好きなもの目録 その362 ルネ・ラルーのファンタスティック・プラネット

「好きなもの目録」を始めた頃から、
ルネ・ラルーの『ファンタスティック・プラネット』
を取り上げようと思ってたんすが後回しになっていたので、
十年以上ぶりに観直してみたっす。

『シン・ウルトラマン』が、2021年初夏の公開予定だったのが延期みたいっすが、
『ファンタスティック・プラネット』を初めて観た時、
巨人のドラーグ族がウルトラマンで、オム族が人類に思えたんすよ。
実際にウルトラマンが人類と一緒に生活していたらオム族みたいな扱いなんだろうなぁ。
ウルトラマンから人類を見たらペットや保護動物を害獣から守っている感覚かな。
『プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル』を観たんすが、
庵野監督はアニメに対する情熱や執着などの全てを
『新世紀エヴァンゲリオン』の旧劇場版で出し切っていて、
『エヴァ』の二番煎じになるから、もうアニメ(に興味は無さそう)は制作したくなさそう……。
新しいことを始めるための制作環境や資金のために
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を始めたけど、
持ち前の凝り性(完璧主義)のため制作が長引いたって感じかな。
庵野監督は岡本喜八や実相寺昭雄や市川崑などの映画とかの実写のレイアウトを
アニメに引用するのが上手いんすが、
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、自分(庵野監督)の中にあるモノを全て捨てて
一からレイアウトを探しているのは凄いと思うけど、
途轍もなく時間が掛かるし、良いレイアウトが見つかるかわからないし、
昔の偉人(天才や秀才や職人)達が苦労して作り上げたモノから
アイディアやヒントを得るのは悪いことではないし、
オマージュが得意な人がそれを止めて独自に何かを発想するのは難しいと思うけど。
庵野監督に、もう一本くらいアニメ作品を作ってもらいたいけど無理そうかな。
私は庵野監督の実写作品(『ラブ&ポップ』『式日』)がけっこう好きなんで、
特撮や実写映画の方で面白い作品を作ってもらえれば――。


標題:ルネ・ラルーのファンタスティック・プラネット

分類:アニメ>海外アニメ>SF

■題名:
LA PLANETE SAUVAGE
FANTASTIC PLANET
ファンタスティック・プラネット

監督・脚本:
RENE LALOUX
ルネ・ラルー

脚本:
ROLAND TOPOR
ローラン・トポール

音楽:
ALAIN GORAGUER
アラン・ゴラゲール

発表年:1973年

製作国:
フランス
チェコスロバキア

評価:S ★★★★★☆

■雑記:
惑星イガムでは、巨人のドラーグ族と小人のオム族がいた。
ドラーグ族の子供達がオム族の母子を遊びで苛めていると母は死んでしまう。
そこに通りかかったドラーグ族の少女ティバが子供を拾いテールと名付けペットにする。
逃げられないように首輪を嵌められたテールは成長し、
ティバと一緒にテールも遠隔受信機で学習し知恵を付けると隙を見て逃げ出す。
野生のオム族と合流したテールは、持ち出してきた遠隔受信機でオム族を進歩させ、
オム族駆除に乗り出したドラーグ族に対抗する。

とにかく、映像というかその世界観、異形の創造性に驚愕するっす!
なんかドラーグ族の体の模様とかウルトラマンっぽいんすよ、
『真夜中のカーボーイ』で、テレビで『ウルトラマン』が映る場面があるんすが、
当時の欧米でもウルトラマンが知られていたのかな?
短編の「かたつむり LES ESCARGOTS」とか、
『ウルトラQ』のナメゴンやゴーガを連想するんすが、
案外、ルネ・ラルーは『ウルトラQ』『ウルトラマン』を観てるのかも。うそ

セル画とは違うパステル調の色彩が良い。
話や世界観が諸星大二郎みたいかな。
『進撃の巨人』はよく知らないんすが、
『GANTZ』のカタストロフィで、巨人族に捕まった小島多恵とか
『ファンタスティック・プラネット』っぽいかな。


■題名:
LES MAITRES DU TEMPS
TIME MASTERS
時の支配者

監督・脚本:
RENE LALOUX
ルネ・ラルー

脚本:
MOEBIUS (JEAN GIRAUD)
メビウス (ジャン・ジロー)

音楽:
CHRISTIAN ZANESI
クリスチャン・ザネシー

発表年:1982年

製作国:
フランス
ハンガリー

評価:B ★★★☆

■雑記:
惑星ペルディドで車を爆走させるクロードと息子のピエール。
事故り父は死に一人残されるピエール。
ピエールを救出するため宇宙船ダブルトライアングルズ22号の艦長ジャファールと、
同乗していたマトン王子とベル王女が惑星ペルディドに向かう。
途中で愉快な老人シルバードや妖精を伴い……。

ネタバレなんすが、
時の支配者のせいで、可愛いピエールが
な、なんと実は老人のシルバードだったというとんでもないオチ。
シルバードは自分自身に教わった曲を歌っていたのか……。

メビウスの世界観(デザイン)とかは良いんですが、
『ファンタスティック・プラネット』と比べると
キャラがセル画?になっているので普通の海外アニメかな。
日本のアニメに慣れていると話しの展開や人物の動きなんかが
まったりとしてスローな感じ。


■題名:
GANDAHAR
LIGHT YEARS
ガンダーラ

監督・脚本:
RENE LALOUX
ルネ・ラルー

デザイン:
PHILIPPE CAZA
フィリップ・カザ

音楽:
GABRIEL YARED
カブリエル・ヤレド

発表年:1987年

製作国:
フランス
北朝鮮

評価:B ★★★★

■雑記:
理想郷ガンダーラが、人工生命体メタモルフにより未来から送り込まれた
機械人間メタルマン軍団に攻められ、あら大変!
アイル・ビー・バック

ガンダーラの国はなんか、河童の王国とか
『リュウの道 - 石森章太郎』のミュータント(畸形)とかを西洋風にした感じかな。
メタルマンは、なんか黒いアイアンマンみたい。
巨大なカニ?やゴジラみたいなのも登場する。
『時の支配者』同様、キャラがセル画になっているので普通の海外アニメ。
話しの展開や人物の動きなんかがまったりとしてスローな感じ。

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