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PSYGRESSIVE ANIMANG
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サイグレッシヴ・アニマン

このように、時の流れはあらゆるものの運命を変える。
かつて尊ばれていたものが何の名誉も受けなくなり、
別のものがこれのあとをつぎ、軽蔑の中から抜け出して、
日増しに人々に争い求められ、
やがて見いだされれば誉め讃えられて栄え、花と咲き、
人々の間に驚くほどの名誉を獲得する。

ルクレティウス
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好きなもの目録 その263 WARNER JEPSON

2017/12/16 13:22
「好きなもの目録」の数を増やすための適当なメモです。

アメリカのマイナーな(あまり知られていない)電子音楽だけど、
けっこう良いので目録に。


標題:(保留)

分類:音楽>現代音楽(実験音楽)>電子音楽 (ミュージックコンクレート)

■題名:TOTENTANZ AND OTHER ELECTRONIC WORKS 1958-1973

名前:WARNER JEPSON

録音年:1958年〜1973年

製作国:アメリカ

評価:S ★★★★★△くらい

■曲目:
01. BUGS AT LARGE
02. BLOOD KNOT
03. SKATE DATE
04. LAUGHTER AFTER
05. RIRLWA
06. GOOD HUMOR MAN
07. JACKS
08. JAIL GATE CRAZY
09. SPLACE
10. TOTENTANZ
11. THE DOG
12. FOR TRYING OUT LOUD
13. THE BIG PURR
14. THE AWAKENING
15. SEE IS NEVER ALL THE WAY UP

■雑記:
「TOTENTANZ」「THE AWAKENING」とか、バレエ音楽らしい。

WARNER JEPSON の作品(音源)はあまり残されていなくて、
あと1969年録音の『TULLIAN BEACH BUM (MACHINE EXCERPTS)』
ってのがあるみたい。
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好きなもの目録 その262 ああ爆弾

2017/12/12 23:33
「好きなもの目録」の数を増やすための適当なメモです。

岡本喜八監督は、
庵野秀明監督が(『シン・ゴジラ』に写真出演させるくらい)リスペクトしていることもあり
再評価されているとは思うんすが、
私は10作品ほど観てるんすが、
『日本のいちばん長い日』『肉弾』などが好きかな。
(『殺人狂時代』は観たことない)
『座頭市と用心棒』は、座頭市と用心棒という人気キャラ同士の対決なんすが、
キャラ付けが中途半端で、勝新太郎がなんか座頭市らしくなく、
三船敏郎がなんか用心棒らしくないという残念な映画。
(『座頭市』シリーズの他の作品と比べると座頭市の性格が微妙に違うように感じるし、
座頭市と用心棒の両方を立てようとして失敗してるような……。
興行的にはヒットしたようですが、『座頭市』シリーズの中では凡作かな)
んで、『ああ爆弾』が風変わりなミュージカル喜劇? なんで目録に。

『ああ爆弾』の主役・大名大作役の伊藤雄之助を意識する(知る)ようになったのは、
長谷川和彦監督の『太陽を盗んだ男』のバスジャック犯が凄い強烈だったからなんすが、
その前に、黒澤明監督の『椿三十郎』で観てたはずなんすが普通の役だったので憶えてなくて、
川島雄三監督の『しとやかな獣』や、木下惠介監督の『楢山節考』なども観て
癖のある存在感の名優だな。と印象に残ったので――。


標題:岡本喜八氏の優雅な映画

分類:映画>邦画>コメディ

■題名:ああ爆弾

監督:岡本 喜八

音楽:佐藤 勝

出演:
伊藤 雄之助
砂塚 秀夫
中谷 一郎
越路 吹雪
沢村 いき雄
二瓶 正也
天本 英世
重山 規子
北 あけみ
有島 一郎
桜井 浩子


発表年:1964年

製作国:日本

評価:A ★★★★△

■内容・雑記:
刑務所を出所した大名組組長・大名大作(伊藤雄之助)を出迎えたのは息子の健作ただ一人だった。
自分の出所を喜んで迎えるであろう二号(愛人)のミナコ(重山規子)のアパートを訪ねるが、
ミナコの姿は無く、見知らぬ男女が部屋を占拠していた。
組事務所へ向かうが、大名組はミナコのアパートにいた男・矢東彌三郎(中谷一郎)に乗っ取られ、
矢東が出馬する市議会議員選挙の準備で大忙しで、誰も元組長の大名を相手にしない。
自宅に向かうが、そこも矢東のモノになっていて、
裏切り者のミナコを見つけるが、子分のテツ(天本英世)が親分への手土産にとミナコを殺す。
しかし、それは偽装でテツとミナコはできていて大名を騙し二人で逃げる算段。
仕方なく本妻の梅子(越路吹雪)のもとに向かうが、
あばら家住まいで宗教に嵌りお題目を唱えている変わりよう。
刑務所で同室だった縁で子分の盃を受けたいと付いてきた
爆弾作りの名人・田ノ上太郎に万年筆爆弾を作らせ、
矢東に一泡吹かせようとする大名だったが……。

監獄での狂言から始まり、かなり変なミュージカル映画?


■題名:江分利満氏の優雅な生活

監督:岡本 喜八

音楽:佐藤 勝

出演:
小林 桂樹
新珠 三千代
東野 英治郎
横山 道代
中丸 忠雄
ジェリー・伊藤
桜井 浩子
二瓶 正也
天本 英世
北 あけみ
砂塚 秀夫
塩沢 とき
沢村 いき雄


発表年:1963年

製作国:日本

評価:B ★未確定

■内容・雑記:(保留)
過去10年以内に観てるんすが、ほとんど内容憶えていないので、
また観返したら、何か書きます。
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好きなもの目録 その261 龍の忍者

2017/12/10 22:46
チャンネルNECOの「吹替え ジャッキー・チェン劇場」で
ジャッキー・チェンがサモ・ハン・キンポーやジミー・ウォングと競演した
『炎の大捜査線』を視聴したんすが、
表向き死刑執行した囚人を裏でスナイパーに仕立て上げる
実話が元になっているらしいんすが、
どー観ても、ポール・ニューマンが主演した
スチュアート・ローゼンバーグ監督の『暴力脱獄』の丸パクリなんすが……。
ジミー・ウォングとレオン・カーフェイ他が大鍋いっぱいのご飯を食べる場面が、
ルーク(ポール・ニューマン)がゆで卵を50個食べる場面を髣髴させるし、
サモ・ハン・キンポーの脱獄場面なんか、ほぼルークの脱獄場面と同じだし、
女の子がエロい洗車をする場面と同じ様な、
雨の中でびしょ濡れの女の人が車を修理する場面まである。

んで、チャンネルNECOで
真田広之が出演しているカンフー映画『龍の忍者』が放送されたんですが、
どーせ、しょうもないB級以下の映画だろうと私はまったくのノーマークだったんすが、
なんか、おバカ映画らしいので試しに録画しといたんすが、
観たら凄い良く出来たカンフー・アクションの映画でした。
真田広之の忍者アクションもキレキレだし凄いかっこいい!
録画しといて良かった……。


標題:龍の忍者 忍法対拳法

分類:映画>洋画>アクション>カンフー

■題名:
NINJA IN THE DRAGON'S DEN (THE LEGEND OF THE NINJA)
龍之忍者
龍の忍者

監督:
COREY YUEN
元奎
ユン・ケイ (コーリー・ユエン)

出演:
CONAN LEE
李 元霸
コナン・リー
HIROYUKI SANADA
真田 広之 (真田 廣之)
HIROSHI TANAKA
田中 浩
KANAME TSUSHIMA
津島 要
HWANG JANG-LEE
黄 正利
ウォン・チェンリー
TIEN FENG
田 豐
ティエン・フォン
YUKIO SOMENO
染野 行雄


発表年:1982年

製作国:香港

評価:B ★未確定

■内容・雑記:
玄武(真田広之)は、自分の父が殺されたのは
父が属していた伊賀忍と福佐(田中浩)のせいだと逆恨みし
仇を討とうと伊賀忍に化けお役人(侍達)を襲い、伊賀忍に罪をなすりつけ窮地に落とす。
そして福佐が中国に渡ったのを知り、
幼馴染みなのか許嫁なのか茜(津島要)と一緒に海を渡る。
福佐は日本人なのを隠し鏡磨きを仕事にし、
カンフーの使い手ジン(コナン・リー)に福爺と呼ばれ慕われていた。
玄武は福佐の隠れ家を襲うがジンに邪魔をされる。
日本から伊賀忍の首領が玄武を始末しようと追って来るが返り討ちにするも、
玄武を助けようとした最愛の茜が首領の手に掛かり死……んだかと思ったら変わり身の術。
執拗に福佐を襲う玄武だったが、父の死の真相を語り形見を渡した福佐は自ら毒を飲み自決。
福佐を介錯した玄武は、福爺を殺したと誤解したジンと対決!
はたして勝つのは玄武かジンか、忍術かカンフーか!!
――と、ここら辺までは、まだまとも。
玄武とジンは闘いを通じて打ち解けるんすが、
その後、なぜか突然、玄武が流暢に中国語を話しだして、
神打王や配下と戦う場面になると完全なおバカ映画に……。

福爺を匿うジンの屋敷に玄武が忍び込むんすが、
屋敷内に仕掛けがしてあって、
室内から逃げようとしても戸や窓が堅く閉じて逃げ出せないんすが、
変な日本語の張り紙がしてあるんすよ。
「女ぶろに付き忍者立ちいり禁止」
「金城鉄ぺきの守りに忍者が悲鳴」
「これから先は地獄の三丁目」とか。
福爺がジンに「ばかやろう」って日本語を教えるんすが、
玄武も別れの挨拶に「バイちゃ」を教えるんで、
当時(1980年代前半)の『Dr.スランプ』の人気がわかる。
(東映が配給とかだからかも)

早回しやコマ落としをしているんだろうけど、
全盛期の真田広之のアクションの切れ味が凄い。
コナン・リーは髪型とかジャッキー・チェンを野暮ったくした感じで、
ちょっと体操選手っぽい動きを感じる。
仙人達対牛魔王対孫悟空の竹馬乱闘とか見所。
最後、神打王が武神・関羽を召喚し憑依させ強くなるんすが、
神打は女の裸が最大の弱点ということで、
茜の巨乳を見た神打王は敗れ去るのであった……終劇。

製作総指揮が『蛇拳』『酔拳』と同じウー・シーユエンなので面白いのかな。
時代遅れになりつつあったカンフー映画の『龍の忍者』の方が
1980年代のジャッキー・チェン主演映画より私は好きかな。

茜役の津島要とかよく知らないんすが、
最近の邦画って、人気がある同じ女優ばかり起用されるんで、
また、この女優かよ……と食傷ぎみになるんすが、
昔の邦画を観て、この女優見たことないけど誰だろう?と調べると、
数年や数作品くらい活躍して
結婚・引退・不明(干されたり、出家したのかな?)の人がけっこういる。
(今も短期間だけ活躍して消える女優はいるだろうけど、
人気がある女優は結婚しなかったり結婚後も引退しないイメージ)
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好きなもの目録 その260 クリムゾン・キングの宮殿

2017/12/06 23:15
NHK-FMの『夜のプレイリスト』を聴いているんすが、
だいたい、冒頭で放送されるアーティストとアルバム名を確認したら、
予約録音してんで寝ちゃうんすが、昨日(今日かな?)は待望の
キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』が放送されたので……。

土屋昌巳さんの週なんで、選曲(選アルバム)はきっと良いだろうとは思ってたんすが、
有名なモノ(アーティストとアルバム)ばかりだろうから、
(他のアルバムは
『ジギー・スターダスト - デヴィッド・ボウイ』
『ラバー・ソウル - ザ・ビートルズ』
『レッド・ツェッペリン登場 - レッド・ツェッペリン』
『アンノウン・プレジャーズ - ジョイ・ディヴィジョン』)
私が聴いたことのない(よく知らない)モノは期待出来ないなぁ。
と思ってたんすが、さすが土屋昌巳!
自分で用意したと思われる長文コメントを淡々と読み上げるのも素敵。

だいぶ前に、『夜のプレイリスト』では、
私が思ってたよりプログレのアルバムがかからない。
プログレは人気ないのか?
『クリムゾン・キングの宮殿 - キング・クリムゾン』
『危機 - イエス』
『狂気 - ピンク・フロイド』
『呪われし地球人たちへ - マグマ』
『自由への叫び - アレア』
などを選ぶパーソナリティーが登場しないかなぁ。
――って書いたんすが、
伊藤なつみさんの週で『狂気』、
そして今回『クリムゾン・キングの宮殿』が放送されて嬉しかったっす!
(マグマやアレアは無理だと思うので、あとは『危機』が放送されれば……)
なもんで、寝ないで聴き入ってたんすが、
「風に語りて」の途中で……
「緊急地震速報です。 長野県で地震。次の地域は強い揺れに警戒して下さい――」
と放送が中断されて録音失敗したんで、再放送を録音してから追記するつもりなんで未完成っす。
地震は中信(諏訪あたり)地方が震源地みたいだったので、
私の住んでいる北信はそれほど揺れなかったっす。
しかし、フォッサマグナやべぇ……。
緊急地震速報や全国瞬時警報システム(Jアラート)とかビクッとするんすが、
北朝鮮が11月29日未明に弾道ミサイルを発射したじゃないっすか、
その時、Jアラートは流れなかったんすが、
その数時間前に私の住んでいる地域の上空を
夜中なのにアメリカ軍の航空機かなんかが飛行している騒音がしたんで、
また北朝鮮がミサイルを飛ばすのかな?と思ったらそうだったので、
Jアラートより早くミサイル発射がわかるっす。
わかっても逃げられないけど……。

評価基準を甘くしているので最高ランクのS ★★★★★★を乱発していますが、
S ★★★★★★を超える好きなものがあります。
漫画だと『マカロニほうれん荘』、アニメだと『未来少年コナン』なんですが、
音楽はたくさんあって、『クリムゾン・キングの宮殿』も
S ★★★★★★を超える好きなものなので目録に。


標題:キング・クリムゾンのクリムゾン・キングの宮殿

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ

■題名:
IN THE COURT OF THE CRIMSON KING
クリムゾン・キングの宮殿
IN THE WAKE OF POSEIDON
ポセイドンのめざめ

名前:
KING CRIMSON
キング・クリムゾン

メンバー:
ROBERT FRIPP
ロバート・フリップ
GREG LAKE
グレッグ・レイク
IAN MCDONALD (※『クリムゾン・キングの宮殿』のみ)
イアン・マクドナルド
MICHAEL GILES
マイケル・ジャイルズ
PETER SINFIELD
ピート・シンフィールド
MEL COLLINS (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
メル・コリンズ
PETER GILES (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
ピーター・ジャイルズ
KEITH TIPPETT (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
キース・ティペット
GORDON HASKELL (※『ポセイドンのめざめ』のみ)
ゴードン・ハスケル

アートワーク:
BARRY GODBER (※『クリムゾン・キングの宮殿』のみ)
バリー・ゴッドバー

発表年:
1969年
1970年

製作国:イギリス

評価:
S ★★★★★★
S ★★★★★○

■曲目:
『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』
『クリムゾン・キングの宮殿』
01. 21ST CENTURY SCHIZOID MAN (INCLUDING MIRRORS)
_____21世紀の精神異常者 (21世紀のスキッツォイド・マン) (インクルーディング:ミラーズ)
02. I TALK TO THE WIND
_____風に語りて
03. EPITAPH
_____エピタフ (墓碑銘)
_____A) MARCH FOR NO REASON
________理由なき行進
_____B) TOMORROW AND TOMORROW
________明日又明日
04. MOONCHILD
_____ムーンチャイルド
_____A) THE DREAM
________ドリーム
_____B) THE ILLUSION
________幻想
05. THE COURT OF THE CRIMSON KING
_____クリムゾン・キングの宮殿
_____A) THE RETURN OF THE FIRE WITCH
________帰ってきた魔女
_____B) THE DANCE OF THE PUPPETS
________あやつり人形の踊り

『IN THE WAKE OF POSEIDON』
『ポセイドンのめざめ』
01. PEACE - A BEGINNING
_____平和 / 序章
02. PICTURES OF A CITY (INCLUDING 42ND AT TREADMILL)
_____冷たい街の情景 (インクルーディング:踏み車の42番目(トレッドミル42番地))
03. CADENCE AND CASCADE
_____ケイデンスとカスケイド
04. IN THE WAKE OF POSEIDON (INCLUDING LIBRA'S THEME)
_____ポセイドンのめざめ (インクルーディング:リブラのテーマ)
05. PEACE - A THEME
_____平和 / 主題 (テーマ)
06. CAT FOOD
_____キャット・フード
07. THE DEVIL'S TRIANGLE
_____デヴィルズ・トライアングル
_____A) MERDAY MORN
________マーデイ・モーン (デヴィルズ・トライアングル PART I)
_____B) HAND OF SCEIRON
________ハンド・オブ・セイロン (デヴィルズ・トライアングル PART II)
_____C) GARDEN OF WORM
________ガーデン・オブ・ワーム (デヴィルズ・トライアングル PART III)
08. PEACE - AN END
_____平和 / 終章

??. GROON
_____グルーン

■雑記:
キング・クリムゾンの前身といえる
『チアフル・インサニティ・オブ・ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ』
を聴いて、このほのぼのとしたサイケ風ポップから
どーなったらキング・クリムゾンになるのか理解不能なんですが、
やっぱイアン・マクドナルドとピート・シンフィールドの加入が大きかったんだなと。
ジャイルズ・ジャイルズ&フリップに、イアン・マクドナルドと
当時イアン・マクドナルドの恋人だったジュディ・ダイブル
(フェアポート・コンヴェンションやトレイダー・ホーン)
が加入して「風に語りて」とかやってたんすがジュディが抜け、
ピート・シンフィールドとグレッグ・レイクが合流して、
ピーター・ジャイルズが抜けてキング・クリムゾンのオリジナル・メンバーが揃った。
アルバム・デビュー前のキング・クリムゾンのリハーサルを見たムーディー・ブルースが
ツアーへのクリムゾンの同行を恐れてキャンセルしたとか、
感激したドノヴァンがステージに上がってきたとか、
共演したデヴィアンツやティラノザウルス・レックスのファンがクリムゾンの演奏を妨害したとか、
デビュー前から衝撃を与えていたみたいっすが、
1969年10月10日(か12日)頃に、時代を変える『クリムゾン・キングの宮殿』が発売され、
ビートルズの『アビイ・ロード』を蹴落としてNO.1に……と昔は言われてましたが、
宣伝の謳い文句で実際には蹴落としてないみたいっす。

私が『クリムゾン・キングの宮殿』の曲で初めて聴いたのが
テレビやラジオで耳にした「21世紀の精神異常者」だったと思うけど、
そのイメージ(インパクト)で、
アルバム(『クリムゾン・キングの宮殿』)全曲が
ディストーションの効いたハードな曲ばかりだろうと勘違いして、
プログレとか知らないのでキング・クリムゾンはハードロックなんだと思ってたかな。
(昔の私はポップな洋楽が好きで、ハードロックとか苦手で忌避していた)
んで、『クリムゾン・キングの宮殿』をまともに全部聴いたら、
「風に語りて」「エピタフ」「ムーンチャイルド」のリリカルさ(叙情性)に驚き、
ハードロックではなく、これがプログレなんだな……と思ったかどうかは、
そーとー昔のことなんで憶えてないっす。

『ポセイドンのめざめ』は、
『クリムゾン・キングの宮殿』で重要な役割を担っていたイアン・マクドナルドが抜け、
グレッグ・レイクゃマイケル・ジャイルズも準メンバー扱いの過渡期なんで、
『宮殿』の焼き直し(二番煎じ)で、
一般の評価もあまり高くないと思うんすが私は好きなアルバムです。
ライブで演奏されていた「ア・マン・ア・シティ」が「冷たい街の情景」に、
「マーズ」が(ホルストの権利関係がうるさいから)
「デヴィルズ・トライアングル」になったみたいで、
「ケイデンスとカスケイド」が
『マクドナルド・アンド・ジャイルズ』の「アイビスの飛行」に似ているので
脱退したイアン・マクドナルドの影響を感じる。
『ポセイドンのめざめ』と『マクドナルド・アンド・ジャイルズ』と
『エマーソン、レイク&パーマー』を聴いて、
もしもオリジナル・メンバーで『ポセイドンのめざめ』が制作されたら……といつも夢想する。

プログレッシブ・ロックのバンド・メンバーは、
『クリムゾン・キングの宮殿』のメンバー
(ロバート・フリップ、グレッグ・レイク、イアン・マクドナルド、マイケル・ジャイルズ、ピート・シンフィールド)
『太陽と戦慄』のメンバー
(ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、デヴィッド・クロス、ビル・ブルーフォード、ジェイミー・ミューア)
そして、イエスの『危機』のメンバー
(ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、スティーヴ・ハウ、ビル・ブルーフォード、リック・ウェイクマン)
が演奏技術面で考えると最高だと思う。
(メンバー間の実力が伯仲している。
デヴィッド・クロスはちょっと実力が落ちる気がするけど……)
どれも短期間だけで瓦解するのは、メンバー全員のエゴが強くぶつかるからか?


■題名:
MCDONALD AND GILES
マクドナルド・アンド・ジャイルズ

名前:
MCDONALD AND GILES
マクドナルド・アンド・ジャイルズ

メンバー:
IAN MCDONALD
イアン・マクドナルド
MICHAEL GILES
マイケル・ジャイルズ

ミュージシャン:
PETER GILES
ピーター・ジャイルズ
STEVE WINWOOD
スティーヴ・ウィンウッド
MICHAEL BLAKESLEY

作詞:
PETER SINFIELD (※「バードマン」のみ)
ピート・シンフィールド

発表年:1970年

製作国:イギリス

評価:S ★★★★★◎

■曲目:
01. SUITE IN C (INCLUDING TURNHAM GREEN, HERE I AM AND OTHERS.)
_____組曲ハ長調
02. FLIGHT OF THE IBIS
_____アイビスの飛行
03. IS SHE WAITING?
_____イズ・シー・ウェイティング
04. TOMORROW'S PEOPLE - THE CHILDREN OF TODAY
_____明日への脈動
05. BIRDMAN
_____バードマン
_____(INVOLVING)
_____A) THE INVENTOR'S DREAM (O.U.A.T)
_____B) THE WORKSHOP
_____C) WICHBONE ASCENTION
_____D) BIRDMAN FLIES!
_____E) WINGS IN THE SUNSET
_____F) BIRDMAN - THE REFLECTION

■雑記:
キング・クリムゾンの北米ツアーで心身ともに疲れきった
イアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズがクリムゾンを抜けて作った
前向きで暖かみのある明るいプログレ。
方向性(コンセプト)はクリムゾンの真逆に思えるんすが、音はクリムゾンに通じていて、
「アイビスの飛行」は「ケイデンスとカスケイド」を思い起こすし
『ポセイドンのめざめ』にイアン・マクドナルドがいれば……と夢想する。
マイケル・ジャイルズのきちっと明確で弾けるジャズ系のドラミングが好きなんすが、
「明日への脈動」「バードマン」でおもいっきり堪能できる。

トロンボーンの MICHAEL BLAKESLEYって誰?と思ったら、
TRENDSETTERS LIMITED や THE TREND で
ジャイルズ兄弟と一緒のメンバーだったみたい。

プログレっていうと暗くて重くて厳しく難解で神経質なイメージなんすが、
『マクドナルド・アンド・ジャイルズ』は牧歌的で優しいプログレ。
ヒッピー的能天気ファンタジーのゴングや、
『おもちゃの歓び - ケヴィン・エアーズ』
『グレイとピンクの地 - キャラヴァン』
なども緊張感がないほのぼのとしたプログレ。


■題名:
EMERSON LAKE & PALMER
エマーソン、レイク&パーマー (エマーソン・レイク&パーマー)

名前:
EMERSON LAKE & PALMER
エマーソン、レイク&パーマー (エマーソン・レイク&パーマー)

メンバー:
KEITH EMERSON
キース・エマーソン
GREG LAKE
グレッグ・レイク
CARL PALMER
カール・パーマー

エンジニア:
EDDY OFFORD
エディ・オフォード

発表年:1970年

製作国:イギリス

評価:S ★★★★★☆

■曲目:
01. THE BARBARIAN
_____未開人
02. TAKE A PEBBLE
_____石をとれ
03. KNIFE EDGE
_____ナイフ・エッジ
04. THE THREE FATES
_____運命の三人の女神
_____A) CLOTHO
________クローソー
_____B) LACHESIS
________ラキシス
_____C) ATROPOS
________アトロポス
05. TANK
_____タンク
06. LUCKY MAN
_____ラッキー・マン

■雑記:
キング・クリムゾンの北米ツアーがオリジナル・メンバー瓦解の原因みたいっすが、
グレッグ・レイクも北米ツアーで一緒になったナイスのキース・エマーソンと意気投合して
新しいバンドを結成しようとクリムゾンを抜けてエマーソン、レイク&パーマーへ。
グレッグ・レイクはキング・クリムゾン在籍時にリハーサルとかで
既に「ラッキー・マン」を歌っていたみたい。
「未開人」は、バルトークの「アレグロ・バルバロ」
「ナイフ・エッジ」は、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」とバッハの「フランス組曲第1番」
などクラシックからの引用。
まだキース・エマーソンは、シンセサイザーをそれほど使ってない。
「運命の三人の女神 (クローソー、ラキシス、アトロポス)」は、
永野護の『ファイブスター物語』のファティマの名前に使われる。

私がエマーソン、レイク&パーマーのアルバムで初めて買った(聴いた)のが
『エマーソン、レイク&パーマー』で、一発で気に入り大好きな作品。
キング・クリムゾンで知ったグレッグ・レイクのボーカルに惚れて
私はELPを聴くようになったんすが、そのおかげでキース・エマーソンに出会えて良かった!
(アニメ『幻魔大戦』とかでキース・エマーソンの音楽に接していたけど、
まだプログレとか意識していなかったので)



※キング・クリムゾンなどの情報は、
古い雑誌などからの受け売りなんで信用しないでください。
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好きなもの目録 その259 坂本龍一の千のナイフ

2017/12/05 22:46
NHK-FMの『夜のプレイリスト』の森俊之さんの週を聴いたら、
ハービー・ハンコックやデオダートやスティーリー・ダンなど、
ジャズ、フュージョン系のアルバムが選ばれる中で
坂本龍一の『千のナイフ』が放送されたので……。

森俊之さんのコメントを要約すると――
坂本龍一は、クラシック、ジャズ、ロック、テクノ、
あらゆるジャンルに精通して独自の音楽を作っている。
デビュー・アルバムの『千のナイフ』で既にその片鱗が垣間見えて
あらゆる音楽が混じっている。その混ざり具合がとても魅力的。
当時の最先端の現代クラシック音楽、当時の最先端の現代ジャズ、
電子音学、そして日本独自のアイデンティティ(民謡や童謡など)が
混じって坂本龍一の音楽の根幹をなしている。
ジャズの最先端とクラシックの最先端が音楽理論的にくっついていて
坂本龍一はクラシック側からそれを具現化しているのに価値がある。
そして、あくまで電子音学(シンセサイザー)というフィルターを通し、
最初に伝わってくるのがエレクトリックというキーワードなのが素敵。
当時1980年前後の時代は、
音楽だけではなく、文学もファッションも映画も、
あらゆる東京発世界着という文化がもの凄く台頭していた。
森俊之さんはそんな東京に憧れを抱き、
ニュー・ウェーヴ、ニューロマンティック
(YMO、ディーヴォ、クラフトワーク、ジャパン)
の洗礼を受け、音楽だけではなく、あらゆる意味で影響を受けている。
――だとか。

前にも、『夜のプレイリスト』では、
ユーミンとYMO関係(細野晴臣と坂本龍一)のアルバムがよく流れる印象――
って書いたんすが、『夜のプレイリスト』は何が放送されるかわからなくて
直前まで大友克洋の『童夢』を久しぶりに読んでいて、続いて『千のナイフ』を聴いたので、
1970年代末から1980年代初め頃の大友克洋とYMOのブーム
というか影響の凄さをあらためて認識する。
当時の(漫画家やミュージシャンなどを目指す)若者達に
大友克洋とYMOは多大な影響を与えたと思う。

私がYMOと出会った1980年代は、坂本龍一が
忌野清志郎との『い・け・な・いルージュマジック』や、
『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』への出演と音楽、
アニメ『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の音楽などで目立って活躍していたので、
YMO=坂本龍一ってイメージだったんすが、
その後に、メンバーそれぞれのソロとか関係する作品を聴いたりして、
坂本龍一より細野晴臣の方が私は好きなんですが、
『千のナイフ』はYMOのプロトタイプみたいで好きなので目録に。


標題:教授の千のナイフ

分類:音楽>邦楽>テクノ

■題名:
千のナイフ
THOUSAND KNIVES OF (THOUSAND KNIVES OF RYUICHI SAKAMOTO)

名前:
坂本 龍一
RYUICHI SAKAMOTO

ミュージシャン:
細野 晴臣
HARRY HOSONO
松武 秀樹
HIDEKI MATSUTAKE
渡辺 香津美
KAZUMI WATANABE
高橋 悠治
YUJI TAKAHASHI
浜口 茂外也
MOTOYA HAMAGUCHI
山下 達郎
TATSURO YAMASHITA


その他:
高橋 幸宏
YUKIHIRO TAKAHASHI

発表年:1978年

製作国:日本

評価:S ★★★★★☆

■曲目:
01. サウザンド・ナイブズ
_____THOUSAND KNIVES
02. アイランド・オブ・ウッズ
_____ISLAND OF WOODS
03. グラスホッパーズ
_____GRASSHOPPERS
04. ダス・ノイエ・ヤパニッシェ・エレクトロニッシェ・フォルクスリート
_____DAS NEUE JAPANISCHE ELEKTRONISCHE VOLKSLIED
05. プラスティック・バンブー
_____PLASTIC BAMBOO
06. ジ・エンド・オブ・エイジア
_____THE END OF ASIA

■雑記:
松武秀樹が参加してるんで、シンセの音色が冨田勲直系。
山下達郎がカスタネットで参加している。
高橋幸宏が坂本龍一(アルバムジャケット写真)のスタイリストをしてる。



『千のナイフ』を聴く(知る)前に、千之ナイフの漫画を読んでいたんすが、
なんかの雑誌で、編集者の思い違いか誤植かで千之(ちの)ってルビふってあって、
私は千之ナイフを、ずーっと「血のナイフ」って読んでいたっす。騙されたっす。
本当は普通に「せんのないふ」っす。関係ない話っす。
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好きなもの目録 その258 ジョージ秋山のザ・ムーン

2017/12/04 23:10
三大奇書とかあるじゃないっすか、
夢野久作の『ドグラ・マグラ』と小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』と
他一作品(中井英夫の『虚無への供物』)の。
『ドグラ・マグラ』と『黒死館殺人事件』は1935年の発表なんで、
江戸川乱歩が1935年頃に長編の傑作を発表しているか、
他の作家で両作品に匹敵する(『孤島の鬼』や『家畜人ヤプー』みたいな)
作品を1935年頃に発表していれば、
それを入れて三大奇書ってのが収まりがいいと思うんすが、そう上手くいかず。

んで、漫画で奇書ってあるかな? って考えると、
つげ義春の「ねじ式」「ゲンセンカン主人」、
楳図かずおの『漂流教室』、永井豪の『デビルマン』、
諸星大二郎の『暗黒神話』、大友克洋の『童夢』などかなと思って……。
楳図かずおの『漂流教室』と永井豪の『デビルマン』は長編で
作品内容からいっても奇書に相応しいし、1972年から連載と発表時期も被っているので、
他に1972年頃の作品で『漂流教室』と『デビルマン』に匹敵する作品あるかなって考えたら、
ちょっと落ちるけど、ジョージ秋山の『ザ・ムーン』があったな……と。
私が思う(私より前に思いついた人がいるだろうけど)三大漫画奇書は、
楳図かずおの『漂流教室』と永井豪の『デビルマン』、
そして、ジョージ秋山の『ザ・ムーン』ってことになったので目録に。

私がジョージ秋山を知ったのは、
小学校低学年の頃にクラスメイトが持っていた『パットマンX』でかな。
その後、『週刊少年チャンピオン』を読むようになって
『花のよたろう』が載っていたのでちょろっと読むんすが面白さがわからず……。
『週刊少年ジャンプ』に載っていた『シャカの息子』『海人ゴンズイ』とかも
ちょろっとだけ読んだと思うんすが、なんかジョージ秋山の漫画が肌に合わず避けてたっす。
ジョージ秋山の漫画は手抜き(無駄な大ゴマやアップを多用する)に思えて……。
話もこけおどしというか、不道徳でショッキングな設定で
話題性を狙っただけに思えて好きじゃなかったんすが、
私が影響を受けたサークルの先輩達が、
1970年代や1980年代の『月刊漫画ガロ』に載っているような変な漫画や
楳図かずおやジョージ秋山の漫画を集めているのを見て、
先輩達が認めている(好きな)ジョージ秋山って凄いのかも?
とサークルの先輩達からの間接的な影響で
私もジョージ秋山の漫画を読んでみよう。となったっす。
んで、『くどき屋ジョー』とか読んで、そのぶっ飛んだ内容に驚いて、
ジョージ秋山って凄いんだな……と、今では認めているんすが、
私の好みの漫画とは違うっす。
(私の好みの漫画ではないけど、作品自体は漫画史に残る問題作が多々あると思う)


標題:ジョージ秋山のザ・ムーン

分類:漫画>少年漫画>SF

■題名:ザ・ムーン

作者:ジョージ 秋山

発表年:1972年〜1973年

製作国:日本

評価:A ★未確定

■内容・雑記:
サンスウ、カテイカ、シャカイ、その他(学校の教科などに関係する名前)の
合わせて九人の少年少女は、
謎の大富豪・魔魔男爵からザ・ムーン(巨大ロボット)という力(正義)をプレゼントされる。
ザ・ムーンは九人の少年少女達の脳波が揃わないと動かない。
ザ・ムーンの力を恐れ、利用または排除しようとする
連合正義軍(ビッグ魔法団)、高原集落の村民、春秋伯爵、木の国屋商衛門、
などと対峙するサンスウ達少年少女の苦闘。

「連合正義軍の平和」
ザ・ムーンを与えられた少年達は生首の乗った地獄船を目撃する。
生首の顔に見覚えがあったカテイカが犯人のビッグ魔法団に攫われる。
ビッグ魔法団を操るのは、未来さまという連合正義軍の偉大なる指導者。
日本に水爆があることを写した秘密のマイクロフィルムを偶然受け取ったサンスウは、
A国の秘密諜報員やビッグ魔法団の残党や連合正義軍(流先輩)に狙われる。
何十億という人間に永遠の平和を与えるため、
水爆によって何十万人という尊い生命を奪おうとする連合正義軍に立ち向かうサンスウ達。
しかし、ザ・ムーンの前に巨大な猿のサイボーグが立ちはだかる。
八月六日、広島に原爆が落ちた日と同じ日に
四国に水爆を落とそうとする連合正義軍を止めることができるのか!

「湖底の黄金」
サンスウのクラスに踊次郎という不気味な転校生が来る。
サンスウ達の周りで額に五寸釘を打ち込まれた死体(偽装)が頻繁に現われるが、
それは踊がサンスウ達の気を引く(ザ・ムーンを思い通りに動かす)ための行動だった。
踊の故郷のダム底に埋蔵されている黄金をザ・ムーンに掘り起こさせようというのだ。
わざわざ台風の中にザ・ムーンとサンスウ達を誘き寄せなくても、
素直に頼めば黄金を掘り起こしてくれると思うんすが、
世間の目に留まって国のものになるのが嫌だったのかな……。
『ザ・ムーン』の中では、他の話に比べてしょぼい。

「春秋伯爵のユートピア」
春秋伯爵は老人のユートピアを作る資金を魔魔男爵から借りようとするが断られる。
ユートピア資金を集めるため鉄人間を使い現金輸送車や宝石店を襲う春秋伯爵。
シャカイが催眠術で鉄人間にされ、カテイカも攫われ、
怪しい春秋伯爵の屋敷に忍び込むサンスウだったが、
そこで見たのは、裸の美女達に囲まれた春秋伯爵と巨大なロボット(ファーブル)だった。
春秋伯爵はファーブルを使い東京中を混乱に落とし、その隙に金銀財宝をいただく計画だ。
空中を飛ぶファーブルに対し、
サンスウ達は般若心経を唱えサイコキネスでザ・ムーンを空中に浮かして対抗するが、
大量のファーブルと老人が中に入っている鉄人間が襲ってきてピンチ。
ムーンはファーブルに持ち去られ、サンスウ達は鉄人間達から逃れるのがやっとだった。
奪われたムーンが春秋伯爵の脳波で動きサンスウを襲うが、
九人の少年達の脳波が勝ちムーンを奪い返すと、襲ってきたファーブルを全滅させる。
最後はサンスウを殺してムーンを動かないようにしようとする春秋伯爵が
なぜか突然、ムーンに正義の神(大仏)を見て負けを認める。
大量のファーブルや鉄人間を作る資金をユートピアに回せよ春秋伯爵。
鉄人間や裸の女性が泳ぐ水族館とか、なんか江戸川乱歩っぽい。

「白原に死す」
突如、巨大で真っ黒な円盤が上空に現われる。
身近な生活用品が突然消え、そしてサンスウとカテイカも消える。
残されたシャカイ達は宇宙人のせいだと訴えるが大人(刑事達)は取り合わない。
シャカイ達は犬に似たケンネル星人を保護するが
堅気じゃない男が連れ去り日本一の商人・木の国屋商衛門に売ってしまう。
木の国屋はケンネル星人を口をきく犬としての興行や、
人質(犬質?)にしてケンネル星人の代表(セントバーナー提督)
との取引(商売)に使おうというのだ。
行方不明になっていたサンスウが現われ
首相にケンネル星人が平和的な友好を求めていることを告げるが、
木の国屋が捕らえていたケンネル星人を殺し邪魔をする。
ケンネル星人から黒龍号を手に入れた木の国屋は、
日本の指導者になろうと黒龍号で破壊活動。
人間同士が争っている内にケンネル星人は、
地球が滅びる時、人間がどうするのか見極めるために
人も動物も全滅させるカビを発生させる機械(マシーン)を設置する。
サンスウ達九人はカビの機械を止めるため
(チョコレートを分け合い、サンスウとカテイカは仮の結婚をし)
カビで空気が汚染された中を進むのであったが……。

ネタバレっすが、最後は
サンスウ達九人が倒れ動かないムーンの前に
防カビ対策をした鉄人間に入った春秋伯爵が現われて
ムーンを一人で動かしてカビの機械を止めて地球は救われたっす。
そして春秋伯爵のユートピアを作って大団円っす……当然うそっす。

散々引っ掻き回した木の国屋は途中でフェードアウトするし、
最後に魔魔男爵や糞虫が登場することもなく、
大人は何をしているのか、地球の命運を子供達に任せっぱなしで終わる。


<登場人物>
サンスウ:
ちょっとだけ、高橋葉介とか、つのだじろうの『恐怖新聞』の鬼形礼とか、
横山光輝の『バビル2世』のバビル2世っぽい容姿と画風。
(詰襟の学生服というのが、当時の典型的な主人公の服装なのかな)
少年少女達のリーダーで正義感溢れる頭脳明晰な主人公。
山の手小学校の高学年かと思ったら山の手中学校の一、二年生?の少年。
カテイカのことが好き。タイソウは弟。

カテイカ:
グループの紅一点。オタサーの姫みたいな感じなのか、
『ドラえもん』のしずかちゃんとかもそうなんですが、
女子グループに入らないで男子グループに混ざっているのは、
他の女子に嫌われているとか?うそ
鬼刑事(あだ名)部長の娘で父子家庭。
家事(料理・裁縫など)や小さい子供の面倒を見るとかの家庭的な面より、
性的な面(恋愛や裸など)の方が目立つのでホケンって名前の方が合ってるような。
サンスウのことが好きみたいだけど、かっこいい流先輩に浮気する尻軽女。

シャカイ:
いつも髪の毛で片目が隠れている副リーダー・ポジションの少年。
サンスウ、カテイカと同じクラスだがいつも私服(学生服を着ていない)。
最初、サンスウのライバルでグループ内で対立とかするのかと思ったけど、
サンスウにだいたい追従・補助している。
仲間内のこと(病気など)より人類全体のことを優先するサンスウを諌める役割。

ズコウ、リカ兄弟、タイソウ、オンガク、ヨウチエン:
ザ・ムーンを動かすのに必要なその他大勢。ほとんど足手まとい。
名前に関係する能力を発揮する場面はあまり無い。
(春秋伯爵の屋敷のカラクリを暴くのに、
リカ兄弟が図面を引いたりズコウが模型を作ったりするくらい)
ズコウは小太りで工作が得意な小学校高学年くらいの少年で、
死ぬのが怖くてみんなを見捨てようとしたことがある。
リカ兄弟は眼鏡の双子で科学的知識が抜群。
タイソウはサンスウの弟。
オンガクとヨウチエンも兄弟。

魔魔男爵:
「神は死んだ!!」「わたしは正義を発明した(科学者とは言っていない)!!」
「正義とは一つではない――。世の中にはいくつもの正義がある――」
などと(ニーチェ的ことを)嘯く謎の大富豪。
体型は太っていて頭頂部がでっぱりサングラスをかけている。
道楽(怒りや遊び)からザ・ムーンを建造し、
自分は汚れているからと純粋な心を持っているサンスウ達に与える。
ザ・ムーンを押し付けて、糞虫に少年達を守るように命じるだけで、
あとは食事会で話を聞くくらいで放任している。
ザ・ムーンが街中に現われても、それほど騒ぎにならないのは
魔魔男爵と政府の間で話がついているからか?
水爆が発射されようが、友人の春秋伯爵が東京を破壊しようが、
ケンネル星人により地球がカビで絶滅しようが、魔魔男爵は何もしない。
木の国屋商衛門を表(政治・経済的に地位を落とす)や
裏(糞虫を使って暗殺とか)から潰せばいいのに。

糞虫:
人間でもサルでもなく、糞――この世で一番きたないもの。
と自称する忍者のようなバケモノ。
魔魔男爵から少年達を守るように命じられていて、
サンスウ達の身に危険が迫ると現われ敵と戦う。
絶対服従の魔魔男爵以外とは会話せず、
「ピルルル……」と虫の鳴き声のような音を発するのみ。
カビを発生させる機械(マシーン)を止めようとする時など、
なぜか肝心な場面には現われない。

ザ・ムーン:
魔魔男爵が当時のアメリカの年間宇宙研究費と同じ二兆五千億(円?)で作らせたロボット?
頭頂部と耳部分から尖った角が生えている。
胸部は巨大な三日月で、満月と重なることにより光線を発射する。
主な行動は「ムーン ムーン ムーン ムーン……」という泣き声と
目から涙(オイル)を流すこと。
九人の少年少女達の脳波が揃うと自動的に動くが、
一人でも欠けたり、遠くて脳波が届かなかったりすると動かない。
(遠くにいる春秋伯爵一人の脳波で動いたりするので設定はいい加減)
般若心経を唱えることにより精神動力(サイコキネス)で空中に浮く。
不安な国民大衆が力にすがる大衆の神(大仏)がザ・ムーン。

未来さま:
ビッグ魔法団や連合正義軍を裏で操る冷酷な人間。
煙管でタバコを吸う。
未来さまは正義のため、
(世の中を良くしなければいけない責任があり、全てに優れている人間である)
自分を生かすために百人殺しても世の中のためになるという、
オウム真理教のポアみたいな思想の持ち主。
水爆を落とすのに失敗後、自決をするわけでもなく、
後の話に登場するわけでもなく、そのままフェードアウト。

流先輩:
サンスウの剣道の先輩。
頭もスタイルも良くスポーツは万能で、おまけにお金持ちのぼっちゃんだが、
実は連合正義軍の一員(同志)。
水爆のスイッチが入ったのを確認して自刃(腹を切る)する。
三島由紀夫がモデル?

連合正義軍:
『デロリンマン』のオロカメンの格好をし、マシーン(バイク)に乗って現われる。
極右や極左のような極端な思想集団で、未来さまを偉大なる指導者と仰ぎ、
自分達の正義のためなら多少の犠牲(殺害)は厭わないという考え。
コピーしたイラストを切り張りしたみたいに大量にいる。
「オロカモノメ」が口癖。

巨大な猿(オラウータン)のサイボーグ:
未来さまの命を受け十二年間総額三十億もの研究費で作られた
サルの脳と細胞を使ったサイボーグ。
ザ・ムーンは二兆五千億円かかってるんで勝負にならないんじゃ……。

踊 次郎:
五寸釘を打つ不気味な転校生。

春秋伯爵:
ユートピアを作るため鉄人間やファーブルを操る老人。
催眠術で鉄人間を操り、ザ・ムーンも春秋伯爵一人の脳波で動かせる強敵だが、
未来さまや流先輩(連合正義軍)のような世の中の正義のための行動とかの思想はなく、
裸の美女達に囲まれて余生を送りたいという個人の欲求に正直な寂しいエロ爺。

鉄人間:
鉄の甲冑のような外見で、
中身は人間(主に老人)と寄せ集めの機械の二種類がある。
「ワタシノユウトビア……」が口癖。

ファーブル:
小さい顔部分は単眼で曲がった一角が生えていて、胸部は巨大な尻の様で、
腕は鞭の様な触手という、ロボットのデザイン史上最悪といえる奇怪さ。
どこで生産されているのかわからないけど大量にいる。
春秋伯爵はユートピアよりファーブルを作るのに金をつぎ込んだんじゃ……。

ケンネル星人:
犬のような外見をしているが前足は人間の手と同じ。
地球はケンネル星より二百年以上遅れているらしい。
(二百年なら、けっこう差がないように思えるけど……)
同じ地球で言葉も生活も思想も違うそれぞれの国が戦争していることが理解出来ず、
地球の代表者がわからず、なぜか(漫画だから)日本に上陸の許可を求める。

木の国屋 商衛門:
日本一の商人。
日本列島株式会社の社長(日本の指導者)になるため黒龍号を使い日本を破壊しようとする。
未来さまやビッグ魔法団(連合正義軍)の残党とかが
天誅を下せば(地獄船にすれば)いいのに……。

黒龍号:
木の国屋がケンネル星人から手に入れた怪物。
頭部は巨大な黒い円盤で、そこからクリスタル?の体が生えている。

ポパイ:
顔がポパイに似ている新聞記者。

紅燕:
白黒だからわからないけど、きっと紅色のマスクと装束の使い手。
糞虫と互角に渡り合う。



巨大ロボ同士の戦いというより、人間同士の戦いが多いので、
巨体で滅多に動けないザ・ムーンより糞虫の方が役に立つ。
ザ・ムーン一体を作るより、糞虫を増やして軍団にした方がいいんじゃ……。うそ
ザ・ムーンは『バビル2世』でいうポセイドンで、
糞虫はロデムって感じかな。

極めて個性的なキャラクター達が登場するんですが、
ジョージ秋山は人物のキャラデザ(外見)は面白いんですが、
ロボットなどのキャラデザの才能(センス)は壊滅的に酷いと思う。

話の展開がいい加減というか、
事件の発端での出来事(敵や謎)を完全に解決する前に、
新しい出来事(敵や謎)が次々に出てくるんで、
発端からは思いもよらない最後になり、
色々な事柄が未解決だったり説明されないまま突然終わるんで
なんかモヤモヤするんすが、強引な終わり方に逆に納得しちゃう説得力がある……のか?
少年漫画の連載では、キャラクターや武器や技などの強さのインフレがよく起こるんすが、
ジョージ秋山の漫画は話の展開のインフレというか、次々と衝撃的な出来事が起こり、
最後は哲学的・宗教的な感じになり、お茶を濁して終わりみたいな。


鬼頭莫宏の『ぼくらの』の元ネタ。
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好きなもの目録 その257 涅槃交響曲

2017/11/27 23:17
NHK-FMの『クラシックの迷宮』で、黛敏郎没後20年ということもあり放送された
「黛敏郎のカンタータ「悔過(けか)」〜NHKのアーカイブスから〜」
を聴いたのでメモ。

このブログの2010/05/29と2012/04/06の(削除した昔の)記事の再編を――

私は、日本の作曲家の中では武満徹より黛敏郎の方が好き。
黛敏郎は、ストラヴィンスキー、伊福部昭、ジャズなどの影響を受けているみたいで、
ストラヴィンスキー、伊福部昭、ジャズは私も好きなんで合うのかな。
なんか武満徹は高尚すぎてとっつき辛い感じが……。
NHK-FMの日曜午後に放送されていた
『サンデークラシックワイド』の最終回では、
黛敏郎の「古事記」と「金閣寺」が登場!
軽く聴き流してたんですが「KOJIKI」が凄く良かったっす。
「カルミナ・ブラーナ」とかが好きな人にお勧め。
クラシックを聴かなかった頃は、こんな長時間オペラとか放送して
いったい誰が聴くんだ、どーせ年取った爺さん婆さんくらいだろ。
誰も聴かないのに、番組枠と番組予算の無駄。
――とか思ってたんですが、自分がクラシックとかオペラを聴くようになると
貴重な番組だったと気付かせる。
続いているモノ(文化)を一度止めちゃうと、
(前と同じように)復活させるのが凄い難しい。失って大切さがわかる。
私の好きな囲碁番組(タイトル戦)とかもテレビ放送が縮小される方向みたいだし、
時代は軽薄なモノ、流行のモノ、お金のかからないモノへと流れているのかな。
クラシックとか囲碁とか、理解出来れば、
これほど面白くて長く(一生)楽しめるものないのに……。

NHK-FMの『シンフォニー・コンサート』「〜新・音楽の未来遺産より〜」を
オーケストラ版「タルカス」を目当てに聴いたんすが、
私的には黛敏郎の「BUGAKU」が良かったなぁ。
日本のクラシック・現代音楽の作曲家って伊福部昭、武満徹くらいしか知らないんですが、
(※今はもう少し知っています)
その中でも黛敏郎は好きなんですよ。
日本の電子音楽の先駆者で、数々の映画音楽を手掛けてるし、
溝口健二監督の『赤線地帯』の奇妙な電子音とか好きなんですよ。
なにより黛敏郎で、黛をマユズミって読むってことを憶えたし……うそ、じゃなくて本当。


んで、「カンタータ 悔過」は高尚過ぎてあれ(法要・聲明そのまんま)なんで、
まだ聴きやすい「涅槃交響曲」を目録に。


標題:黛敏郎の涅槃交響曲

分類:音楽>クラシック / 現代音楽>管弦楽 / 合唱

■題名:
涅槃交響曲
NIRVANA-SYMPHONY

作曲:
黛 敏郎
TOSHIRO MAYUZUMI

作曲年:1958年

指揮:
岩城 宏之
HIROYUKI IWAKI

演奏:
東京都交響楽団
TOKYO METROPOLITAN SYMPHONY ORCHESTRA
東京混声合唱団
TOKYO PHILHARMONIC CHORUS

録音年:1995年

製作国:日本

評価:保留

■曲目:
『「涅槃」交響曲』
『NIRVANA-SYMPHONY』
01. I カンパノロジーI
_____I CAMPANOLOGY I
02. II 首楞巌神咒
_____II SU RAMGAMAH
03. III カンパノロジーII
_____III CAMPANOLOGY II
04. IV 摩訶梵
_____IV MAHAPRAJNAPARAMITA
05. V カンパノロジーIII
_____V CAMPANOLOGY III
06. VI フィナーレ
_____VI FINALE

『奈良法相宗薬師寺聲明「薬師悔過」』
『BUDDHIST CHANT OF YAKUSHIJI TEMPLE (YAKUSHIKEKA)』
07. I 散華
_____I SANGE
08. II 梵音
_____II BONNOO
09. III 錫杖
_____III SHAKUJOU
10. IV 請呪願
_____IV KOUSHUGAN
11. V 称名悔過 (前段)
_____V SHOUMYOUKEKA
12. VI 称名悔過 (後段)
_____VI SHOUMYOUKEKA
13. VII 唱名号
_____VII SHOUMYOUGOU
14. VIII 祈請
_____VIII KISHOU
15. IX 大懺悔
_____IX DAISANGE
16. X 牛玉加持行道
_____X GOOUKAJIGYOUDOU

演奏:法相宗大本山薬師寺僧侶

散華頭:松久保 伽秀

梵音頭:村上 太胤

錫杖頭:安田 暎胤

■ひとりごと:
私が涅槃って用語を初めて知ったのが、
沖雅也の「おやじ涅槃で待つ」だったっす。
ニルヴァーナが涅槃って意味だと知ったのが、
カート・コバーンのニルヴァーナだったかな。
涅槃と自殺って何か関係が……死への憧れとか?


■題名:カンタータ「悔過」

作曲:黛 敏郎

指揮:岩城 宏之

演奏:
現代音楽祭室内管弦楽団
大阪放送合唱団

録音年:1963年

製作国:日本

評価:保留

■曲目:不明

■内容:
1963年9月5日、京都現代音楽祭の初日、世界初演の録音。
奈良の薬師寺の花会式の「悔過」の儀式に基づく作品(音楽)。
『奈良法相宗薬師寺聲明「薬師悔過」』をほぼ模写している。
「悔過」は、過ちを悔い改めて罪に塗れた自分をまっさらに戻す儀式(法要)。
「悔過」の法要として奈良仏教に残るのは、
東大寺の修二会(お水取り)と薬師寺の花会式。
日本の伝統は、奈良時代の方が平安時代よりも良いと黛敏郎は考えていた。
カンタータ「悔過」は、柴田南雄へ影響を与えている。
黛敏郎と薬師寺の人達(橋本凝胤や高田好胤)との交流が政治的・社会的運動へ繋がる。
(片山杜秀談)
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好きなもの目録 その256 LOS SAICOS

2017/11/26 22:34
「好きなもの目録」の数を増やすための適当なメモです。

LOS SAICOS について書くこと思いつかないので、
このブログの削除した昔の記事を参考にしようと久しぶりに読んだら――
ロス・サイコスとはスペイン語で「ロース(肉)最高っす!」という意味。うそ
「駄々駄々駄々駄菓子屋ーッ!」レモネード飲んでも逆に喉が渇きそう。
――とか、まったく音楽と関係ない駄文を書いていて恥ずかしくなったっす。
削除しといてよかった……。

ガレージロック史上最高?の濁声が脳天直撃するんで
LOS SAICOS を目録に。


標題:アンデスに響く濁声 LOS SAICOS

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>ガレージロック

■題名:
WILD TEEN-PUNK FROM PERU 1965
SAICOS
DEMOLICION: THE COMPLETE RECORDINGS

名前:LOS SAICOS

メンバー:
ERWIN FLORES
PAPI CESAR CASTILLON
FRANCISCO GUEVARA (PANCHO GUEVARA)
ROLANDO CARPIO

発表年:1965年〜1966年

製作国:ペルー

評価:A ★★★★☆

■曲目:
01. COME ON
02. ANA
03. DEMOLICION
04. LONELY STAR
05. CAMISA DE FUERZA
06. CEMENTERIO
07. TE AMO
08. FUGITIVO DE ALCATRAZ
09. SALVAJE
10. EL ENTIERRO DE LOS GATOS
11. BESANDO A OTRA
12. INTENSAMENTE

■雑記:
1965年から1966年に6枚のシングルを出しただけでアルバムとかは出してない。
「DEMOLICION」は、LOS SAICOS といえばコレって一曲で最高!
「CAMISA DE FUERZA」は、調子外れのギターが良い。
「CEMENTERIO」は、冒頭のベースが
ショパンのピアノソナタ第2番変ロ短調作品35第3楽章「葬送行進曲」っぽい。
「FUGITIVO DE ALCATRAZ」は、バックの唸り声がうるさい。
「SALVAJE」「EL ENTIERRO DE LOS GATOS」は、
「ヤァヤヤヤァー」「ヤァ〜ッ!」とかヤァしか頭に残らない……。
ボーカルの ERWIN FLORES は、1969年に「EL MERCENARIO」って曲を録音してたみたいっす。
ジョニー広瀬に「DEMOLICION」とかカバーしてほしい。
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好きなもの目録 その255 愚者の庭

2017/11/23 23:07
みなさんご存知のように、
ハンス・ヨアヒム・ローデリウス(レデリウス)とディーター・メビウス、
そしてコンラッド・シュニッツラーの三人でクラスター(KLUSTER)が結成されたんすが、
すぐにコンラッド・シュニッツラーが抜けて二人組みのクラスター(CLUSTER)になり、
近年ではローデリウスがメビウス(2015年に死去)以外の人と組み
クラスター(QLUSTER)をやってるみたいっす。

クラスターはキャッチーなメロディとか無く、
奇妙な温かみのある電子音の音響を楽しむ感じなんで、
ロックというより現代音楽の電子音楽といった方が当てはまるかな。
元祖アンビエントといえる特異な存在。
んで、ローデリウスとメビウスのそれぞれの活動(ソロなど)は、
コニー・プランクと組んだりしてるメビウスの方が目立つんすが、
ローデリウスのソロ・アルバム『愚者の庭』が凄く良くて
牧歌的(郷愁を誘う)でなんか安らぐんで目録に。
(ソロ一作目の『DURCH DIE WUSTE』と
1982年発表の『FLIEG VOGEL FLIEGE』『WASSER IM WIND』より後の作品は
音の傾向がちょっと違うので1980年前後に発表された作品だけ)


標題:ローデリウスの愚者の庭

分類:音楽>洋楽>ロック>プログレ / (テクノ)>クラウトロック / エレクトリック / アンビエント

■題名:
JARDIN AU FOU
愚者の庭 (美しい世界)

名前:
ROEDELIUS (HANS-JOACHIM ROEDELIUS)
ローデリウス (レデリウス)

プロデューサー:
PETER BAUMANN
ピーター・バウマン

発表年:1979年

製作国:ドイツ (フランス)

評価:A ★★★★★

■曲目:
01. FOU FOU
02. TOUJOURS
03. RUE FORTUNE
04. BALSAM
05. CAFE CENTRAL
06. LE JARDIN
07. GLORIA DOLORES
08. ETOILES
09. SCHONE WELT
10. FINAL

■雑記:
子供達へのファンタジーをテーマにした企画ものらしいっす。
「RUE FORTUNE」「FINAL」は、サーカスや遊園地って感じ。
「LE JARDIN」は、森林浴って感じ。
『クラスター&イーノ (未知への扉) - クラスター&イーノ』
『アフター・ザ・ヒート - イーノ・メビウス・ローデリウス』
などと並ぶ作品。

シンセで静謐な室内楽って感じなんで、
ポポル・ヴー(ノルウェーにも同名バンドがあるけど、フローリアン・フリッケのドイツの方)や
ZNR (ゼッデンネール)やエリック・サティとか好きな人にお勧め。
(ポポル・ヴーや ZNR を知っている人は、もうとっくに聴いているだろうけど)


■題名:
SELBSTPORTRAIT
SELBSTPORTRAIT VOL.II
SELBSTPORTRAIT VOL.III / REISE DURCH ARCADIEN

名前:
ROEDELIUS (HANS-JOACHIM ROEDELIUS)
ローデリウス (レデリウス)

発表年:1979年〜1980年

製作国:ドイツ

評価:B ★未確定

■曲目:
『SELBSTPORTRAIT』
TEIL 1: SANFTE MUSIK
(省略)

『SELBSTPORTRAIT VOL.II』
TEIL 2: FREUNDLICHE MUSIK
(省略)

『SELBSTPORTRAIT VOL.III / REISE DURCH ARCADIEN』
(省略)

■雑記:
1973年から1979年頃に録音された作品。
玉石混交で、曲によってはアンビエントというよりニューエイジっぽいモノも。
「KICHERERBSEN」を聴くとなぜか、
似てないのに「となりのトトロ」の歌を思い起こす。


■題名:
LUSTWANDEL
WENN DER SUDWIND WEHT
OFFENE TUREN
FLIEG VOGEL FLIEGE (FLIEG' VOGEL FLIEGE)

名前:
ROEDELIUS (HANS-JOACHIM ROEDELIUS)
ローデリウス (レデリウス)

発表年:
1981年
1981年
1982年
1982年

製作国:ドイツ

評価:A ★★★★○前後

■曲目:
『LUSTWANDEL』
(省略)

『WENN DER SUDWIND WEHT』
(省略)

『OFFENE TUREN』
(省略)

『FLIEG VOGEL FLIEGE』
(省略)

■雑記:
『LUSTWANDEL』は、タンジェリン・ドリームのピーター・バウマンが関わっている。
「WILLKOMMEN」は、バグパイプ?って感じでケルト音楽っぽい。

『WENN DER SUDWIND WEHT』は、
「AUF LEISEN SOHLEN」「SAUMPFAD」「FELIX AUSTRIA」「MUTEE」が
ACHIM ROEDELIUS 名義の『AUF LEISEN SOHLEN (1980年)』と被ってる。

『OFFENE TUREN』は、コミカルでポップな曲が多くてアンビエントではないな。

『FLIEG VOGEL FLIEGE』は、『愚者の庭』系統っぽいけど
郷愁を誘う過去というより退廃した未来って感じ。

SKY RECORDS レーベルじゃない『WASSER IM WIND』は除いてます。
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好きなもの目録 その254 SEMOOL の ESSAIS

2017/11/19 22:22
「好きなもの目録」の数を増やすための適当なメモです。

フランスの FUTURA レーベルは、
フリー・ジャズやフリー・ミュージックなどの
アヴァンギャルドでエクスペリメンタルな音楽を発売してたレーベルで、
JACQUES BERROCAL、JACQUES THOLLOT、JEAN GUERIN、
MAHOGANY BRAIN、THEATRE DU CHENE NOIR、RED NOISE、
など興味深いバンドやアーティストがいっぱいいるんすが、
その中からローファイ・サイケ?なのか、
適当な即興演奏のアヴァンギャルド・ロックなのか、
なんともよくわからないモノを目録に。


標題:(保留)

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ / アヴァンギャルド / エクスペリメンタル

■題名:ESSAIS

名前:SEMOOL

メンバー:
PHILIPPE MARTINEAU
OLIVIER CAUQUIL
REMY DEDE DREANO

発表年:1971年

製作国:フランス

評価:B ★★★◎

■曲目:
01. ESSAI 1
02. ESSAI 2
03. ESSAI 3
04. ESSAI 4
05. ESSAI 5
06. ESSAI 6
07. ESSAI 7
08. ESSAI 8
09. ESSAI 9
10. ESSAI 10
11. ESSAI 11

■雑記:
「ESSAI 1」は、ちょっとだけピンク・フロイドの「星空のドライブ」っぽい。
「ESSAI 3」は、ちょっとだけブラック・サバスの「黒い安息日」っぽい。
「ESSAI 9」は、交通量の多い道路に面したガレージで日曜大工か祭囃子の稽古って感じ。
そこらの下手なバンドが風呂場で練習してるのを盗み録りした感じかな。うそ
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好きなもの目録 その253 THE SPIKE DRIVERS

2017/11/17 12:47
「好きなもの目録」の数を増やすための適当なメモです。

SPIKE-DRIVERS を初めて聴いた時、
これってヴェルヴェット・アンダーグラウンドじゃん……って思ったんすが、
ヴェルヴェッツに影響受けたバンドやミュージシャンとか多いので別に珍しくないんですが、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドと同時期に、
ヴェルヴェッツと同じような雰囲気や音楽性のバンドが他にあったんだ……
という嬉しい驚き(掘り出し物を見つけた感じ)があったっす。

SPIKE-DRIVERS は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような
(ジョン・ケイルが担っていた)アヴァンギャルドぽさやノイズっぽさはあまり無く、
女性ボーカルの MARYCAROL BROWN は、
ニコやモーリン・タッカーより歌が上手い(聴きやすい)かな。
(ニコやモーリン・タッカーのボーカルは個性があって好きだけど)
男女混声ボーカルのフォークロック系サイケなんで、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコというより、
ジェファーソン・エアプレインを妖しく気だるくした感じの方が近いかも。


標題:デトロイトのヴェルヴェット・アンダーグラウンド

分類:音楽>洋楽>ロック>サイケ>フォークロック

■題名:FOLKROCKING PSYCHEDELIC INNOVATION FROM THE MOTOR CITY IN THE MID 60S

名前:THE SPIKE DRIVERS (THE SPIKE-DRIVERS)

メンバー:
MARYCAROL BROWN
TED LUCAS
SID BROWN
RICHARD KEELAN
LARRY CRUSE


録音年:1965年〜1968年

製作国:アメリカ

評価:S ★★★★★△〜A ★★★★☆くらい

■曲目:
01. OFTEN I WONDER
02. STRANGE, MYSTERIOUS SOUNDS
03. BABY, LET ME TELL YOU
04. BLUE LAW SUNDAY
05. BABY, CAN I WEAR YOUR CLOTHES?
06. GOT THE GOODS ON YOU
07. HIGH TIME
08. PORTLAND TOWN
09. GROCERY STORE
10. EVERYBODY'S GOT THAT FEELING
11. I KNOW
12. TIME WILL NEVER DIE
13. SOMETIMES
14. CAN'T STAND THE PAIN
15. I'M SO GLAD

■雑記:
THE MISTY WIZARDS、MODALITY STEW、PEACE, BREAD & LAND BAND、
PERTH COUNTY CONSPIRACY、などメンバーが関係するバンド。


■題名:IT'S LOVE / BLUE LAW SUNDAY

名前:THE MISTY WIZARDS

メンバー:
TED LUCAS
RICHARD KEELAN

発表年:1967年

製作国:アメリカ

評価:保留

■曲目:
01. IT'S LOVE
02. BLUE LAW SUNDAY

■雑記:
「BLUE LAW SUNDAY」は、SPIKE-DRIVERS のとはバージョンが違う。
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好きなもの目録 その252 ピノキオ (アニメ)

2017/11/16 14:09
寝る前に『ピノキオ』を久しぶりにちょろっとだけ観ようと
観始めたら止まらなくなって最後まで見入っちゃったので――。
「好きなもの目録」の数を増やすための適当なメモです。

世の中には、(中高生以上、大人になって)
アニメを観る人と、まったく観ない人に別れると思うんすが、
アニメを観る人でも、(腐女子やオタクじゃない一般の女性とかは)
ディズニーアニメとジブリアニメしか観ない人と、
逆にアニメ全般を観るけどディズニーとジブリのアニメは観ない人がいると思うんです。
(最近のアニメに詳しいのに、古かったり、
ディズニーやジブリのアニメというだけで毛嫌いしているような人)
何が言いたいかというと、アニメは嫌いで観ない。ディズニーアニメは嫌いだ。
――などの理由でディズニークラシックス(『白雪姫』など初期の15作品)、
特にアニメの最高峰の『ピノキオ』を観たことないってのは人生損してるし、
アニメ好きなのに『ピノキオ』を観たことないってのは笑われるっす。うそ

私は子供の頃、家に講談社かどこかの大判のディズニーアニメの絵本があって
(誰かが描き下ろしたイラストとかではなく、アニメのフィルムそのまま使った絵本)
それに親しんでいたのでバタ臭いディズニーアニメのキャラデザにも慣れているし、
金髪の白人美女も好きなんで、ディズニー(外国の)アニメに対する拒否感はないんです。
大学生の頃、私の入っていたオタク系のサークルに
映画研究会と掛け持ちしている芸術家肌の先輩がいたんすが、
漫画や日本のアニメやゲームにまったく興味がないのに、
(他のサークル会員は漫画・アニメ・ゲームが趣味なのに、その先輩は変わっていた)
その先輩のアパートに行ったらディズニーアニメのセルビデオがいっぱいあったんすよ。
(当時、映画やアニメのソフトは高いのでレンタルしたり
人から借りたのをダビングするのが当たり前の時代に)
ビデオを貸してくれるみたいなこと言われたと思うんすが、
その頃の私は漫画大好きで、
アニメは宮崎駿作品以外はあまり興味ないって年頃だったんで借りなかったんすが、
あの先輩がディズニーアニメを……みたいな意外性を感じたんすが、
今考えると芸術系の人が、
普通の日本のアニメには興味ないけどディズニークラシックスには興味ある
ってのは納得できるかな。
んで、子供の頃にディズニークラシックスのアニメを
何作か観ていると思うんすが記憶にまったく無く、
(絵本に載っていた場面は憶えているけど)
大人になってから本格的にアニメを観るようになって、
ディズニークラシックスも観てみると、
今では(多くの時間とお金と才能あるアニメーターが無いため)
制作するのが不可能といえる超絶作画のオンパレードに驚愕したっす!
そのディズニークラシックスの中でもトップ、
世界中のアニメの中でもトップといえる『ピノキオ』を目録に。


標題:ディズニーのピノキオ

分類:アニメ>海外アニメ>ディズニー

■題名:
PINOCCHIO
ピノキオ

監督:
BEN SHARPSTEEN
ベン・シャープスティーン
HAMILTON LUSKE
ハミルトン・ラスク

作画監督:
MILT KAHL
ミルト・カール
FRANK THOMAS
フランク・トーマス
WARD KIMBALL
ウォード・キンボール
ERIK LARSON
エリック・ラーソン
WOLFGANG REITHERMAN
ウォルフガング・ライザーマン
ART BABBITT
アート・バビット
FRED MOORE
フレッド・ムーア
BILL TYTLA (VLADIMIR TYTLA)
ビル・ティトラ (ウラジミール・タイトラ)

原画:
LES CLARK
レス・クラーク
OLLIE JOHNSTON
オリー・ジョンストン
JOHN LOUNSBERY
ジョン・ラウンズベリー


発表年:1940年

製作国:アメリカ

評価:S ★★★★★★

■感想:
からくり時計やピノキオの動き、立体感のある背景、水(雨や波など)の描写など、
手描き(アニメ)とは信じられない凄まじいアニメーション映画の頂点!
ピノキオ、ブルー・フェアリー、正直ジョンとギデオン、ストロンボリ、
それぞれのキャラデザが統一されていないのが少し不満かな。
(キャラクターデザインを統一しないで、
キャラそれぞれを専属アニメーターが描いているのでしょうがないけど)
私は正直ジョンとギデオンのキャラデザがなんか嫌いなんすよね。
昔の映画なんで、子供(不良)が喫煙や飲酒する場面がある。
『ピノキオ』のゼペットとピノキオの関係、
人形・ロボット・アンドロイドなどの創造主と自我のある被造物という設定が、
『鉄腕アトム』の天馬(もしくはお茶の水)博士とアトム、
『Dr.スランプ』の則巻千兵衛とアラレなどの設定に影響を与えているのかも。


■題名:
DUMBO
ダンボ

監督:
BEN SHARPSTEEN
ベン・シャープスティーン

作画監督:
FRANK THOMAS
フランク・トーマス
WARD KIMBALL
ウォード・キンボール
JOHN LOUNSBERY
ジョン・ラウンズベリー
WOLFGANG REITHERMAN
ウォルフガング・ライザーマン
ART BABBITT
アート・バビット
FRED MOORE
フレッド・ムーア
BILL TYTLA (VLADIMIR TYTLA)
ビル・ティトラ (ウラジミール・タイトラ)

原画:
ERIK LARSON
エリック・ラーソン
LES CLARK
レス・クラーク


発表年:1941年

製作国:アメリカ

評価:S ★★★★★○

■感想:
ヌルヌル動くし、さすが初期のディズニーアニメ(ディズニークラシックス)!
とは思うんすが、『ピノキオ』を観た後に観ると、
この出来でも安っぽく(制作費をあまりかけていない)みえるのが不思議。
それだけ『ピノキオ』の出来が素晴らしいんだけど……。
(『ピノキオ』に比べて『ダンボ』は
背景とかの奥行きをあまり感じず平面的に思える。上下の高低さの表現はあるけど。
画面サイズの問題かも?)
でも、サイケデリックな「ピンクの象の行進」っていう必見の場面
(湯浅政明監督のアニメっぽい)があるんで、
それだけでも『ダンボ』を観る価値があるっす。
ダンボの顔(の動きなど)を見ていると、
なんかダンボって○ンポの暗喩(メタファー)のような……うそ。
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好きなもの目録 その251 ジャン・ジュヴァルツ

2017/11/15 11:53
「好きなもの目録」は、「その1001」くらいを目標にやってるんで
四分の一くらいまできたんすが、最近はブログに駄文を書く気力も無く、
(ブログが10年目に入ったことも忘れていたくらい)
「好きなもの目録」も厭きてきたんで、これからは今まで以上に適当っす。

ジャン・ジュヴァルツは、フランス音楽研究グループ(INA-GRM)のメンバーで、
民族音楽にも詳しい電子音楽家みたいっす。
(フランス音楽研究グループは、
ドイツのケルン電子音楽スタジオや日本のNHK電子音楽スタジオみたいな
現代音楽や電子音楽を作ってるとこかな?)
私はパーカッション(打楽器)が好きなんで『ANTICYCLE II』を聴いて興味を持ち、
他の電子音楽(ミュージックコンクレート)作品も聴いてみたら変なんで目録に。


標題:ジャン・ジュヴァルツの――

分類:音楽>現代音楽>民族音楽? / ミュージックコンクレート?

■題名:ANTICYCLE II

名前:JEAN SCHWARZ

発表年:1974年

製作国:フランス

評価:A ★★★★○

■曲目:
01. XYLORIBBA, XYLAFRICAIN
02. GONGS
03. CYMBALES
04. DJIMBE
05. CLOCHES
06. LITHOPHONE
07. DUN DUN
08. BEAT

■雑記:
打楽器奏者 MICHEL DELAPORTE の演奏を加工?
パーカッションの乱舞!
「CLOCHES」は、雨垂れが軒下に落ちる音っぽい。


分類:音楽>現代音楽>電子音楽 (ミュージックコンクレート)

■題名:
SURROUNDINGS
DON QUICHOTTE
GAMMA PLUS / SUITE N

名前:JEAN SCHWARZ

発表年:
1980年
1981年
1983年

製作国:フランス

評価:A ★★★★◎くらい

■曲目:
『SURROUNDINGS』
01. PREMIERE PARTIE
02. DEUXIEME PARTIE

『DON QUICHOTTE』
01. PROLOGUE
02. MOULINS A VENT
03. DEVISE AVEC SANCHO
04. DULCINEE DU TOBOSO
05. COMBAT, MALADIE ET MORT

『GAMMA PLUS / SUITE N』
01. GAMMA PLUS
02. SUITE N

■雑記:
『SURROUNDINGS』は、
トニー・コンラッドの『BRYANT PARK MORATORIUM RALLY (1969)』みたいな
街の喧騒のフィールドレコーディングを電子音などで加工したミュージックコンクレート作品。
JOE GALLIVAN がパーカッションとピアノ、
CHARLES AUSTIN がサックスでジャズの味付けをしている。

「DEVISE AVEC SANCHO」は、エレクトリック・フリー・ジャズっぽい。

「GAMMA PLUS」は、ホーミーっぽい電子音の中を鳥が囀るような。
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豆探しさんへのコメントの返事

2017/11/07 17:08
豆探しさん、
コメントありがとうございます。

ご質問の答えなんですが、
「チューチューパッパ - なな子 & BENCO」が放送された
『GOLDEN TIME』の第07回だと思います。

私が
『みうらじゅん 安斎肇 TR2 Tuesday』
『GOLDEN TIME』
を最後に聴いたのが二年半以上前で、
手元に音源も無いので確かな事はわからないんですが
男女のデュエットっていうヒントから類推して
『GOLDEN TIME』の第07回を聴いてみたら、
番組冒頭、鳩の糞害に怒ったみうらさんが
「チューチューパッパ」をかけた後にCDを割っています。
「チューチューパッパ」の歌詞に
「お豆のお乳(豆乳)――、みんな経験がアルハンブラ――」
と豆が出てくるので……違っていたらスミマセン。



このブログは私の自分ルールで、
コメント欄に返事を書かないのですみません。
管理画面でブログの記事ごとの参照数を確かめていて、
私がコメント欄に返事を書くと、記事の参照数が増えてしまい、
正確な参照数がわからなくなるので、
私はコメント欄に返事を書かないことにしているのです。

コメント欄に返事を書かないので、
コメントをしてくださった人は気づかないかもしれませんが……。
あと、追記でコメントの返事を記事に書き足すことがあるので、
気づかない場合が多いと思います。
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好きなもの目録 その250 股旅

2017/11/03 15:05
うろ覚えなんすが、前にラジオかなんかで、
時代劇研究家の人か誰かが、
テレビ業界の興隆で映画産業が斜陽になって、
1971年頃に大映や日活の映画制作が危機的状況になって、
大映や日活から放出されたスタッフや俳優が
時代劇映画の復活(起死回生)を図って作ったので
1972・1973年頃の時代劇映画に傑作が多い――みたいな。

それが関係しているのかわからないっすが、
(ATG映画なんで関係ないかな)
その当時に公開された市川崑監督の『股旅』が
渡世人残酷物語(ヤクザ裏事情)って感じでとても面白いっす。
『座頭市』シリーズを観てるんすが、
『股旅』は、座頭市にあっけなく斬られるやられ役、
その他大勢の三下のヤクザに焦点をあて、それぞれ人生があるんだというような作品。
情けないリアルさが笑えて良いっす。
市川崑監督作品を今までで二十作品くらい観てるんすが、
『犬神家の一族』が総合的に上だと思うんすが、
なんか私は『股旅』の方が好きなんで目録に。


標題:市川崑の股旅

分類:映画>邦画>時代劇

■題名:股旅

監督:市川 崑

脚本:谷川 俊太郎

出演:
萩原 健一
小倉 一郎
尾藤 イサオ
井上 れい子
常田 富士男
夏木 章
加藤 嘉
大宮 敏充
二見 忠男
野村 昭子
和田 文夫
吉田 友紀
坂本 長利
美山 晋八


発表年:1973年

製作国:日本

評価:A ★★★★☆

■内容・雑記:
渡世人のハウツー映画というか、
仁義の切りかた(初対面の挨拶)など
渡世のしきたりが詳しくわかる。
仁義の口上の最後に、世話になる親分(貸元)にお手拭をご進物に贈り、
それをそのまま返されるってのを初めて知ったっす。

草鞋を脱いだ先でたまたま一緒になった半端者の渡世人――
信太(尾藤イサオ)、源太(小倉一郎)、黙太郎(萩原健一)の三人は行動をともにすることに。
番亀一家の世話になっていた三人は、偶然、源太の父・半稼師の安吉(大宮敏充)と出会う。
探していた父と再会した源太だったが、
安吉は壺振りと組みイカサマ博打で番亀の評判を落とす縄張り荒しがバレ、
一宿一飯の恩義のため源太は父を殺すことに……。
番亀のところを追い出された三人は、
年老いた百姓(加藤嘉)に買われてきた嫁・お汲(井上れい子)を
源太が連れ出し一緒に逃げることになる。
源太の故郷に辿り着くが母の姿は無く、源太の弟・余助によると一家離散したというし、
帰りたくないお汲は追ってきた百姓の息子を殺してしまうし、
蛇の祟りか信太は破傷風で瀕死状態だし。
行き詰まり、お汲を飯盛り女として売ることになり、
信太は死に、源太と黙太郎の二人だけになる。
渡世の義理をめぐって源太と黙太郎は仲間割れをし、
足を滑らした源太は崖を転げ落ち頭を石にぶつけ死ぬ。
一人取り残された黙太郎の呼び声
「オーイ……」が虚しく響く。

小倉一郎、尾藤イサオ、萩原健一(信太、源太、黙太郎)
の三人が横に並んで立っているだけでなんか絵になる。
萩原健一が主役というより、物語的には小倉一郎が主役かな。
素人博打を襲う姿が情けない。
ヤクザの三人より、百姓の嫁の方がたくましい。
安吉の女・おはる(野村昭子)の逃げ足がはぐれメタル並みに速い。
美山晋八って、時代劇の殺陣師でよくみる名前。
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好きなもの目録 その249 波と笛

2017/10/29 23:50
NHK-FMの『クラシックの迷宮』で
「音楽詩劇「波と笛」〜NHKのアーカイブスから〜」
を聴いたのでメモ。

俳優の平幹二朗さん没後一年ということもあり
主演している音楽詩劇「波と笛」を放送。
作曲の入野義朗はシェーンベルクのスタイル(流儀)の名人らしいっす。
音楽詩劇はプログレみたいで好きなんで目録に。


標題:入野義朗の音楽詩劇

分類:音楽>現代音楽>放送音楽

■題名:音楽詩劇 波と笛

名前:入野 義朗

原作:竹内 実

脚本:伊藤 海彦

声優:
平 幹二朗
岩崎 加根子
加藤 道子
若山 弦蔵
木下 秀雄

音楽:
東京フィルハーモニー交響楽団
東京混声合唱団

オンド・マルトノ:本荘 玲子

指揮:森 正

電子音響:NHK電子音楽スタジオ

放送年:1960年

製作国:日本

評価:保留

■内容・雑記:
1960年5月5日放送。
古代中国に舞台を借りた
(冷戦時代、あるいは戦争や革命の時代に引き裂かれた男女の記憶を投影した)寓話。
地上に人間の国があって、海底に龍の国があって、
どちらも自由を抑圧する(全体主義的世界)。(片山杜秀談)

王様が亡くなり王の死を悼むため、踊り・歌・笛太鼓が禁止される。
笛が好きなリチョウ(平幹二朗)は、
わけもなく(波に誘われ)笛を吹きたくなって吹いたため
役人に咎められ海に投げ込まれる。
深い海の底、龍の国で、
龍のシャンルン(岩崎加根子)は笛を手に持ったリチョウに興味を持ち、
シャンルンの姉・ティンルン(加藤道子)が止めるのも聞かずリチョウを助ける。
姉は、父・龍の王(若山弦蔵)に妹が龍でなくなると忠告し、
シャンルンとリチョウを別れさせようとする。
シャンルンはリチョウによって愛を知り
冷たい血が温かい血になり龍でなくなる。
二人は龍の国を逃げ出し地上で幸せに暮らす。
しかし、リチョウがシャンルンに龍の国の調べ(呪いの調べ)を笛で吹いてくれと頼んだため
吹けよ風、呼べよ嵐――みたいに海が荒れ
シャンルンは海(龍の国)に引き戻される。


人間とドラコニアン(もしくはレプティリアン)が愛し合うが
気象兵器HAARPにより引き裂かれる話かな。うそ
オンド・マルトノの奇妙な響きが良い。
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好きなもの目録 その248 ヴァンゲリスのブレードランナー

2017/10/25 17:07
NHK-FMの『夜のプレイリスト』の
高橋由美子さんがパーソナリティーの週を聴いたんすが、
女優・歌手の高橋由美子さんはピンク・フロイドが好きらしいと知っていたので、
ピンク・フロイドがかかるだろうと期待していたら
最後の日に『ザ・ウォール』が放送されたっす。
『ザ・ウォール』は二枚組みなんで全曲かからず抜粋なのはしょうがないんすが、
曲間の繋がりをぶった切って高橋由美子のコメントと
番組のジングルが唐突に入ってくるんで
『ザ・ウォール』の良さを消してると思う。
やっぱプログレは曲間が繋がった一つの作品として聴かないと……。
私は『ザ・ウォール』はピンク・フロイドのアルバムの中では
それほど好きではなかったんすが、
最近はけっこう良いなと思い好きで聴いてます。
プログレの世界に長くじっくり浸っていたいので、
『海洋地形学の物語』『眩惑のブロードウェイ』とか
『ザ・ウォール』などの二枚組みのアルバムは冗長に思えるんすが、
逆にたっぷりプログレを堪能できるんで、なんか好きなんすよ。
なんかFM長野で
「レッツ・プレイ・ピンク・フロイド〜ピンク・フロイドとの旅」
10月29日(日) 午後7:00〜7:55
って番組が放送されるみたいなんで聴けたら聴くっす。

チャンネルNECOで録画しといた「吹替え ジャッキー・チェン劇場」の
『新ポリス・ストーリー』を観たんすが、
香港映画はサービス精神旺盛というか過剰というか、
シリアスな映画でも演出や演技がやり過ぎっていうか、
(喜怒哀楽はわかりやすく大袈裟に、
スタントや爆破は派手で規模がデカイ方がいいだろ。みたいなのが)
どーも私の好みと合わない……。
1970年代のカンフー映画は好きなんですが……。
同じ日にマイケル・マン監督の『ヒート』を観たので特にそう
(1980年代や1990年代の香港映画は私の好みと合わないと)思ったかな。
『ヒート』は三時間近くある作品なんで
面白くなかったら途中で観るの止めようと思って観始めたら
重厚な作りで徐々に引き込まれていって最後まで集中して観れたっす。
『ゴッドファーザー PART II』のアル・パチーノとロバート・デ・ニーロの初共演作品みたいっす。
敵味方(善と悪、警察と犯罪者、など)に別れた秀でた者二人が
(お互いを憎み尊敬しながら)バトルする
ってのは王道なんすが、やっぱ燃えるっすね。
『フェイス/オフ』とか『DEATH NOTE』とかの天才同士の駆け引きっていうか……。

んで、『ブレードランナー 2049』が公開されるんで、
この頃、ヴァンゲリスの『ブレードランナー』のサウンドトラックを聴き流してるっす。
私はヴァンゲリスのアルバムは、
やっぱ『天国と地獄』や『反射率0.39』が一番好きで、
サントラもキャッチーな『炎のランナー』や『南極物語』が好きで、
それらのアルバムに比べると『ブレードランナー』のサントラは評価が下なんすが、
リドリー・スコットの映像(映画『ブレードランナー』)と合わさると
効果(ヴァンゲリスの音楽)が倍増されるというか、
これほど『ブレードランナー』の映像世界に合った音楽はないっ!
って思わせる独特なヴァンゲリスの音世界(シンセサイザー)が好きなんで目録に。

私がヴァンゲリスを知ったのが、プログレ系のアルバムより先に
『炎のランナー』や『南極物語』のサントラだったんすが、
ヴァンゲリスも映画音楽専門と思われる事を嫌ったらしく、
『ブレードランナー』のサントラは映画公開当時には発表されず、
十数年後に発表されたっす。

大学生の頃、サークルに麻宮騎亜を好きな先輩がいたんすが、
『ブレードランナー』を観て、『サイレントメビウス』に世界観が似ている――
みたいなこと言って、他のSF好きの先輩方にすごいバカにされていたんすよ。
アニメ(漫画)や特撮好きの
あまりオタクっぽくないちょっとかっこいい先輩だったんすが、
漫画の『サイレントメビウス』に嵌った後に映画『ブレードランナー』を観たらしく、
(コピーの後でオリジナルを観るみたいな)
SF、ホラー、カルト映画などに詳しく、
原作のフィリップ・K・ディックの小説も読んでいる他の先輩方からすると
ニワカが底の浅いこと言ってるように感じたようで……。
原哲夫の『CYBERブルー』が始まった時も、
『マッドマックス』(『北斗の拳』)の次は『ブレードランナー』(の世界観)か……。
と思ったもんです。
それほど『ブレードランナー』の影響は凄かったっす! うそ


標題:ヴァンゲリスのブレードランナー

分類:音楽>サントラ>映画

■題名:
BLADE RUNNER
ブレードランナー・サウンドトラック
(「ブレードランナー」オリジナル・サウンドトラック)

名前:
VANGELIS
ヴァンゲリス

出身:ギリシャ

発表年(制作年):1994年(1982年)

製作国:アメリカ?

評価:S ★★★★★○

■曲目:
01. MAIN TITLES
_____メイン・タイトル
02. BLUSH RESPONSE
_____ブラッシュ・レスポンス
03. WAIT FOR ME
_____ウェイト・フォー・ミー
04. RACHEL'S SONG
_____レイチェルズ・ソング
05. LOVE THEME
_____愛のテーマ
06. ONE MORE KISS, DEAR
_____ワン・モア・キッス
07. BLADE RUNNER BLUES
_____ブレードランナー・ブルース
08. MEMORIES OF GREEN
_____メモリーズ・オブ・グリーン
09. TALES OF THE FUTURE
_____テイルズ・オブ・ザ・フューチャー
10. DAMASK ROSE
_____ダマスク・ローズ
11. BLADE RUNNER (END TITLES)
_____ブレードランナー (エンド・タイトル)
12. TEARS IN RAIN
_____ティアーズ・イン・レイン

※劇場公開から十数年余り(12年)、
遂にヴァンゲリスの手によって(初CD化)
甦ったSFスペクタクルサウンド!!
――映画のサウンドトラックを編集・再構成されたアルバム。
「25周年記念エディション」とか色々なエディションがある。


■おまけ

分類:アニメ>OVA?>SF

■題名:
BLADE RUNNER BLACK OUT 2022
ブレードランナー ブラックアウト 2022

監督・脚本:渡辺 信一郎

キャラクターデザイン・作画監督:村瀬 修功

作画監督補:寺田 嘉一郎

原画:
沖浦 啓之
大平 晋也
田中 達之
新井 浩一
橋本 晋治
高橋 裕一
名倉 靖博
清水 洋
久木 晃嗣
BAHI JD
橋本 敬史
中谷 誠一
山田 勝哉
栗田 新一
田中 宏紀
堀 元宣
磯 光雄
吉邉 尚希
角田 圭一

声優:(保留)

発表年:2017年

製作国:アメリカ?

評価:C ★★◎
(アニメの評価は辛めに付けているので、
C だからといって評価が低いわけではありません)

■雑記:
超豪華な原画陣によるハイレベルなアニメっすが新しい表現は無く既視感を覚える。
『ブレードランナー』は日本の漫画とアニメに多大な影響を与えたんで、
近未来の世界観といえば『ブレードランナー』一色って感じになり、
メジャーな『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や
マイナーな『MIDNIGHT EYE ゴクウ』『PARASITE DOLLS』などで
既に『ブレードランナー』の世界観をアニメで観ているせいかな。

2022年、アメリカ西海岸で起こったレプリカントによるテロで
大規模停電(ブラックアウト2022)が発生した事件のアニメ。
北朝鮮による電磁パルス攻撃が話題になってますが、
実際に電気が使えなくなったら『サバイバルファミリー』みたいなほのぼのさは無く、
ガス・水道、食料流通、病院などインフラ機能が停止して、略奪や殺戮が起こり
ヒャッハーな『北斗の拳』みたいな殺伐とした世界になって世紀末になるだろうなぁ。


関係ないけど最近、
南極に巨大な穴が出現したことに
『新世紀エヴァンゲリオン』『新海底軍艦』などを連想し、
月の地下に巨大な空洞を発見したことに
『ガサラキ』『宇宙ショーへようこそ』などを連想し、
中国の宇宙ステーション「天宮1号」が、制御不能状態で地球に落下するみたいなことに、
『機動戦士ガンダム』『プラネテス』のコロニー落としを連想して、
やっぱ南極には地底世界に通じる穴があって、
月には宇宙人の基地があって、
天の住居が落ちる時、世界は滅亡するんだなと、
アニメ(雑誌『ムー』的なオカルト)は間違っていなかった! と思う今日この頃。うそ
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好きなもの目録 その247 ジョン・カーペンターのサントラ

2017/10/19 20:48
BS-TBSで『ジョン・カーペンターの要塞警察』を視聴したんすが、
単純なシンセサイザーのサウンドトラックが耳に残ったので――。

ジョン・カーペンターは好きな監督なんですが、
『要塞警察』は観たことなかったので視聴。
ハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』のオマージュ作品らしいっす。
アクション映画の傑作らしいんすが、低予算映画なんで今観るとそれほど……
って感じも受けるけど、緊張感というか見せ方は上手いと思う。
おしゃべりでこましゃくれた女の子が、
アイスクリームを欲張ったため
(注文間違えのアイスクリームを取り替えてもらおうとしたため)
銃殺される場面がショッキングかな。

もうじきハロウィンなんすが、
私がハロウィンってもの(祭・行事)を初めて知った(意識した)のは
ジョン・カーペンターの『ハロウィン』だったと思う。
ハロウィン=ブギーマンが殺しに来るってイメージ。
『ザ・フォッグ』はだいぶ前に観て記憶にないけど、
H・P・ラブクラフト的な不気味な雰囲気を感じたような……。

ジョン・カーペンターは映画監督なんですが、
映画音楽も自分でやっちゃって、昔から評価が高かったんすが、
あらためて『要塞警察』などのサントラを聴いてみると、
これってシンセサイザー音楽系のプログレじゃん!ってなり、
アラン・ハワースなどとの共作でない初期の
『ジョン・カーペンターの要塞警察』
『ハロウィン』
『ザ・フォッグ』
(『ダーク・スター』もSF映画のチープな電子音が良いけど割愛)
のサウンドトラックを目録に。

ジョン・カーペンターは
『LOST THEMES』『LOST THEMES II』とかソロアルバムも出してて、
ほとんどシンセサイザー音楽やエレクトリック系のプログレ。


標題:ジョン・カーペンターの映画音楽

分類:音楽>サントラ>映画

■題名:
ASSAULT ON PRECINCT 13
ジョン・カーペンターの要塞警察
HALLOWEEN
ハロウィン
THE FOG
ザ・フォッグ

名前:
JOHN CARPENTER
ジョン・カーペンター

発表年:
1976年
1978年
1980年

製作国:アメリカ

評価:保留

■曲目:
『ASSAULT ON PRECINCT 13 (THE ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE)』
(省略)

『HALLOWEEN (ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK)』
(省略)

『THE FOG (NEW EXPANDED EDITION ORIGINAL FILM SOUNDTRACK)』
(省略)
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好きなもの目録 その246 ポルノ時代劇 忘八武士道

2017/10/16 22:19
去年からチャンネルNECOで、
「THE時代劇 / 勝新太郎没後20年 『座頭市』シリーズ」
が放送されていて録画してんすが、
『不知火検校』『座頭市物語』から『続・座頭市物語』まで観て
視聴止めていたのをまた観始めたんすが
90分くらいの作品なんでサクサク観れるんで
『座頭市喧嘩太鼓』まで視聴したっす。
次の『座頭市と用心棒』は前に観たことあるんすが内容忘れているので
観直すつもりですが二時間弱の作品なんで面倒くさい……。
『座頭市』シリーズは作品ごとに監督が違うので、
作品の出来にばらつきがあるけど、
座頭市(勝新太郎)ってキャラが確立されているのでどれも面白い。
シリーズもの(映画)はワンパターンになって厭きられやすいんすが、
馴染みのキャラが出るだけで良く、話なんて付け足し程度でいいって思える。
テレビの映画(邦画)放送は、
『ゴジラ』『座頭市』『男はつらいよ』『仁義なき戦い』『トラック野郎』
シリーズだけを永遠流していればいいと思う。うそ

『座頭市』シリーズや、BS朝日で『必殺仕業人』などの古い時代劇を観てるんすが、
1972・1973年頃が時代劇の最後の最盛期って感じがするっす。
『新座頭市物語・折れた杖 - 勝 新太郎』とか
小池一夫・原作の
『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる - 三隅 研次』
『御用牙 かみそり半蔵地獄責め - 増村 保造』
『ポルノ時代劇 忘八武士道 - 石井 輝男』とか
さいとう・たかを原作の
『影狩り - 舛田 利雄』とか
鈴木則文監督の
『徳川セックス禁止令 色情大名』
『エロ将軍と二十一人の愛妾』とか
テレビドラマの『木枯し紋次郎』『必殺仕置人』など、
特色ある時代劇の狂い咲き(名作)がいっぱい……かな?

チャンネルNECOで、
『テラフォーマーズ - 三池 崇史』
を視聴したんすが、評判が悪いんでまったく期待しないで観たんで……。
未来の街並みが『ブレードランナー』まんまなんすが、
未来でも痔は難病なのか?ヒサヤ大黒堂が。
任務(やむを得ない事情)で火星に行くが
大量にいるテラフォーマー(火星で異常進化したゴキブリ)が襲ってきて絶望的な状況なんすが、
座頭市や子連れ狼なんかを火星に送ればテラフォーマーに勝てると思う今日この頃。


標題:石井輝男のエログロ時代劇

分類:映画>邦画>時代劇

■題名:ポルノ時代劇 忘八武士道

監督:石井 輝男

原作:
小池 一雄 (小池 一夫)
小島 剛夕

音楽:鏑木 創

出演:
丹波 哲郎
伊吹 吾郎
遠藤 辰雄 (遠藤 太津朗)
内田 良平
久野 四郎
深江 章喜
ひし美 ゆり子
池島 ルリ子
一の瀬 レナ
川谷 拓三


発表年:1973年

製作国:日本

評価:B ★未確定

■雑記:
荒唐無稽な内容なんで石井輝男監督が色々脚色しているのかと思うと、
原作の劇画にけっこう忠実な内容。
忘八とは、仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌の八徳を失った者のこと。
遊女屋の使用人?のことみたいっす。
遊郭の描写がけっこう豪華というか、花魁に付き添う禿までいる。
(子供がエロ映画に出ていていいのか?)
吉原の商売敵・湯女、茶屋女、町芸者、夜鷹、矢場女、比丘尼の説明が
江戸の風俗事情がわかりためになる。うそ


関係ないけど、
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』
でボーちゃんのご先祖ぼうしちって出てきて、
『子連れ狼 死に風に向う乳母車』
で忘八が出てきて拝一刀を女郎責め「ぶりぶり」にかけるんすが、
クレヨンしんちゃんって……。
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狼男ジャパニーズ

2017/10/04 21:24
今日は中秋の名月なんで
どこかで不死身の狼男が暴れまわってんだろうなぁ。うそ

チャンネルNECOで、
『狼の紋章 - 松本 正志』
『ウルフガイ 燃えろ狼男 - 山口 和彦』
を視聴したんすが、
「好きなもの目録」に入れるほどの出来でもないので……。

『狼の紋章』『ウルフガイ 燃えろ狼男』共に平井和正の原作で、
『狼の紋章』は東宝でヤング・ウルフガイの話で、
『ウルフガイ 燃えろ狼男』は東映でアダルト・ウルフガイの話。

『狼の紋章』は――
狼男の犬神明(志垣太郎)が高校に転入してくるんすが、
いじめられる側にも問題がある。とは言いたくないけど
態度が癪に障るんで羽黒(松田優作)グループの壮絶ないじめ(リンチ)にあうんすが無抵抗。
犬神明は学校を休むか転校すればいいのに、
担任の女教師・青鹿先生(安芸晶子:市地洋子)に亡き母の面影を重ねているのか、
「俺に構うな!」と言いつつ学校に来る。
青鹿先生の名前のとおり生贄にされ(羽黒にレイプされ)狼男の怒りが爆発する。
犬神明の住むマンションのドアを開けると草原だったり(どこでもドアかよ!)、
チープな狼男のメイクというかマスク、野球場でのしょぼい大乱闘など、
低予算のB級映画と割り切って観れば面白いかも。
松田優作の映画デビュー作らしいんすが、さすがに存在感はあるけど
台詞回しや演技は棒かな。
青鹿先生のオッパイを掴んだり、ふんどし姿でポン刀振り回したりするのが見所?

『ウルフガイ 燃えろ狼男』は――
犬神明役を千葉真一が演じているんすが、
『狼の紋章』でルポライターの元狼男?役で黒沢年男が出てたんで、
てっきり、今度は黒沢年男を主役にした話かと勘違い。
なんか千葉真一と黒沢年男の顔や雰囲気が似ていて、
どっちがどっちかわからない時があるっす。
芸能事務所・真鍋プロ所属の歌手・緒方ミキ(奈美悦子)を、
政治家の息子の恋人と別れさせるため
社長から命令されたグループサウンズのモブスのメンバー達により乱暴される。
病気をうつされ場末のストリップ小屋で歌いヤク中になった怨みから
憎い相手を虎の爪で引き裂く能力を身につけるミキ。
真鍋プロはナベプロ、モブスはザ・モップスを連想させるんすが、
『ウルフガイ 燃えろ狼男』が日本でソフト化されないのは、
渡辺プロとホリプロの圧力かも……うそ。
『狼の紋章』と違い、狼男に変身しないけど、
銭形平次ばりのコイン投げと生体実験からの超(腸)回復、
崖を転げ落ちたり、千葉真一のアクションが見所。
『狼の紋章』よりは面白いし、
何よりサイケやプログレっぽい音楽がけっこう良い。
音楽担当の馬場浩って誰かと思ったら深町純だったっす!
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