アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
PSYGRESSIVE ANIMANG
ブログ紹介
サイグレッシヴ・アニマン

このように、時の流れはあらゆるものの運命を変える。
かつて尊ばれていたものが何の名誉も受けなくなり、
別のものがこれのあとをつぎ、軽蔑の中から抜け出して、
日増しに人々に争い求められ、
やがて見いだされれば誉め讃えられて栄え、花と咲き、
人々の間に驚くほどの名誉を獲得する。

ルクレティウス
zoom RSS

好きなもの目録 その247 ジョン・カーペンターのサントラ

2017/10/19 20:48
BS-TBSで『ジョン・カーペンターの要塞警察』を視聴したんすが、
単純なシンセサイザーのサウンドトラックが耳に残ったので――。

ジョン・カーペンターは好きな監督なんですが、
『要塞警察』は観たことなかったので視聴。
ハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』のオマージュ作品らしいっす。
アクション映画の傑作らしいんすが、低予算映画なんで今観るとそれほど……
って感じも受けるけど、緊張感というか見せ方は上手いと思う。
おしゃべりでこましゃくれた女の子が、
アイスクリームを欲張ったため
(注文間違えのアイスクリームを取り替えてもらおうとしたため)
銃殺される場面がショッキングかな。

もうじきハロウィンなんすが、
私がハロウィンってもの(祭・行事)を初めて知った(意識した)のは
ジョン・カーペンターの『ハロウィン』だったと思う。
ハロウィン=ブギーマンが殺しに来るってイメージ。
『ザ・フォッグ』はだいぶ前に観て記憶にないけど、
H・P・ラブクラフト的な不気味な雰囲気を感じたような……。

ジョン・カーペンターは映画監督なんですが、
映画音楽も自分でやっちゃって、昔から評価が高かったんすが、
あらためて『要塞警察』などのサントラを聴いてみると、
これってシンセサイザー音楽系のプログレじゃん!ってなり、
アラン・ハワースなどとの共作でない初期の
『ジョン・カーペンターの要塞警察』
『ハロウィン』
『ザ・フォッグ』
(『ダーク・スター』もSF映画のチープな電子音が良いけど割愛)
のサウンドトラックを目録に。

ジョン・カーペンターは
『LOST THEMES』『LOST THEMES II』とかソロアルバムも出してて、
ほとんどシンセサイザー音楽やエレクトリック系のプログレ。


標題:ジョン・カーペンターの映画音楽

分類:音楽>サントラ>映画

■題名:
ASSAULT ON PRECINCT 13
ジョン・カーペンターの要塞警察
HALLOWEEN
ハロウィン
THE FOG
ザ・フォッグ

名前:
JOHN CARPENTER
ジョン・カーペンター

発表年:
1976年
1978年
1980年

製作国:アメリカ

評価:保留

■曲目:
『ASSAULT ON PRECINCT 13 (THE ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE)』
(省略)

『HALLOWEEN (ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK)』
(省略)

『THE FOG (NEW EXPANDED EDITION ORIGINAL FILM SOUNDTRACK)』
(省略)
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その246 ポルノ時代劇 忘八武士道

2017/10/16 22:19
去年からチャンネルNECOで、
「THE時代劇 / 勝新太郎没後20年 『座頭市』シリーズ」
が放送されていて録画してんすが、
『不知火検校』『座頭市物語』から『続・座頭市物語』まで観て
視聴止めていたのをまた観始めたんすが
90分くらいの作品なんでサクサク観れるんで
『座頭市喧嘩太鼓』まで視聴したっす。
次の『座頭市と用心棒』は前に観たことあるんすが内容忘れているので
観直すつもりですが二時間弱の作品なんで面倒くさい……。
『座頭市』シリーズは作品ごとに監督が違うので、
作品の出来にばらつきがあるけど、
座頭市(勝新太郎)ってキャラが確立されているのでどれも面白い。
シリーズもの(映画)はワンパターンになって厭きられやすいんすが、
馴染みのキャラが出るだけで良く、話なんて付け足し程度でいいって思える。
テレビの映画(邦画)放送は、
『ゴジラ』『座頭市』『男はつらいよ』『仁義なき戦い』『トラック野郎』
シリーズだけを永遠流していればいいと思う。うそ

『座頭市』シリーズや、BS朝日で『必殺仕業人』などの古い時代劇を観てるんすが、
1972・1973年頃が時代劇の最後の最盛期って感じがするっす。
『新座頭市物語・折れた杖 - 勝 新太郎』とか
小池一夫・原作の
『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる - 三隅 研次』
『御用牙 かみそり半蔵地獄責め - 増村 保造』
『ポルノ時代劇 忘八武士道 - 石井 輝男』とか
さいとう・たかを原作の
『影狩り - 舛田 利雄』とか
鈴木則文監督の
『徳川セックス禁止令 色情大名』
『エロ将軍と二十一人の愛妾』とか
テレビドラマの『木枯し紋次郎』『必殺仕置人』など、
特色ある時代劇の狂い咲き(名作)がいっぱい……かな?

チャンネルNECOで、
『テラフォーマーズ - 三池 崇史』
を視聴したんすが、評判が悪いんでまったく期待しないで観たんで……。
未来の街並みが『ブレードランナー』まんまなんすが、
未来でも痔は難病なのか?ヒサヤ大黒堂が。
任務(やむを得ない事情)で火星に行くが
大量にいるテラフォーマー(火星で異常進化したゴキブリ)が襲ってきて絶望的な状況なんすが、
座頭市や子連れ狼なんかを火星に送ればテラフォーマーに勝てると思う今日この頃。


標題:石井輝男のエログロ時代劇

分類:映画>邦画>時代劇

■題名:ポルノ時代劇 忘八武士道

監督:石井 輝男

原作:
小池 一雄 (小池 一夫)
小島 剛夕

音楽:鏑木 創

出演:
丹波 哲郎
伊吹 吾郎
遠藤 辰雄 (遠藤 太津朗)
内田 良平
久野 四郎
深江 章喜
ひし美 ゆり子
池島 ルリ子
一の瀬 レナ
川谷 拓三


発表年:1973年

製作国:日本

評価:B ★未確定

■雑記:
荒唐無稽な内容なんで石井輝男監督が色々脚色しているのかと思うと、
原作の劇画にけっこう忠実な内容。
忘八とは、仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌の八徳を失った者のこと。
遊女屋の使用人?のことみたいっす。
遊郭の描写がけっこう豪華というか、花魁に付き添う禿までいる。
(子供がエロ映画に出ていていいのか?)
吉原の商売敵・湯女、茶屋女、町芸者、夜鷹、矢場女、比丘尼の説明が
江戸の風俗事情がわかりためになる。うそ


関係ないけど、
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』
でボーちゃんのご先祖ぼうしちって出てきて、
『子連れ狼 死に風に向う乳母車』
で忘八が出てきて拝一刀を女郎責め「ぶりぶり」にかけるんすが、
クレヨンしんちゃんって……。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


狼男ジャパニーズ

2017/10/04 21:24
今日は中秋の名月なんで
どこかで不死身の狼男が暴れまわってんだろうなぁ。うそ

チャンネルNECOで、
『狼の紋章 - 松本 正志』
『ウルフガイ 燃えろ狼男 - 山口 和彦』
を視聴したんすが、
「好きなもの目録」に入れるほどの出来でもないので……。

『狼の紋章』『ウルフガイ 燃えろ狼男』共に平井和正の原作で、
『狼の紋章』は東宝でヤング・ウルフガイの話で、
『ウルフガイ 燃えろ狼男』は東映でアダルト・ウルフガイの話。

『狼の紋章』は――
狼男の犬神明(志垣太郎)が高校に転入してくるんすが、
いじめられる側にも問題がある。とは言いたくないけど
態度が癪に障るんで羽黒(松田優作)グループの壮絶ないじめ(リンチ)にあうんすが無抵抗。
犬神明は学校を休むか転校すればいいのに、
担任の女教師・青鹿先生(安芸晶子:市地洋子)に亡き母の面影を重ねているのか、
「俺に構うな!」と言いつつ学校に来る。
青鹿先生の名前のとおり生贄にされ(羽黒にレイプされ)狼男の怒りが爆発する。
犬神明の住むマンションのドアを開けると草原だったり(どこでもドアかよ!)、
チープな狼男のメイクというかマスク、野球場でのしょぼい大乱闘など、
低予算のB級映画と割り切って観れば面白いかも。
松田優作の映画デビュー作らしいんすが、さすがに存在感はあるけど
台詞回しや演技は棒かな。
青鹿先生のオッパイを掴んだり、ふんどし姿でポン刀振り回したりするのが見所?

『ウルフガイ 燃えろ狼男』は――
犬神明役を千葉真一が演じているんすが、
『狼の紋章』でルポライターの元狼男?役で黒沢年男が出てたんで、
てっきり、今度は黒沢年男を主役にした話かと勘違い。
なんか千葉真一と黒沢年男の顔や雰囲気が似ていて、
どっちがどっちかわからない時があるっす。
芸能事務所・真鍋プロ所属の歌手・緒方ミキ(奈美悦子)を、
政治家の息子の恋人と別れさせるため
社長から命令されたグループサウンズのモブスのメンバー達により乱暴される。
病気をうつされ場末のストリップ小屋で歌いヤク中になった怨みから
憎い相手を虎の爪で引き裂く能力を身につけるミキ。
真鍋プロはナベプロ、モブスはザ・モップスを連想させるんすが、
『ウルフガイ 燃えろ狼男』が日本でソフト化されないのは、
渡辺プロとホリプロの圧力かも……うそ。
『狼の紋章』と違い、狼男に変身しないけど、
銭形平次ばりのコイン投げと生体実験からの超(腸)回復、
崖を転げ落ちたり、千葉真一のアクションが見所。
『狼の紋章』よりは面白いし、
何よりサイケやプログレっぽい音楽がけっこう良い。
音楽担当の馬場浩って誰かと思ったら深町純だったっす!
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その245 明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史

2017/10/01 21:34
チャンネルNECOで、
『明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史 - 石井 輝男』
を視聴したんすが、
「月曜おとなテレビ9」だからか予告編が無くて録画してないので
(後で予告編があるのを録画する予定)
もうすでにうろ覚えなんすが
「小平事件」の小池朝雄が印象の残ったので目録に。

石井輝男監督の『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』『やくざ刑罰史 私刑!』
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』がソフト発売されるみたいで、
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』は国内初ソフト化らしいんすが、
私が石井輝男監督作品を初めて観たのが『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』。
1990年代中頃に、サークルの先輩方が遊ぶ(ビデオ視聴する)集まりに私もいて、
夢野久作の小説や『ファントム・オブ・パラダイス』のビデオテープを貸してくれたりと
私に影響を与えたサークルの先輩が持ってきたビデオをみんなで観たんすが、
それが『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』だったっす!
当時、幻のカルト映画『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』をソフト(ビデオかLD)化する話があったみたいで、
そのサンプル版の流失したモノのダビングしたのを、
SF・特撮マニアの知人から先輩が借りたらしいっす。
映像画面の端にタイムコードが表示されていて裏ビデオみたいな
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』を観たのが私の初石井輝男映画体験。
それから10作品くらい観てるんすが、
『網走番外地』とか、まだまとも(正統)な映画より、
やっぱ石井輝男といえばエログロでしょ!
石井輝男監督の悪趣味なエログロ精神が
三池崇史監督や園子温監督に受け継がれているような気がする。


標題:石井輝男のエログロ映画史

分類:映画>邦画>バイオレンス

■題名:明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史

監督:石井 輝男

音楽:八木 正生

出演:
吉田 輝雄
藤江 リカ
石山 健二郎
藤木 孝
賀川 雪絵
加藤 嘉
上田 吉二郎
由利 徹
大泉 滉
三笠 れい子
小池 朝雄
木山 佳
片山 由美子
由美 てる子
林 彰太郎
土方 巽
阿部 定


発表年:1969年

製作国:日本

評価:B ★未確定

■内容・雑記:
昭和の猟奇事件「東洋閣事件」「阿部定事件」「象徴切り事件」「小平事件」と
明治の「高橋お伝」のオムニバスで大正の猟奇事件はなく、
女犯罪史なのに「小平事件」の主役(犯人)は男なんでタイトルに偽りあり。

オープニングでいきなり女性死体の検視解剖。
解剖しているのが女性の夫(吉田輝雄)で、遺体の性器から他人の精子を見つけ
女性不信になったのか、なぜか過去の女性が起こした猟奇事件を調べることに。

「阿部定事件」は、
阿部定本人のインタビューがある。
『実録 阿部定 - 田中 登』『愛のコリーダ - 大島 渚』など
他に阿部定事件を映画化。

「象徴切り事件」は、
阿部定事件に影響されたのか、女性が男性器を切る事件なんすが、
阿部定は愛した男と一緒にいたいと遺体損壊したのに比べ、
冷たくなったり浮気した生きている男の性器を、女性が怒り(復讐)からちょん切るんで、
(男性からすると)こっちの方が痛い(酷い)。
学生服の由利徹とたばこ屋の婆さんの絡みがおぞましい。

「小平事件」は、
『男はつらいよ』の寅さんの口上
「国の始まりが大和の国、島の始まりが淡路島、泥棒の始まりが石川の五右衛門なら、
助平の始まりが小平の義雄――」
に出てくるのが連続強姦殺人犯の小平義雄。
前に『戦後猟奇犯罪史 - 牧口 雄二』を観て、
「大久保清連続殺人事件」が酷いなぁ。と思ったんすが、
川谷拓三が連続強姦殺人犯を演じているので、どこか可笑しみがあったんすが、
小池朝雄が演じる小平義雄は本物っぽくて怖い。
大久保清はスポーツカーや芸術家っぽい言動で女性を釣るんすが、
小平義雄は(戦後の食糧難の時代ということもあり)食料や就職口の世話で女性を釣る。
新たに東映実録犯罪(猟奇犯罪史)映画を撮るなら、
小平義雄、大久保清ときて、宮崎勤だと思うんすが、
被害者が幼女なんで(今の社会情勢から)映像化は無理だろうなぁ。

「高橋お伝」は、
「明治の毒婦」として有名な高橋お伝の話。
結婚した相手(夫)が病になり容貌が崩れ精神もおかしくなってくるのを
甲斐甲斐しく世話していたのが、情夫が出来て落ちていく人生。
最後、お伝を処刑(首を斬る)するのが首斬り浅右衛門(土方巽)なんすが、
『必殺仕事人・激突!』の山田朝右衛門とか、
『ポルノ時代劇 忘八武士道』で明日死能が使う鬼包丁が
首斬り浅右衛門の大刀っていう設定なんで、
山田浅右衛門(首斬り浅右衛門)って有名なんだな。

結局、女性の気持ちなんてわからないや。
と去っていくエンディング。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


追記・訂正・削除などのお知らせ

2017/09/27 23:23
ブログの記事の誤字や事実誤認などを後から訂正したり、
記事に文章を追記したりしてんすが、
随分前の記事に突然、追記や訂正したりしてるんで、
これからは追記したり、大幅に訂正した場合、
ここにメモしとこうかなと。
(誤字脱字やちょっとした訂正などはメモしません)


2017/09/26
「好きなもの目録 その177 舛田利雄」
に『青年の樹』について追記。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その244 ドランクモンキー 酔拳

2017/09/25 21:07
「映画の貯金てしたことある?
大好きな映画はすぐに観ないで録っておく。
いつの日か観よう。
そうやってどうでもいい映画から観ていく。
でも気がつくと貯めておける未来なんてないの……。
そして大切な映画は、ずーっと再生しないままになってしまう」
――『ベロニカは死ぬことにした』の「本の貯金」を映画に台詞改変。

チャンネルNECOのミッドナイトシアターで、
『夜がまた来る - 石井 隆』
『皆月 - 望月 六郎』
『ベロニカは死ぬことにした - 堀江 慶』
を録画しといたのを視聴したっす。

録画した映画を視聴しないまま溜まっていくんすが、
面白そうな映画は保存しとくんで後回しにして、
一応観とくか……っていう、どうでもいい映画を消去するために先に視聴する
ってことになってます。

『夜がまた来る』は、石井隆監督なので視聴。
『ヌードの夜』『夜がまた来る』『天使のはらわた 赤い閃光』と
土屋名美と村木哲郎の三部作?
女の情念というか怨念というかドロドロした映画。
銀色の紙吹雪、ネオン管、雨(水)や光など特徴ある石井隆演出で、
公開当時に観ていたら、(当時の)他の邦画と比べて凄い!
ってなっただろうけど、
今観ると、こういう日本映画はもうお腹いっぱいって感じで食傷気味。
重い(落ちるところまで落ちる)話なんですが、
最後のポン刀(椎名桔平)対ビニール傘(根津甚八)の決闘が
それまでとのテイストが違って、なんか面白い。
夏川結衣が体当たり演技(ヌード)してんすが、
私は夏川結衣といえば『結婚できない男』とかの落ち着いたイメージだったので、
若い容姿と声(台詞回し)と演技などが知っている女優とは結びつかず、
この女優(夏川結衣)は誰(有名)?なんだろうと思ったっす。

『皆月』は、花村萬月が原作。
ソープ嬢役の吉本多香美の濡れ場
(北村一輝に無理やりサラダ油でやられる場面とか)が見所かな。
北村一輝が石で殴る場面、軽々と石を掴むので作り物感がバレバレ。

『ベロニカは死ぬことにした』は、
真木よう子がヌードになってるんすが遠目(引いた画)で有難みが薄いんで
服を着た眼鏡の図書館司書姿の方が良いかな。
(ありきたりな容姿と演技の)精神病院の患者達より
片桐はいりの看護婦の方が異形のモノって感じがする。
トワ(真木よう子)は心臓が悪くて、もうじき死ぬってわりには元気に暴れまくるので、
院長の嘘なんだろうと推測するんすが、本当だったら……。
トワは生きることにしたって終わり。


大好きな映画
『スネーキーモンキー 蛇拳』と『ドランクモンキー 酔拳』を
何十年ぶりにか観直したっす。
私が中学生の頃に、テレビの洋画劇場で初めて(ジャッキー・チェンの映画を)観て大興奮!
翌日の学校で、テレビ(映画)を観た男子のほとんどがジャッキーの真似をしてたっす。
ジャッキー・チェンの映画を初めて観た思い入れもあるけど、
1980年代以降の驚異的なスタントのアクション映画より
(時代遅れになって制作されなくなった)
1970年代のチープなカンフー映画の方が私は好き。
その中(1970年代のカンフー映画)でも
監督がロー・ウェイやチェン・チーホワの作品より
ユエン・ウーピンの作品の方が良く出来ている。


標題:ジャッキー・チェンとユエン・ウーピンの酔拳

分類:映画>洋画>アクション>カンフー

■題名:
SNAKE IN THE EAGLE'S SHADOW
蛇形?(※刀っぽい字でテウやチョウって読み)手
スネーキーモンキー 蛇拳
DRUNKEN MASTER
醉拳
ドランクモンキー 酔拳

監督:
YUEN WOO-PING
袁 和平
ユエン・ウーピン

出演:
JACKIE CHAN
成 龍
ジャッキー・チェン
YUEN SIU-TIEN
袁 小田
ユエン・シャオティエン
HWANG JANG-LEE
黄 正利
ウォン・チェンリー
DEAN SHEK
石天
ディーン・セキ
WANG CHIANG
王 将
ワン・チェン

吹替声優:石丸 博也

発表年:1978年

製作国:香港

評価:
A ★★★★◎
S ★★★★★○

■雑記:
『スネーキーモンキー 蛇拳』は、
なんかタイトルから蛇拳っていう強い拳法(カンフーの流派)があるんだろうなぁ。
って思っていると、
いきなり蛇形派(蛇拳)は天敵・鷹爪派に滅茶苦茶にやられていて
老師ユエン・シャオティエンくらいしか生き残っていない絶滅危惧種なんすけど……。
孤児で道場の下男をしているジャッキーに老師が蛇拳を教えるって展開。
ジャッキーは蛇拳に猫の動きを独自に取り入れ魔改造した
スネーキーニャンキー 猫蛇拳(うそ)
で鷹爪派のウォン・チェンリーに勝つ!
人の良さそうな料理人のオッサンが突然裏切るんで唖然。
1970年代のカンフー映画では洋楽が(勝手に?)使われているんすが、
ジャン・ミッシェル・ジャールの『幻想惑星』がBGMで流れる。

『ドランクモンキー 酔拳』
道場主の父は手に負えない息子のジャッキーを鍛えなおすため
酔拳の使い手、老師ユエン・シャオティエンに託すことに。
父の土地を狙って送り込まれた殺し屋ウォン・チェンリーは、
ジャッキーが韓信みたいに股くぐりさせられた憎っくき相手だった……。
ジャッキーが悪戯した従妹との色恋沙汰とかあるのかと思ったら、
以降まったく登場しない。
『蛇拳』『酔拳』とも女っ気がない男の映画だな。
日本オリジナルの主題歌は、四人囃子の「拳法混乱(カンフージョン)」
「酔えば酔うほど強くなる」っていうコピーが流行ったなぁ。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その243 縄張はもらった

2017/09/15 17:56
前から、NHKラジオ『ひるのいこい』の選曲が
いい意味で狂ってる(尖っている)と思ってたんすが、
アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンの「バベルの堅坑」が流れて唖然……。
そんなこの頃。

録り溜めてた映画とか観たっす。
部分的に観たことがあった
『ジュマンジ - ジョー・ジョンストン』
『ダイ・ハード2 - レニー・ハーリン』
『フェイス/オフ - ジョン・ウー』
などをBS民放で視聴。
『フェイス/オフ』は荒唐無稽なんですが、
アクション映画としては最高の出来なのでは?
『男たちの挽歌』とかの香港映画より、
ハリウッドナイズ(アメリカナイズ)されていて観やすい。
『男たちの挽歌 II』の廃人になったルンの描写とかしつこくて辟易したんで……。
『フェイス/オフ』って、
ニコラス・ケイジとジョン・トラヴォルタのお互いの顔を交換する設定なんですが、
男性器も交換(ペニス/オフ)しているのか、
アーチャー(ジョン・トラヴォルタ)の奥さんが
キャスター(ニコラス・ケイジ)と夫婦の営みをしても気づかない……。

二ヶ月以上前にBSフジで
『ソーシャル・ネットワーク - デヴィッド・フィンチャー』
を期待して観たんすが普通で、
『アルゴ - ベン・アフレック』
もアカデミー賞の作品賞獲ったりして評価が高いみたいだったので期待して観たんすが、
確かに面白いんすが期待以上ではなかったなぁ。
なんかイランの描写(社会的背景とか)が酷いというか、
アメリカ万歳な(アメリカに都合がいい)内容というか、
武力を伴わない外交官救出作戦なんでCIA要員が正義の味方に思えるんすが、
『ダイ・ハード2』の南米の麻薬王なんかを支援してるのがCIAって悪のイメージ。
日本政府も拉致被害者を某国から救出するため、偽の怪獣映画を企画し、
ロケを装って工作員を潜入させれば……。うそ

二ヶ月以上前に『金曜ロードSHOW!』で
『藁の楯 - 三池 崇史』が放送されてたんすが、
どーせノーカットじゃないだろうし、チャンネルNECOでまたやるだろうとスルーしたら、
チャンネルNECOで放送されたので観る。
いろいろ突っ込みどころはあるんすが、日本のアクション映画としては頑張っている方。
(『フェイス/オフ』や『アルゴ』なんかと比べてはいけない)
護送警護メンバー以外ほとんど敵で、
警護対象者自身も警護メンバーを襲うという無理ゲー。
原作が漫画家のきうちかずひろの小説らしいっす。
観たことないけど『S.W.A.T.』って映画に設定が似てるとか。

だいぶ前にテレビ(『徹子の部屋』みたいな番組)で、
年配の女優(有名な女優だったような、顔も名前も思い出せない)が、
大映映画の大ファンでソフト(作品)を全部持っている。
――みたいな話をしていて、当時の私はまだそれほど大映映画を観ていなかったので、
大映映画(永田雅一時代)ってピンとこなかったんすが、色々な大映作品を観て、
東宝、東映、松竹、大映、日活の大手映画会社の中で私も大映映画が好きになったっす。
大映と日活のダイニチなんすが、大映に比べると
日活の作品は若者向けというか荒唐無稽でハズレが多いイメージなんで、
私は監督で観るか観ないか決めているんすが、
『野良猫ロック』シリーズの長谷部安春監督作品だからと
チャンネルNECOで『縄張はもらった』をなんの期待もしないで観たら
思った以上に面白くて当たりだったんで目録に。
好きな監督だったり(世間や評論家の)評判が良かったりする映画を
期待して観てつまらないと損した気分になるんすが、
逆に、何の期待もしていなかった映画が面白いと得した気分になるっす。
だから、あまり有名じゃない映画(作品)も自分の目で確かめ(視聴し)ないと……。


標題:長谷部安春と梶芽衣子の野良猫ロック

分類:映画>邦画>ヤクザ映画

■題名:縄張はもらった

監督:長谷部 安春

出演:
小林 旭
宍戸 錠
二谷 英明
川地 民夫
太田 雅子 (梶 芽衣子)
岡崎 二朗
葉山 良二
高品 格
郷 ^治
藤 竜也
深江 章喜
戸上 城太郎
野呂 圭介


発表年:1968年

製作国:日本

評価:B ★★★◎くらい

■内容・雑記:
『縄張はもらった』の縄張は「しま」ってルビ振ってます。
アメリカン・ニューシネマの影響を受けた日活ニューアクションの代表作らしいっす。
長谷部安春監督は、『野良猫ロック』シリーズや
テレビドラマの『あぶない刑事』や『相棒』などで知られているみたいっすが、
少ない本数しか長谷部安春作品を観てない私ですが、
『縄張はもらった』は『野良猫ロック』シリーズより気に入りました。

刑務所を出所した一文字組の寒河(小林旭)を出迎えたのは自分の組の者ではなく、
自分を弟の仇と狙う日野(宍戸錠)だけだった。
病床の親分を訪ね、組が潰れたのを知った寒河は、
親分が世話になっている狭間組から依頼され、
工場建設用地買収に絡む利権から
新興の青葉会と遠野一家が争う土地にたった七人で乗り込み、
その縄張を横取りし一文字組の看板を掲げようと策動する。
満州常の寒河(小林旭)うそ
弟分のジョージ(岡崎二朗)
俳優崩れの鳴瀬(川地民夫)
イカサマ賭博師の新庄(藤竜也)
売れない歌手の中津(郷^治)
ダイヤモンド・アイの飯塚(大浜詩郎)うそ
炊飯器の日野(宍戸錠)うそ
狭間組の箱崎(二谷英明)
の七人(か八人)で対立する二つの組織の抗争を煽るっていうのが、
『七人の侍』や『用心棒』っぽい。

寒河の一文字組は愚連隊まがいの暴力団に看板を外されて(縄張を奪われて)、
それを駆逐したのが狭間組なんすが、
寒河達七人を狙った縄張に送りこんで、後から奪い取るのをみると、
愚連隊を裏で動かし一文字組を潰したのも狭間(戸上城太郎)っぽい。

見所は、梶芽衣子ソックリの女優・太田雅子が車で拉致られ乱暴される場面。
オッパイも見えます……梶芽衣子がヌードになるはずないから別人かと思ったら本人でした。
ちょっと得した気分。
懐中電灯を照らしながらの襲撃場面や、街での演技を高所から俯瞰で撮影とか演出が凝ってる。
特にバスルームでの決闘場面のスローモーションと水滴の音が印象的。

郷^治は宍戸錠の弟でちあきなおみの夫。


分類:映画>邦画>アクション

■題名:
女番長 野良猫ロック
野良猫ロック セックス・ハンター
野良猫ロック マシン・アニマル

監督:長谷部 安春

脚本:
永原 秀一 (※『女番長 野良猫ロック』)
大和屋 竺 (※『野良猫ロック セックス・ハンター』)
中西 隆三 (※『野良猫ロック マシン・アニマル』)

出演:
梶 芽衣子
藤 竜也
范 文雀 (※『野良猫ロック セックス・ハンター』以外)
岡崎 二朗 (※『女番長 野良猫ロック』以外)
杉山 元 (※『女番長 野良猫ロック』以外)


(※『女番長 野良猫ロック』)
和田 アキ子
久万里 由香
十勝 花子
和田 浩治
中丸 忠雄
ザ・モップス
オリーブ
オックス
アンドレ・カンドレ (井上 陽水)

(※『野良猫ロック セックス・ハンター』)
安岡 力也
高樹 蓉子
有川 由紀
ゴールデン・ハーフ

(※『野良猫ロック マシン・アニマル』)
郷 ^治
黒沢 のり子
市川 魔胡 (松田 暎子)
青山 ミチ
太田 とも子
沢村 和子とピーターパン
ズー・ニー・ヴー

発表年:1970年

製作国:日本

評価:
C ★★☆くらい
C ★★◎くらい
C ★★○くらい

■内容・雑記:
このブログの2017/05/12(2017/05/17に追記)の記事の再録(抜粋、一部修正)を――

『野良猫ロック』シリーズを知る前から、
鴨川つばめの『ドラネコロック』に馴染んでいたので、昔から興味があったっす。
ロックって題名に付いてるんで、GS(グループ・サウンズ)やブルース?などの
当時の若者の音楽やダンスやファッションが前面に出てる。
(当時の風俗・流行をリアルに描くというより誇張されているんだろうけど)
梶芽衣子のキリッとしたカッコよさ(魅力)と、
藤竜也の不遜な笑い方とジープ(車)の運転の上手さが目立つかな。

『女番長 野良猫ロック』は、
日活だけどホリプロの製作なんで、
和田アキ子が主演で、ザ・モップス、オリーブ、オックス、
そしてアンドレ・カンドレ(井上陽水)が登場して歌と演奏があるんで
(ホリプロのタレントの)宣伝目的(ミュージック・ビデオ的)な側面もある映画かな。
ストーリーは、二つの女番グループの抗争に右翼団体?(青勇会)が絡んできて、
ボクシングの試合の八百長破りの結果、梶芽衣子の恋人が殺され、
梶芽衣子達の女番グループも追い詰められるが
流れ者の和田アキ子が青勇会の連中を一捻りでやっつけるって感じかな。うそ
最後、恋人の仇・青勇会の幹部を梶芽衣子が刺し殺すんすが、
それで刑務所送りになって、女囚さそりに……うそっす。
女番グループ内に、梶芽衣子、范文雀、久万里由香と
目力が強い美女が三人もいる。
和田アキ子のバイク運転は吹き替えだと思うんすが、アップの場面とか
撮影車に引っ張られて運転してるフリしてんだろうなっていうハンドル捌き。
ステディカムとか無かった時代で、手持ちなのか?移動しながら撮影してるので、
手振れというか映像のブレがけっこうある。
西新宿が舞台なんで、昔の新宿の街並みや風景が見れる。
(鉄筋だけの完成前の高層ビルとか)
んで、この映画の最大の見所は、
映画が始まって一時間くらい経った頃からの約八分間!
和田アキ子の乗ったバイクと、藤竜也の運転するバギー(小型ジープ?)の追いかけっこ!
これが本当に凄い!
線路内をバイクとバギーが爆走!
逃げるバイクが地下街への階段を降りていくと、それを追ってバギーも!
普通に人が行きかっている新宿地下街をバイクとバギーが走り回るんすよっ!
(『ブルース・ブラザース』のショッピングモールでのカーチェイスとか、
アニメ『ルパン三世』とかで階段や狭い通路をフィアット500で暴走する感じ)
歩道橋も平気にバイクで走り渡るし。
撮影許可を取っているとはとても思えない……。

『野良猫ロック セックス・ハンター』は、
『野獣を消せ』と似た設定で混血児(ハーフ)狩りがテーマみたい。
姉が米兵に犯されるのを目撃しインポになった藤竜也や、
ハーフに恋人を取られた岡崎二朗などイーグルス(不良集団)は、
大和撫子の純潔を粗暴な外人から守るため立ち上がる! うそ
アメリカなどの白人至上主義者(人種差別)を思い起こすんで、
戦後の日本の闇っていうより、今現在の日本を含む世界の人種問題に通じる映画かな。
ネタバレっすが、最後に安岡力也が探していた妹・有川由紀を撃ち殺す展開が
意味不明の不条理なんですが、そこが大和屋竺っぽいかな。

『野良猫ロック マシン・アニマル』は、
米軍の脱走兵をスウェーデンに逃すため横浜にやって来た
藤竜也と岡崎二朗の三人組は逃亡(外国船に乗るための)資金を稼ぐため
LSDを売り捌こうとするが……。
脱走兵は捕まり、岡崎二朗は死に、
口琴を鳴らしながら一人去っていく藤竜也っていう悲しい終わり。
バイクの集団でパチンコ店や横浜中華街の重慶飯店の店内を走り抜ける滅茶苦茶さ。
荘厳なバロック音楽が流れ紫を基調にした部屋にいる車椅子の范文雀が王女様って感じで、
郷^治が傅く気持ちがわかる。
ズー・ニー・ヴーの「ひとりの悲しみ」(「また逢う日まで」の元歌)が観れる。
太田とも子は梶芽衣子の妹。
助監督に田中登。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その129とその160のおまけ

2017/09/07 17:40
■おまけ
「好きなもの目録 その129 恐怖の頭脳改革」
「好きなもの目録 その160 タルカス」
のおまけのようなもの……。


NHK-FMで『ベストオブクラシック』

モルゴーア・クァルテット結成25周年記念コンサート

弦楽四重奏曲 ト短調 作品10 - クロード・ドビュッシー
タルカス - キース・エマーソン、グレッグ・レイク / 荒井 英治
悪の教典#9 - キース・エマーソン、グレッグ・レイク / 荒井 英治
ジムノペディ 第1番 + ジムノペディ 第2番 + スティル…ユー・ターン・ミー・オン + 平和 - エリック・サティ + グレッグ・レイク + ロバート・フリップ / 荒井 英治

モルゴーア・クァルテット
東京・浜離宮朝日ホール
2017年6月28日収録

を聴いたっす。


モルゴーア・クァルテットは、
ショスタコーヴィチの全15曲の弦楽四重奏曲を演奏するために1992年秋に結成。
翌年6月に第1回定期演奏会を開始し、
2001年1月にショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全曲演奏を完了した後も、
ボロディンやバルトークの弦楽四重奏曲全曲演奏など精力的に活動を続け、
2017年が結成25周年の年。
メンバーは、
第1ヴァイオリン:巻 真紀
第2ヴァイオリン:別府 司
ヴィオラ:家森 諭高
チェロ:世吹 すずめ
「モルゴーア」とはノストラダムスの大予言で「恐怖の大王」を意味する言葉。
……それは、「アンゴルモア」だろがっ!
「モルゴーア」とはエスペラント語で「明日の」を意味する言葉で、
メンバーも違うし……、本当は、
第1ヴァイオリン:荒井 英治 (日本センチュリー交響楽団首席コンサートマスター)
第2ヴァイオリン:戸澤 哲夫 (東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
ヴィオラ:小野 富士 (NHK交響楽団ヴィオラ奏者)
チェロ:藤森 亮一 (NHK交響楽団首席チェロ奏者)
――です。

前半のドビュッシーの「弦楽四重奏曲」は、
ラヴェルの「弦楽四重奏曲」と並んで傑作として頻繁に演奏されている。
後半の「タルカス」「悪の教典#9」は、
1970年代に活躍したプログレッシブ・ロック・バンド、
ELPの楽曲を弦楽四重奏にアレンジしたもの。
私はプログレのことをよく知らないんすが、アナウンサーの田中奈緒子さんによると
「プログレッシブ・ロックというのは、
1970年代に一世を風靡したロック音楽のジャンルの一つで
プログレと略称で呼ばれることもあります。
プログレッシブ――つまり進化したロックを目指した音楽です。
社会や政治に対するメッセージ性も強く、クラシック音楽からの影響も受け、
演奏に20分以上もかかる長大な作品も少なくありません。
グループとしては、キング・クリムゾン、ジェネシス、ELPなどです――」
とのこと、勉強になるっす。

クラシック音楽に興味を持って本格的に聴き始めたのが、
ELP (エマーソン、レイク&パーマー)と、
『のだめカンタービレ』に影響されたからという、
にわかでミーハーな私なんですが、
NHK-FMの『ベストオブクラシック』はよく聴いてるっす。
でも、弦楽四重奏やピアノ独奏とかの室内楽はあまり聴かず、
(ソリストの力量によって演奏に当たり外れがある感じがして……)
管弦楽の方をよく聴くっす。
それも交響曲などは、モーツァルトはあまり聴かないけど、
ブルックナーやショスタコーヴィチなら絶対聴くっていう偏重傾向。

プログレにはチェンバー・ロックっていうジャンルがあって、
ヘンリー・カウ、ユニヴェル・ゼロ、アート・ゾイド (アール・ゾイ)とか、
もろチェンバー・ミュージックのジュルヴェルヌなど、
プログレと室内楽は親和性が高いんすが、
「タルカス」「悪の教典#9」の弦楽四重奏へのアレンジはけっこう良い感じ。
ELP は三人で迫力ある音を出(演奏を)していたんで、
人数の多いオーケストラ版「タルカス」より、
弦楽四重奏の方が緊張感と疾走感を感じるかな。
今年とか『今日は一日“プログレ”三昧』があるのかわからないっすが、
ライブゲストでモルゴーア・クァルテットが呼ばれてもおかしくないような……。

モルゴーア・クァルテットの荒井英治は
十代の頃からプログレッシブ・ロックに影響を受け、
2010年を過ぎる頃から、次第に(演奏会の)プログラムにも荒井自身の編曲による
プログレッシブ・ロックの作品が加わるようになり、
ついには2012年の結成20年を期に、ほとんどプログレだけの演奏会を行うようになった
――とのこと。

アンコール曲の
「ジムノペディ 第1番 + ジムノペディ 第2番 + スティル…ユー・ターン・ミー・オン + 平和」
は、荒井英治が2016年に亡くなった(キース・)エマーソンを偲んで
サティの「ジムノペディ」などを取り混ぜて編曲した作品。
――とのことなんですが、
「スティル…ユー・ターン・ミー・オン」は、
ELP の『恐怖の頭脳改革』の曲でグレッグ・レイクの作詞・作曲。
「平和」は、
キング・クリムゾンの『ポセイドンのめざめ』の曲でグレッグ・レイクのボーカル。
――なんで、選曲からいって(グレッグ・)レイクを偲んでいるのでは?
記事へ面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


好きなもの目録 その242 富本たつやの CROQUIS

2017/09/03 17:57
数ヶ月前に、FMラジオ(NHK-FMではない)を聴き流していると、
番組の途中のコーナーかトークで流れる曲が気になるので
曲名とアーティスト名を教えてください。
いつも曲の途中で終わるので、最後まで流してください――
みたいなリクエストがあって放送されたのが、
YMO の「RYDEEN」だったので衝撃受けたんすよね……。
今の若い人って、YMO (イエロー・マジック・オーケストラ)知らないのか……、
しかも一番有名だと思う「RYDEEN」を……絶句。って感じになったっす。
まぁ、自分が当然のように知っていることでも、
他の人は知らないなんてのは普通のことで、
自分が生まれる(物心つく)前の
音楽や映画や漫画やアニメなどのことを知らないのは当たり前なんですが、
最近、テレビやラジオやネットなどで、
私が有名だと、知っていて当然だと思うモノについて知らない人の方が多いのに愕然とするっす。
私からすると2000年なんて、つい最近のことのように思えるんすが、
もう17年経ってるんで、今の高校生なんかは2000年以前のことなんてわからないだろうなぁ。と
その時代を過ご(体験)していないと、
後追いで観聴きするのでは当時の熱狂(雰囲気)はわからないし。

私が一番熱心に漫画(単行本や雑誌など)を読んだり集めていたのが、
1980年代中頃から1990年代初頭なんですが、
(1980年代中頃以前は、手塚治虫や藤子不二雄や水木しげるなどを集めていた)
その当時私が好きだった漫画家は、江川達也や上條淳士や萩原一至や永野譲や士郎正宗などで
世間(オタク界隈)の人気も凄くて影響力のあるカリスマだったんすよ。
(江川達也は今ではバカにされがちですが当時は流行の最先端いってたし、
士郎正宗も今みたいなエロいイラストだけを描く人ではなかったし)
それで、富本たつや(真行寺たつや)も隠れた人気というか、
私の周りでは好きな(影響を受けた)人が多かったっす。
富本たつやといえば、アニメーター(富本起矢)時代の
『くりいむレモン 媚・妹・Baby』
『くりいむレモン エスカレーション 〜今夜はハードコア〜』
が社会現象起こして、『くりいむレモン 黒猫館』っていう傑作もあるし、
『表面張力』っていう伝説のSM同人誌が代表作だと思うんすが、
このブログは建前上、好きなエッチな作品や人物などは書かないことにしているので、
「好きなもの目録」に『黒猫館』や『表面張力』を入れると評価:S なんですが入れられないので
代りに私が好きな富本たつやの漫画『CROQUIS [クロッキー]』を目録に。


標題:富本たつやのクロッキー

分類:漫画>青年漫画

■題名:CROQUIS [クロッキー]

作者:富本 たつや (真行寺 たつや)

発表年:1990年〜1991年

製作国:日本

評価:C ★★◎

■備考:
第一章・真理絵 (※第1巻 第一章)
第二章・細雪 (※単行本未収録)
第三章・(※不明)
第四章・想い出 (※第1巻 第四章)
第五章・(※不明)
第六章・(※不明)
第七章・(※不明)
第八章・(※不明)
第九章・ヴォカリーズ (※第1巻 第三章)
第十章・リラの館 (※第2巻 第四章)
第十一章・DADDY (※第2巻 第二章)
第十二章・春の嵐 (※単行本未収録)
第十三章・ぼくと観光バスに乗ってみませんか (※第2巻 第六章)
第十四章・灰色の迷子たち (※第2巻 第七章)
第十五章・どうせならHAPPY END (※第2巻 第五章)
第十六章・恋するカレン (※第2巻 第三章)
第十七章・内野席の少女(ひと) (※第2巻 第一章/内野席の女)
第十八章・MAMMY (※第2巻 第八章)
終章・…再び夏の終わりに (※第2巻 第九章)

※YOUNG Hip (ヤングヒップ)掲載順なんですが、
私の手持ちの切り抜きが第四章・第九章〜終章しか無く、
終章に、話は第一章“真理絵”の世界に戻る。――とあるのと、
第二章・細雪が単行本未収録らしいので確定できるんすが、
それ以外の下記の単行本第1巻収録の話が、第三章・第五章〜第八章のどれなのか不明。
第1巻 第二章/ヴェニスの夏の日
第1巻 第五章/夢の破片(かけら)
第1巻 第六章/奈津美(前編)
______________奈津美(後編)
第1巻 第七章/蛍狩りの夜
第1巻 第八章/髪を切った夏
誰か奇特な人が、1990年〜1991年頃のヤングヒップ(雑誌)の古本を持っていたり、
国会図書館で調べたりして、Wikipedia にでも書いてくれないかな……。

<単行本>
01. 真理絵
02. ヴェニスの夏の日
03. ヴォカリーズ
04. 想い出
05. 夢の破片(かけら)
06. 奈津美(前編)
____奈津美(後編)
07. 蛍狩りの夜
08. 髪を切った夏
「PART 2」
01. 内野席の少女(ひと)
02. DADDY
03. 恋するカレン
04. リラの館
05. どうせならHAPPY END
06. ぼくと観光バスに乗ってみませんか
07. 灰色の迷子たち
08. MAMMY
09. …再び夏の終わりに
※ワニマガジンコミックスには、「細雪」「春の嵐」が載って無い。

■内容:
「真理絵」は、高校1年美術部男子と高校2年美術部元部員女子の話。

「ヴェニスの夏の日」は、女子校の百合(レズ)の話。
モチーフやネタなどは――
映画『旅情』の「ヴェニスの夏の日 - スタンリー・ブラック指揮 / マントヴァーニ・オーケストラ」

「ヴォカリーズ」は、男子中学生と女性音楽教師の話。
モチーフやネタなどは――
「ヴォカリーズ - セルゲイ・ラフマニノフ」

「想い出」は、高校3年男子と高校3年図書委員女子の話。
モチーフやネタなどは――
『知と愛 - ヘルマン・ヘッセ / 高橋 健二 訳』
『車輪の下 - ヘルマン・ヘッセ / 高橋 健二 訳』

「夢の破片」は、女性アニメーター(仕上げ)と男性アニメスタジオ進行の話。

「奈津美」は、男性教師とその恋人の妹・女子高生の話。

「蛍狩りの夜」は、留年した高校生?男子と田舎の中学生?の従妹の話。

「髪を切った夏」は、失恋した高校2年?女子と同級生の早漏の男子の話。

「内野席の少女」は、女子大生二人(親友)の精神的レズっぽい話。
原案協力・稲毛滉人(漫画のアシスタントみたい)

「DADDY」は、女子大生とその父親の話。
父親が『香港特捜Lady』の平田警部補と同じキャラ。

「恋するカレン」は、洋楽好きの男子高校生と漫画好きの女子高生がコミケに行って別れる話。
巷ではルービックキューブが流行り、
海の向こうでJ・L(ジョン・レノン?)が不慮の死をとげた――その頃。とあり、
大瀧詠一のニューアルバム「ロングバケーション(ロング・バケイション)」
を探す場面があり、季節は夏なんで1981年頃の時代設定みたい。
男子高校生の部屋に『クリムゾン・キングの宮殿 - キング・クリムゾン』がある。
コミケの描写で、ナチスの軍服や、
吾妻ひでおの『スクラップ学園』の「パトスってふんでも死なないのよね」などにも見られる
マスクに黒いコートの変質者や、
『機動戦士ガンダム』のアムロのコスプレが登場する。
モチーフやネタなどは――
『A LONG VACATION - 大滝 詠一』
『いとしのレイラ - デレク・アンド・ザ・ドミノス』

「リラの館」は、帰国子女の高校2年女子と中学1年生男子の御主人様と犬の話。

「どうせならHAPPY END」は、
映画研究会の男子高校生と幼馴染の女子高生が
女宇宙刑事アニーみたいな自主制作映画を撮る話。
自主映画『宇宙婦警KAGUYA』の内容は『ブレードランナー』と『ヒドゥン』らしい。
細野不二彦の『あどりぶシネ倶楽部』っぽい。

「ぼくと観光バスに乗ってみませんか」は、
森田童子好きの女子大生が男に遊ばれ妊娠・堕胎するが、高校からの男友達と結ばれる話。
1993年のドラマ『高校教師』で森田童子のブームが再燃するより前の発表。
モチーフやネタなどは――
「ぼくと観光バスに乗ってみませんか - 森田 童子」

「灰色の迷子たち」は、ヤクザとその親友の男子高校生の同性愛の話。

「MAMMY」は、女子高生とその母親(シングルマザー)の話。
絵理(女子高生)の恋人の名前が真行寺。
絵理の友人は『NG騎士ラムネ&40』のココアじゃないよ。

「…再び夏の終わりに」は、
第一章の「真理絵」の主人公が上京して美術学院生になり、
憧れの先輩と再会し昔の恋愛にけりをつけ、女子美術学院生と新しい恋愛を始める話。

「細雪」は、単行本未収録。
当時の私は、友人が持ってたヤングヒップで読んだかもしれないんですが、
記憶にまったくないので内容はわかりません。
谷崎潤一郎とかがモチーフやネタなのか?

「春の嵐」は、単行本未収録。
学級委員の男子高校生と先輩の高校3年女子の話。
もてあそばれた少年が先輩を監禁して乱暴しようとしたら
最初は嫌がっていた先輩もまんざらではなかった。

■雑記:
当時の私はまつもと泉系の絵が好きだったので、
表紙イラストを描いていた水原マサキを目当てに
YOUNG Hip (ヤングヒップ)をときどき買っていたっす。
そこに載っていたのが富本たつやの『クロッキー』なんですが、
その前の作品『こともなし凶一郎!!』が、
当時よくあった江川達也の『BE FREE!』みたいな漫画であまり面白くなく、
富本たつやはアニメやイラストは良いけど漫画の才能はあまりないと思っていたんすが、
『クロッキー』は、ちょっとHな甘酸っぱい恋愛や失恋、倒錯した恋愛など、
特に第1巻(1巻の表記はなく無印)に載っている話が良くて好きでした。
確かヤングヒップの裏表紙には『伊集院光のOh!デカナイト』の広告が載っていて、
ニッポン放送の周波数と同じ124.2キロの体重をキャッチフレーズにした
タキシード姿の伊集院光を初めて見たような……。
友人が『伊集院光のオールナイトニッポン』を聞いていて
芳賀ゆいの話題をしていたけど私は聴いてなくて、
『Oh!デカナイト』から伊集院光のラジオを聴き始めたかな。

「真理絵」「ヴェニスの夏の日」「ヴォカリーズ」「想い出」「夢の破片」
「蛍狩りの夜」「恋するカレン」「リラの館」「どうせならHAPPY END」
「ぼくと観光バスに乗ってみませんか」「…再び夏の終わりに」が私は好きかな。
「真理絵」「夢の破片」「恋するカレン」「…再び夏の終わりに」とかは、
高校美術部や美術学院、アニメーターやコミケの話なんで
富本たつやの実体験が入っているのか、ちょっと感傷的で面白い。
『くりいむレモン エスカレーション』や「ヴェニスの夏の日」とか、
レズ(女性同士の関係性)の話が上手い。

富本たつやは『こともなし凶一郎!!』『香港特捜Lady』や「DADDY」「MAMMY」などの
おちゃらけた(ギャグとアクション)話より
メランコリックでセンチメンタルな話の方が面白いと私は思うんですが、
本人(ライターズ・メッセージ)によると、
暗い話を描くとひたすらおちこむ――らしいので
体調や精神状態を考慮して明るい話の漫画を描いて、
暗い話の漫画はあまり描かないのかな。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


コメントの返事 III

2017/09/02 22:52
MHK さん、お元気そうで何よりです。
ブログは惰性で、私の覚書(メモ)・備忘録として更新しています。
更新しても記事の参照数がほとんど無いので、
検索エンジンにちゃんとPING送信してるのか不安になるんですが、
コメントしてもらうと、こんなブログでも見てくれている人がいるんだ。と安心します。

山岸凉子の「ティンカー・ベル」は、
山岸凉子作品の中では普通なんで無理に読まなくても……。
『キャリー』っぽいってのも私個人の感想なんで、
「ティンカー・ベル」はホラー漫画じゃないので、まったく似てないと思うかも……。


※このブログは私の自分ルールで、
コメント欄に返事を書かないのですみません。
追記でコメントの返事を記事に書き足すことがあるので、
気づかない場合が多いと思います。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その241 ブライアン・デ・パルマのキャリー

2017/08/30 23:32
夏ドラマは、『過保護のカホコ』くらいしか脱落しないで観続けてない……。
『お母さん、娘をやめていいですか?』に設定が似てるなぁ。
と前から思ってたんすが、
ヒロインの恋人(彼氏)を捨てた母親に会いに行くとか……。
『過保護のカホコ』の方がコメディ調だけど。


私が中学生の頃にテレビで『キャリー (1976年)』を初めて観て、
もう憶えていないけど、不気味で恐くて、最後の場面で驚いたと思うんすが、
大人になってから観直してみると、テレビではカットされていたと思う、
最初の女子更衣室とシャワー場面で度肝を抜かれて、
キャリーは(絶頂から谷底に突き落とされて)可哀想なんだけど、
キャリーを虐めていた人も、気にかけた人も、無関係の人も、
(一人を除いて)全員まとめて始末しちゃう凶暴さが目立ち、
恐さはあまり感じなくなってるかな。
でも、何度観てもよく出来ている、傑作だと思うので目録に。


標題:ブライアン・デ・パルマのキャリー

分類:映画>洋画>ホラー

■題名:
CARRIE
キャリー

監督:
BRIAN DE PALMA
ブライアン・デ・パルマ

原作:
STEPHEN KING
スティーヴン・キング

音楽:
PINO DONAGGIO
ピノ・ドナッジオ

出演:
SISSY SPACEK
シシー・スペイセク
PIPER LAURIE
パイパー・ローリー
AMY IRVING
エイミー・アーヴィング
WILLIAM KATT
ウィリアム・カット
NANCY ALLEN
ナンシー・アレン
JOHN TRAVOLTA
ジョン・トラヴォルタ
P.J. SOLES
P・J・ソールズ
BETTY BUCKLEY
ベティ・バックリー
SYDNEY LASSICK
シドニー・ラシック


発表年:1976年

製作国:アメリカ

評価:S ★★★★★☆

■雑記:
ストーリーは、みんな知ってると思うので割愛。うそ
スクールカースト最下層でぼっちのキャリー・ホワイト(シシー・スペイセク)は、
狂信的なシングルマザー(パイパー・ローリー)に育てられ、
自分に自信を持てずみんなに虐められていたが、
女体育教師のコリンズ先生(ベティ・バックリー)や
クラスメイトのスー・スネル(エイミー・アーヴィング)の
愛は地球を救う的なおせっかいにより、
ジョック的存在のトミー・ロス(ウィリアム・カット)とプロムに出かけることに……。
母から自立し、私は今日から生まれ変わるの! めでたしめでたし。うそ

最後の惨劇を除くと、なんか山岸凉子の「ティンカー・ベル」っぽく感じるっす。
消極的なぼっちの女の子が気になる男性との出会いにより、
ダンスパーティーに出ようとドレスを着て初めてお化粧をしたり、
校舎が火事になったり……こっちはハートウォーミングな話だけど。
「ティンカー・ベル」は1973年発表なんで『キャリー』より早い。

女子高生役の女優達がけっこう歳いってるのに驚く、
シシー・スペイセクは初潮どころか当時既に結婚していたとは……。
ノーマ・ワトソン(P・J・ソールズ)がなんかスーパーマリオのコスプレみたい。
コリンズ先生は巨乳。

アメリカではプロムってのがあるのを
『アメリカン・グラフィティ』や『キャリー』で知ったなぁ。
キングとクイーンを決めるとか、王族や貴族とかが無い国なのに
逆に、そういう特権階級を求めているのかな。


分類:映画>洋画>サスペンス

■題名:
OBSESSION
愛のメモリー

監督:
BRIAN DE PALMA
ブライアン・デ・パルマ

脚本:
PAUL SCHRADER
ポール・シュレイダー

音楽:
BERNARD HERRMANN
バーナード・ハーマン

出演:
CLIFF ROBERTSON
クリフ・ロバートソン
GENEVIEVE BUJOLD
ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド
JOHN LITHGOW
ジョン・リスゴー
J. PATRICK MCNAMARA
J・パトリック・マクナマラ


発表年:1976年

製作国:アメリカ

評価:保留

■感想:
三年前に観たんすけど、もう内容忘れてる……。
このブログの2014/07/18の記事の再録(抜粋、一部修正)を――
中田秀夫監督の『カオス』が、
ヒッチコックの『めまい』のオマージュと言われている映画だったんすが、
この『愛のメモリー』もそう。
傑作の『ファントム・オブ・パラダイス』と『キャリー』の間に作られたわりには
作品内容があまりよくない。
でも、まぁまぁ最後まで惹きつけられるサスペンス映画かな。
どうせ、マイケル(クリフ・ロバートソン)の
亡き妻にそっくりな女性(ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド)って実の娘だろ……
って早々に見当つくんすが、
その女性の母親に会いに病院に行って、死んだはずの妻がそこに!
――という展開かと思わせて別人で、妻にそっくりな女性は娘ではなかったのか……。
と視聴者に思わせるのが上手いな。さすがデ・パルマ。
黒幕のロバート(ジョン・リスゴー)が、会社の経営権と大金を奪ったのに
最後にマイケルに全てをバラすのがよくわからないんすが、
経営権と大金を手に入れたが、マイケルの娘は手に入らなかったからか?
もしくは、なにかと上から目線のマイケルに一泡吹かせたかったのか?
マイケルと娘は、父娘の愛情というより男女の恋愛に近いんで
映画の続きがあっても、待っているのは悲劇かな。


分類:映画>洋画>スリラー

■題名:
THE FURY
フューリー

監督:
BRIAN DE PALMA
ブライアン・デ・パルマ

原作・脚本:
JOHN FARRIS
ジョン・ファリス

音楽:
JOHN WILLIAMS
ジョン・ウィリアムズ

出演:
KIRK DOUGLAS
カーク・ダグラス
JOHN CASSAVETES
ジョン・カサヴェテス
CARRIE SNODGRESS
キャリー・スノッドグレス
CHARLES DURNING
チャールズ・ダーニング
WILLIAM FINLEY
ウィリアム・フィンレイ
AMY IRVING
エイミー・アーヴィング
J. PATRICK MCNAMARA
J・パトリック・マクナマラ


発表年:1978年

製作国:アメリカ

評価:保留

■ひとりごと:
私が中高生の頃にテレビで観て、過去10年内にも観直してるんすが
ほとんど内容憶えていないっす。
でも、なんか好きな作品。
シカゴの高架鉄道、遊園地のメリーゴーラウンド、最後の人体爆発、
などが印象に残ってる。
記事へブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1


好きなもの目録 その240 アリス・スウィート・アリス

2017/08/27 20:19
なんか長野朝日放送で『熱海の捜査官』の再放送が始まったんで録画してんすが、
認めたくないんすが、私の好きな映画やドラマって美少女が出てくるモノが多いような……。
(今更かよ! と思われるでしょうが、自分のことはわからないもんです)

『不思議の国のアリス』系が好きなんで、
『アリス・スウィート・アリス』っていう映画を観たんすが、
登場人物(ヒロインかな?)の少女(女優の当時の実年齢19歳)の名前がアリスってだけで関係ない。
ホラー映画好きには有名な作品みたい。
ブルック・シールズが出演してるので知られているみたいっすが、
それを差し引いても良く出来たサスペンス、ホラー映画なんで目録に。


標題:黄色い影 アリス・スウィート・アリス

分類:映画>洋画>ホラー>(スラッシャー)

■題名:
COMMUNION (ALICE, SWEET ALICE : HOLY TERROR)
アリス・スウィート・アリス

監督:
ALFRED SOLE
アルフレッド・ソウル

出演:
PAULA E. SHEPPARD
ポーラ・シェパード
BROOKE SHIELDS
ブルック・シールズ
LINDA MILLER
リンダ・ミラー
RUDOLPH WILLRICH
ルドルフ・ウィルリック
MILDRED CLINTON
ミルドレッド・クリントン
ALPHONSO DENOBLE
アルフォンソ・デ・ノーブル


発表年:1976年

製作国:アメリカ

評価:保留 (A か B 未確定)

■内容・雑記:
12歳のアリス(ポーラ・シェパード)と9歳のカレン(ブルック・シールズ)の姉妹。
姉のアリスは私生児で聖体拝領を受けられないのに、
妹のカレンがトム神父(ルドルフ・ウィルリック)から十字架を貰い、
母(リンダ・ミラー)から白いドレスを用意してもらい聖餐式に出れることに嫉妬し妹を虐める。
聖餐式の日、妹は何者かに殺され、
妹のベールを被り聖体拝領を受けようとしたアリスに疑いの目が……。

アリスの性格が捻じ曲がってるんで、
山岸凉子の漫画によくある、
母親(もしくは父親)の兄弟・姉妹の片方に対する依怙贔屓(溺愛)が原因の
未成年犯罪の話かと思ったら、どんでん返し!

マーヴィン・ルロイの『悪い種子』や、
ニコラス・ローグの『赤い影』の影響を受けているみたいっす。
(私は『悪い種子』をだいぶ前に観たので記憶にない)
『赤い影』の赤いレインコート(雨合羽)のオマージュで、
黄色いレインコートにプラスチックのマスクをした殺人鬼が出てきます。
(『THEビッグオー』でもオマージュで赤いレインコートが出てくる)
『赤い影』を観ていると、犯人が誰なのか、最後にトム神父がどうなるのか予想できます。

『赤い影』は名作として名高いんすが、
不気味で重苦しい雰囲気や、異国での不安などに共感できないとあまり面白くない。
『赤い影』は説明不足というか伏線がわかりづらかったりで難しいすが、
『アリス・スウィート・アリス』はわかりやすいので、
私は『赤い影』より『アリス・――』の方が好きかな。

アリスはゴキブリを飼育していたり、
巨体のデブの大家に悪態をついたり、こまっしゃくれた子供で、
最後に、ある物を持ち去るので将来は……。

もし日本でリメイクするのなら――
女優として人気の広瀬すずにガーナミルクチョコレートのCMが決まり嫉妬する姉の広瀬アリス。
撮影当日にすずは現われず、代わりにアリスが……みたいな。うそ
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その239 恐怖のいけにえ 呪われた近親相姦の館

2017/08/22 17:39
毎年恒例の終末予測では、この世界の終わりが9月23日らしいっす……。
惑星ニビルが衝突するまでに「好きなもの目録 その1001」までいきたかったんすが……。
天照霊波救世教に入信してロケット(海帝方舟)で月の裏側に脱出しなきゃ。うそ

テレビ放送される映画を録画してるんすが、
録画したまま全然観てない……。
『思い出のマーニー』を観てから、一ヶ月以上映画を観てなかったので、
チャンネルNECOの
特撮大国日本 【原点怪奇】劇場 好物:人間
『ハウス HOUSE』でも久しぶりに観ようかと――。
(『ハウス HOUSE』と『マタンゴ』については
「好きなもの目録 その64 HOUSE ハウス」
「好きなもの目録 その85 マタンゴ」
に記してます)
――なんか、以前に観たのと違う……。
女の子の人数が三人に減ってるし、おばちゃまがなんかオドオドしているし、
死んだはずのおばちゃまの旦那がいるし、しかも気色悪いハゲのオッサン……。
なにより登場人物全員白人だし……って、
『ハウス HOUSE』じゃないじゃんっ!

なんか知らんけど、
『恐怖のいけにえ / 呪われた近親相姦の館』
を観たっす。
偶然というか、何の前情報も無しになんとなく観たんすが……、
コレが凄い映画で、今年私が観た映画で一番印象に残るかな。
私は中高生の頃、ホラー映画とか好きでよく観たんですが、
いつの頃からか、現実が恐いこと(嫌なこと)ばかりなのに、
映画を観て、わざわざ怖い目にあわなくてもいいだろうって感じで、
ホラー映画をあまり観なくなりました。
(好きな監督の作品や、話題作とかなら観るけど)
だからホラー映画のこととか全然知らないんですが、
『恐怖のいけにえ』ってホラー映画マニアの間では有名なのかな?
私の知らない傑作・名作が世の中にはいっぱいあるんだろうなぁ。

美女三人が泊まった屋敷の地下には何かいる……。
『恐怖のいけにえ / 呪われた近親相姦の館』ってタイトルがもろネタバレ。
原題が『THE UNSEEN』だけに安心して観れます。うそ


標題:(保留)

分類:映画>洋画>ホラー

■題名:
THE UNSEEN
恐怖のいけにえ 呪われた近親相姦の館

監督:
PETER FOLEG (DANNY STEINMANN)
ピーター・フォレグ (ダニー・スタインマン)

脚本:
MICHAEL L. GRACE
マイケル・L・グレース

出演:
BARBARA BACH
バーバラ・バック
KAREN LAMM
カレン・ラム
LOIS YOUNG
ロイス・ヤング
DOUGLAS BARR
ダグラス・バー
SYDNEY LASSICK
シドニー・ラシック
LELIA GOLDONI
レリア・ゴルドーニ
STEPHEN FURST
スティーヴン・ファースト

発表年:1980年

製作国:アメリカ

評価:A ★未確定

■内容・雑記:
夜明けと共に、高層マンションの一室でビリケンみたいな像をバックに
息の荒い喘ぎ声が……。
いきなりHシーンかよ、さすがB級ホラー映画のつかみ。
とワクワクして注視していると……
元アメフト選手が怪我のリハビリしている場面でした……ふざけんなよっ!
ジェニファー・ファスト(バーバラ・バック)はテレビのレポーターで、
恋人のトニー・ローズ(ダグラス・バー)とは醒めた関係。
ジェニファーは、妹でテレビカメラマンのカレン・ファスト(カレン・ラム)と
アシスタントのヴィッキー・トンプソン(ロイス・ヤング)の三人で
田舎のフェスティバルの取材に出かけるが、宿泊先が見つからず困り果てる。
ホテルを探して、ある博物館に寄ると、
博物館の人がよさそうなオッサンが親切にも自宅に泊めてくれるという。
博物館主アーネスト・ケラー(シドニー・ラシック)の屋敷で、
妻のヴァージニア・ケラー(レリア・ゴルドーニ)が出迎えるが、
オドオドとして歓迎していない様子。
体調を崩したヴィッキーを残し、ジェニファーとカレンは取材に出かけ、
よりを戻そうとジェニファーを追ってきた恋人のトニーとフェスティバルで合流。
ヴィッキーの入浴を覗くのに失敗した変態オヤジは博物館へ、オバサンは洗濯へ、
屋敷に一人残されたヴィッキーが寝ていると通気口から何者かが侵入してきた……。
屋敷の地下にはケラー夫婦?以外の何者かが蠢いていた。
はたして、その正体は?

以下ネタバレなんですが、
もう邦題通り、アーネストとヴァージニアのケラー夫婦は実は兄妹で、
地下に近親相姦で生まれた知的障害を持つ息子を幽閉してる。
その息子はいわゆるパワー系○○なんで、
悪気(殺傷するつもり)なく女性を殺してしまい、
世間に妻(妹)や息子のことがバレるのを隠蔽するため策動する変態オヤジ。
一番悪いのは、妻(妹)や息子を暴力で従わせているオヤジ。
最後、都合よく駆けつけた恋人のトニーにジェニファーが助けられたり、
オヤジの振り上げた手斧に雷が落ちるのかと思ったら、
虐げられていた妻(妹)が愛する息子の復讐からオヤジを退治して終わるっす。

冒頭のビリケンみたいな像が、目に見えない怪物(息子)を暗喩してるのかな?
地下に住む野生の息子を、コメディ映画『アニマル・ハウス』の太っちょのケント役
スティーヴン・ファーストが演じているんすが、
これが本物にしか見えない!
自分のテリトリーに母以外の女性が入ってきて興奮するジュニア(息子)。
ジェニファーにクマのぬいぐるみをプレゼント。
『死ぬことと見つけたり - 隆 慶一郎』の薄気味の悪い醜い化け物・鍋島正茂みたいに、
ジュニアは何を考えているのかわからないけど、
力が強い(力加減ができない)だけで母思いの野生児。

女性三人組で、ヒロインのテレビレポーター役のバーバラ・バックは、
屋敷の地下に閉じ込められるまでは端正な顔してんすが、
ジュニアやオヤジに襲われる恐怖からフィフィみたいな顔になる。
『007 私を愛したスパイ』のボンドガールで注目され、
ビートルズのリンゴ・スターと結婚。
ヒロインの妹でテレビカメラマン役のカレン・ラムは、
ノーブラで乳首が浮いてるんでエロ要員かと思ったら違ったっす。
シカゴ(バンド)のロバート・ラムと結婚したり、
ビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソンと再婚したり。
アシスタント役のロイス・ヤングは、
この映画(『恐怖のいけにえ』)が映画初出演みたいっす。
顔や髪の色からカレン・ラムとロイス・ヤングが姉妹役なのかと勘違いしたっす。
バーバラ・バックとカレン・ラムの二人に比べると無名だけど、
一番美人でヌードを披露するエロ要員。
エロオヤジが鍵穴から浴室を覗き見る場面のヌードが最高なんで、
映画自体は評価:B くらいが適当なのかもしれないけど、
私の個人的な好みで評価:A に跳ね上がってます。

変態オヤジ役のシドニー・ラシックが
(顔中に洗濯ばさみ付けたりして)怪演してんすが、
ジャック・ニコルソンばりの表情の変化だなと思ったら、
『カッコーの巣の上で』に出演してたんすね。
『キャリー』や『1941』とか、私の好きな映画に出てたとは気づかなかったっす。

田舎の家を訪れた旅人が変質者に惨殺される――っていう
よくあるパターンで、
ケラー夫婦の父親が剥製(木乃伊)になっていたり、
『サイコ』や『悪魔のいけにえ』っぽいし、
(『恐怖のいけにえ』の原案に『悪魔のいけにえ』の脚本家キム・ヘンケルが参加)
気が狂った夫と気弱な妻ってのが『シャイニング』っぽいし、
二番煎じのホラー映画なんですが、
シドニー・ラシックとスティーヴン・ファーストの怪演と、
ロイス・ヤングのヌードが最高なんで、誰が何と言おうと名作っす!
母と息子の愛情物語として最後は感動するし……?
殺人鬼が、無邪気(無垢)なだけで
(本人は遊んでいるつもりで)結果的に事故で殺してしまう。ってのも珍しいのでは。
最初、知的障害の息子の性欲処理や子孫を残すために
ケラー夫婦が女性を拉致監禁する話かと思ったけど全然違ったっす。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その238 BRAVE NEW WORLD (プログレ)

2017/08/11 21:00
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

長年の疑問が解けたというと大げさなんですが、
ドイツのプログレで1972年発表の
BRAVE NEW WORLD の『IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY』っていう、
オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』
をモチーフにしたコンセプト・アルバムがあるんすが、
その二年前の1970年発表で
BRAVE NEW WORLD の『OH! CALCUTTA! AND THE BEST FROM SALVATION』っていう
同じバンド名のソフトロック?のアルバムがあって、
『IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY』とは音楽性がまったく違っていて
同名の違うバンド(グループ)なのか、よくわからなかったんすが、
『OH! CALCUTTA! ――』の BRAVE NEW WORLD は、
THE BOSTON SHOW BANDっていうイギリスのグループみたいで、
『IMPRESSIONS ――』の BRAVE NEW WORLD は、
CITY PREACHERS (ダグマー クラウゼやインガ・ランフが在籍したグループ)の
JOHN O'BRIEN-DOCKER が中心になったプロジェクトみたいで、
『IMPRESSIONS ――』と『OH! CALCUTTA! ――』では
スタッフやメンバーもまったく重なってないので関係ない別のバンドとわかったっす。
そんなくだらない事がわかっても、何にもならないんすが……。
(※このブログは適当なんで、間違っているかもしれないので、
あまり信用しないでください)


標題:BRAVE NEW WORLD の IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ

■題名:IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY

名前:BRAVE NEW WORLD

発表年:1972年

製作国:ドイツ

評価:C ★★★以上

■曲目:
01. PROLOGUE
02. ALPHA, BETA, GAMMA, DELTA, EPSILON...FORD
03. LENINA
04. SOMA
05. MALPAIS CORN DANCE
06. THE END
07. EPILOGUE

■雑記:
ドイツのプログレ(クラウトロック)っぽくないというか、
アイルランド人とドイツ人の混成プロジェクトなんで、
なんかイギリスやイタリアのプログレっぽく感じる。

オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』は、
ジョージ・オーウェルの『1984年』とともに
アンチ・ユートピア(ディストピア)小説の傑作らしいっす。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その237 サマー・オブ・ラブ (1967年)

2017/08/06 20:03
土曜の朝はだいたい、
NHK-FMの『ウィークエンドサンシャイン』と『世界の快適音楽セレクション』
を聴き流しているんすが、
2017年8月5日放送の『ウィークエンドサンシャイン』で
「サマー・スペシャル」として1967年を特集することを忘れていて録音予約してなくて、
オープニングのピーター・バラカンさんの「今回は1967年の音楽を特集します――」
みたいな言葉に慌てて録音したんで、最初の一分くらいが録音出来なかったっす。

前にも書いたんすが、
バラカンさんは、ブルースやルーツ・ミュージックやR&Bが好みで、
『ウィークエンドサンシャイン』では、サイケやプログレはあまり流れなくて、
放送される音楽の好みが私とは違うんですが、私が好きな
キャプテン・ビーフハートやフェラ・クティなんかの特集をしたりするし、
洋楽のラジオ番組ってことで、パーソナリティの選曲が私の好みと違うけど、
『ウィークエンドサンシャイン』や『ワールドロックナウ』は聴けたら聴いてます。

んで、1967年から1969年前後の音楽(ロックやジャズなど)が私の大好物なんで
1967年特集の「サマー・スペシャル」を興味深く聴いたんすが、
あまり聴いたことがない(よく知らない)曲が二、三曲あったくらいかな。
私が洋楽を聴き始めたのが1980年代なんで、
サイケやプログレの全盛期の1966年頃から1975年頃のロックって、
それ(1980年代)より、ちょっと(10年から15年くらい)昔の古臭い洋楽って感じで、
ビートルズ以前のエルヴィス・プレスリーや
映画『アメリカン・グラフィティ』で流れる曲なんかがオールディーズって認識だったんすが、
1967年って今(2017年)から50年前ということで、もう完全にオールディーズなんだと驚く。
私はサイケが大好きで、なんで他の人はこんな面白い音楽を聴かないんだろう?
って不思議なんすが、50年前の音楽だとあらためて思うと若い人は聴かないなぁ。と
(今もサイケデリック・ロックを演奏っているバンドやアーティストはいるし、
最新の曲も古い曲も並列して聴ける時代なんで、昔のサイケ聴いている若い人もいるだろうけど)
(バラカンさんみたいに)1967年頃が青春時代で、
その頃の曲(サイケなど)に思い入れがあるわけじゃないけど、
私が生まれる前の音楽なのになぜか惹かれるっす。

んで「サマー・スペシャル」で一番衝撃を受けた話は、
ニューヨークに駐在する領事の息子だった室矢憲治さんが、
日本で唯一ウッドストック・フェスティバルに居たらしいんすが、
(山本晋也監督がホットドッグ売ってたという話もあるので唯一かは疑問)
それより、トム・ウィルソンがプロデュースした謎の日本人サイケ
『HARUMI (1968年)』の HARUMI が室矢さんの兄貴分だったという関係に驚く。

今年(2017年)、初めてヒップホップとR&B全体の売り上げがロックの売り上げを超えて
最も売れたジャンルとなった――らしいんすが、
『ワールドロックナウ』で、ビヨンセの『レモネード』(夫・JAY-Z が浮気したことがテーマ?)
のアンサーソングなのか JAY-Z の曲が放送されたんすが、
世界情勢が不安定な時代に、
浮気とか不倫とか身内との軋轢を歌うような曲が流行ってるのか?
(私は最近のマスコミとかの不倫報道に対する加熱ぶりに辟易してんすよ。
他にもっと社会的で大事な報道があるだろうに……)
個人的な狭い範囲での出来事(悩み)も大事だし、それで良い曲もあるとは思うんすが、
もっと社会的な広い範囲に目を向けた曲が昔はメインストリームだったと思うんすが、
ロックの力が弱まり、ヒップホップが全盛なことに関係しているのかな。
私はヒップホップがそんなに好きじゃないし、JAY-Z とか聴くのなら
サンプリング元のスティーヴィー・ワンダーを厭きるほど聴くっす。
1967年はロックのカンブリア爆発の年なんで、
50年後に残る曲があるかわからない魅力を感じない2017年の新曲より、
100年後にも残る曲があり魅力を感じる1967年の古い曲の方を聴くのが私の価値観っす。

『ウィークエンドサンシャイン』では、1967年だけじゃなく
1968年や1969年の音楽も特集してほしいんすけど、
プログレは(ピンク・フロイドやソフト・マシーン以外)放送されなさそうだしなぁ。
何年か前に、マクドナルド・アンド・ジャイルズの「バードマン」だったかが流れて
珍しいなぁ。と思ったら、バラカンさんは初めて聴いたとか言ってたし……。


標題:ウィークエンドサンシャイン サマー・オブ・ラブ

分類:ラジオ>音楽>洋楽 / 邦楽>サイケ / 色々

■番組名:ウィークエンドサンシャイン
サマー・スペシャル (サマー・オブ・ラブ 1967年特集)

パーソナリティ:ピーター・バラカン

ゲスト:
北中 正和
室矢 憲治

放送年:2017年

製作国:日本

評価:保留

■備考:
2017年8月5日 土曜 午前7時20分〜午前11時00分

■曲目:
01. HEY JOE - THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
_____ヘイ・ジョー - ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
02. I FEEL FREE - CREAM
_____アイ・フィール・フリー - クリーム
03. I NEVER LOVED A MAN (THE WAY I LOVE YOU) - ARETHA FRANKLIN
_____貴方だけを愛して - アレサ・フランクリン
04. RESPECT - ARETHA FRANKLIN
_____リスペクト - アレサ・フランクリン
05. LOVE ME TWO TIMES - THE DOORS
_____ラヴ・ミー・トゥー・タイムズ - ドアーズ
06. SEE EMILY PLAY - PINK FLOYD
_____シー・エミリー・プレイ (エミリーはプレイガール) - ピンク・フロイド
07. YELLOW BRICK ROAD - CAPTAIN BEEFHEART & HIS MAGIC BAND
_____イエロー・ブリック・ロード - キャプテン・ビーフハート&ヒズ・マジック・バンド
08. THE MAD HATTER'S SONG - THE INCREDIBLE STRING BAND
_____ザ・マッド・ハッターズ・ソング - インクレディブル・ストリング・バンド
09. HEROES AND VILLAINS - THE BEACH BOYS
_____英雄と悪漢 - ビーチ・ボーイズ
10. FLOWERS IN THE RAIN - THE MOVE
_____フラワー・イン・ザ・レイン - ザ・ムーヴ
11. 恋のメキシカン・ロック - 橋 幸夫
12. バン!バン! (LPバージョン) - ザ・スパイダース
13. CUPID'S SONG - SADAO WATANABE QUARTET SEXTET
_____キューピッズ・ソング - 渡辺 貞夫
14. 帰って来たヨッパライ - ザ・フォーク・クルセダーズ
15. (THEME FROM) THE MONKEES - THE MONKEES
_____モンキーズのテーマ - モンキーズ
16. MISSION IMPOSSIBLE - LALO SCHIFRIN
_____スパイ大作戦 - ラロ・シフリン
17. ALL YOU NEED IS LOVE - THE BEATLES
_____愛こそはすべて - ザ・ビートルズ
18. PURPLE HAZE - THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
_____パープル・ヘイズ (紫のけむり) - ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
19. ALL ALONG THE WATCHTOWER - BOB DYLAN
_____見張塔からずっと - ボブ・ディラン
20. PATA PATA - MIRIAM MAKEBA
_____パタ・パタ - ミリアム・マケバ
21. SE E TUN DE - FELA RANSOME KUTI & HIS KOOLA LOBITOS
_____セ・イ・トゥン・デ - フェラ・ランサム・クティ・アンド・ヒズ・クーラ・ロビトス
22. TROPICALIA - CAETANO VELOSO
_____トロピカリア - カエターノ・ヴェローゾ
23. PARQUE INDUSTRIAL - TOM ZE
_____パルケ・インドゥストリアル (工業地帯) - トン・ゼー
24. BROKEN ARROW - BUFFALO SPRINGFIELD
_____折れた矢 - バッファロー・スプリングフィールド
25. SO YOU WANT TO BE A ROCK 'N' ROLL STAR - THE BYRDS
_____ロックン・ロール・スター - ザ・バーズ
26. SOMEBODY TO LOVE - JEFFERSON AIRPLANE
_____あなただけを - ジェファーソン・エアプレイン
27. LIGHT MY FIRE - THE DOORS
_____ハートに火をつけて - ドアーズ
28. HAPPY TOGETHER - THE TURTLES
_____ハッピー・トゥゲザー - タートルズ
29. GROOVIN' - THE YOUNG RASCALS
_____グルーヴィン - ヤング・ラスカルズ
30. FOR WHAT IT'S WORTH - BUFFALO SPRINGFIELD
_____フォー・ホワット - バッファロー・スプリングフィールド
31. I CAN SEE FOR MILES - THE WHO
_____恋のマジック・アイ - ザ・フー
32. TRY A LITTLE TENDERNESS - OTIS REDDING (『MONTEREY INTERNATIONAL POP FESTIVAL』より)
_____トライ・ア・リトル・テンダネス - オーティス・レディング
33. MONTEREY - ERIC BURDON & THE ANIMALS
_____モンタレー - エリック・バードン&ジ・アニマルズ
34. A WHITER SHADE OF PALE - PROCOL HARUM
_____青い影 - プロコル・ハルム
35. MORNING DEW - GRATEFUL DEAD
_____モーニング・デュウ - グレイトフル・デッド
36. GET TOGETHER - THE YOUNGBLOODS
_____ゲット・トゥゲザー - ヤングブラッズ

※選曲
01〜10、25:ピーター・バラカン (リスナーのリクエストも含む)
11〜24:北中正和
26〜36:室矢憲治 (リスナーのリクエストも含む)

■雑記・感想:
選曲がアメリカ西海岸のモノが多めに感じて、番組終了後に
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを自主的に聴いたっす。


「ヘイ・ジョー」は、
ジミ・ヘンドリックスがテレビ番組に出演してイギリスの若者達を驚愕させた。
バラカンさんが1967年になって初めて買ったレコード。
「アイ・フィール・フリー」は前年(1966年)のクリスマスに買ったレコード。
ジミ・ヘンドリックスとクリームの活躍によりブルース
(バラカンさんの発音ではブルーズ)の時代になる。

「貴方だけを愛して」は、
ソウル(・ミュージック)の世界にも革命があり、
バラカンさんは、ラジオでこの曲を聴いて寒気がするくらいの衝撃を受ける。
普通の音楽ファンにアレサ・フランクリンが知られていなかった。
「リスペクト」のシングルをイタリア旅行で買う。

「ラヴ・ミー・トゥー・タイムズ」は、
バラカンさんにとって1967年のサウンドトラックはドアーズ。

イギリスでは1967年にメディアの変化があり、
カラーテレビの放送が始まり、海賊ラジオが法律の改正で潰される。

「シー・エミリー・プレイ」は、
アンダーグラウンドのUFOクラブのハウスバンドがピンク・フロイドで、
「アーノルド・レーン」という下着ドロの曲が発売されるが放送禁止に。
ロンドンで開催されているピンク・フロイドの大回顧展を見ると、
初期のピンク・フロイドに関してシド・バレットがいかに不可欠かわかる。
メンバーの誰か(ロジャー・ウォータース?)曰く
「(ピンク・フロイドは)シドがいなければ二流のブルース・バンドで終わっていた」
(ロビー・ロバートソン曰く「ドアーズは二流のブルース・バンド」)

「イエロー・ブリック・ロード」は、
海賊ラジオでジョン・ピールがキャプテン・ビーフハートをイギリスに紹介。

1967年8月5日の某チャート誌TOP10
01. LIGHT MY FIRE - THE DOORS
02. I WAS MADE TO LOVE HER - STEVIE WONDER
03. ALL YOU NEED IS LOVE - THE BEATLES
04. WINDY - THE ASSOCIATION
05. A WHITER SHADE OF PALE - PROCOL HARUM

「英雄と悪漢」は、
海賊ラジオの放送の最後の日に最後から二番目に流れた曲で、
バラカンさんはこれを聴きながら涙した。

「フラワー・イン・ザ・レイン」は、
BBCラジオ1が始まり、海賊ラジオのDJが抜擢され
トニー・ブラックバーンの朝の番組の最初の一曲目。

ここから、ゲストの北中正和さんが登場。
1967年の日本の歌謡曲を数曲紹介――

「恋のメキシカン・ロック」は、
当時人気のあった橋幸夫のノベルティっぽいリズム歌謡。
翌年のメキシコオリンピックに関係?
バラカンさんは初めて聴く曲。

エレクトリック・ギターを中心としたバンド(グループ・サウンズ)が出てくる。

「バン!バン!」は、
シングルのタイトルは「バン・バン・バン」。
かまやつひろしの曲でちょっとラテン・テイスト。

「キューピッズ・ソング」は、
アメリカ帰りの渡辺貞夫がボサノヴァを日本に紹介。

1967年の日本では
セルジオ・メンデス&ブラジル'66の曲(「マシュ・ケ・ナダ」とか)がヒットしていた。
バラカンさんはブラジル音楽に日本人が詳しいのに驚いた。

「帰って来たヨッパライ」は、
テープの早回しを使いノベルティ・ソングっぽいけど
ビートルズの『サージェント・ペパーズ・――』を意識している。
イギリスではピーター・セラーズが同じようなことをやっていた。

1967年頃からアングラ演劇が盛んになる一方
テレビが人気になり、1967年からNHKのラジオの受信料がただ(無料)になる。
当時人気のあった海外のテレビ番組のテーマ曲
「モンキーズのテーマ」「スパイ大作戦」。
映像(テレビ)の力は大きく潜在意識に入り込む。

「愛こそはすべて」は、
全世界同時宇宙中継(世界初の衛星中継のテレビ番組)の
『OUR WORLD 〜われらの世界〜』で流れる。

「パープル・ヘイズ」は、
イントロを初めて聴いた時、誰でも何事かと思う。
ジミ・ヘンドリックスはノイズをアートにした。

「見張塔からずっと」は、
ジミ・ヘンドリックスのバージョンで有名。
バイク事故で隠遁中のボブ・ディランのカントリー寄りの地味な曲で、
歌詞は比喩に富んだ、よくわからない曲。

1967年の世界(英語圏や日本以外)の音楽を数曲紹介――

「パタ・パタ」は、
共作者がソウル・ミュージックのプロデューサーのジェリー・ラゴヴォイ。
元々は南アフリカ共和国の曲をアレンジした。

「セ・イ・トゥン・デ」は、
フェラ・クティがロンドンに居た頃の、
ジャズやハイライフからアフロビートへの変わり目の曲。

当時(1967年)若者の反乱(学生運動、暴動化したデモ)が注目された。

ブラジルではボサノヴァのブームが一段落し、
ビートルズの『サージェント・ペパーズ・――』や、
サイケデリック・ロックの影響からトロピカリア(熱帯主義)が起こる。
「トロピカリア」は、
軍事政権下のブラジルの現実を観察者の目で見ている歌詞。

「折れた矢」は、
当時、バッファロー・スプリングフィールドは売れてなかった。

ニューヨーク・サルサの元になるようなスタイルも1967年に固まる。
ゲストの北中正和さんが退場。

「ロックン・ロール・スター」は、
ロックスターであることを皮肉っぽく歌った曲。

ここから、ゲストの室矢憲治さんが登場するんですが、
話(コメント)が長くて要約出来ないので割愛。
当時の状況については
『'67〜'69 ロックとカウンターカルチャー 激動の3年間』
って本に詳しく書いてあるようです。

リスナーからのリクエストではドアーズが一番多かった。
モントレー・ポップ・フェスティバルについてコメント。など

「モーニング・デュウ」は、
ネビル・シュートの小説『渚にて』から。

※主語は、だいたいピーター・バラカンとゲスト。
(バラカンさんが――と言動した。など)

インクレディブル・ストリング・バンドやトン・ゼーなどについては、
私は好きなんですが、たいしたコメントが無かったものは割愛してます。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その236 THE OUTSIDERS の C.Q.

2017/08/04 17:21
夏バテ解消に元気が出るガレージロックを――。
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

オランダのガレージロックは、
THE OUTSIDERS と Q65 が有名なのかな……よく知らんけど。
ネットなんかの受け売りだと
Q65 はオランダのプリティ・シングスと呼ばれているとか、
いや、THE OUTSIDERS の方がオランダのプリティ・シングスだ……とか、
(オランダのプリティ・シングスだろうが
スモール・フェイセスだろうが、どうでもいいんすが)
よくわからないんすが、だだ言えるのは
THE OUTSIDERS の『C.Q.』最高!ってことだけ。

THE OUTSIDERS は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドや、
初期(ファースト・アルバムや『ダ・カーポ』の頃)のラヴや、
ザ・シーズ、13THフロアー・エレヴェイターズなどに雰囲気が似ているかな。
それでいて、より疾走感がありオリジナリティもあり
英米の有名なガレージロックに引けを取らない。


標題:アウトサイダーズの C.Q.

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>ガレージロック

■題名:C.Q.

名前:THE OUTSIDERS

発表年:1968年

製作国:オランダ

評価:A ★★★★☆

■曲目:
01. MISFIT
02. ZSARRAHH
03. C.Q.
04. DADDY DIED ON SATURDAY
05. IT SEEMS LIKE NOTHING'S GONNA COME MY WAY TODAY
06. DOCTOR
07. THE MAN ON THE DUNE
08. THE BEAR
09. HAPPYVILLE
10. YOU'RE EVERYTHING ON EARTH
11. WISH YOU WERE HERE WITH ME TODAY
12. I LOVE YOU NO. 2
13. PRISON SONG

■雑記:
ガレージロックは、一曲が力強く勢い(パワー)を感じるんすが、
アルバムを通して聴くと、同じ様な曲ばかりで厭きやすいんすが、
『C.Q.』は色々変化があって面白く厭きずに聴ける。

ファースト・アルバム『OUTSIDERS (1967年)』は、前半ライブ・後半スタジオなんで、
当時のライブ演奏に人気と自信があったんだなぁ。
ボーカルやハーモニカの WALLY TAX は、
THE OUTSIDERS の次に TAX FREEってバンドに参加してんすが、
TAX にかけた駄洒落なのか……。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その235 JURGEN KARG の ELEKTRONISCHE MYTHEN

2017/08/03 21:53
八月はブログになんか書く気力がわかないっす。
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

JURGEN KARG はベーシストで、
ウォルフガング・ダウナー(フリー・ジャズのピアニスト)と協演してたらしいんすが、
なぜか電子音楽作品を発表……。

NED LAGIN の『SEASTONES』とかの
モヤモヤと輪郭が定まらない深海の底っぽい音像がなんか好きなんですが、
JURGEN KARG の『ELEKTRONISCHE MYTHEN』も、その系統かな。


標題:(保留)

分類:音楽>実験音楽>エレクトリック / アンビエント

■題名:ELEKTRONISCHE MYTHEN

名前:JURGEN KARG

発表年:1977年

製作国:ドイツ

評価:B ★未確定

■曲目:
01. DIE VERSUNKENE STADT - ATLANTIS
02. VOLLMOND-SELENE

■感想:
静寂の中どこからか無機質な電子音が近づき遠ざかるのが聞こえる。
光の届かない深海で深海生物が不気味に発光しているような、
ホラー映画で闇の中を赤ちゃんのガラガラを持った殺人気が
獲物を求めて蠢くような感じかな。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その234 シュナの旅

2017/07/28 19:15
一ヶ月以上前、夜寝る前に久しぶりに
講談社の『宮崎駿イメージボード集』をチョロッと見てて、
あとがきの宮崎駿へのインタビューが興味深かったので、
「好きなもの目録」にメモしとくか……と思ったんすが面倒くさくて延び延びに。
『宮崎駿イメージボード集』だけだとあれなんで、
私が好きな『シュナの旅』と、
徳間書店から1993年に出たイメージボードをもとにした絵本?『もののけ姫』
(※アニメの『もののけ姫』とは内容が違う)
などを目録に。


標題:宮崎駿のシュナの旅

分類:絵本>イラスト

■題名:シュナの旅

作者:宮崎 駿

発表年:1983年

製作国:日本

評価:S ★★★★★◎

■内容
<チャプター>
01. 旅立ち
02. 西へ
03. 都城にて
04. 襲撃
05. 神人の土地へ
06. テア
??. あとがき

<登場人物>
シュナ:
旧い谷の底の小さな王国を父から受け継ぐべき者(王子)だったが、
異国の男(旅人)から貰った黄金の穀物を求め旅立つ。
ヤックル(角がある偶蹄目っぽい動物)を駆り銃の扱いに優れる。
アニメ『もののけ姫』のアシタカにキャラ設定が似ている。

テア:
奥方にするもよし端女にするもよし、さる王家の血をひく(うそ)ドレイの少女。
シュナに助けられドレイから解放される。
金色の種を手に入れた代償に、
記憶も・ことばも・名まえも・感情すらも失ったシュナに健気に尽くす。

小さな妹:
テアの妹で無口。一度も笑ったことのない子。

老人:
金色の種は、月が生まれ出で死ににもどる神人の土地にあると教える。
アニメ『もののけ姫』のジコ坊にキャラ設定が似ている。

みどり色の巨人:
神人が人買いから集めて来た人々を
奇怪な建造物(生き物)にそそぐことにより生まれ変わった?
緑色のジャミラっぽい。

老婆:
テアと小さな妹が身をよせる家の
働き手をなくしたひとり暮らしの口やかましい老婆。
ケチで意地悪だったが悪い人ではない。

謎のモブ女性:
ドレイの市場がある都城で人々が行き交う中を平然と歩く
シースルー民族衣装(ブルカ、アバヤ、チャードルみたいなの)を着た女性?
裸が丸見えなのに周りの人々は気にも留めない……。


「あとがき」
この物語は、チベットの民話「犬になった王子」が元になっています。
穀物を持たない貧しい国民の生活を愁えたある国の王子が、
苦難の旅の末、竜王から麦の粒を盗み出し、
そのために魔法で犬の姿に変えられてしまいますが、
ひとりの娘の愛によって救われ、ついに祖国に麦をもたらすという民話です。
(後略)

■付録:
このブログの2015/09/25の記事に、
ラジオドラマ「シュナの旅」について少し書いたんですが、
探して読むのが面倒だと思うので再録(抜粋、一部修正)を――

NHK-FMの『今日は一日“ラジオドラマ”三昧』で
ラジオドラマ「シュナの旅」が放送されたのを聴いたっす。
NHKが世界初のPCMサラウンド録音に挑戦した60分のラジオドラマ。
1987年5月2日に『FMドラマスペシャル』で放送。
原作にはいない長老の爺とシュナの妹が出てくる。
ヤックルや、旅の老人との会話とか、主人公の声が松田洋治なのとか、
戦国時代の『美女と野獣』みたいなイメージボード集の『もののけ姫』より、
『シュナの旅』の方がアニメ『もののけ姫』の原案っぽい。
原作では、テアの小さな妹が無口なはずなのに、
『となりのトトロ』のメイみたいに快活に話す。
音楽は、ファー・イースト・ファミリー・バンドの伊藤詳(AKIRA)。
同じファー・イースト・ファミリー・バンドのメンバーだった喜多郎っぽい
ニューエイジ系のシンセサイザー音楽なんですが、
宮崎駿作品なんで、やっぱ久石譲にやってほしかったなぁ。
1987年前後のアニメのサントラ
『銀河鉄道の夜』の細野晴臣、『天空の城ラピュタ』の久石譲、
『AKIRA』の山城祥二なんかと比べると、音が安っぽく弱い。
まぁ、アニメ映画とラジオドラマでは予算が違うからしょうがないけど。
『シュナの旅』は、ル=グウィンの『ゲド戦記』の翻案。鈴木敏夫談

■雑記:
人間が穀物を育てることを忘れ、神人との取引だけに依存している世界なんですが、
狩猟・牧畜・農耕による社会から商業・流通の発展により、
自らは食料の育成に関与しないで、労働(人間)を売り、
その対価として食料を得る近現代社会の疎外を問題にした作品かも?
神人が乗っていると思われる月が、ほとんど空飛ぶ円盤なんで、
神人は宇宙人とか滅亡した超古代文明の生き残りとかかな?
凡人だったら単純に、テアは滅んだ王家の者(王女)とか、
土に根を下ろし風と共に生き種と共に冬を越え鳥と共に春を歌うために地上に降りた
神人の血をひく少女って設定にしただろうなぁ。
言葉を取り戻したシュナが「ウォーター」と叫ぶ場面が泣ける……うそ。
「犬になった王子」をアニメ化したのが『チベット犬物語 〜金色のドージェ〜』なのかな、
観たことないけど……うそっす。


■題名:
宮崎駿イメージボード集
HAYAO MIYAZAKI IMAGE BOARD

作者:宮崎 駿

発表年:1983年

製作国:日本

評価:A ★未確定

■内容
<チャプター>
??. 中表紙 (『天空の城ラピュタ』のパズーが煙突の上でラッパを吹く場面?)
??. もののけ姫 (※アニメ『もののけ姫』の原作ではない)
??. オーニソプターの伝説
??. スクラップブック (戦国魔城)
??. となりのトトロ
??. パンダコパンダ
??. 世界一強い女の子 (長くつ下のピッピ)
??. あとがきにかえて 宮崎駿へのインタビュー


「あとがきにかえて 宮崎駿へのインタビュー」
(前略)
――漫画はどんなものを読まれました?
いわゆるマンガ少年じゃなかったんですが、手塚治虫の単行本は読みごたえがありましたね。
でもお金を出して買った記憶がなくて、『メトロポリス』といったかな、
兄貴が借りてきたのを布団の中でこっそり読んで、えらく感動した覚えがあります。
表紙も取れちゃってボロボロで、何ページ無くなっているのか分からない、
その無い部分が酷く気になったりして……。
手塚さんの初期の作品は、『アトム大使』にしても『ロック冒険記』なんかも、
一種の悲劇性みたいなものがあって、子供の自分には非常に重かった。
でも一番印象に残ってますね。やっぱり一番影響を受けたのは、
手塚さんじゃなかったかと思います。
手塚治虫の作品には、何か文明論のような視点と、
世界にはお前が知らない事がいっぱいあるんだよ、
という風な呼びかけが感じられましたね。
『イガグリくん』とか『赤胴鈴之助』なんかは土着のものを引き摺っているでしょう。
あんまり好きになれませんでしたね。
『ジャングル大帝』にペリシテ人という文字が出てて、その文字だけで目が眩むような
なんて世界には知らない事が多いんだろうって、
それをどうやって学べは良いのか見当もつかないから、
一種絶望感みたいなものを感じたことがありますね。
(省略)
――最近の漫画はどうですか?
あんまり積極的には見てないので、総論としては言えませんが、
鴨川つばめ、柳沢きみお、高橋留美子、少女マンガはほとんど見ないので……。
でも、好きだからといっても買って読もうって方ではないんです。
萩尾望都は「秋の旅」ひとつで、僕には十分なんで、
それ以上見なくても感心してます。
高橋留美子は、あの発想の仕方が面白い。
彼女と同世代の女性アニメーターを知っているんですが、
日常の発想がとても良く似ているのが面白いですね。
ひどくロマンチックなものに憧れる一方で、やたらと現実感覚も鋭くて、
それが等価というか、『うる星やつら』で、それまで大騒ぎしていたのに
最後のコマで突然全員でカレーを食べてる。
生きるの死ぬのの大騒ぎと、カレーが甘口か辛口かが同じ水準で論じられている。
ああいう感覚は僕にはないので愉快ですね。
女性が油断なく生きてるって感じがして面白い。

他人を羨ましいと思わない人間なんですが、
諸星大二郎は羨ましいと思いましたね。
とにかく、貧乏してでもこういう風に出来るというのが、
驚きというか……それも才能なんでしょうが……。
だって、あの人の作品は本当にあの人のものですね。
あの絵、上手く描こうという意志が全然なくて(笑)、
それでも描きたいものをはっきり持ってて、それを的確に表現している。
儲けたいとか、メジャーになりたいとか、そんな邪念がないですね。
通念としての漫画家と違う方向の世代が出て来たという衝撃と、
自分はこういうのを見たかったんだという快感と両方ありました。
大友克洋を最初に見た時、あ、違う方向から絵を描く人が出て来たと思ったんだけど、
衝撃の度合いが違った。
諸星大二郎は好きですね。大好きといっていいな。
――諸星さんでは、どんなものを読まれました?
中国を素材にしたものが一番優れているみたいですね。
でも「失楽園」という作品も良かった。何か根源を問い続ける姿勢が好きですね。
アニメーションでね、よくあるんですが、感動させる為に登場人物を殺すんですよね。
ボクシングやるのも光線銃で撃つのも同じ美意識で平気でやっちゃったり、
感動させる為に殺して、また生き返らせたり。退廃ですね。
物語を作る人間は、登場人物に対して神様であるわけですよ。
殺生与奪の権利を握っているんです。殺人を平気で描いてかっこよがって、
自分は全然痛くも痒くもなくてすむわけですね。
虚構の中の登場人物の生について真剣じゃない態度は嫌ですね。もっとも愚劣です。
アニメーションやってましてね、自分で自己規制している部分があるわけです。
自分の内面のもっと暗がりの部分を前面に出したら子供のためのアニメーションじゃなくなっちゃう。
光の部分で仕事を続けるから、闇の方が溜まっちゃうんですね。
諸星大二郎のは全面的に描いている感じがして、羨ましいんです。
(省略)
――いま、作りたいものあります?
正直言いまして、作りたくて欲求不満でもんもんとしています。
傲慢に聞こえるかもしれないけど、やりたいようにやらせてくれたら、
見た人に喜んでもらえる自信はあるんだけど、
当たるかどうかがまったく保証できない企画ばっかりなんで……(笑)。
作りたいものがだんだんはっきりして来て、漫画の原作があるものとか、
類似品の多い仕事がイヤなんですね。わがままになってるのかな。
――どういう内容の作品ですか?
自分の子供の成長と関係があるんですね。子供がいない時は自分のために作りたかった。
幼児がいる時はチビを楽しませるために作りたい。
少年になると自分がその頃に夢見た物語が湧き出してきちゃう。
今、自己形成期になって、自立と依存の間を揺れている息子を横目で見てると、
なんというか、自分の中に闇が存在しているのに気がついた頃の自分を思い出すわけですね。
闇を持っていながら、だから光を持って進んでいける少年の自己形成の物語をやってみたいです。
昔から僕らの作品を愛してくれる人が、
『パンダコパンダ』みたいな作品を作ってくれというんですが、今はだめですね。
孫でも出来て、足元でキャーッとか言いながら、チビが走り回るようになったら、
また出来るかもしれないけど……。
激しくてエキセントリックなものに、今はどうしても心惹かれてしまう。
――いま描かれている漫画とか……?
イヤ、あれはむしろアニメーションでは出来ないものと考えて始めたから……。
侍を復活させたいと、ひそかに思ってます。映画やテレビによくある時代劇じゃなくて、
ああいうの好きじゃないから……。
もっと土地とか風土とかと密接に関わりながら生きて戦う侍を復活させたいんです。
歴史と違ってしまってもいい。暗い森と異質なものとの出会いもあって、
自分の王国を築いていく者としての侍としての少年というのかな……長年の夢ですね。
運が良ければ出来るだろうし、悪けりゃ出来ない……まあそれ程達観しているわけじゃなくて、
まだ物語が出来ないんです。においだけしてて。
本当はこうやって話さない方がいいんですね(笑)。あっためておいた方がいい。
アニメーションは風俗営業ですから、作家であるなんてのは幻想にすぎません。
入れもの(企画)が決まってから、盛るものをひねり出すわけで、
やっぱり自分はアニメーターだと思うから、風俗営業を続けるつもりでもいます。
(※原文のひらがなを漢字に代えたりしてます)

■雑記:
表紙は、パズーみたいな少年が丸い水槽に閉じ込められた人魚姫?を見上げてる。

「もののけ姫」は下記参照。

「スクラップブック (戦国魔城)」は、『風の谷のナウシカ』の原型?
風の谷のヤラ、土鬼の一族、とか
『風の谷のナウシカ』のガンシップ、トリウマ、ガスマスク(瘴気マスク)、
『天空の城ラピュタ』のオーニソプターみたいなイラスト。
トリウマとチョコボの関連性は……。

「となりのトトロ」は、
メイ(五月)という女の子(5歳?)で、まだ姉妹にキャラがわかれていない。
大トト(1300才)、トトロ(679才)、ミン(109才)とか年齢設定。


■題名:もののけ姫

作者:宮崎 駿

発表年(制作年):1993年(1980年)

製作国:日本

評価:S ★★★★★△
(特に好きな作家やアーティストなどには評価を甘めに付けてます)

■内容
ひたむきで、一生懸命なもののけとけなげで一途な姫の愛の物語。

帯には「劇場用長編アニメーション映画化決定」となってるけど、
アニメ『もののけ姫』とはほとんど関係なく
ド・ボーマン夫人の『美女と野獣』からの翻案。
シェイクスピアの『リア王』(黒澤明の『乱』)とかに設定が似てる。
父にうとまれ、もっとも卑しい醜い者に嫁にやられる娘――とう基本設定。


「あとがき 堂々めぐりの顛末」
(前略)
1980年は、自分のその後の十年間を決定づける年になりました。
当時所属していたスタジオ(テレコム・アニメーションフィルム)の仕事がなくて、
手あき時間にまかせて種々描きためました。
その時はひとつも実らなかったのですが、結局それ以降の作品の源は、
みなその時に描き散らした絵の中にあります。
なかでも、「もののけ姫」はもっとも熱心に描いたもので、
いちばん形としてまとまりもしたのですが、その時は「暗い」の一言で片づけられてしまいました。
駄目と判ったらサッサと退却するのが、この世界でくたびれずに仕事を続けるコツです。
同じ時に提出した「となりのトトロ」も、すぐ退却を決めました。
映画の仕事がなくて鬱々としていましたが、企画としてまとめてしまうと、
その作品自体には妙に未練が残らないものです。
運が良ければいつか決まるだろうと構えることにして、
とりあえず吐き出したことに満足してしまうのだと思います。
それに、「もののけ姫」については、描きあげてから、いくつもの弱点が目につくようになりました。
中でも最大の問題は、物語の世界が、従来の映画や民話からの借物であり過ぎる点でした。
日本史や農耕文化史、大きな歴史観が劇的に変わりつつある時代に居あわせながら、
その成果が少しも反映されていません。こぢんまりし過ぎています。
時代劇を作るなら、もっと本格的なものにしたい。
そう考えて、あれほどやりたかったはずの「もののけ姫」を卒業することにしたのです。
(後略)

■雑記:
『宮崎駿イメージボード集』の「もののけ姫」のイメージボード(イラスト)は
85枚(本編83枚で内三枚連続の深山幽谷。その他2枚)なんですが、
絵本『もののけ姫』は約100枚(本編96枚で内ダブリ1枚。表紙その他3枚)と
描き下ろし?を足したのか多い。(※枚数は適当に数えたので正確ではないっす)

イメージボードの「もののけ姫」ってタイトルは、
もののけ(大山猫)の嫁(三の姫)だからで、
アニメの『もののけ姫』ってタイトルは、もののけ(山犬)に育てられた娘(サン)だから。
サンの名前は三の姫から付けたらしいっす。

湖の底にある悪霊の力を押さえる宝物(青銅の鏡)を手に入れるために、
三の姫が湖に潜る場面が上半身裸なんでアニメ化希望!
城内や襖が『千と千尋の神隠し』の油屋の屋内っぽい。

■ひとりごと・その他:
前に『金曜ロードSHOW!』で『インサイド・ヘッド』観たんすけど、
ビンボンが消えるところで大泣き……この頃、涙もろいので。
『インサイド・ヘッド』は良作だとは思うけど、
キャラデザがもっとダークな感じで変わっていれば良かったんすが、
優等生って感じで私の好みには何か足りないっす。
性的な感情(リビドー)は頭の中にいないのか?
ヨロコビがうざくて、ビンボンが消えることにより悲しみを知るとかあれば……。

『思い出のマーニー』を観たんすが、思い出の婆ちゃんって話だったっす。
ヒロインが暗く、「太っちょブタ」とか口が悪い。
幼少期に婆ちゃんから聞かされた話が潜在意識に刷り込まれてマーニーの幻覚を見たのかも。うそ
『借りぐらしのアリエッティ』とかも作画は良いんですが、
ディズニークラシックス(白雪姫など初期の15作品)以降のディズニーアニメ、
1980年以降の世界名作劇場みたいな、
看板は同じだけど評判の先代から代替わりした凡庸な二代目って感じが……。
前に『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』をチョロッと聴いたら、
米林宏昌監督はアニメの監督はやりたいけど、やりたい話(物語り・原作)が無くて、
鈴木さんが『メアリと魔女の花』の原作を勧めたとか。
(鈴木さんの話は、話半分のところがあるけど)
脚本や演出は他の人にまかせて米林宏昌監督は作画に専念した方がいいんじゃ……。

宮崎駿監督の「あとがき」などから、
物語を作る人間は、登場人物に対して殺生与奪の権利を握っている神様。
感動させる為に殺し、また生き返らせたり――することに否定的なので、
ビンボンが消えることにピクサーが怒られるんじゃ……。
虚構の中の登場人物の生について真剣じゃない態度は嫌ですね。もっとも愚劣です。
――ドワンゴ会長のゾンビのプレゼンに怒るわけだな。
一番影響を受けたのは手塚治虫で、諸星大二郎が好きってのは知っていたんすが、
鴨川つばめや高橋留美子も読んでいたとは……。
日本史や農耕文化史、大きな歴史観が劇的に変わりつつある時代に居あわせ――、
時代劇を作るなら、もっと本格的なものにしたい。
もっと土地とか風土とかと密接に関わりながら生きて戦う侍を復活させたいんです。
歴史と違ってしまってもいい。暗い森と異質なものとの出会いもあって、
自分の王国を築いていく者としての侍としての少年というのかな……長年の夢ですね。
――アニメ『もののけ姫』の制作より十年以上前に構想(企画)があったのを実現したんだなぁ。

BSフジで、ちょっと前に『痛快!河内山宗俊』が放送されていて、
録画して数話観たんすが、第22話「桃の節句に雪を見た」で
由美かおるの姫様がお見合いが嫌で河内山宗俊の元に逃げ込むんすが、
一緒にいたいとすがる姫に宗俊が「俺は強請り集りを生業にする悪党だからダメだ!」
みたいなこと言って断ると姫が「強請りや集りを覚えます」みたいなこと言うんすよ。
シチュエーション(やり取り)が『ルパン三世 カリオストロの城』の
ルパンとクラリスに似ていたっす。

よく(かどうか知らんけど)1990年以降の宮崎駿監督作品を数本観て、
面白くない、なぜ人気があるのかわからないってディスる人がいますが、
宮崎駿監督の全盛期は1980年代までなんで、
その頃の作品をちゃんと観ないと良さはわからないっす。
そう遠くない未来に教科書(歴史や美術)の文化のページに名前が載るような存在と
同時代に生きていることに感謝して宮崎アニメを観ましょう。うそ
(人の好みはそれぞれなんで合わない人には合わないっす)
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その233 ルイーズ・フォレスティエの LA DOUCE EMMA

2017/07/25 17:49
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

ルイーズ・フォレスティエは、カナダのケベックの人みたいなんで、
フランス語で歌ってるんすが、これがシャンソンやフレンチ・ポップスみたいで、
同じロマンス語のポルトガル語に響きが似ているせいか
ブラジルのガル・コスタやナラ・レオンなんかのトロピカリアにも通じる音楽性。


標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ

■題名:LA DOUCE EMMA (L. F.)

名前:LOUISE FORESTIER

発表年:1969年

製作国:カナダ (ケベック)

評価:A ★★★★◎

■曲目:
01. LA DOUCE EMMA
02. FROM SANTA TO AMERICA
03. QUAND T'ES PAS LA
04. TRANSLATION
05. J'T'AIME EN MASSE
06. COMMENT COMMENT?
07. LA CANTIC DU TITANIC
08. LE MONT ATHOS

■雑記:
1970年前後(デビュー当時)の CATHERINE RIBEIRO や
BEATRICE TEKIELSKI (MAMA BEA TEKIELSKI)
なんかと雰囲気が似ているかな。


■題名:ROBERT CHARLEBOIS AVEC LOUISE FORESTIER (LINDBERG)

名前:ROBERT CHARLEBOIS & LOUISE FORESTIER (ROBERT CHARLEBOIS ET LOUISE FORESTIER)

発表年:1968年

製作国:カナダ (ケベック)

評価:不明

■曲目:
01. CALIFORNIA
02. LA MARCHE DU PRESIDENT
03. LINDBERG
04. CPR BLUES
05. JOE FINGER LEDOUX
06. EGG GENERATION
07. ENGAGEMENT
08. DOLORES
09. LONG FLIGHT

■雑記:
ロベール・シャルルボアは、カナダのケベックのミュージシャン(作曲家)で俳優。
『ROBERT CHARLEBOIS AVEC LOUISE FORESTIER』は、サイケデリック・ロックの影響を受けて
伝統的なケベックの音楽を変革したアルバムらしいっす。
同時代に起こった偶然(フラワー・ムーブメント)なのか、
ガル・コスタがカエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルなんかとデュエットしたり、
ムタンチス(ヒタ・リーと男性ボーカル)なんかのトロピカリアに似ている。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


好きなもの目録 その232 THE WOODEN O

2017/07/20 20:55
「好きなもの目録」の数を増やすための投げやりなメモです。

「ウッデン・オー、ショータイム!」
「CAST IN THE NAME OF GOD. YE NOT GUILTY.」
――うそ。


標題:THE WOODEN O の A HANDFUL OF PLEASANT DELITES

分類:音楽>洋楽>トラッド / フォーク

■題名:A HANDFUL OF PLEASANT DELITES

名前:THE WOODEN O

発表年:1969年

製作国:イギリス

評価:B ★★★○

■曲目:
THE LESSON
01. TOYE TUNE
02. PIPE TUNE
03. SAD TUNE
04. DANCE TUNE
05. SICK TUNE
06. WALKING TUNE
07. CONCERTO
LOVER'S PROGRESS
08. MAYPOLE
09. OVERTURE
10. SWEET-BEDDED
11. ARISE
12. FAYNE WOULD
13. IT WAS
14. AWAY

■雑記:
プロデューサーは、
シャーリー・コリンズの元夫?オースティン・ジョン・マーシャル。
リコーダーが前面に出て、マンドリンやハープなどが色を添える
グリフォン(バンド)系のバロック音楽って感じかな。
でも、ベースだけはジャズのベース。
ジェスロ・タルの「ブーレ」を、フルートからリコーダーに代えた感じ。
中南米のフォルクローレ、ケーナっぽく感じる曲もある。


系統違うけど、村岡実や横田年昭とか尺八やフルートなどのインストが好き。
『今日は一日“プログレ”三昧』に、
また栗コーダーカルテットが出ることがあれば
THE WOODEN O の曲をカバーしないかな……マイナー過ぎてダメか。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

PSYGRESSIVE ANIMANG/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる