEOPLE
08. SUBSEQUENT FINAL
09. SO ALONE TODAY
10. DEBKA

■雑記:
『A WOMAN'S CASE - JACQUES KATMOR』って映画のサントラらしいっす。
微かに感じる中近東(非欧米圏)の雰囲気と疾走感が良い。

後進バンドのジェリコ・ジョーンズは、
『JUNKIES MONKEYS & DONKEYS - JERICHO JONES』
『JERICHO - JERICHO』
――などをイギリスで発表してるんすが、
音はプログレ風味のハードロックというか、ハードロック色の強いプログレというか、
まだプログレとハードロックが未分化の頃の音って感じっす。
悪くはないというか良いんですが、
私はハードロック系のプログレがあまり好きじゃないので別ですが、
ハードロック系が好きな人には一聴の価値ありかな。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その226 ダニー・ベン・イスラエル

2017/07/10 18:48
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

イスラエルのサイケやプログレのことはまったくわからないんすが、
ダニー・ベン・イスラエルの『BULLSHIT 3 1/4』が良いんで目録に。

ダニー・ベン・イスラエルはイスラエル人初のサイケデリック・ミュージシャンだとか。


標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>フリークアウト

■題名:
BULLSHIT 3 1/4
THE KATHMANDU SESSIONS
ザ・カトマンズ・セッションズ

名前:
DANNY BEN-ISRAEL
ダニー・ベン・イスラエル

発表年(録音年):
1970年
1968年

製作国:イスラエル

評価:
A ★★★★△
B ★未確定

■曲目:
『BULLSHIT 3 1/4』
01. A DIFFERENT SONG
02. THE WAR OF UZIK PACHNUZIK
03. AFTER ALL THE FUN
04. DAWN WITH HASH
05. AND IF
06. DANNY BOTTLE NECK
07. ISRAEL 70
08. WHY NOT

『THE KATHMANDU SESSIONS』
01. INTRODUCTION
02. KATHMANDU
03. BAD TRIP
04. DO YOU BELIEVE IN FAIRYTALES?
05. SEAGULLS
06. CAN'T STAND YOU
07. THE HIPPIES OF TODAY ARE THE ASSHOLES OF TOMORROW

■雑記:
AMON DUUL、INTERNATIONAL HARVESTER、初期 LOS JAIVAS、
THE RED CRAYOLA などみたいな、
ちょっとフリークアウトしたサイケかな。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その225 SHLOMO GRONICH

2017/07/07 20:04
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

イスラエルのサイケやプログレのことはまったくわからないんすが、
SHLOMO GRONICH の『WHY DIDN'T YOU TELL ME!?』が良いんで目録に。

SHLOMO GRONICH は NO NAMES のメンバーで、
その歌唱からイスラエルのアラン・ソレンティと呼ばれているみたいっす。
(アラン・ソレンティを知っている人自体少ないと思うけど、
日本でだけ呼ばれているのかは不明)


標題:イスラエルのアラン・ソレンティ?

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ

■題名:
WHY DIDN'T YOU TELL ME!?
(※ヘブライ語?の表記不明)

名前:
SHLOMO GRONICH
(※ヘブライ語?の表記不明)

発表年:1971年

製作国:イスラエル

評価:A ★★★★○〜B ★★★☆くらい

■曲目:
01. PLEASE STAY
02. OUR STREET
03. SICK OF THE WORLD
04. BREATHE DEEPLY
05. LORD WHY?
06. SITTING ALONE
07. ROZA MARZIPAN
08. SHE'S GONE
09. SOME-WHAT AFTER
10. GOD
11. WHY DIDN'T YOU TELL ME!?
(※全曲ヘブライ語?の表記不明)

■雑記:
リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」
(バッハの「無伴奏チェロ組曲 第1番 プレリュード」っぽいかも。
丁度、NHK-FMの『N響 第1863回定期公演』を聴いていたら流れたので)
を彷彿とさせる一曲目の美しい「PLEASE STAY」と、
最終曲の呻き泣き叫び暴れまくるアヴァンギャルドな「WHY DIDN'T YOU TELL ME!?」
が同じ人間が歌った同じアルバムに入っているとはにわかには信じがたい。
前半の美しい曲から後半の狂い乱れた曲へと分裂病的で躁鬱病的に激変するので絶句!
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その224 JR. AND HIS SOULETTES

2017/07/05 19:11
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

シャッグスの WIGGIN 姉妹みたいに、
10歳以下の MOORE 兄弟妹が天真爛漫にガレージロック!
(父親にやらされているだけかもしれないけど……)


標題:黒いシャッグス?

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>ガレージロック / アウトサイダーミュージック

■題名:PSYCHODELIC SOUNDS

名前:JR. AND HIS SOULETTES

発表年:1971年

製作国:アメリカ

評価:C ★★△

■曲目:
01. THING, DO THE CREEP
02. MOMMA, LOVE TEQUILLA
03. PIMP
04. WAW-WAW ROCK
05. LOVE FROM ABOVE
06. FLIP WILL
07. DO YOUR FUNKY THING
08. SLOW
09. SWEET LITTLE ONE
10. KEWETHA (KAWETHA)
11. KAT-WALK
12. ROCK 'N' ROLL SANTA (ROCK & ROLL SANTA)
13. ROCK BLUES
14. POP JUNIOR POP

■雑記:
オルガンのメロディーラインとべースラインを別々の姉妹が弾いてるみたいなので、
ある意味ダブル・キーボード・バンド?
「MOMMA, LOVE TEQUILLA」
「LOVE FROM ABOVE」
「SWEET LITTLE ONE」
「ROCK 'N' ROLL SANTA」
「POP JUNIOR POP」
くらいしか歌ってなく、あとは同じようなインストなんで厭きる。
『DANDELIONS - THE CHILDREN OF SUNSHINE』とかの、子供の無邪気な歌がいいんですが、
シャッグスに比べるとまともな演奏なので逆に面白みに欠けるかな。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その223 風雨雙流星 ファイナル・ドラゴン

2017/07/04 21:10
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

去年(一年以上前)に、
チャンネルNECOの「吹替え ジャッキー・チェン劇場」で
ジャッキー・チェンがジミー・ウォングと競演した
『ドラゴン特攻隊』を視聴したんすが、
時代や場所や常識を超越したそのハチャメチャな展開に茫然として、
コレは凄いカルト映画なのか? それとも単なるZ級(クズ)映画なのか……。
と頭を悩ましたんすが、
同じジャッキー・チェンとジミー・ウォングが競演した『ファイナル・ドラゴン』は、
週刊少年漫画の格闘・能力バトルものの行き当たりばったりの連載みたいに、
強いキャラが登場したと思ったら、すぐにもっと強いキャラが登場して、
それよりもっと強いキャラが登場して……というインフレ、
敵かと思ったら味方で、味方かと思ったらやっぱ敵で、
現実かと思ったら夢で、本物かと思ったら偽物で、
死んだと思ったら生きていて、などなど大どんでん返しの連続、
最後の見た者は必ず死ぬ必殺技のチート感とか逆に馬鹿馬鹿しくて面白いっす。
香港映画の辞書に整合性とか矛盾という文字はないんだろうなぁ。
ジミー・ウォングが関わると凡百のカンフー映画がカルト映画に変身するのが不思議。

洒落の通じない人が『ファイナル・ドラゴン』観ても怒りを覚えるだけだと思うんで
真面目な人にはお勧めしません。


標題:ロー・ウェイの風雨雙流星 ジミー・ウォング対ジャッキー・チェン

分類:映画>洋画>アクション>カンフー

■題名:
THE KILLER METEORS
風雨雙流星
ファイナル・ドラゴン (キラー・ドラゴン / 流星拳)

監督:
LO WEI
羅 維
ロー・ウェイ

出演:
JIMMY WANG YU
王 羽
ジミー・ウォング
JACKIE CHAN
成 龍
ジャッキー・チェン
LILY LAN
藍 毓莉
ラン・イーリー
YU LING LUNG
玉 霊龍
ジュエ・リンロン


吹替声優:
池田 秀一
石丸 博也
玉川 砂記子
櫻井 智
堀内 賢雄


発表年:1976年

製作国:香港

評価:B ★★★△

■雑記:
凄い強いと前フリの四天王が凄く弱い……。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その222 神代辰巳の地獄

2017/07/03 21:13
チャンネルNECOで、
『男たちの挽歌 - ジョン・ウー』
『地獄 - 神代 辰巳』
『ファイナル・ドラゴン - ロー・ウェイ』
を録画しといたのを視聴したっす。
(『座頭市』シリーズや熊井啓監督作品とか録画してるけど観てない)

『男たちの挽歌』は有名なんで、何度か観る機会があったんすが
なんとなく回避してました。
もっとシリアスでハードボイルドなのかと思ってたんすが、
1980年代の香港映画なんで、演技が大げさで泣かそうとする演出
(喜怒哀楽・感情の振幅が大きい)とかが鼻につくけど、
さすがに銃撃戦の迫力がある。
観る前の勝手なイメージで、マーク役のチョウ・ユンファが主役かと思ってたんすが、
ホー役のティ・ロンが主役だな。
マークが義足で銃を撃ちまくるのが『TEXHNOLYZE』の吉井さんを髣髴とさせる。うそ

んで、『男たちの挽歌』より知名度が全然無いと思う
神代辰巳監督の『地獄 (1979年)』を観たんすが、
カルト映画?として有名な中川信夫監督の『地獄 (1960年)』は、
そーとー前に観たことあって(もう記憶に無い)、
中川信夫版より知名度が低いと思われる神代辰巳版『地獄』も一応観とくか……。
と軽い気持ちで観たんすが、これがまた、とんでもないカルト映画!
んでんで、「吹替え ジャッキー・チェン劇場」の『ファイナル・ドラゴン』を
ジャッキー・チェンが出演しているから観てすぐ録画を消そう――と観てみたら、
これがまた、とんでもないトンデモ映画! だったんで保存することにして、
『男たちの挽歌』のことなんて消し飛んだっす。

神代辰巳監督作品は、
『女地獄 森は濡れた』
『青春の蹉跌』
『もどり川』
を観たことあるくらいかな。
(『赫い髪の女』も部分的に観たかも……記憶に無いっす)

最近の日本映画(邦画)の質低下は、女優の体当たり演技(濡れ場)減少が重大な要因――
とか言われてるみたいっすが、
『地獄 (1979年)』は原田美枝子が惜しげもなく脱いでいるので品質は保証付き(高品質)。うそ
「ミッドナイトシアター」じゃなく「特撮大国日本 【原点怪奇】劇場 大地獄祭」
ってのが解せないくらいの成人映画。
原田美枝子の狂気を帯びた精神と豊満な肉体に惹かれたので目録に。


標題:神代辰巳と原田美枝子の地獄

分類:映画>邦画>ホラー

■題名:地獄

監督:神代 辰巳

脚本:田中 陽造

音楽:真鍋 理一郎

主題歌 (挿入歌):
『地獄』心だけ愛して - 山崎 ハコ
きょうだい心中 - 山崎 ハコ

出演:
原田 美枝子
林 隆三
石橋 蓮司
西田 健
岸田 今日子
田中 邦衛
加藤 嘉
栗田 ひろみ
稲野 和子
佐藤 友美
浜村 純
毛利 菊枝
金子 信雄
天本 英世
大前 均
マンモス 鈴木


発表年:1979年

製作国:日本

評価:B ★★★○くらい

■内容・雑記:
ミホ(原田美枝子)は、義兄・生形竜造(西田健)との不義密通により妊娠する。
夫(弟)の雲平(田中邦衛)や妻(兄嫁)のシマ(岸田今日子)、
生形本家分家や村――社会の掟から逃れるため二人で山越え愛の逃避行。
途中の山小屋で休んでいると怒り狂った雲平が乗り込んできて兄を殺す。
逃げようとしたミホはトラバサミに足を挟まれ瀕死状態。
止めを刺しに来たシマに、ミホはお腹の子だけは助けてくれと哀願するが放置。
『墓場鬼太郎』の鬼太郎みたいに、死んだ母親から赤ん坊が産まれると、
ミホの死体は何かに吸い寄せられるみたいに滑り出し崖から落ち地獄へ直行。
村人が赤ん坊を生形本家に届けるが、気味悪いのでシマは殺そうとするが、
村人の手前もあり、使用人の山尾(加藤嘉)の策にのり捨て子と取り替えて、
ミホの赤ん坊は東京の養護施設にやってお払い箱。
20年後、ミホの赤ん坊は水沼アキ(原田美枝子:一人二役)という母と生き写しの女性に育ち、
女性レーサーになっていた。
サーキットで偶然、レーサーの兄・松男(石橋蓮司:竜造とシマの双子?の息子)
とデッドヒートをしクラッシュ、文字通り地獄を見る。
アキは心と体を癒すため旅に出かけるが、何かに引き寄せられるように
「金輪を回し、止まれば極楽。逆に戻れば地獄に堕ちる」笠卒塔婆がある村へ。
途中、列車から落ちそうになり地獄に堕ちそうなところを救ってくれた
幸男(林隆三:竜造とシマの双子?の息子)と仲良くなり兄とも知らず生形本家まで付いて行く。
ミホに生き写しのアキに会い驚愕するシマは、
お尻の赤痣からアキが20年前に遠くにやったあのミホの赤ん坊だと確信。
んで、アキは土地の観光名所・笠卒塔婆に一人で出かけ金輪を回したら逆に戻って地滑りが……。
地獄堕ち寸前で首吊っているところを松男に助けられ、
地獄を見ると我を忘れ発情するアキは嫌いな松男と乳繰り合う。
実の妹に夢中の松男と幸男の兄弟をアキから離そうと、
シマや山尾が村の男達にアキを襲わせようとするが、
ミホの形見の着物を着た久美(栗田ひろみ:アキと取り替えられた娘)が間違って襲われる始末。
開き直ったアキは好きな幸男を誘惑し乳繰り合う。
幸男のことが好きだった久美は嫉妬から窯の中で焼身自殺。
シマは父母の形見を見せるからとアキを蔵に呼び寄せ、床下の穴倉に形見の三味線と共に突き落とす。
穴倉には死んだ父・竜造の木乃伊が供えられていたが、
アキの地獄パワーにより崩れ去ると後ろに抜け道が……。
抜け道は生形分家の井戸の底に繋がっていて雲平に助け出される。
自分の元妻・ミホに生き写しのアキに襲い掛かる雲平。
アキは『必殺仕事人』のおとわやおりくみたいに三味線の撥で雲平の目を抉り失明させ、
三味線の音色で誘き寄せ地獄送り。
シマはアキの所在を確かめるため蔵に行き、竜造の木乃伊の残骸に茫然とし穴倉に閉じ込められ、
抜け道も崩れ去り地獄送り。
んで、父と母・ミホと竜造のように、アキと幸男が同じルートで山越えして村から逃げようとするのを
半狂乱になって追う松男と山尾と村の男達。
しかし、なんかミホの怨念というか地獄パワーによる土石流で全滅して地獄行き。
父母も休憩した山小屋でアキと幸男の二人も休憩(H)してると
なんと山小屋ごと滑りだして地獄へ一直線!
もう、何が何だかわかりません……この映画。
ここまでは、旧家で起こる連続殺人事件や呪われた血(家系)などや、
岸田今日子や加藤嘉などの雰囲気が横溝正史の映画っぽいんすが、
この後やっと、みんな地獄へ行って特撮が生きてくる映像が続くんすが、
面倒くさいんで割愛。

地獄めぐりがなんかテーマパークのアトラクションって感じで楽しそう。うそ
『GANTZ』のカタストロフィとか地獄の描写だったんだな。とか思う。

親の因果が子に報いって感じで、
母・ミホと同じ運命を辿り地獄送りになるアキなんすが、
まだ見ぬ母を慕い母に会いたがるアキを茶吉尼天(天本英世)が地獄ガイド。
人の心を忘れ餓鬼(食人鬼)と化した母に自ら喰われることにより、
再び人間界に赤ん坊として生まれる(輪廻転生する)アキ……どーゆーこと?
とにかく、凄いモノを観たってことだけはわかる。

海外のオカルト映画に触発されて『地獄 (1979年)』を企画したみたいなんで、
『エクソシスト』や『ゾンビ』っぽい描写もちょっとあるかな。

『地獄』の松男と幸男の双子兄弟と、
妹のアキや血の繋がっていない妹の久美との関係(設定)が
『みゆき』『タッチ』に影響を与えたんだろうなぁ。うそ
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その221 ジュリアン・プリースターのラヴ・ラヴ

2017/06/29 22:19
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

テレビやラジオやネットなんかで気になったモノをメモしてんすが、
三年以上前にメモしたまま、ほっといた
ジュリアン・プリースターの『ラヴ・ラヴ』を目録に。


標題:(保留)

分類:音楽>ジャズ>ジャズファンク

■題名:
LOVE, LOVE
ラヴ・ラヴ

名前:
JULIAN PRIESTER PEPO MTOTO
ジュリアン・プリースター

ミュージシャン:
BILL CONNORS
ビル・コナーズ
LEON NDUGU CHANCLER
レオン・ンドゥグ・チャンクラー
ERIC GRAVATT
エリック・グラヴァット
PATRICK GLEESON
パトリック・グリーソン


発表年:1974年

製作国:ドイツ (アメリカ)

評価:B ★★★☆くらい

■曲目:
01.
_____PROLOGUE
_____LOVE, LOVE
02.
_____IMAGES
_____ETERNAL WORLDS
_____EPILOGUE

■雑記:
ジュリアン・プリースターはトロンボーン奏者で、
ハービー・ハンコックが電化(エレクトリック・)マイルスの影響を受けて作った
『エムワンディシ』『クロッシングス』『セックスタント』に参加している。
プロデュースやシンセのパトリック(パット)・グリーソンも
『クロッシングス』『セックスタント』に参加している。
ECM レーベルからの発売なんですが、ECM っぽくない音。
パット・グリーソン?のシンセサイザーのアレンジが少しプログレっぽいような。
「LOVE, LOVE」は、ラブラブっていうよりドロドロって感じ……。

パトリック・グリーソンは、
ホルストの『惑星』やヴィヴァルディの『四季』、
『スター・ウォーズ』をシンセサイザー音楽にしてカバーしてる。
シンセサイザー奏者って、みんな(じゃないけど)
『惑星』『四季』『スター・ウォーズ』をカバーするんだろ?
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その220 TEXHNOLYZE

2017/06/29 22:12
このブログの2010/07/13の記事の再録(抜粋、一部修正)を――

子供の頃は単純に、未来になれば進歩・進化するはず、
今よりきっとより良くなるはずって思ってたんですが、
文化的なモノって最盛期があって、
それよりいくら時代が進もうが発展しようが、
最盛期に作られた作品には遠く及ばないんですよ。
過去にしか名作はない……。
現在は平面で、過去は立体的で取捨選択されているんで比べようもないし、
思い出は美化されるし……。
んなわけで、私が情熱を持ってアニメを観ていた頃のアニメの思い出でも……。
今回紹介するのは、プログレでいうとクラウト・ロック、
アニメの極北!
もうこんなアニメ、二度と作られないんだろうなぁ。っていう、
万人にはお勧めしません、しかし好きな人にはたまらない『TEXHNOLYZE』を目録に。


標題:(保留)

分類:アニメ>テレビ>SF

■題名:TEXHNOLYZE

監督:浜崎 博嗣

キャラクターデザイン:
安倍 吉俊 (原案)
赤堀 重雄

作画監督:
恩田 尚之
濱田 邦彦
梅原 隆弘
日向 正樹


シリーズ構成・脚本:小中 千昭

絵コンテ:
山本 沙代
ところ ともかず
兼森 義則
平松 禎史
佐藤 雄三
松尾 衡
小島 正幸
平尾 隆之


声優:(保留)

発表年:2003年

製作国:日本

評価:C ★★★
(アニメの評価は辛めに付けているので、
C だからといって評価が低いわけではありません)

■内容・雑記:
『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビ放送以降の数年間、
『エヴァ』が当たったっていうんで
『エヴァ』(や『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』)みたいなアニメ
――謎や哲学、電脳世界や精神世界、
一見深そうなアニメ、捻ったアニメ、
異様な設定、異様なメカデザインのロボットアニメなどなど
今では絶対企画が通らなそうなアニメが制作されたっす。
私は、その頃のアニメをリアルタイムで観ていたので
思い入れもあるし好きなんですが、
『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』などの登場により、
アニメの流行が完全に日常系萌えアニメの方にシフトしちゃって、
それ以前から、『エヴァ』や『攻殻機動隊』系の硬派(と思われる)アニメって
人気も売り上げもそれほど無かったことも災いして制作されなくなったっす。
『エヴァ』が放送された1995年から
『プラネテス』が放送された2004年くらいの十年間が私の好きだったアニメの時代。

最近のアニメに嵌れない、どーもついていけないって感じなんで
久しぶりに『TEXHNOLYZE(テクノライズ)』を全話観てみました5、6年ぶりに……。
(※この記事を書いた当時のことです。もう7年くらい観返してないっす)
いやぁ止まらない、面白くていっきに観てしまった。
この感覚……最高!

『テクノライズ』を本放送時、
どのくらいの期待で私が観始めたのかもう記憶にないですが、
安倍吉俊がキャラデザやっているから観ようと思った。かな
それより『テクノライズ』の前番組が『GAD GUARD(ガドガード)』で、
そちらの方が私は期待していたっす。
リアルタイムで観たり(夜中の3時頃なのに……)
『ガドガード』と『テクノライズ』を続けて録画したビデオを翌朝以降に観たりしてたかなぁ。

『ガドガード』と『テクノライズ』の第一話を観た印象は、
「おっ『ガドガード』面白そう! これは期待大かな」
そして『テクノライズ』の印象・感想は……最悪でした。
「なんだこのオナニー・アニメはっ! 制作者の独りよがりなんか観たくない、
視聴者置いてきぼりで自分達だけが満足できればいいってか」みたいな
(『ガド』と『テクノ』の評価が最終的には逆転するとは、
その時は思ってもみないのであった)

なんせ第一話のAパート、一言も台詞が無い……。
「ハァハァハァハァ……」みたいな喘ぎ声のみ。
Bパートでやっと台詞が出てきても、台詞数少ないし……。
いったいどういう状態で、どういう人間関係、物語なのかまったくわからない。
ようは物語の中に入れない、感情移入も出来なければ、
第三者として、「ほぅ、そういうことか」ってな概観もわからない。
このアニメ、初め視聴者を突き放してるんですよ。
「お前らオレについてこれるか?」みたいな
んで、騙されたのか奇特なのか暇人なのか脱落しないでついていった者に
最高の世界を見せてくれる、みたいな。

前番組が『ガドガード』で、それを録画するついでに『テクノライズ』も。
話は最悪だけど、キャラデザや作画は良さそうだから
(特にドクのキャラが私好みで)
ってな後ろ向きな理由で観続けて……、
良かった……観続けて、良かった!……吉井さん最高ぅ!!

物語は、奈落の底――流9洲(東京・池袋)を舞台に、
不良グループやヤクザ組織、原理主義者集団、
ラカン(ダラーズ)
オルガノ(黄巾賊)
救民連合(罪歌)
の三つ巴を、互いに殺し合わせようと画策する
地上から穴を降りてきた男・吉井一穂(折原臨也)が、
テクノライズされた櫟士(平和島静雄)に殴られる。
ってのが前半。うそ
久しぶりに『テクノライズ』観たら、『デュラララ!!』に似てるなぁ。とか思って。
バランスをなんとか保っていた三つのグループを、
裏で糸を引き、互いに争わせようとする人物なんかが。
でも、我らが吉井さんは、臨也みたいなヘタレで裏でコソコソ動くんじゃなく、
行動力・実行力抜群で、祭り実行委員長として最高!
アノ地上のどこで、あの戦闘力を磨いたのか謎。
ミリタリーマニアなのか?
先輩の咲村さんは、鉄ちゃん(鉄道オタク)だったし。

このアニメ、ツカミが最悪っていうか変なんですよね。
物語が動き出すのが遅いっていうか
(全話観た後だと、それが最良だとわかるんですが)
主人公の櫟士(いちせ:読めん)が、ヤクザの情婦の恨みから
右腕と左足(だったかな)を切り落とされるんですよ。
そしてテクノライズっていう義肢を付けるようになるんですが。
普通のアニメだったら、第一話のAパートで手足を無くし、
Bパートでテクノライズされて次回へ――
ってな感じになると思うし、(テクノライズされるまで4話もかかる)
不具になり明日をも知れない自分に、高価なテクノライズを施してくれた
ドクに感謝すると思うんですが、まったく逆。
感謝どころか、テクノライズを憎悪してるし。
最初の5、6話まで、それ以降も主人公は台詞よりも呻き声や喘ぎ声の方が多いし。
脚本にはなんて書いてあるんだろ、櫟士:(呻く)とか(叫ぶ)とか?
逆に声優大変そう。
んで、我慢して(ドクを目当てに)観ていると、
7話目くらいから祭りが始まって最高潮へ。
それまでは、祭の準備段階だったんですね。
んでんで最高にカッコイイ祭の仕掛け人・吉井さんが退場しちゃって後半へ。

後半も、詩的で絶望で暗くて重くて残酷で美しくて、
もうなんか、シリアスを通り越してギャグなんですよ。
ラカンのハル(アフロ)が、ラカンのリーダー・シンジに
「今度会うときには、オレは変わってる」
とか言ってシェイプスになって登場するのとか、高等なギャグとしか。
シェイプスってのは、テクノライズを全身に施したみたいな
チョッと違うか……。
頭(顔)以外をサイボーグにするんですが、それがなんか顔と身体のバランスが悪い。
(わざとそういうデザインにしていると思いますよ、醜悪なモノ、ギャグとして)
石ノ森章太郎の描くロボットというか、
『21エモン』のイモ掘り用ロボット・ゴンスケというか、
『ラピュタ』のロボット兵の身体に、人間の顔だけを強引に嵌めたみたいな。
子供の頃、違う人形やロボットの顔と身体を強引に嵌めて遊んだみたいなの。
古波蔵とか遠山とか、救民連合の乾とか
味のあるキャラがシェイプスになって登場してくるのが、
もう面白くて面白くて……。
しかも、なぜかシェイプスになった主要キャラは全身装甲で守られているのに、
マスク(フェイスガードかヘルメット)を外し弱点を露出。
お前は『バスタード』の合体魔道王Ωアビゲール一世かっ!

吉井さんがいた地上の世界は幽霊の世界。
アメリカの田舎町を思わせる世界で万年初夏。
庁舎に向かう道を『赤毛のアン』のアン・シャーリーが通ったら、
「よろこびの白い道」とか名づけそうなんですが、
実態は人がいるようでいない、なんとも不安で不気味な滅び行く世界。
ジョルジョ・デ・キリコの絵画の建物や風景なんかの空気感だなぁ。
(エドワード・ホッパーの影響とか)

ヒロインの物見(近い未来を見ることが出来る)の少女・蘭が、
いつも白狐のお面を付けているのをみると、
なんかつげ義春の漫画とか、『Dr.スランプ』を思い出すんすよ。
お面は祭で売っているモノ。祭好きだから吉井さんを手招いたのか。うそ
救民連合の指導者・木俣のキャラデザは、アーナルト・ブストデモネルガー。
『テクノライズ』のCM帯でナースウィッチ小麦ちゃんが、
お気に入り人物として吉井さんをあげたり、
フジテレビの都合なのか、最終近くが放送されなくて
20話だったか、アニメイトTVでストリーミング放送観たなぁ……。

肉体欠損、剥き出しの暴力、静かに滅びに向かう世界を描いたアニメって、
そう無いよなぁ。
人間て失ってみて、初めてそのモノの価値がわかる。
病気や怪我になって、初めて健康の素晴らしさを知る。
暴力の蔓延する世界だから、平和な世界に憧れる。みたいな。

ヤクザ・アニメとかも言われますが……。
絵・画面のつくりとか色彩が実写映画的なんですよ。
ドクの処置・病室やクラースの内部とか
キューブリックなんかの近未来映画のようで。

肉体と精神(心)では、
普通、人は、精神の方を肉体の上に置くと思うんですが、
肉体を伴わない精神なんてナンセンスであり、
肉体・暴力こそが生きる力なんだ。みたいな
障害や病気を持った身体と、健康な身体に、
まったく同じ頭脳が付くとすれば、
やはり頭脳・精神は、肉体の状況に左右され影響され
心が歪んだり、または神にも近い超人たる精神を持つに至るかも。
まぁ、最終的に『テクノライズ』の言いたかった事は、
「半端はダメだ」って事と、
権力獲ったら、まず鯉を買う事……かな。


ルクスのバー『龍の巣』では、以下のようなイベントが行われている。
第二日曜日は褌イヴェントのため
必ず褌一丁に黒狐のお面を付けていただきます。
『TEXHNOLYZE』と聞くと
「チョッと観るのに勇気がいる」
という”ウワサ”を耳にしますが、
どうぞ気軽に覗いてみて下さい!
笑いがあり、淫靡な雰囲気ありの不思議なアニメです。
(※この記事を書いた当時の、何かのニュース文章の改変)
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その219 ビョーク

2017/06/27 17:37
NHK-FMの『夜のプレイリスト』を聴きながら寝たり、
録音したのを翌朝以降に聴いてるんですが、
篠原ともえさんがパーソナリティーの週で、
『ケダモノの嵐 - ユニコーン』
『デビュー - ビョーク』
『シーズ・ソー・アンユージュアル - シンディ・ローパー』
『オレンジ - 電気グルーヴ』
『ステレオタイプ A - チボ・マット』
が放送されたのを聴いたっす。

篠原ともえのユニコーンとの出会いは、
小学校六年生の時に友達に教えてもらって大好きになり、
横浜アリーナの立ち見チケットを買ってライブを観に行った。
中学生になって初めて買った邦楽のアルバムが『ケダモノの嵐』。
ベースのEBIさんの大ファンで、手島いさむさんと篠原ともえでしのコーンを結成。

篠原ともえがビョークを初めて聴いたのは、
中学生の時に軽音部の先輩に教えてもらい、人生を変えたアルバムが『デビュー』。
ビョークはデザイナーの先見之明があってかっこいい。
デヴィッド・ボウイの女性版みたい。

篠原ともえがシンディ・ローパーを初めて聴いたのは、
小学校四年生の時にバレエ(ジャズダンス)の発表会で、
「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」の曲に合わせて踊っていた。
石野卓球が色んな女性ボーカルを聴くと勉強になるよ。と
『シーズ・ソー・アンユージュアル』を薦めた。(買ってはくれなかった)
篠原ともえはシンディ・ローパーと同じステージ(サマーソニック)に立ったことがあり、
シンディと一緒に焼肉を食べに行った。
篠原ともえが『三文オペラ』を演じる前に
「歌は心なんだ」とシンディからアドバイスを受ける。
1980年代のアメリカの女性ボーカリスト代表といえば、
容姿のマドンナ、歌のシンディ・ローパーって感じだったなぁ。
シンディ・ローパーはデビュー時にけっこう歳をとっていたので、
シンディ・老婆とか揶揄されていたような……。
私も「ハイ・スクールはダンステリア」のシングルを買ったなぁ。

『オレンジ』の制作に専念するため石野卓球が
篠原ともえのプロデュースを離れることになり、
ボロボロ泣いた篠原を卓球がギュッと強くハグして
「篠原は一人でも大丈夫。だって、これまで自分で自分を作ってきたじゃん。
(省略)このまま、素直でいけば大丈夫――」
と慰められた。
(そのことを石野卓球は憶えていなくて、面倒くさくて早く帰りたかったから感動させたらしい)
篠原より電気のアルバム(『オレンジ』)の方が大切なの!
とジェラシーを感じた。とか
「エロ本を切り抜いている奴は誰だ!」……みうらじゅんかな。
私は電気グルーヴが好きですが、やっている音楽はあまりピンとこないっす。
石野卓球が音楽だけには真面目すぎるように感じるかな。
まりん(砂原良徳)のソロとか、コーネリアスやスチャダラパーとかは良いと思うんすが、
電気グルーヴや石野卓球のアルバムには興味を引かれないっす。
人生(バンド)とか、「にこにこにゃんにゃん」「だっこしてチョ」とかは好きなんですが。

チボ・マットは、本田ゆかと羽鳥美保の二人がニューヨークで結成して、
ショーン・レノンがサポートメンバーで参加したり、
オノ・ヨーコも大好きなユニットだとか。
篠原ともえは本田ゆかから曲作りのアドバイスを受けたり、
プロデュースしてもらったり、チボ・マットは神的存在だとか。
「ムーンチャイルド」(キング・クリムゾンのカバーかと思ったら違ったっす)
は篠原ともえの大好きな曲で、シノラーの頃に元気過ぎて眠れない時の子守唄。
私は、1曲目の「ワーキング・フォー・ヴァケーション」が良いかな。と思ったんすが、
あとは普通かな……。


私が篠原ともえの存在を知ったのは、
電気グルーヴのなんかのラジオ番組に、
石野卓球がプロデュースしてデビューする女子高生として登場したのを聴いたからかな。
好きなタレント(芸能人)ではあるんですが、
私は1990年代にテレビをほとんど観ていなかったので、
篠原ともえが活躍している(テレビ番組など)のを観ていないっす。
んで、1990年代の私は(1998年頃にプログレに嵌るまで)
あまり音楽を聴いていない(アルバムを買わない)期間があったっす。
その時期に、ラジオなどで曲を聴いて好きだなと興味を持ったバンドやアーティストで、
巡り合わせが悪いというか、いつか聴こうと思ってスルーして
結局、聴かず仕舞いになることがあって、
ニュー・オーダー (ジョイ・ディヴィジョン)とか、
アンダーワールドとか、エニグマとか、BLANKEY JET CITY とか、
好きだけどあまり聴いたことがなく、そのまま今に至るってことになるんですが、
その筆頭がビョーク!
好きだけど、まともに聴いたことがないっす。
まぁ、私が語らなくても、私よりビョークのことが好きで詳しい人が
世界中に60億人はいると思うので、何も書かず目録に。


標題:ビョークのホモジェニック

分類:音楽>洋楽>ポップス?

■題名:
DEBUT
デビュー
POST
ポスト
HOMOGENIC
ホモジェニック

名前:
BJORK
ビョーク

出身:アイスランド

発表年:
1993年
1995年
1997年

製作国:イギリス

評価:S ★未確定

■曲目:
『DEBUT』
『デビュー』
01. HUMAN BEHAVIOUR
_____ヒューマン・ビヘイヴィアー
02. CRYING
_____泣きぬれて
03. VENUS AS A BOY
_____少年ヴィーナス
04. THERE'S MORE TO LIFE THAN THIS
_____ライフ・ザン・ディス
05. LIKE SOMEONE IN LOVE
_____ライク・サムワン・イン・ラヴ
06. BIG TIME SENSUALITY
_____ビッグ・タイム・センシュアリティ
07. ONE DAY
_____ある日
08. AEROPLANE
_____飛行機
09. COME TO ME
_____来て…
10. VIOLENTLY HAPPY
_____ヴァイオレントリー・ハッピー
11. THE ANCHOR SONG
_____アンカー・ソング

『POST』
『ポスト』
01. ARMY OF ME
_____アーミー・オブ・ミー
02. HYPER-BALLAD
_____ハイパーバラッド
03. THE MODERN THINGS
_____モダン・シングス
04. IT'S OH SO QUIET
_____イッツ・オー・ソー・クワイエット
05. ENJOY
_____エンジョイ
06. YOU'VE BEEN FLIRTING AGAIN
_____ユーヴ・ビーン・フラーティング・アゲイン
07. ISOBEL
_____イゾベル
08. POSSIBLY MAYBE
_____ポッシブリー・メイビー
09. I MISS YOU
_____アイ・ミス・ユー
10. COVER ME
_____カヴァー・ミー
11. HEADPHONES
_____ヘッドフォンズ

『HOMOGENIC』
『ホモジェニック』
01. HUNTER
_____ハンター
02. JOGA
_____ヨーガ
03. UNRAVEL
_____アンラヴェル
04. BACHELORETTE
_____バチェラレット
05. ALL NEON LIKE
_____オール・ネオン・ライク
06. 5 YEARS
_____5イヤーズ
07. IMMATURE
_____イマチュア
08. ALARM CALL
_____アラーム・コール
09. PLUTO
_____プルートウ
10. ALL IS FULL OF LOVE
_____オール・イズ・フル・オブ・ラヴ

■雑記:
私がビョークの曲(歌)を初めて聴いた時、
シニード・オコナー(シネイド・オコナー)の
「ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー」が好きだったので、
シニード・オコナー系の新人かな? とか思って、
前にもちょっと書いた XTC 好きの先輩に
「ビョークって良いですよね――」みたいなこと言ったら、
「シュガーキューブスの頃の方が良かった――」みたいなことを返答されて、
『デビュー』が、ビョークのデビューじゃなくて、
シュガーキューブスとか、既に12歳でアルバム・デビューしてるのなんか
当然、私は知らなかったっす。
『ホモジェニック』が発表された当時、世間や私の周りの評価は、
アルバムジャケットの未来のミニーマウス風西太后って感じのぶっ飛んだビョークと、
突き進んだエレクトロニカで、拒否反応を示す人がけっこういたような……。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

PSYGRESSIVE ANIMANG/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる